長いお別れ 2019
60点
認知症になりかけの父親とその家族たち...
倫理観のぶっとんだ
湯を沸かすほどの熱い愛
という映画で謎に有名になった
46歳
なかのりょうた監督作品です
湯を沸かすほどのーーは
監督のオリジナルストーリーですが
今回は中島京子の同名小説が
原作ということで
ぶっとび倫理観は控えめとなっておりました
物語はアルツハイマーが進行していく父と
向き合う
娘2人、蒼井優と竹内結子が演じていますが
そして母、が過ごす時間を
かなり長い期間年月を
何個かのエピソードを繋いでいく
短編集的な映画なので
見やすいっちゃ見やすいですし
いきなり1年後、とかなるので
そこの行間読みも楽しめるんですけど
いかんせん
全員不器用すぎて、
なんだかイライラしてしまったのと
ぶっちゃけ
どこにでもある様な話ばかりなので
そんなに面白くない、というか
上手くないんですよね...
昔の記憶が謎の行動の伏線になる
というのもわかるんですけど
なーんかあざといというか
説明的すぎるような感じもしました
そこらへんは好みの違いだと思いますが
あと
好みといえば
これねえ
ラストがもう全然好きじゃなくて
いや、なんでお前なんだよ感がすさまじくて
エンドロール始まった瞬間イライラしちゃっっていうね
うーん
アルツハイマーとの
向き合い方を描いた意欲作だとは思いますが
いかんせん話が面白くない
家族再生映画でした〜