アメリカで起きてしまった
1次産業の産業革命...
82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた
問題作です
ファストフードの出現によって
農業、畜産が工場と化してしまう、
異常なまでの大量生産をしなければ
いけなくなってしまった
豚や牛はギュウギュウ詰めで育て
マシュマロのようにトラックに詰め
流れ作業でパックに詰められていく
野菜は遺伝子を組みかえ
農薬でギンギンに消毒して
売られていく
といった
生命への感謝なぞ皆無の
工業化された悲惨すぎる
現代の1次産業の
衝撃的な姿を
おもに生産者の語りを混じえ
生々しく伝えていく
全ての元凶である大企業の
態度にも唖然としてしまう
自分の作物の種を保存したら犯罪
ある産地の食料品を批判したら犯罪
大企業のやり方に文句つけたら即訴訟
大企業に不都合な食品表示はしなくてよい
大企業が国と癒着してるから
抵抗できない
という絶望的な状況は
農業畜産業だけの
アメリカだけの問題ではなく
もう日本でも始まりつつある
自民公明与党が
このアメリカ式のやり方をすでに
導入しようとして
法整備を進めている現実が
あるということを
知らなければいけないですよね
ださいくさいの
農業畜産業のことなんか
知らない関係ないじゃすまされない
体を作る食べ物の話は
関係なくないんです
関係なくないんです
これからの日本で起こることの
地獄未来予想図でもあるこの作品
目を背けてはいけない
映画でした