マダムのおかしな晩餐会 2018
65点
人数合わせのために金持ちの晩餐会に参加することになった不細工なメイド...
フランス出身の
女性の小説家アマンダ・ステールが
監督を務めています
興行収入: 540万ドル
制作費: 550万ドルなので
興行的には赤字なんですが
91分という尺の短さも手伝って
意外にも楽しく見れました
13人が不吉だから
14人にするの
という金持ちおばさんの思いつきで
急遽晩餐会に参加することになった
その家のメイド
という設定も
晩餐会でメイドがつく嘘、
と
メイドということを知ってる
一部の人間たちがつく嘘
とが微妙な誤解を産んだまま
あらぬ方向へ話が進んでいくのは
なかなか面白かったです
まさかのメイド中心に話は展開されますが
晩餐会の参加の他13人の
アホくさいだけなんですけど
晩餐会あとの関係の変化も
あったりして
興味の持続
短編集的な楽しみ方が出来て良かったです
ただ
盛り上がりにかける所があって
後半にはもうひと盛り上がりほしかったし
もっともっと黒い笑い
どキツイ下ネタとか欲しかったです
パンチ力不足はいなめかったですね
それでも
小説家監督らしい
結末の演出
そんでフランスの大人の恋を
予感させるオシャレなエンディングは
上手な伏線回収もあって
個人的にはしてやられた感あったので
OKです
つまんないと思いきや意外と
楽しめた群像劇恋愛映画でした