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幽霊が必ずや出ると思われる旅館から、泊まらずに撤退の巻

2025-05-09 00:00:00 | エッセイ
昔、関ヶ原に旅行に行ったときの話です。
昼間は戦跡巡りをして、歴史好きなので興味津々の思いでしたが、が。
夕方になり、首塚を見たり、壮絶な最期の地とかに行っているうちにです、
この地は恐ろしい所だと、寒気がして来ました。
まわりを良く見ると、休耕田なのか、荒れ地が点在してるではないですか。
これは、数百年経っても、まだ歴史の記憶を引きずってか、そんな感じが。
さて、今夜の旅館が見えて来ました。なんか、やなオーラが覆っています。

泊まり客は私だけです。
この関ヶ原は観光地ではありますが、幽霊を恐れて泊まらないかも。
婆やが出て来て案内されました。ひっそりと音のしない空気感が漂っています。
二階の部屋に入ると、ガラスケースに入った日本人形の置物があります。
綺麗な芸者風でしたが、ここでは気味悪く思えて来てなりませんでした。

私は思いました。
出る、間違いなく出る、泊まってはいられない、すわ撤退あるのみ。
ここは幽霊旅館ではないのか、こちとら生来の恐がりである、無理、無理。
婆やに、急に予定が変わってしまって、帰ることになったと言いました。
取り消し料を払い、ここには泊まらずに、よその地に泊まりました。

旅行好きで、計画は練る方なので、こんなことは初めてでした。
もし、泊まっていたら、それこそ戦国武将が現れて、かなしばりやもです。
関ヶ原は空気が違いました。魂が、盛んに行きかってるかの様な感がしました。
この空気を変えるもの、目に見えないもの・・・

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