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話し言葉で考えると、書き言葉で考える

2025-02-11 00:00:00 | エッセイ
私達は、普段は話し言葉で考えています。感じる、思うもそうです。
これが文章となると、書き言葉で書くだけでなく、話し言葉でも書ける。
ますます、これからネットが盛んになっていくので、話し文が増える。
感覚の時代が進むのでしょうか、感性の感じるままにと。そこで、です。

日本は中国の影響で、昔は漢文が主流でした。日本語と文法が違う。
そこで、返し点で読む順番を変え、送り仮名を横に書いて日本流に繋げた。
漢文は漢字だけなので、当時は一部の人しか読めなかった。で考えた。
漢字を略して、ひらがな、カタカナと言う2種類の表記方法を作る。
これで日本人の、感じる、思う、考える、の流れが直線として出来るように。

言葉は、考える順に並んでいるのでしょう。中国語は中国人の考える順に。
漢文もそうです。日本人はこの2種類の表記で日本人たりえていったのか。
すばらしい事だと思います。思い考えている順で、書くのが出来るのです。

明治以降、それでも硬いので文語体から口語体へと変わって行きました。
戦後は、その自由度が増えました。平成、令和とますます日本語は変わる。
今は話し言葉が、そのまま文章になる時代です。昔の人には思いもよらない。

私は、少し立ち止まってみたくなります。昔の人は書き言葉で考えもした。
今は、話したいように書く、話したかのように書く、話し言葉で書ける。
それもいいのですが、でも、書き言葉で考えることも大事だと思う。

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