18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

子どもの幸せのために

2004-09-22 02:09:24 | ファミリー
 JAFの会員誌が届いた。JAFによると会員数は600万人ぐらいだそうだ。この雑誌、それなりに役立つ事も多いが、ベテランドライバーには分かり切った記事も多く、きっとそういう方々にはおそらく一瞥もする価値のないものに映っているのだろうなぁと考えてしまうことがある。

なぜそう思うか?それはシートベルト着用の有無による事故の大きさの差が特集されているにもかかわらず、相変らずシートベルト非着用者が減らないからなのだ。いや、正確にいうと、ドライバー、助手席のシートベルトはそれなりにしているのだが、肝心の子どもに対してのシートベルト着用が徹底されていない点がそう思わせるのだ。

 今月号でもそうだが、時速たったの30キロという低速、車を運転するひとならば、この時速30キロがどれほどゆっくりしたものだか分るはずだが、その速度からの急停車であっても、助手席でシートベルトをしている大人は抱きかかえている子どもを支えきれずに、ダッシュボードにかなりの衝撃でぶつけてしまう結果になってしまうのだ。実際の読者からの投稿にも、そういうのがあった。「後部座席にいた我が子の、顔の傷を見るたびに、シートベルト着用をしっかり守っていればよかった。」と。

 車がどれくらいのスピードで走っているのかは、乗車している人は分らない。また車の中に座っている状態で、くるまが何かにぶつかるか、急停車した場合、どのような”物理的な法則”が乗車中の人に働くのかをイメージ出来る人は少ない。

 たとえば、お米一袋15キロ。丁度子どもと同じような体重だと考える。その米袋を後部座席に置いて(立てでも横でも好きなように置いていい)、時速45キロから急停車してみると何が起るか?一度試してみるといいかも知れない。15キロの米袋は間違いなく座席から落ちる。
それが、実際の子どもの場合はどうなるか。米袋よりも遙かに安定性が悪い。つまり頭部のほうが重い物体がどのような放物線を描くか・・・。

 そんな簡単な事なはずなのだが、我が家のご近所さんでもシートベルトは"子どもがいやがるから”とシートベルトをさせずに平気でくるまを運転しておられる。”こどもがいやがるか、どうかという問題でシートベルト着用を決めてはいけない”。車に乗る限りにおいて、シートベルトは必須であることを子どもにしつける必要あるのだ。選択の余地は無い。

 時速55キロで何らかの物体に車が正面部分の衝突をした場合、後部座席にいるシートベルトをしないこどもはいったいどうなるのかをご存じだろうか?硬いフロントガラスを突き破って頭が外へ出てしまうぐらいの衝撃になるのだ。フロントガラスは少々の力でたたいても突き破れるものではない。それを子どもの頭蓋で割ってしまうのだ。それくらい子どもには危険なものだと言う認識を親は持つべきだ。

 子どもの幸せのために。


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パソコン歴

2004-09-15 03:24:52 | ノンジャンル
 はじめて触れたパソコンは、秋葉原で中古で買ったシャープ製のMZ2500だった。8ビットのZ80というCPUで、もちろんOSもハードディスクも搭載していない。でもディスプレイはカラーで結構楽しめた。その時に参考書を買い込んでBASICプログラミング興じていろんなものを作った。
当時としては画期的な"マルチメディアパソコン”でカセットテープ(ドライブ)が付いていた。もちろん3.5インチフロッピードライブもだ。

 その後は、日本に上陸したてのDELL製のパソコン、当時としては最高スペックのi486DX4、100MhzCPUに1Gのハードディスク、64MBのメモリー、MOドライブと、CD-ROMドライブを後付け、ディスプレイはナナオの17インチ。これがまた重い。また2400DPIの解像度を持つUMAXというスキャナーも一緒に買った。当時としてはそれで50万以上もした!雑誌の芸能人をたくさんスキャンして周囲をうらやましがらせた。 それからはIBM製のThinkpad340,Thinkpad560E,珍しいところで、オムロンのmassif(超レア!)、カシオ製のCASSIOPEIA51Aを中古で入手、日立製のPERSONAの初期版、東芝のLibrettoL1トランスメタ社の低消費電力CPU採用というのが目玉だった。IBM製のデスクトップAptiva、SONY製のデスクトップVAIO、松下電器製のLet'sNoteと続いてる。PDA系はこれもシャープ製をずっと使っていたが途中で、紙の手帳を上回ることがないと判断してやめた。最後につかったPDAはカシオ製のCALEIDだった。

 仕事や勉強で触れたことのあるコンピュータは、これまた大変は量だが、高校時代はユニバック製のコンピュータだった。実習室はコンピュータの為に室温20℃に保たれていて、夏は涼しく、冬は暖かかった。もちろん教室にはエアコンなど設置されていなかった。工業高校だったので、ソフトウェア実習でFORTRANをやっただけだったが、パンチカードやさん孔テープなどに触れることができた。

 仕事をし始めてからは、もう覚えていないくらいのコンピュータに触れた。IBM製のオフコンS/36,S/38,AS/400・・・OSももちろんそれぞれのオフコンのOSはもとより、NetWare、DOS、CP/M、OS/2、Windows3.1~WindowsXPまで、前にも書いたとおり今"超漢字"というTRONベースのOSを入れたパソコンでこの記事を書いている。またRedHat Linuxが入ったAptivaがうちのインターネットのFirewallの役目をしている。

 まあよくも飽きずにここまでコンピュータをさわりつづけて来れたものだと感心する。なぜ飽きないか?いや実はある程度飽きが来ているのだが、それを上回る勢いでいろんな製品がどんどんでき上がってくるから厄介なのだ。振り返ってみれば殆ど、仕事というよりも趣味の領域なのだろうと思う。これだけコンピュータにさわってきているが、実はまだMacだけは本格的にさわっていない。次のターゲットはまちがいなくMacである。



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人と組織と

2004-09-14 00:29:44 | 
プロ野球団の合併問題がいろいろと賑わしているが、そこで有名になった堀江貴文氏による本を立ち読みした。(買えよ!(^_^;)
内容は至ってまじめ。私が言うのもおかしいが、きちんとした経営者だと見た。経営の原則をきっちりと守り、創業期から成長期、いまもその過程であることは明白だが、そこに至る種々の悩みなどが分かりやすく書かれている。私もIT業界のはしくれで仕事をしているものだから、彼の著書に書かれている内容が実は手に取るように理解でき、ついつい長い時間立ち読みをしてしまった。(でも買わなかった。(^^ゞ

 そこに書かれていて印象的だったのは、会社が成長してゆくに従ってそこで働く重要な役割を担わなければならない人たちには器があり、その器以上に会社が成長したならば、残念だが、その役割を降りてもらわなければならないというところだった。
特に彼が有限会社を設立した当初の、いわゆる創業メンバーについては、一緒に会社をやろうとしたという"同志"意識がどうしても働くのだが、企業経営は営利を求めるものでサークル活動でもなんでもないと考えたあたり、彼がなぜここまで会社を成長させることができたのか、経営者としての彼の意思の一つを見た。

 もちろん世の経営者は多かれ少なかれそのような決断をしている。ただ堀江氏の経営するライブドアでは、急成長しているということも背景にはあるが、その辺りに対する仕組みを作って対応しており、仮に役員であっても特別扱いしない、表面的には大変ドライに見える人事異動(昇格降格)が、可能な限りの配慮がなされて行われている点がそうだ。創業10年にも満たない会社が急成長した場合の、人事マネジメントの一つの形だと言えるのではないだろうか。

 一方で、殆どの企業は堀江氏のライブドア社のような人事はできずにいる。創業10年、20年になるとどうしても同じ釜の飯を喰った仲だとか、過去に大変貢献してくれた社員がいるだとかで、ドライな人事異動はそれらのコツコツとやって来た社員の感情に軋轢をもたらすことも考えなければならなかったりする。かくいう当社でも創立25年を越えるのだが、20年近くのベテラン社員に対しては、その経験・知識に対しての報酬は支払えるのだが、仕事っぷりという面での成長が、現在の自社の規模に合っておらずどうしても昇進や昇格、昇給面で低くならざるを得ないでいる、大変残念だ。

 この辺りは一つ間違うと、本人のやる気の喪失や、社内モラルの低下をもたらすのできちんとした説明をもって対応しなくてはならないが、まだきちんとできない不完全な状態である。一方若手社員については、これまた、これほどまでに先輩社員の仕事に対する姿勢が反映してしまうのか!と驚くぐらい影響される。これまたデリケートな話だが、若手社員は、"近ごろの若者"の割りには先輩社員の何がどのように評価されるのかに対して大変敏感なので、彼ら自身の評価も大切だが、彼らの先輩社員に対する評価もそれなりに分かりやすくしておかなければならない。いずれにしてもわかりやすく毅然とした人事が必須である。

 また、社員一人一人が集まって、組織ができ上がるが、その組織が持つ緊張感というものも会社の成長を左右する。組織の善し悪しが成長の勢いをさらに加速させることもあるしまた、足を引っ張ることもある。ただいずれせよ、会社は仕事をする場所である。ビジネスをするために、社員一人一人が最大限のパフォーマンスを発揮してもらわなければ困るのである。そういうプロ意識が常に求められるのだが、これは一人一人が持っていなければならないのはもちろんだが、組織そのものにも必要な意識である。組織の善し悪しというのは、まさにこの部分で、プロ集団としてのプライドが勢いを上げ、社員一人一人が自分の実力をより大きく伸ばすことになるのだが、組織が悪いと一人一人の持つ能力以下の仕事さえできないし、一人一人の社員の意識が高くないとやはりうまくいかない。鶏と卵の関係に似てはいるが、基本はやはり人である。

堀江氏の著書を立ち読み(ひつこいなぁ(^^ゞして、このようなことを考えたのだが、どうせ同じ働くのであれば、いろんな意味で自分を成長させてくれる仕事や職場を選ぶべきで、一つそれを選んだならばやはり少なくとも3年は頑張ってもらいたいものだと思う。いいことも悪いこともおおよそ3年で一式体験できると考えているからだ。



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静止画像

2004-09-12 01:15:17 | 
 最近街角で、めっきり見なくなった風物詩(?)の中に”紙芝居”がある。
夕方になると、どこからともなく自転車にのって”紙芝居”のおっちゃんがやってきて、それまでいろんな遊びに興じていた近所の子供達が集まってくる。手には5円玉や10円玉を握りしめて、せんべいや水あめを買うのである。兄弟がいるときなどは、”お兄ちゃん”がしっかり弟の分や弟の友達の分までめんどうを見ているという懐かしい光景が浮かんでくる。集まった子供たちにひととおりお菓子が行き渡ると、紙芝居の始まりである。ほんの10枚ほどの紙芝居をみんな真剣なまなざしで見ている。だれも途中でその場から離れる子供はいない。今となっては紙芝居のおっちゃんがどんな語り口で紙芝居をやっていたのかなどは記憶のどこにもないが、ただ、みんなが真剣に見入っている光景は焼きついている。

 最近の子供の遊びといえば、殆どがテレビゲーム。派手な動きやアクションがないとどうもだめなようである。またインターネットもブロードバンドが進んで比較的手軽に動画を見ることができる。もちろん静止画よりも動画の方が説得力がある場合が殆どであるからそれそのものは否定はしない。しかし、どうもどこかゆっくりとイマジネーションを膨らませる時間が奪われている様に思える。高島礼子嬢による看板の話をしたが、この動かないからこそイマジネーションが沸き立つということを改めて大切なことだと感じる。

 動画はたくさんの情報を提供することができるが、静止画はたくさんのイマジネーションを膨らましてくれる。


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超漢字

2004-09-10 02:01:44 | ノンジャンル
 このブログを閲覧している殆どの方のパソコンはWindowsかMacのはず。ごくまれにLinuxだとかあるいはPDAや携帯だけですべてを賄っている強者もいるかもしれない。ほんの10年前にはだれが今の状況を予想しただろうと思える程の端末のオンパレードである。科学技術が発展して便利になってくるとその便利さにだんだんと鈍感になってしまうようで、旧人類な私としてはなんだかいまひとつ安心できないでいる。パソコンを使い続けて20年ちかくにもなるのに、そう考えるのは少し”へそ曲がり"なのかも知れない。

 そのへそ曲がりついでにいうと、結構パソコン好きな私は、確実にへそ曲がりの部類にはいると考えている。実はロータスのオフィスが好きだったりするし、例えばこのブログの原稿を作成するときに使っているのは、"超漢字"というOSの載ったパソコンなのである。別に個人的には超漢字でなくても普通のDOSでもよかったのだが、へそ曲がりの本領発揮というところである。また、純国産のOSであるTRONを使ってみたかったので、ものは試しにという感覚でわざわざ電器屋さんで購入して、ノートパソコンに導入して使っている。

 率直な感想としては、「なんじゃこりゃ」というのが正直なところ。なれるまで、というかすぐに慣れるのだが、なんともシンプルで、いやシンプルすぎてパソコンを使っているという感覚ではない。Windows以前のDOS、いやいやDOS以前からパソコンに触れてきたからかもしれないが、なんとも頼りないという感覚だ。

 何でWindowsではないのか?それは、パソコンの起動と終了に時間をかけたくないという一点に尽きる。WindowsCEが出たときには、電源のオン即起動、電源のオフをいきなりしてもOKなんていうところが気に入って”こんなのが欲しかった”とすぐに購入したが、その後のWindowsCEのバージョンがPDAに向かったこともあって使うのをやめた。また仕事がら年中パソコンを持ち歩いているので、パソコンが2台というのも重さの点で難があったことも理由である。

 いままで、いろんな種類のパソコンを使ってきての現在での結論が最新のノートPCにWindowsとWindows以外のすぐに起動終了でき、電源管理のできる超漢字という組み合わせである。当分はこの組み合わせで使い続けるだろう。





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