18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

車を買う(4)FIAT Panda

2015-11-30 00:52:00 | 
車を買うにあたって、可愛いこと。5人乗れることなどの諸条件から、まず候補に入ったのがFIATのPanda。








同じFIATだと500だとかのほうが可愛いことこの上なしなんだけど、残念ながら4人乗り。500Xとなると雰囲気と車の大きさが違って違和感がある。

たとえば、テレビで見ていると小さくて可愛いアイドルが実際に会ってみると結構身長があってなんとなく違和感があったりするというのと似ている。実際のところ、ほとんどのアイドルと言われている女性はテレビでみるよりもかなり身長は低いので、そういう期待外れの違和感はないのだけど。

と話しがそれたが、結局「違和感」があるとNGなのだ。

さて、実際にFIATのお店に出かけてみて、現物を見て、試乗もさせてもらった。




特徴のあるマスク。いかめしくなく、流麗でもない。カジュアルさ100%のフェースは交換が持てるし、日本車にありそうで、ない顔つきなのがいい。




リアのバンパーのこのアクセントは日本車にはない。
ハッチ上部の曲線もOK。Dピラー外側全部がランプになっているデザインってのもなかなかない。




ホイールのセンターキャップには、Pandaのロゴ入り。さりげないけどいいアクセント。




リアハッチを開けたときの荷物スペース。参考までに自分の普段使いのカバンを置いてみた。
印象としてはちょっと狭い。旅行用のスーツケースは後ろの座席を倒さないと入らない。
まあ、普段の買い物程度と考えるべきだろう。またこの写真でわかるのは、リアシート背もたれの裏側、つまり荷物室からみた前面の処理がメタル。考えようによってはおしゃれともいえるが、リアシートの質感全体を語っているようにもおもえてしまう。


肝心の乗り心地としては、足回りは硬め。いや、しっかり硬い。舗装道路のちいさな凸凹をしっかり拾います。路面への食らいつき方はそこそこあって、不安定さはないけど、ちょっと全体的に車体へも影響しているので気になる人も多いのではないだろうかと思う。

パワーユニットとミッション(AT)はかなりいい感じ。シングルクラッチのオートマなので、マニュアルでシフトアップするようなときの感覚が得られて面白い。トルコンのオートマがほとんどの国産車に慣れていると、最初は驚くのではないだろうか?マニュアル車で自らシフトアップしてゆくような反応が返ってくるオートマチック車なんてまずないし。自分もそういう経験はなかった。

これは好みと言ってしまえばそこまでなのだけど、トルコン方式の場合、ユニットの重量がかさむので欧州ではあまりこのまれないようだ。近年は特にエンジンの排気量をおさえダウンサイジングターボにすることで燃費を稼ごうとする傾向が強いので、燃費を上げるために車重のかかるトルコンから機械式が好まれているようだ。そもそもヨーロッパでは、まだまだマニュアル車がたくさん走っているので、トルコン方式でないATも違和感なく受け入れられて当然といえば当然だろう。

さて、このAT。なかなか感触としては好き。シフトアップしてくれるのを楽しめる、そういう感覚はマニュアル車にしばらく載れない人にはうれしい話である。

また、ステアリングは、結構切れてくれて軽くレスポンスがよいのが気に入った。販売店の営業さんの話によると、日本車よりも少ないハンドルの回転数で、よりしっかり舵角をとってくれるらしい。それなので、ハンドルを切ったら切った分頭が回転してくれるという好印象な結果となってしまった。


ひとつ特徴的で面白いのは、後方座席のドア、ウィンドウは手で回す方式。

きらいじゃありません。こういうところ。



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レインツリーの国

2015-11-28 15:24:00 | 映画
有川浩さん原作の映画。
今をときめく、キスマイの玉森裕太さん、西内まりやさん主演で、よくあるアイドル映画と思いきや、障害を持つ人の秘めたる悩みや社会の中での生きにくさと、それに不器用にもまっすぐに向かう主人公の葛藤をうまく描いている。

いわゆる障害者(障碍者)について、健常者(と思ってる、驕りがある)は、かわいそうな人だと思う部分が人によるがわずかながらある。
それの象徴的な物が日テレの24時間テレビでのドキュメンタリーやノンフィクションドラマだ。
そういった物とは一線を画す作品の様に思う。

素直にストレートに若い男の子が、女の子に恋をした。
その相手の女の子には、音階性難聴があった。その出会いの中で、男の子も、相手の女の子もそれぞれ悩み、勇気を持ち、次の一歩を踏み出す。

障害を持つ人への哀れみなど一つもない。女の子に対する上から目線の愛情もない。
極めてシンプルかつストレートに描かれている事に爽やかさを覚える。


彼らのファンは黙ってても観るだろうが、ファン以外の人が見てもいいと思う。

監督:三宅善重
脚本:渡辺千穂
主演:玉森裕太、西内まりや

11/29 追記

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黄金のアデーレ 名画の帰還

2015-11-28 15:09:00 | 映画
第二次大戦中に、ナチスに奪われた絵画を返せとオーストリア政府を訴えた、アメリカ移民したオーストリア人の実話を基にした作品。
訴えたのはマリア・アルトマン。自身の伯母アデーレの肖像画は、クリムトによる有名な絵画。

さてこの映画は、その訴えの行方を描いた様な単純な作品ではない。

なぜ、マリアがアメリカ移民という選択をしたのか?どういう歴史背景の中でその絵画が奪われたのか?という部分とその返却する事の意味について大きく訴えかけてくる。

そして映画のクライマックスでは、一つの絵画を元の持ち主のところへ返すという事が単なる一個人の問題ではない事を直接訴えかける。

戦争によって一般市民に何がもたらされるのか、という現実の一面を見せてくれている。なかなかいい作品。

監督:サイモン・カーティス
脚本:アレクシ・ケイ・キャンベル
主演:ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ
ダニエル・ブリュール


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車を買う(3)

2015-11-26 01:17:00 | 
これだけ様々な車が世にあふれているので、車選びも簡単じゃない。
燃費重視か、実用性か、可愛さ優先か。

前回のブログで書いた通り、ストレートに燃費重視なら、新型プリウスかCX-3。とことん省燃費を楽しみましょう。免税、減税があるからさらに維持費低減に有効。

でも、それだけじゃ面白くない。


そりゃそうだ。

車なんて実用的な存在でありつつも、趣味性や嗜好があっていい。だからデザインや色なども好みがあり、メーカー各社はデザインという無形のものに腐心しているわけだ。

大の大人が、こだわるだけのことはあるのだ。


さてその燃費優先の対象にあるのが、我が家の場合は、可愛さである。


女子的に可愛いかどうか、おしゃれかどうか。
これが選択基準。


この二つの要素が横軸の左右に位置するとしたら、購入価格と燃費税金が縦軸と考えればわかりやすい。

すべてを100%満たす車など存在しない(こういう座標を置いた時点で)。だから結局バランスで選択したいと家内が言う。


どれも適度に満たしたものは、この縦軸と横軸の交点にある車になるだろうが、それが魅力的な車であるかどうかは不明である。それを理解したうえで、候補車種をその座標上に置くことにした。


そうすると、自分たちの選択基準がよくわかるし、その据えた基準が本当に正しい(納得している)のかの判断もできるというものだ。


そうしてゆく中で、徐々に候補車が絞られてきた。

結果として一次選考対象は、

1.フィアットパンダ


2.フォルクスワーゲン POLO


3.ルノー ルーテシア


4.ルノー キャプチャー


5.シトロエン C3


6.シトロエン DS3


7.マツダ CX-3


8.アウディ A1


9.MINI ONE




選択条件は、300万円以内、5人乗り、オーディオ充実、燃費良好、かわいい。

まあ、必ずしもすべてを満たしているわけではないが、選択条件に素直にしたがうとこうなった。

もちろん、国産車のなかにもいい車種があったが、『国産車はかわいくない』という一言で、マツダ以外すべて除外となりました。


やっぱ、欧州車のデザインが際立ちます。マツダの魂動デザインもいいけど、家族に言わせれば「飽きた」んだそうだ。



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車を買う(2)

2015-11-25 00:41:00 | 
久々の車選びだから、まあいろいろ考える。最後の最後で結局乗りつぶすという選択もないわけではないと思いつつも早速雑誌のページをめくる。

新型プリウスが12月に発売。カタログ燃費が40km/リットルというすごいのが出てくる。





そもそもマツダからは、デミオかCX-3を勧められている。





燃費重視ならば、デミオか新型プリウスと家内に言うと、今より小さくなるのは嫌だとのたまわる。

おいおい、そもそも今回車の買い替えのきっかけの一つは、嵐の相葉雅紀くんがSmart for fourのCMをやってたからじゃねーか。あの車は、2人乗りか4人乗りしかない超コンパクト車なんだが?




さらに言えば、デミオなんて車体の割にトルクが大きいからストレスないよ、よく走るし軽油だから燃費以上にお金が節約できるよと言ってもダメ。

プリウスも高いからはダメだそうで、そもそも国産車はデザインが好きじゃないらしい。

家内の職場での知り合いがCX-3の黒に乗っているそうで、それが最大の譲歩ということらしい。
CX-3もデミオも同じ車台であまりサイズが変わらんのに。で、結果国産車はCX-3のみが検討対象となりました。





しかし今回の新型プリウス。ちょうど試乗レポートがいくつかネットで出始めているのを読んでると、今のプリウスのドライブフィールがかなりひどいもんだという事が分かった。現行プリウスがそんなに酷いのか?それとも新型プリウスがよほどいいのか? 雑誌社のドライブレポートは、試乗させてもらっている車メーカーにある程度は配慮してレポートするもんだという事は当然理解しているが、これまでプリウスの乗り心地に対して言及していなかったのに、いざ新型が出たらこの調子。

やっぱり、自ら試乗するのが一番いいと確信した。

さて今回、車の買い替えで役に立ったのはネットの情報。e燃費みんからなどを利用し雑誌社や自動車ジャーナリストではない人たちの意見や感想が相当参考になった。

ネットの動画サイトで、自動車ジャーナリストの方たちが試乗しているのも観て、実際に自分が試乗して得た感想と比較したりもしながら、信頼できるジャーナリストの方や、試乗した感想で使う言葉や表現にも注意して動画選びを進めた。
当然だけど、やっぱり配慮するよね。車を借りてるわけだしね。


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