18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

ゴキブリに

2009-10-29 23:26:00 | ニュース
 アメリカの商務省が10月29日に発表したニュースによると、2009年7~9月期の米国内総生産の実質成長率は、年率換算で前期(09年4~6月期)比で3.5%(前期はマイナス0.7%)と、5四半期ぶりのプラス成長となった。

 というニュースを、TBSの膳場アナウンサーが読み上げているとき、「ゴキブリにプラス成長」と耳に入ってきた。



 ん?




 ゴキブリ?




 あ~、5期ぶりね。






 ニュース原稿を読んでいると良く出くわす言葉のうちの一つ。


 


 
 こういう原稿は聴いている人にわかりやすくするために、「5四半期ぶり」と言ったり、「5期を経て」とか言い換えないといけない。




 だって、「5期ぶり」と「ごきぶり」は同じ平板アクセントだから正しいアクセントで言うかぎり同じに聞こえるからね。





 「5期」+「ぶり」を別々に言う方法もあるけども、本当は正しくないから、紛らわしくなったとき以外には使わない。





 
 
 気をつけてても出来ないね。膳場アナだってそうなんだもん。でもテレビの生ニュース番組だからしかたがないかな。




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浅田真央

2009-10-29 11:34:00 | スポーツ
 浅田真央ちゃんの帰国会見。だれもが感じただろうが、“生気”が無かった。

 疲れなのか、試合結果のショックからなのか分からないけども、輝きも元気もなにも無かった。すべてを使い果たしたという印象。



 肉体的にも精神的にも休養が必要なのではないだろうか?



 まもなく迫ってきたオリンピックとそれの候補選抜。



 この若さで、一般の人たちでは考えられないくらいのプレッシャーをいやがおうでも感じなければならない。



 
 そう考えると、いま彼女に必要なのは、無心かもしれない。




 ただただ楽しくスケートをやってた時期の無の心。




 もちろん練習は必要だけども、それも無心で取り組む。




 100発100中でジャンプを成功させるための無の心での練習。




 だから彼女にはガンバレは必要なくて、集中できる環境を与えてあげることがベストだと思う。







 

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東京国際映画祭 永遠の天

2009-10-25 00:50:00 | 映画
 東京国際映画祭もこの25日で終わる。その直前の土曜日なので予定をやりくりして2本観る予定が、ちょっと都合が変わって1本のみ。でもその1本なかなかよかった。

 テン・ウィンターズとおなじく長期間にわたる男女のすれ違いとその周りで起こるさまざまな出来事で「愛」とは何か?「愛する」とは何か?を直接問いかけてくる映画。

 舞台は中国の杭州。幼い少女の母親が少女を置いて男と逃げる。その二人を追いかけた父親が少女の目の前で交通事故で即死するという衝撃的なシーンから映画がスタートする。

 このシーンだけで一気に映画の世界に引き込まれる。

 この少女はその後、叔父に引き取られて育てられてゆくがその時に出会った少年への想いをなんと20年近くもずっと持ったまま映画は進んでゆく。


 
 この映画の中で、主人公の少女が成人してから1人さびしく想うシーンが印象的である。親の愛情を知らずに育った。愛し方も愛され方も分からないで悩み苦しむ主人公。そんな不器用な主人公はそれでも精一杯もがきながらも何かを見つけてゆく。




 
 何かを見つけるための心のイラつきや葛藤についていえば、テン・ウィンターズよりも分かりやすく描かれている。これは地理的に日本に近い中国だからかもしれない。





 最後にこの二人はどうなるのか、本当に最後の最後まで分からないのだけども、結果は映画を観てのお楽しみである。







 この前に観たロード・ムービーのなかで、こういう台詞があった。

 「迷っても、まっすぐに行け。 みんな迷ってるんだから。
               まっすぐにひたすらまっすぐに・・・」

 


 永遠の天も直接できではないけども同じ事を言ってるように思う。まっすぐに進むことの大切さ。どれだけ心が折れようともまた立ち上がり前に進む、そしてその力を与えてくれるのは、人を想う心ではないのかと感じた。





 
 人を想う力、家族を想う力、愛する人を想う力こそが、前に進む原動力。たとえ前に進めなくても、そういう想いは、エネルギーを与えてくれるのだ。






 「愛してる」という言葉は、相手への愛情を表現する言葉だが、自分自身にエネルギーを与えることにもつながっている。






 「愛してる」という言葉で、心のどこかがほっとするのは、人を想う力が自らのエネルギーになっていることを物語っている。







 「大好きだ」ではなくて「愛してる」







 ドラマの中でしか言えない言葉だけども、たまには使ってみてはどうだろうか?




 



▲花束を持っているのがリー・ファンファン監督、その隣がリウ・ドン、オレンジのドレスを身にまとっているのがフアン・ミン、紺のチャイナ服を身にまとっているのがコウ・ゲンシン(共同プロデューサー)




なかなかいい映画でした。


監督:リー・ファンファン
主演:リウ・ドン、ファン・ミン




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東京国際映画祭 ロード・ムービー

2009-10-23 23:44:00 | 映画
インド映画としては異例(?)の本編90分の映画。

しがない整髪オイルを売る父親を持つ主人公が、1942年製のシボレートラックを引き渡しに行く途中に出会うさまざまな出来事を中心に映画の魅力、力、面白さ、なぜ映画が必要なのかを描いた映画。


アメリカ人が描くともっと出来上がった脚本になってしまって説教くさかったりするのだろうが、ここはインド映画。味付けは確かにインド映画。
インド人らしい笑いがあるのがなんともいいし、さらに、1942年ということは67年前に作られた超ポンコツのトラックがとても存在感があり映画のなかでとてもいいキャラクターとなってくれているし、このポンコツがゆえに起きる出来事も多々あり、うまく仕上がっている。



私たちが普段「映画」を観ると、その時間だけは、別の世界に旅立てるし、現実に起きていることを忘れて没頭できるが、それをこの映画の中でうまく表現していてとても好感が持てる。




ところで実はこのトラック「移動映画館」なのだ。


今の日本で屋外で映画を見ることはほとんど無いだろう。自分もかつて小学生ぐらいのころに住んでいた団地の広場に出かけて屋外で上映される映画をみたような記憶があるぐらい。




本当になにもない野っぱらにスクリーンを立てて、そして映画を上映する。そうするとそこに徐々に人が集まり、お祭り広場にまでなってしまうシーンがあるのだが、それが映画の魅力をとても象徴している。





主人公たちが、朝目覚めると、そんなことが無かったかのように周囲にはまた何も無い風景が広がる。






実は、これは監督が実際にムンバイから車で6時間ぐらいはなれたところにまで、移動映画館をやっている若者について行って実際に経験したことに基づいているのだそうだ。




インド人の映画好きは有名だが、今でも移動映画館は健在で、その時にも実際に3000人もの観客が集まったのだそうだ。





こんな映画が大好きなインド人監督が作った、少しボリウッド映画っぽさを抜いた、おしゃれな、ファンタジー色をつけた楽しい映画でした。


日本で上映されるかどうか分かりませんが、そのときは是非観てください。



インド映画に特有の、突然ダンスしだしたり、歌を熱唱することがないので、そういう味付けのインド映画が大好きな人には、物足りないかもしれません。




▲インタビュアーに近いほうから、監督のデーウ・ベネガル、共同プロデューサーのフレッド・ベルガー





監督:デーウ・ベネガル
主演:アバイ・デオル
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たまにはキレイな夜景でも

2009-10-20 21:54:00 | 風景
 これからの季節。並木は黄色く色づき、山々は紅葉してゆくそういう自然の景色は心を本当に潤してくれる。

 でも、人口の建築物だって負けてないよ。

 ってことで、東京国際映画祭開催中の六本木ヒルズの夜景を。



▲東京タワー


▲六本木ヒルズ 森タワー


▲六本木ヒルズ HILLSIDE


▲六本木ヒルズ HILLSIDE裏


▲六本木ヒルズ Hills Cafe

写真はすべて、SONY Cyber-shot DSC-WX1にて、片手で撮影。
ひと昔前なら絶対無理な写真品質で撮影できました。

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