18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

海街 diary

2015-06-23 00:04:00 | 映画
いまをときめく若手女優たちの競演が注目される映画。

長女、綾瀬はるか、次女、長澤まさみ、三女、夏帆、そしてそこに腹違いの妹として、広瀬すず。

長女が長女らしく、次女は次女らしく、みんなそれぞれきちんとした姉妹関係を演じていて、とても好感がもてる。
作りすぎず、日常を描くからといって平凡でありすぎず、それぞれの抱えるちょっとした事情を映画のなかでうまく切り取られていてそれぞれの人物像が違和感なくすんなりと入ってくる。是枝監督の映画はこれ(え)だね、やっぱりと思わせる。

さて物語は、この映画のタイトルどおりダイアリーを切り出したようなお話。よくこれを一つの映画に作り上げ、しかも飽きさせず、しっとりと心に染みるなんともいえない、人間のやさしさや心が伝わってくる。

脚本も監督も撮影もとてもいい具合にミックスされている。映画作品としてかなりよく出来たものだと思う。


ちょっとした日常の中に幸せはあるんだよね。と気づかせてくれるよい作品です。

公式サイト:http://umimachi.gaga.ne.jp/



監督・脚本・編集:是枝裕和
撮影:瀧本幹也
主演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
   機木希林、大竹しのぶ、キムラ緑子、堤真一





にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

役者の役割

2015-06-07 06:47:00 | 風景
台本があり、ト書きがある。

そこには文字がありセリフがある。

活字のセリフが伝える内容は同じ。

とすれば、極端に言えば役者は誰だっていいと言うロジックになる。

が、実際はそうではない。

そこに役者、俳優の意味がある。

全くその通り。

たった数百と言う売れっ子俳優の席を勝ち取っている人と、そうでない人との違いがそこにあるはずだ。

イニシエーション・ラブ

2015-06-06 15:41:00 | 映画
映画の冒頭に「この映画の秘密は誰にも話さないでね。」なんてメッセージ出て、なんのこっちゃ?どんな秘密が?と思って最後まで観たら、やられましたね。

この仕掛けにちょっと驚きました。

映画としても、80年代を設定しているので、自分の世代で全く違和感なし。ストーリーも楽しめたし、俳優さんたちもいい感じでのってるのが伝わってきます。

ストーリー全体の年代感に、まさにど真ん中でしっかり集中させてもらいました。
楽しめました。

前田敦子さん、なかなかですな。

公式サイト:http://www.ilovetakkun.com/

監督:堤幸彦
脚本:井上テテ
主演:松田翔太、前田敦子
木村文乃、森田甘路


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

予告犯

2015-06-06 14:40:00 | 映画
サイバーサスペンス映画かと思えば、いえいえ実はヒューマンドラマみたいな内容。

なので、正直な感想としては中途半端。
言いたいことも、やりたいこともわかる。
役者も全く問題ないし、描きたいことはもっとわかるけど、映画としてまとめるのはちょっと難しかったのかなと言う印象。

映画の尺に合わせる為に脚本をもっともっと練ったら、もっといい映画になったと思う。

公式サイト:http://www.yokoku-han.jp/

監督:中村義洋
脚本:林民生
主演:生田斗真
戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々