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いつかの旅日記(2008アムステルダム2)

2011-03-26 23:59:06 | 旅(2008/オランダ・ベルギー)

ダム広場を走るトラム。普段はもっと人で賑わってる。

アムステルダムの「ダム」は川の上流にある「ダム」と同じらしい。
アムステル川の河口に造ったダム、が名前の由来だとか。


左の建物は、アンネ・フランク一家が隠れ住んだところ。
今では博物館として公開されている。(でも日中は行列)
隠れ家の背後にある西教会の鐘が時々聞こえてくる。
(この鐘のことが「アンネの日記」にも出てくる。)


アムステルダムの街には蜘蛛の巣のように運河が縦横に走っている。
デルフトでも同じような光景が見られたのだけど、両都市で大きく違うのは
アムステルダムのこの運河沿いでは春を売買する場所が多々あるということ。
(いわゆる「飾り窓」です。)

飾り窓のある旧市街は治安もあまり良くないので足を踏み入れないこと、と
ガイドブックにあったので忠実に守っていたのだけど、
旧教会を探して散策してるときに脇の建物にたまたま目をやったら
まさにそれが「飾り窓」でびっくり。
大変なところに来てしまった!と真っ青になり、早足でその場を後にした。
あ、この写真を撮った橋のところには警官が2人立っていたので
警官の間に入って安心してカメラを構えることができました。

それにしても。
大麻にしろ春の売買にしろ、オランダの制度の場合、
「根絶は難しいだろうから、限られたとこでやってね」という
大人の余裕を感じる。
どちらも社会にとって好ましいことではないけど、
「根こそぎ撲滅!」なんていっても人間の欲望が消えるわけじゃないから
闇で蔓延してしまうだろう。だったらいっそ、限定的に認めようと。
人間の性質を熟知しているからこそ、こういう手段を採れるのかなぁと思う。

ほかにも、自転車の活用や非正規社員の待遇や安楽死、同性婚etc.
日本で問題となるずっと前から制度が議論・検討・確立されていて、
(制度の中身の可否は措いといて)進んだ国だなぁという印象。





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