本当のヨガをやっていて、違和感、やりたくないなどを感じるだろうか。
コメントの主は、整体師に進められて美木良介氏の呼吸法を試みたが「体がやりたくない」と言う反応を感じたと言う。
私は長年呼吸法を研究してきたが、美木氏の方法を見て、目的のためには手段を選ばない。言葉を返せば「肉体と精神を切り離した」方法と見た。
肉体だけを切り離してトレーニングする危険性が美木氏のロングブリージングには見られる。それは濡れたタオルを絞ると同じで、肉体を濡れタオルのように息を吐く行為で、絞り上げているのだ。
敏感な人は「何か違う、これでいいのか」と言う違和感を感じるはずだ。それでも目的の(やせる)ためにはやり通す人も多くいるだろう。
これは肉体と精神のバランスを崩すのではないか。
先ず、「声がおかしくなる」次に「精神に何か、わけの分からぬ不調」が現れるのではないか。
例えば15kg痩せた、ウエストが15cm細くなった、小顔になった。最高で満面笑み、飛び跳ねたいほど幸せな心になっているだろうか。
体重とウエストをそぎ落とす過程で、心は比例して幸福感に溢れているのだろうか。
私のボイストレーニングでは「声がよくなると心がよくなるは正比例している」と思われる。
一度、美木氏の方法で、劇的改善した人に会って話してみたい。
劇的な幸せ感に満ち溢れているのか。
美木氏自身の声は「呼吸法」の犠牲になっていて「よくない」。
つまり何か大切なものを犠牲にして、減量、減ウエストしているとしか私には思えない。
人間は濡れたタオルではないのです。
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