70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

声の神秘、51年目の発見。

2005年10月22日 17時22分41秒 | ボイストレニング
 ある有名な俳優塾は1日数百回以上、45度以上も角度をつけて頭を下にして腹筋を鍛えている。なるほどその長は馬力のある声で有名だ。しかし2時間あまりの劇に主役を演じると、劇の後半は声が嗄れている。そこの塾生も同じである。みんなお腹のところの筋肉が割れていてスリムである。
 
スポーツ選手も殆どが割れ目ができるほど鍛えている。歌手、俳優も、少年たちも鍛える人が増えている。しかし良い声の人は非常に少ない。腹筋を鍛えるように指導しているトレナーは世界で数百万人以上はいると思われる。ところが声を良くする腹筋を鍛える方法を発見している人は一人もいないと断言できる。最も多いのは首の後ろに両手を当てた起き上がる方法だ。これは首と肩の力で起き上がるので腹筋本来の鍛えにはならない。しかも首を固めるので声の響きを殺す。つまり全ての人は、私の生徒を除いて、声を響かないように腹筋を鍛えているのだ。
 
日本では明治以来、青少年教育、現義務教育で営々と声に悪い腹筋の鍛え方が受け継がれている。腹筋を鍛えるのはこれしかないと検証すらしたことがない。
 
 今、英語教育が盛んだ。一方で声をでなくなる状況を維持しておいて、声の素材も質・量も何ランクも上の外国語を学ばせているのだ。教育の大本を管理、運営する人々は何でこんな事が理解できないのか。アシベストは27年前から警告が発せられていたにもかかわらず全く手がつけられなかった。私は30年前から日本の教師は演劇科大学院生を採用すべきだと言いつずけている。それはアメリカの大学院に留学時代に義務教育の教師は演劇科卒業生が一番良いを見聞きしたからだ。

 例えば演出は人の内面深くまで読み取らねばならない。チョットしたしぐさ、リアクションでその子供の内面に進行する困った芽を読み取る。虐めでの自殺やトラブルが最悪の事態が起きて初めて知る教師、これが演劇的才能から最も遠い素質である。此の点から見れば日本は教師に一番向いていない人ばかりを採用してきたのだ。いま議題に上っている、大学院卒を教師にでもまだまだ解決から遠い。私の提言から50年は遅れるだろう。そこまで日本国は存在できるのか。
 
 最後に声に良い腹筋は外側ではないとだけ明らかにしておこう。これを世界の数百万人の各種のトレナー、部活の先輩たちは全く知らないのだ。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿