70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

アメリカで好評、分散集中法。

2005年10月27日 20時15分45秒 | 俳優・歌手・アナウンサーの声
私は33才から36才までアメリカに滞在して、大学院を卒業した。専攻は演劇科、演出コースであった。物知らずな私は演出コースが一番難しいとは思わなかった。演技コースは英語の発音が悪いのでダメ。美術・大道具などは嫌い、そこで単純に演出を選んだ。
 
 日本でも演出家はえらい存在だ。なんとアジアからの留学生で、演出コースを選んだ約30名の学生で卒業した人は1人もいないと後で分かった。

 自分が演出する劇に俳優が集らないのだ。俳優なしで劇が成り立たない。血のしょんべんガ出た。万事窮す、ジエンドだ。仕方なく数学科のルームメイトや売れない学生俳優をでお茶を濁す。

 しかし何時までも、ド下手ばかリを使っていると単位を落とす。劇は80%俳優のよさで決まる。でも学生俳優のスターは見向きもしてくれない。他の演出家に相手にされない、余ッている学生俳優を集めた。なるほど難がありすぎる。ジャンクを集めてパソコンを作るみたいだ。

 確かにジャンク学生俳優は存在する。そこでジャンク蘇生法を考えた。私自身の開発になる、ボイトレと演技増強法を試みた。朝6時から大学内の空いている体育室を無断で使い、ジャンクを磨いた。そこで分散集中法も指導した。

 劇の発表会は好評で、私のトレーニングを大きな劇場で披露せよと主任教授から命令が下る。
 私独自の声のトレーニングと刺身の妻として分散集中を学生達が披露した。
 メインは声なのに、分散集中法が好評で教授たちに絶賛された。
 
 そこで分散集中法を、卒論にリラクスゼションとして写真入で書き込んだ。

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