広大な北海道の農業でも世界に太刀打ちできるか。
農業というものは生産性も低く、付加価値がつけにくい。つまり儲からない事業だ。
どちらかというと薄利多売だ。それが日本では高利少数売りだ。つまり原理から言え
ば180度間違った方向である。この間違いを日本農協はごり押しで高い米を消費者
に押し付けてきた。日本だけで通じる強欲な商法だ。完全に世界から見放されてい
る。
日本人は狭い土地を塀で囲う癖がある。30坪の土地に100平米の家を建てる。建
蔽率40%だと周りの土地の余裕は少ない。北側、西側などは人が1mmも空きがな
い。それでもがっちり塀を作る。アメリカでは敷地の境に塀など立てない。せいぜい
草花などで自分の領土を示す。狭く、小さく囲うが日本人の習性か。これで農地も自
分だけの物として狭いのか。みんなの土地を合わせて大きくして、生産コストを下げ
ようなど農家にはない。もし試みてもトラブルが耐えないだろう。
しかし日本だけで通用する小規模農業は、早晩成り立たなくなる。たとえば外国産の
米には770%もの関税がかけられている。これは770%高いということだ。
相対的に小規模農家の頭は固い。ゆえにTPPには何が何でも反対しかない。
770%もコストを下げるなんて気違い沙汰だ。しかしコストを大幅に下げない限
り、日本人は化石となるだろう。
すでに国会議員、高級官僚は化石化しているかも知れない。
恐ろしい。鳥肌が立つ思いです。
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