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小田急電鉄、人身事故処理幼稚

2010年05月21日 21時37分47秒 | Weblog
 先日午後、小田急線蛍田駅近辺で人身事故が起きた。最近この手の人身事故が多い。電鉄会社にとつては迷惑極まりない。乗客も自殺するなら他でやってくれで予定が大幅に狂う。

 ただ電鉄会社は常に人身事故を想定してその処理・運行を最小限に食い止めなければなるまい。なぜなら電車・駅のホーム・踏切などは無防備極まりないからだ。

 事故の日、私は向丘遊園の駅のホームにいた。たしか午後3時頃なのに、ずいぶんホームに人があふれていた。すると駅の案内放送が「蛍田駅の近くで人身事故があり大幅に運行が乱れている」とアナウンスされた。

 約40分ぐらい待って本厚木行きの各駅停車が来た。私は鶴川駅までなので、早く来た電車に乗る。新百合が丘駅で急行待ちをするという。大体片側一車線なので各駅停車は新百合で待つ。ところが25分も後続の急行の到着を待たされる。10分先行すれば町田駅まで走れる。この各駅停車の前は30分以上も電車は走っていない。いつものルールで各駅停車は新百合で待つをこの緊急時でも守っているらしい。「馬鹿か」と腹が立つ。どんどん運行を遅らせるのでホームは満員で新百合では急行に乗れない乗客がいた。町田まで各駅停車を先に走らせていれば半数の乗客は各駅停車で行ったはずだ。

 運行をコントロールする人が動転して、冷静な判断ができない。大体こんな時、上司が出てくるはずだ。下っ端では裁判沙汰などになると責任が持てないので、上の社員が行うはずだ。

 ところが日本国は上に行くほどぼけている。淡路・神戸大地震の時、兵庫県知事は殆ど役に立たなかった。トヨタ自動車でも例外ではない。高級官僚など最高級レベルの役立たずだ。

 事故の場合の考え方がない。ただあたふたしていて、遅らせるばかりだ。蛍田駅は小田原に近く、新宿からは遠く離れている。小田急線は新宿から新松田までしかないと切り替えられない。もしこの考えが日頃から訓練されていれば、新宿から新松田までなら何時もと同じの運行が即座に出来る。しかし現実は相模大野から江の島方面の別ルートでも乱れに乱れたと思われる。

 何時も思うのだが枝線ででも事故があれば全体が狂うシステムに腹が立つ。例えば人差し指の爪をはがすと体全体治療のために入院する愚を電鉄会社は平気で行う。1日何十万人、百万人を超える乗客の時間と命を預かる電鉄会社としては、けがの程度に即座に対応して大げさな治療を施さないように肝に銘じてほしい。

 多くの人の生活を乱さないように日々心がけるべきだ。時間に遅れた乗客個人の損失の損害賠償はない。店長が遅れればお店が開けない場合もある。従業員、お客の損失も理解すべきだ。

 要するに10万人の時間を狂わせれば10万通の損害があると電鉄会社の幹部は日頃からシュミレーションすべきだ。

 




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