70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

声優志望、超暗黒。それでも万を越す目指す若者

2016年01月29日 07時58分34秒 | Weblog

相変わらず、声優人気は盛んだ。

それに応じてどんどん養成所が増える。

昨日、99.99%は成功しないを述べた。

私が借りている稽古場の別の部屋で、中型スクリーンに映画やアニメを映して、若者たちが声、台詞を吹き込んでいる。

プロの現場を再現しているわけだ。

ここで上手くなっても、仕事にありつけない。

サザエさんでも、ドラえもんでも何十年と主役級は続いている。

脇役でも入り込めない。

新人若者達のありつく仕事は、ワーワー喚く。殺される、助けてなど声を潰す仕事しかない。

一時間も、悲鳴を上げていたと私の生徒は言う。

これで殆どの若者は声を潰す。

私の生徒は声が潰れない。

そして生き残り、徐々に上にあがっていった。

どんなに巧に洋画など吹き替えをやっても、プロの大手劇団、例えば文学座の俳優には及ばない。

新しい若い役など大手のプロダクションが奪い合う。

入り込む余地はゼロに近い。

お笑いでだつて、名前だけで、声の吹き替えが来る。

名前が出ただけで視聴率を上げられるからだ。

歌手だって同じだ。

声優の仕事は、声優に任せてなんて、甘い考えは通用しない。

製作側も生き残りに必死なのです。

そんな事情を全く知らないで、今日もスクリーンに声を当てている。

海で川魚を採るように。

アーアー馬鹿馬鹿しい。


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