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日本ゴルフ、知恵が足りない

2012年07月23日 08時04分33秒 | Weblog

 イギリスでのゴルフ大会。日本人選手はボロボロ負けだった。何度同じものを見たことか。あの難コースは急に出来たわけではない。「あんな難しいコースは経験したことがない」と一日本人選手は嘆いていた。馬鹿か。

 何故、日本にいる間に対策を練らなかったのか。簡単にあの難コースは事前に体験できる。グリーン周りに「あの地獄の穴を」作ればいい。棒を立てて縄を張り巡らすだけで同じ条件が作れる。その縄張りに打ち込めば「アウト」と自分に言い聞かせ厳しい練習をするのだ。

 コースを独り占め出来ないなら、早朝や薄暮、誰もプレーにない時に、安く借りればいい。スタッフも一人でも出来る。

 この練習の問題点は「あくまでもお稽古」と言う緊迫感のない、本番で役に立たないものになりやすい。これは本人の心構えで何とでもなる。つまり稽古時に同じ悪い条件を設定して、心も追い込むのだ。これがプロの稽古だ。

 石川遼君はよくないプレーの後、必ず「練習して出直す」と言う。しかし「出直せていない」。あくまで本番と練習は色々な点で異なる。特にメンタルはレベルが低い。これが今の石川君の最大の問題だ。

 タイガーウッズ、プレーヤーに復活の気配が見える。しかし石川君には、ほど遠い気がする。端的に言うと「甘ちゃん」なのかも。

 大金を手にして、自分を厳しく引き締めるのは至難の業だ。落語に富くじに大当たりして、有頂天になっている夫を見て妻は「夢だ、そんな大金はない」と嘘をつき、夫を引き締めがむしゃらに働かせる、話がある。

 成功して、大金を手にして、なおハングリーな状態に置く。これが歴史に名を残すプレーヤーだ。それを日本人に要求するのは無理か。ちなみに大相撲はモンゴール力士が優勝戦を全勝で戦った。ここに何かがありそうだ。

 なでしこジャヤパンもぼろ負けの気がする。