Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

東京都議選スタート

2009-07-04 23:33:38 | コメント
次期衆院選の前哨戦となる東京都議会議員選挙(定数127)が3日、告示された。午前11時現在で立候補者は計221人で、過去最小だった前回(220人)を超えた。女性は52人で過去最多となった。

 自民、民主の公認だけで全候補者数の半分を占め、国政と同様に「2大政党」が激突する構図となった。自民、公明の「与党」が過半数を維持できるかが勝敗ラインとされ、民主は「東京から政権交代」を掲げて第1党を目指す。選挙結果は、麻生太郎首相の解散戦略など国政全体に大きな影響を及ぼすとみられている。投票日は12日で、即日開票される。

都議選は国政選挙を占う「バロメーター」と呼ばれてきた歴史があり、各政党とも総力戦で臨むのが特徴。この日も国民新党を除く6党首が都内各地を飛び回り、支持を訴えた。

 自民は、前回を1人上回る58人を擁立。麻生首相が告示前に全候補者の事務所を激励に回ったほか、この日は青梅市で「暮らし、国を守るにはどちらの政党、どの候補者が皆さんのことを考えているか。実績を踏まえ選んでもらいたい」と第一声。同党では、党幹部が相次いで応援に駆けつけ、国政選挙並みの支援態勢を敷く。

 公明の公認候補が全員当選した場合、41議席確保で「与党」として過半数を維持できるが、「逆風」で苦戦を強いられているのは否めない。民主に第1党を奪われるなど大敗すれば、首相の退陣含みの自民総裁選前倒し論が強まりそうだ。

 民主は、鳩山由紀夫代表は移転計画が議論になっている中央区の築地市場近くで第一声。「きょうが人を大事にする政治をつくる夜明けだ。この国を、東京を、私たちの手に取り戻そう」と訴えた。

 同党では、公認並みの支援を決めた生活者ネットワークの推薦候補ら6人を加えた64人を擁立。3人区で公認2人を出馬させるなど「追い風」を武器に第1党を目指すが、票を食い合う共倒れも懸念されている。

 公明は太田昭宏代表が荒川区内で演説。公認23人の全員当が目標で、組織力を生かした選挙戦を展開する。自党候補を立てない選挙区で自民候補8人を推薦、1人を支持するが、「自公」で競り合う選挙区もある。

 前々回、前回と議席を減らしてきた共産党は志位和夫委員長が杉並区内で支持を訴えた。同党は現有議席維持が最大の目標。石原都政を厳しく批判し、雇用や福祉問題で無党派層にも支持を広げたい考え。

 地域政党の生活者ネットワークは、民主との連携を強めて公認5人、推薦1人の当選を目指す。社民は8年ぶりの議席奪還を目指す。

 有権者数は2日現在、過去最多の1066万4249人で、前回に比べ39万7246人増となった。

果たして無党派層の票の行方は何処へ??