広島は31日、河内貴哉投手(27)に戦力外通告を行ったと発表した。
河内は国学院久我山高時代、3年夏の西東京大会で25イニング連続無失点をマークして一躍ドラフトの注目の的となり、中日、近鉄、広島の3球団から1位指名を受け、競合の末に広島に入団。前年引退した左腕エース大野の背番号「24」を受け継いだ。しかしプロ入り後は伸び悩み、ここ2年は肩の故障もあり1軍でも登板がなかった。
昨晩、9年前のドラフトで指名された朝倉と河内とのその後の明暗を書いたが、まさか同日に戦力外通告が行われるとは思わなかった。確かに、左腕手術後の経過が思わしくなく、ここ数年はリハビリには励んでいるとは聞いていたのだが・・・もともと中日とは相思相愛だったらしいし、もしもすんなりと中日に決まっていたら今頃は「今中二世」として竜投を支える存在になっていたかも知れないかと思うとチト口惜しい。最近でこそブラウン前監督による「大リーグ方式」の導入で体格の未熟な高卒選手がパンクすることなく大竹・前田・斎藤とたて続けにブレイクを果たしたが、それ以前の広島名物だった猛練習によってどれだけの逸材が志半ばでユニホームを脱いでいったことか・・・そういう意味では野村新監督誕生によって名物復活が囁かれており、悪夢再来が危惧されるところだ。
ただこの河内、27歳とまだ若く、左のワンポイントとしてなら十分戦力として計算出来そうだ。広島の球団スタッフに転向せずトライアウトを受ければヤクルトや横浜、楽天や西武辺りが救いの手を差し伸べるかも知れない。
河内は国学院久我山高時代、3年夏の西東京大会で25イニング連続無失点をマークして一躍ドラフトの注目の的となり、中日、近鉄、広島の3球団から1位指名を受け、競合の末に広島に入団。前年引退した左腕エース大野の背番号「24」を受け継いだ。しかしプロ入り後は伸び悩み、ここ2年は肩の故障もあり1軍でも登板がなかった。
昨晩、9年前のドラフトで指名された朝倉と河内とのその後の明暗を書いたが、まさか同日に戦力外通告が行われるとは思わなかった。確かに、左腕手術後の経過が思わしくなく、ここ数年はリハビリには励んでいるとは聞いていたのだが・・・もともと中日とは相思相愛だったらしいし、もしもすんなりと中日に決まっていたら今頃は「今中二世」として竜投を支える存在になっていたかも知れないかと思うとチト口惜しい。最近でこそブラウン前監督による「大リーグ方式」の導入で体格の未熟な高卒選手がパンクすることなく大竹・前田・斎藤とたて続けにブレイクを果たしたが、それ以前の広島名物だった猛練習によってどれだけの逸材が志半ばでユニホームを脱いでいったことか・・・そういう意味では野村新監督誕生によって名物復活が囁かれており、悪夢再来が危惧されるところだ。
ただこの河内、27歳とまだ若く、左のワンポイントとしてなら十分戦力として計算出来そうだ。広島の球団スタッフに転向せずトライアウトを受ければヤクルトや横浜、楽天や西武辺りが救いの手を差し伸べるかも知れない。