Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

緊急スクランブル

2010-03-31 23:00:04 | コメント
【楽天13―4ロッテ】

 緊急スクランブル登板の楽天長谷部康平投手(24)が、今季1勝をマークした。先発の青山浩二投手(26)が、先頭打者・西岡への2球目を投げた際に、左脇腹痛を起こし、降板。長谷部は2番手として登板し5回を6安打4失点だった。4回にサブロー、5回には西岡に本塁打を浴びたものの、味方打線の援護に助けられた。試合後には「僕にとって今日が開幕だったのです。リズムよく投げられて、4回5回でリードをもらって、この回、この回って意識して投げたのに、2死から点を取られて試合を振り出しに戻してしまいました。そこが反省です。今日やっと開幕できたので次からリラックスして投げられると思うので、いい投球ができるよう頑張ります。いきなりだったので、とにかく無心で投げました」とコメントした。

スマートフォン

2010-03-30 23:46:28 | コメント
KDDIは30日、個人向けとしては同社初の多機能携帯電話(スマートフォン)2機種を6月上旬以降に発売すると発表した。メールが使いやすく、動画も簡単に視聴できるスマートフォン市場に携帯電話大手3社すべてが参入することになり、顧客獲得競争が激化すするのは必至だ。

 KDDIが発売するのは、米検索大手グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」を使ったシャープ製の「IS01」と、米マイクロソフト製のOS「ウィンドウズモバイル」を搭載した東芝製の「IS02」。いずれも価格は未定。

 IS01は液晶ディスプレーに指で触れるだけで操作できるタッチパネル機能が付くほか、文字を入力しやすくするためキーボードも搭載。通常の携帯電話を使い慣れた利用者に違和感がないよう、地上デジタル放送が視聴できるワンセグ機能も付ける。

 IS02は省エネが売り物の有機ELディスプレーを採用する。

 NTTドコモはアンドロイドを搭載した新たなスマートフォンを4月1日に発売。米アップルのiPhone(アイフォーン)を販売するソフトバンクも、アンドロイドを搭載した端末を4月下旬に売り出す予定だ。

30年振り?

2010-03-29 23:08:52 | コメント
 新潟県佐渡市で放鳥され、巣作りしていたトキのつがいに卵が産まれた可能性が高いことが29日、分かった。環境省が発表した。産卵が確認されれば2008年から放鳥しているトキでは初めて。野生での産卵は1980年以来30年ぶりとなる。順調にいけば4月下旬ごろ、ひなが誕生する。

 環境省によると、産卵の可能性があるのは、佐渡市内で3月中旬ごろから巣作りしていた2組のうちの1組で、08年に放鳥した3歳の雄と09年に放った1歳の雌。これまで雄、雌とも巣を空けることが多かったが、28日朝からは交代で巣に残っており、卵を抱いている可能性が高いという。

 繁殖期の雌は1日おきの夕方に1個ずつ計3、4個の卵を産む習性があり、27日夕に産んだ卵を抱いているとみられる。

 佐渡市では、このつがいを含め3組の巣作りが確認され、環境省は監視員を置いて付近への立ち入りを制限している。

 トキは国の特別天然記念物だが、日本産は2003年に雌の「キン」が死に、絶滅した。環境省は中国からもらい受けたトキを人工繁殖で増やし、08年と09年に佐渡市で計30羽を放った。

 現在は佐渡トキ保護センターで約100羽が飼育されているほか、多摩動物公園(東京)と、いしかわ動物園(石川県能美市)で分散飼育中。2010年度以降、島根県出雲市と新潟県長岡市でも、佐渡のセンターからトキを移して飼育する計画がある。

やっと♪

2010-03-28 23:27:59 | コメント
【楽天2―1西武】
 
 サヨナラで今季初勝利を挙げた楽天ナインの歓喜の輪に、ベンチから走りだした田中が満面の笑みで加わる。プロで初めて10回を投げ、5安打1失点で完投。マイクを向けられ「雪もちらつく中、最後まで熱い声援ありがとうございました!」と威勢よく叫ぶと、観客席は優勝したかのような騒ぎになった。

 田中がこだわり続けるのが直球の切れ。今季初登板だった21日のオリックス戦は変化球に頼る内容だったが、1週間で球威を取り戻していた。三回に先制を許した後も「我慢して投げれば必ず流れがくる」と、直球を主体に組み立てる強気の姿勢は崩さない。118球にも「疲れは感じなかった」。九回にはこの日最速の146キロをマークし、延長十回もあっさりと片付けた。決勝打の渡辺直が「田中の背中を見て守っていたので、絶対決めてやろうと思った」と話せば、ブラウン監督は「田中が素晴らしかった。チームに勝つチャンスを与えてくれた」と感謝した。21歳の力投が、開幕4連敗の暗いムードを吹き飛ばした。
 
 随分と出遅れたが、楽天もようやく開幕を迎えられた気分だ(^^)これより反転攻勢に出ることに期待したい☆





完封☆

2010-03-27 23:56:16 | コメント
【中日7―0広島】

 中日のチェンが今季初登板でいきなり完ぺきな投球を見せた。4安打で完封し「何も考えずに全力で投げた」と満面の笑みを浮かべた。

 一回、先頭の東出にストレートの四球を与えたが、森野から「ど真ん中でも抑えられる」と言葉を掛けられて腕を振ることを意識したという。直球の伸び、変化球の切れとも申し分なく、三塁を踏ませなかった。

 一塁走者だった五回に大島の打球を右脚に受けたが「痛かったけど投げたかった」。九回にも149キロをマークするなど、課題のスタミナもこの日は十分。昨季の防御率1位投手は「チームを優勝させます」と力強い言葉でファンを喜ばせた。

 ん~~楽天は未だ連敗街道から抜け出せないようだが(怒&泣)中日の方は連敗に甘んじず、しっかり勝った。ようやく開幕になったって実感出来た(^^ゞ


残念!

2010-03-26 23:09:29 | コメント
【中日1-3広島】

セの開幕戦、中日は遊撃に井端、二塁には当初中堅を任せる構想だったセサルを起用して臨んだ。

 遊撃手の荒木を左足痛で欠く緊急事態への対応だが、さっそく不安が現実になった。3失策で、4回にセサルが犯した最初のエラーが失点につながった。それでも辻総合コーチは「ころころ代えていたら戦えない」と話し、落合監督も「硬い。これが開幕なんだろう。きょうに関しては勝った、負けたと大げさに考えることはない」と振り返った。

 ところで、中日の和田が5回の第2打席で前田健のチェンジアップをとらえ、左中間席へ今季1号ソロを放った。チーム初安打が唯一の得点となり「ヒットが出てなくて嫌な感じだった」と淡々と振り返った。和田の開幕戦での本塁打は西武時代を含めて通算6本で、現役選手で最多となった。ベテランは「本塁打はたまたまだが1本出て落ち着ける」と話した。

警鐘

2010-03-25 23:37:58 | コメント
 アフリカでゴリラの密猟や違法取引、生息地の破壊が深刻化しており、このままでは2020年ごろには、主要な生息地のコンゴ川流域からゴリラがほとんどいなくなるとの調査報告を国連環境計画(UNEP)と国際刑事警察機構が25日までにまとめ、ワシントン条約締約国会議の場で発表した。

 特に内戦が続くコンゴ(旧ザイール、DRC)東部の状況が深刻で、民兵組織が関与する違法伐採などがゴリラの生息状況を悪化させている。

 UNEPのイアン・レドモンド博士は「ゴリラを救うため、日本政府も資金や技術面での協力を強化してほしい」と話した。

 調査によると、DRCやコンゴ共和国などのコンゴ川流域では、木材や木炭製造のために違法な森林伐採が急速に進んでおり、20~25年にはゴリラが生活できる森林は現在のわずか10%になると推定された。

 ゴリラの密猟も増える傾向にあり、ブッシュミート(森の肉)と呼ばれる野生生物の肉の一部として、各国で広く売られていることが確認された。コンゴ共和国1国で年間300頭のゴリラが殺されているとの推計もあるという。

 また国立公園などのゴリラ保護区内部で、民兵組織によって金やタンタル、スズ鉱石などの違法な採掘が広く行われ、労働者への食料としてゴリラなどの動物が多数殺されているほか、生きた子どもゴリラが海外に密輸された例も確認された。

 レドモンド博士は「違法に採掘された鉱物は、先進国のパソコンや携帯電話などに使われている。先進国の人々もゴリラの個体数減少の原因をつくっていることを知ってほしい」と話している。

好調

2010-03-24 23:52:33 | コメント
 ホンダは24日、先月26日に発売した新型ハイブリッド車(HV)「CR-Z」の累計受注台数が、発売後約1カ月で月間販売計画の10倍となる1万台を超えたと発表した。

 1リットル当たり25・0キロの燃費性能と、スポーティーな走りを両立させたことが人気を呼んでいる。購入者は、20代以下の独身者が約15%、30代以上の独身者が約35%、40代以上の既婚者などが約35%。

 ファミリー志向だ、エコカーだと言っても、やはりスポーティーでカッコいい車の方がいいのだ。あの流麗なハードトップのクーペを目の当たりにすると痛感する。復権を果たす日は訪れるのだろうか。

夢の技術

2010-03-23 23:59:10 | コメント
 東芝は23日、米マイクロソフトの創業者で会長のビル・ゲイツ氏が出資する米ベンチャー企業「テラパワー」(ワシントン州)と、次世代原子炉の開発で技術協力する検討を始めたことを明らかにした。核燃料を交換せずに最長で100年間の連続運転ができるとされる「夢の技術」で、ゲイツ氏が数千億円規模の私財を投入する可能性もあるという。

 東芝とテラパワーは次世代原子炉の開発に向けてこのほど情報交換を開始した。次世代炉は「TWR」と呼ばれるタイプ。実用化には10年以上かかるとみられるが、燃料を交換しなくて済むため運用コストが安く新興国などでも需要が期待できる。

 潤沢な資金を有するゲイツ氏と原発事業のノウハウを蓄積した東芝が結び付けば、開発に弾みがつきそうだ。

 TWRは燃料に劣化ウランを使用する。沸騰水型軽水炉(BWR)など従来の原発では数年ごとに燃料の交換が必要だが、TWRは燃料を交換せずに50~100年間の長期運転が可能で安全性も比較的高いという。

 東芝はTWRとは別に、最長30年間連続運転ができる超小型原子炉「4S」を開発している。TWRとは共通点が多く、4Sの技術をTWRに転用できるとみられる。

 ゲイツ氏は地球温暖化問題に関心が高く、テラパワーの事実上のオーナー。ゲイツ氏側から東芝に連携を働き掛けたという。

3連敗

2010-03-22 23:48:25 | コメント
【オリックス5―4楽天】


悪夢の開幕3連敗-。 楽天はオリックスに逆転負けを喫し、2008年シーズン以来の開幕3連敗となった。対する岡田オリックスは投打が噛み合い開幕3連勝となった。

 岩隈久志投手(28)、田中将大投手(21)で開幕2連敗中の楽天は永井怜投手(25)が先発。打線は初回にオリックス先発の山本を攻め2本の二塁打で2点を奪い先制。しかし、永井がその裏に立ち上がりの制球が定まらずT-岡田の適時打などで2点を奪われてしまった。

 昨日からの“負の連鎖”か二回から五回までノーヒットピッチングを繰り広げていた先発永井が、六回に4番ラロッカに手痛い一発。2点本塁打で逆転を許すと、八回にもカブレラに一発を浴びた。楽天は九回にオリックス2番手の岸田から1点を奪ったが、及ばず開幕3連敗となった。

 楽天は2008年以来の開幕3連敗に。エース岩隈を擁した開幕戦は金子の前に無得点。昨日の第2戦は田中が熱投を見せるが、抑えの小山がまさかのサヨナラ暴投。「完封負け」→「サヨナラ負け」→「逆転負け」とブラウン新監督には厳しい開幕3連戦となってしまった。
 ここまで3戦でのブラウン采配、まだその是非を問う時期ではないものの、まだ本調子には程遠い田中を2戦目に投入する必要があったのかは疑問が残る。岩隈、ラズナー、永井の順で、田中は間隔を開けて次の3連戦の頭に持ってきた方が戦略的にも良かったのではないか?開幕3連戦を柱の3人で落とした精神的ダメージはかなり大きいと思われる。


ダイヤ大荒れ

2010-03-21 22:49:05 | コメント
 低気圧が日本海上を急速に発達しながら北東に進んだ21日、東日本や北日本を中心に、早朝から非常に強い風が吹く大荒れの天気となった。都内では、シャッターの修理をしていた男女3人が軽いけが。鉄道各社の中には、早朝から運転を見合わせるところが出たほか、航空各社でも欠航便が出るなどの影響が出た。

 警視庁や東京消防庁によると、同日午前3時35分ごろ、調布市深大寺東町の自動車修理工場兼住宅で、はずれたシャッターを修理しようとしていた男女3人が、強風にあおられたシャッターに当たるなどして、腕や腰に軽傷を負った。西部の奥多摩町を走る国道411号線では沿道の木が倒れ、午前3時から同町内の18・4キロ区間で通行止めとなっており、撤去作業が進められている。

 JR東日本では、都心部を走る京浜東北線や高崎線、宇都宮線などで早朝から運休が相次ぎ、特急車両でも土浦発上野行きの「フレッシュひたち2号」などで遅れが出た。東京メトロでは、東西線で地上部分を走る東陽町-西船橋間で20メートル以上の風速を観測したため、始発から運転を見合わせた。その後、風が収まったことから午前8時25分に運転を再開したが、4万5900人の足が乱れた。

 日本航空と全日空でも、早朝から羽田空港発着の便を中心に欠航が発生。午前9時現在、日本航空が66便、全日空が31便の運行を取りやめ、計約1万5千人に影響が出た。

 気象庁によると、千葉市では午前4時54分に、最大瞬間風速38・1メートルを観測。東日本では、東京都江戸川区で35・2メートル、八王子市で33・8メートルを記録した。

 日本海の低気圧が発達しながら北東に進み、21日夜にはオホーツク海に進む見込み。また寒冷前線が本州を通過する見込みで、低気圧や前線通過後は強い寒気が流れ込み、海や山は大荒れの天気になるという。

 黄砂も酷かったしね。。まったく、3連休の中日だってのに(>_<;

開幕戦

2010-03-20 23:04:22 | コメント
【オリックス1―0楽天】

楽天は主軸の調整の遅れが結果に表れた。

 まずは外角への対応に不安を口にしていた鉄平が一回1死二塁で外寄り速球を打たされ、投ゴロに倒れる。また「オープン戦で変化球を見られなかった」と心配顔で話していた4番・山崎は、四回にカーブを引っ掛けて三ゴロ併殺、七回1死二塁ではチェンジアップに空振り三振した。

 岩隈は本来の制球を欠いた中でも8回1失点で踏ん張ったが、打線が応えられなかった。山崎は「岩隈に悪いことをした。1、2点の勝負になるのは分かっていたのに、点を取れなかった」と反省の弁を口にした。

 ただ、開幕戦を特別視していなかったブラウン監督はさばさばとした様子。「主力に当たりが出ないとこういう展開になる。あしたからしっかりやってくれればいい」と前向きだった。

「安土」消滅

2010-03-19 23:54:22 | コメント
 滋賀県安土町で19日、同県近江八幡市との21日の合併を前に閉庁式が行われた。合併後の名称は近江八幡市で、明治時代から続いた織田信長ゆかりの自治体の名「安土」が消えることになる。

 安土町は16日の町議会で合併停止を決議したが、総務省は「適法な手続きに基づいており、停止は不可能」とし、覆すことはできなかった。

 閉庁式で、合併に反対する大林宏町長は「町長(の仕事)は終わるが、安土をあきらめない」と、合併後も安土町の復活を目指すことを宣言。町の歴史を振り返るスライドが上映され、職員ら約70人が感慨深げに見入った。

 新しく誕生する近江八幡市は人口約8万1千人、面積約177平方キロ。現在の近江八幡市役所が本庁で、町役場は総合支所となる。

 合併は、行財政の合理化などを理由に2009年6月に町議会で可決された。しかし「住民の合意がない」として住民団体が、合併を進めた前町長と町議会のリコール運動を展開。出直し選の結果、反対派町長が当選し、議会も反対派議員が過半数を占めた。その後、議会は合併停止を決議し、町長は総務省などに停止を求めて陳情していた。

 空前の(?)歴史ブームの一方で、こういう由緒ある町名が「合併」という名の下で統合され消滅していくのは何ともミスマッチだ。とはいえ、統合する側の近江八幡市についても安土廃城後の町を丸ごと八幡城下に移転し、豊臣秀次の治世の下で隆盛を極めた近江商人の町としての誇り高き名前である。だから、いっそのこと「安土八幡市」とでもして、両者の名前を併せ残しても良かったのに・・・と思った(^_^;

買い時アピール

2010-03-18 23:09:54 | コメント
 省エネ家電の購入を促すエコポイント制度に対応した薄型テレビの省エネ性能の基準が4月1日から引き上げられるため、家電量販店はポイントの対象から外れる商品が多い旧型モデルの販売に力を入れている。

 ビックカメラは3月に入り、対象から外れる商品の値引き率を拡大。値引き率は製品により異なるが、「メーカーが生産完了している製品も多く、売り尽くしセールの状態」(ビックカメラ)。基準変更を知らない利用客もいるとみて、ホームページ上でも3月末までの対象商品を特集したコーナーをつくった。

 ヤマダ電機やヨドバシカメラなども、対象から外れる商品を売り場で個別に明示し、販売員も「『今が買い時』とアピールしている」(ヤマダ電機)という。

 対象から外れるのは旧型機種が多いため、そもそも値下がりしており、エコポイント分がさらにお得感を強める形になっている。

 民間調査会社BCNの道越一郎アナリストは「今回の見直しで対象から外れる機種を中心に、エコポイント制度が始まって以来の売れ行きになっている」と分析。一方、家電メーカー側は基準変更を念頭に置いて生産してきた面もあり「影響は少ない」(家電メーカー幹部)としている。

 エコポイント制度は対象商品を選ぶのに国が定めた省エネ性能基準を使っており、3月末が数年おきに行われるテレビの基準見直し時期に当たる。エアコン、冷蔵庫の基準は今回は変わらない。

 ただ、最近の薄型テレビは高機能な一方で、それに見合った高級感を得られないような気がする。「エコ」の名の下に、機能だけでなく外装にまでコストが削減され、何だかチープさを前面に押し出したような商品が目立つ。薄型テレビも(一部の例外を除いて)、かつての高級品から日用品へと変貌を遂げているのかも知れない。

製造中止

2010-03-17 22:51:31 | コメント
 東芝のグループ会社で白熱電球製造大手の東芝ライテックは17日、鹿沼工場(栃木県鹿沼市)で一般白熱電球の製造中止式典を行った。二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた取り組みで、約120年にわたった一般白熱電球製造の歴史に幕を下ろした。

 同社によると、製造中止は国内大手メーカーでは初。年間約43万トンのCO2削減が見込まれる。ハロゲンランプなどの特殊電球は代替が困難なため当面、長井工場(山形県長井市)での生産を継続する。

 式典には東芝の佐々木則夫社長も出席。佐々木社長は取材に「CO2を減らすだけでなく、環境対策そのものを加速させるという意義がある」と話した。

 一般白熱電球は2008年に甘利明経済産業相(当時)が、12年までに国内での製造・販売を中止する方針を表明。国内シェアの半分を占める最大手のパナソニックは12年までに製造、出荷を07年比で4割削減する方針。

 とはいえ、LED電球等に切り替えるにはまだまだ高価であり、更なる値下がりに期待したい。