最高裁は31日、来年の裁判員候補者名簿に記載されるのは全国で25万9200人になると発表した。有権者402人に1人が選ばれる計算で、今年の365人に1人よりも確率が下がった。
候補者数は、裁判員裁判を実施する全国50の地裁本庁と10の支部が管内で起きた対象事件数などを参考に算定している。
選ばれる確率が最も高いのは224人に1人の函館地裁。以下、大阪地裁本庁、千葉地裁の順。今年もこの三つが上位3庁で、2位と3位は逆転した。763人に1人の割合となる秋田地裁は来年も最も低く、さらに富山地裁、盛岡地裁と続いた。記載者数は大阪地裁本庁の2万2千人が最多で、最少は900人の松江地裁だった。
今年の候補者名簿では、東日本大震災の影響で候補者が辞退する可能性などを考慮して被災地の盛岡、仙台、福島各地裁と福島地裁郡山支部で記載者数の調整が図られたが、来年は例年通りの運用に戻った。
候補者数は、裁判員裁判を実施する全国50の地裁本庁と10の支部が管内で起きた対象事件数などを参考に算定している。
選ばれる確率が最も高いのは224人に1人の函館地裁。以下、大阪地裁本庁、千葉地裁の順。今年もこの三つが上位3庁で、2位と3位は逆転した。763人に1人の割合となる秋田地裁は来年も最も低く、さらに富山地裁、盛岡地裁と続いた。記載者数は大阪地裁本庁の2万2千人が最多で、最少は900人の松江地裁だった。
今年の候補者名簿では、東日本大震災の影響で候補者が辞退する可能性などを考慮して被災地の盛岡、仙台、福島各地裁と福島地裁郡山支部で記載者数の調整が図られたが、来年は例年通りの運用に戻った。