joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

熊川哲也さんが神戸に来る

2006年09月26日 | 日記


昨日の夕刊のテレビ欄の下に、熊川哲也 K バレエ カンパニー神戸公演の広告がありました。「行きたい」と思う。

僕は一度だけバレエを生で見たことがあるけれど、最近はたまにバレエのDVDやビデオを観るので、あらためて生で見てみたい。

熊川哲也さんという人のことは、今まではあまりいい印象をもっていませんでした。べつにテレビによく出るとか、ドラマに出るとか、そういうことは気になりません。ただ、先入観として、果たして日本人がまともにバレエを踊ることができるのだろうか?と思ってしまうのです。

まぁ、こういう疑問はいかにも西欧崇拝とバレエへの無知を表しているんでしょうね。

バレエというと、素人からみれば、西欧人的に8頭身か9頭身くらいの体型じゃないと駄目みたいに思ってしまいます。

また、パリ・オペラ座を取材したドキュメンタリー映画『エトワール』という映画を観ると、バレエというのは本当にヨーロッパの古典芸能なんだなぁと感じて、とても日本人が入れる世界には見えませんでした。

そこではダンサーたちが小学生のときからバレエ団の学校に所属し、つねに厳しい選考に曝され、バレエ団には入れても厳しい競争があり、ごくごく一握りのダンサーだけが主役を努めることができる世界が記録されていました。

そんな厳しい世界で日本人がトップの仲間入りできるなんてとても想像できなかったのですよ。

熊川さんという人がイギリスの国立バレエ団の一等ダンサーだったという話は聞いたことがあったのですが、それがどのくらいすごいのかよく分からなかったし、本当に本当に世界の一流の一人だとは想像していませんでした。

今でも僕は熊川さんという人の踊りを見たことがないし、観たとしても、彼の踊りが一流かどうかは分からないと思う。多分、プロのダンサーなら、みんなすごいと思ってしまうから。

でも、ネットで色んな人の感想を見ても、本当に本当に世界の一流の一人と認められている人なのだということも分かってきました。

そうであれば、そういう人がせっかく日本で活動しているのだから、一度は見てみたいなぁと思いました。

チケット代をみると本気で行こうとまでは思わないのですけど、でも一度は観てみたいですね。

あと、吉田都さんという人のことも僕はまったく知らなかったけど、きれいな人ですね。


涼風