joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ピリピリ

2006年09月18日 | 見たこと感じたこと



台風が来ているからか、なんだかジトーっとした湿気で、空も鉛色の曇り空です。座っていると、いつの間にか額に汗がたまってきます。

そうか、こういうときに除湿機があると便利なんですね。

まぁ、扇風機でも気持ちいいのですが。

昨日こそ映画に行こうと思い、気分を整えていました。すると父がお昼から、田舎でもらってきたお米をコイン精米所に持って行って精米すると言います。

父は一人で行くつもりだったのですが、お米は重いので、一緒に行くことにしました。父がナビゲートして、運転は僕。

車で30分ぐらいのところでしょうか。場所は神戸の少し奥に入ったところで、山や田んぼの間に道路が通っています。自然が多いのですが、そういう自然はあまりきれいではありません。

以前ある人が言っていたのですが、「自然」と「田舎」は違うそうです。

「自然」は生命を育み、人々に癒しを与えます。それは私たちの貴重な財産です。

「田舎」とは「高齢者」と「貧困者」が居住し、中央に見捨てられた、寂しく荒れた場所です。

植物がたくさんある点では同じなのですが、「自然」には私たちはポジティブなイメージを持ちますが、「田舎」に対しては蔑視的な視線を投げかけ、私たちの感覚はそこに拒否反応を示します。

「田舎」の山や林や植物は、荒れた感じがします。人々から見捨てられたような。

「自然」は、私たちは必死に保護し、とても貴重な財産のように思います。


昨日行ったコイン精米所は、神戸の中心から道路で少し行ったところなのですが、山や畑の間に無作法に道路が無理やり作られ、日曜日の退屈な午後に人々が車をブンブン走らせていて、なんだかピリピリした感じでした。


涼風