joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦

2006年03月05日 | スポーツ
少し前の話ですが火曜日にサッカー日本VSボスニア・ヘルツェゴビナ戦を先輩のSさんとテレビ観戦しました。Sさん、ありがとうございました。

場所は三宮にあるスポーツ・バー。初めて行った場所ですが、とても雰囲気の良い店でした。店内がゆったりして料理もまずまず。テレビも大画面。お客さんも平日の9時の試合にもかかわらずたくさん来ていました。

試合のほうは、観た方はご存知のように後半は相手に押されっぱなし。

前半は「さすが中村と中田が入るだけでこんなに違うのか」と感じるプレーぶりでした。とにかく二人のところにボールが入るだけでボールが落ち着くし周りの動きも良くなるし、インド戦と違ってチーム全体が有機的に連動しているように見えました。

しかし後半にボスニア・ヘルツェゴビナが本気になった途端、サイドを何度もすごいスピードでえぐられていきます。4-4-2なので中盤とサイドが守備と攻撃のタイミングを図らないとだめなのですが、なぜかサイドから簡単にフリーでクロスを上げられて、かつゴール前でも簡単に相手をフリーにしてしまうという、スパーリング状態でした。

ヨーロッパの強豪国が本気になった途端これだけいいように操られるというのは、やはり日本と欧州との差は「ゴールデン・エイジ」が主流となってもまだまだありそうです。

Sさんと同意見だったのがサイドの人財不足。日本のように強豪相手では押し込まれるレベルの国では、サイドの守備はとても大切。かつ攻撃も少ないチャンスを生かすためにタイミングよく上がるプレーヤーが必要。

クロアチアともオーストラリアとも不安一杯になるような火曜の夜なのでした。


涼風

荒川さん

2006年03月01日 | スポーツ
新聞やウェブの写真しか見ていないけど、荒川さんは金メダルをとってから顔が柔らかくなってどんどんきれいになっていくようだ。不思議。

今まで張り詰めていたものが解けて、一晩にして違う人間になった感じ。


涼風

頭とエネルギー消耗

2006年02月25日 | スポーツ
カーリングを見ていて思ったのは太っている選手がいないこと。

大柄な人はいるけれど、贅肉でぷよぷよした人はいないし、むしろみんな引き締まった身体をしている。

素人目にはそれほど体力も身体能力も使う競技には見えない。多少お腹が突き出てもできそうにも思える。野球だって100キロ越えた選手がいる。

でも、むしろみんなスラッとして腹筋も引き締まってそうだ。

カーリングに太った人がいないのは、ゴルフにも太った選手がいないことと関係しているのだろうか。

ゴルフにはパワーは関係するけれど、それだけならお腹が突き出た人でもやれる。しかし実際にはどの選手も締まった身体をしている。

カーリングもゴルフも、極端に神経を使うスポーツに見える。それだけ頭脳・神経を使っていると、自然にエネルギーを消耗しているのかもしれない。

以前大学の先生が言っていたけど、入学試験の最中は受験生の問題を解く熱気でとても暑くなって本当は暖房も要らないのだそうです(それに対して大学の各期試験は涼しくてしょうがないらしい)。頭を使っているとそれだけ体からエネルギーが出ているそうです。


涼風

フリープログラム

2006年02月24日 | スポーツ
おとといは4時間、昨日は5時間しか寝ていなかったので、昨日の日中は地下鉄とか乗っていると睡眠不足で気分が悪くなりました。

なのに昨日の夜はなかなか寝つけませんでした。結局寝たのは夜3時すぎ。女子フィギュアが始まった頃です。

朝目覚めたのは7時ごろ。テレビを点けるとちょうど表彰式でした。

後で流された録画で演技を観ました。サーシャ・コーエンは今日も可愛かったけど、残念だったな。いつも2位でアメリカのプレスすら彼女の金を期待していなかったそうだけど、それだけに今回のミスに対しても風当たりが強くなったりしないだろうか。

スルツカヤも、彼女のようにつねに世界のトップでいて、収入獲得の手段として自覚的にスケートに取り組んで、勝気満々でいた人が最後にミスするというのも、なんだかかわいそうでした。

彼女は家族の経済的負担を一身に背負っていて、なおかつ病気を抱えていてと不遇な状況がよく報道されていて、そういう人には「もう金をあげちゃいなよ」とか思ってしまいます。

でも、そういうふうに不幸な人を無条件に応援して、幸せな人に対しては「お前はもういいじゃないか」と思うことは、無意識に自分が幸せになることを許可していないことの表れなんだそうです。

安藤美姫は、メンタル的に昨年暮れからかなり疲れた印象があって、それが結局引きずったような印象があります。もっとも僕は世間がフィギュアを騒ぎ出した12月から見たのだけれど。

浅田真央が騒がれたことで、それまで持ち上げられていた安藤に精神的反動が来たということはないのだろうか。

また浅田真央が4年後に今ほど騒がれなくなったとき、彼女にストレスがかかったりしないだろうか。元スポーツ選手が「真央ちゃん真央ちゃん」と大騒ぎしてインタビューしているのを見ると、本当に選手のことを考えたメディア活動をしているのだろうかと疑問に思いました。

ただなんだかんだ言っても安藤には“華”があるし、応援したくなります。


涼風

インド戦

2006年02月23日 | スポーツ
きのうは先輩のS.さんと神戸の三宮で食事をしました。場所は「スポーツ・カフェ」。大画面でスポーツ中継を見れる所ですね。お互いサッカー好きで代表のインド戦があるので行ってみました(S.さん、昨日はありがとうございました)。

雨が降っていたし平日なので人はほとんどいませんでした。

試合のほうは、個々人の力の差があるのでとりあえずポゼッションはほとんど日本。ただボールを持てることでかえってチームとしてあまり機能せずに全体的な連繋した動きがなかったように思います。後半のゴールラッシュは、インドの戦意喪失も大きな要因のように思う。

個人的には代表は昨日の3-5-2より4-4-2がいいと思います。要するに、中盤もバックも互いに補う動きが必要なコンパクトな構成のほうが選手も良く動くし玉離れもいいように思うのです。

来週の海外召集試合ではどこまで連携した動きが見られるか、注目したいです。


涼風

女子フィギュア

2006年02月22日 | スポーツ
朝7時前に目が覚めてテレビをつけたら、フィギュアはウクライナの選手が滑っていました。

その後に村主(「すぐり」と打ち込んでも出てこなかった)選手の演技。もちろん素人目にはパーフェクト。でも得点は伸び悩んだ感じ。彼女と上位3選手の5点の差ってなんなんだろう?解説の佐藤有香さんですら「会場の雰囲気とか」とかあまり根拠のない理由しか挙げれなかったということは、専門家にも首をかしげる採点だったということかな。村主選手もちょっと納得いかなそうな顔をしてた。

その後でサーシャ・コーエン。自信に満ち溢れた顔で、前に見たときより厚化粧でキリッとした顔でかわいい。体型は日本人みたいです。演技は、ジャンプを飛んで着地をしても全く表情にブレがなく「そんなの当たり前」という感じで、飛んでいる間からすでに着地した後の表情をしていたような自信に溢れたつくり笑顔をしているのが印象的でした。

録画で安藤を見たけれど、なんだか素の女の子がすっぴんで滑っているような感じもしました。年末よりも力が抜けた感じで滑っているような気がします。


涼風

「メダルに届かない」

2006年02月20日 | スポーツ
今回のオリンピックでは中々メダルに届きません。長野もソルトレークもロクに見ていなかった僕にはピンと来ませんが、歯がゆいと感じている人もいるそうです。

ただ、世界の10番以内、20番以内に入るだけでもすごいと思う。練習のために彼らが費やしたもの、手放したものを考えると、他人がどうこう言うのは簡単じゃないようにも思います。

涼風

クロス・カントリー

2006年02月19日 | スポーツ
クロス・カントリーって楽しそう。

高校生のときに修学旅行でスキーをしたとき、山の斜面をスキーで滑るのは、まぁ上手くないからというのもあるけれど、全然楽しめませんでした。それ以降一度だけスキーをしたけど、なんだか疲れた。

でも、その修学旅行のとき、山の中の水平に近い道をスキー板ですーいすーいとインストラクターに先導されて滑ったときは、とても楽しかった。なんだか大自然の中に包まれてすいすい自動エスカレーターで移動しているみたいでとても楽しかったことを覚えています。

クロス・カントリーもそんな感じじゃないだろうか。

急な斜面をすべるのには興味ないけど、山や森の風景を楽しみながらゆっくりすーいとゆるやかな斜面を行くのはとっても楽しそう。

涼風

才能と機会

2006年02月19日 | スポーツ
カーリングやスケルトンといったスポーツを見ていると、なんだか思わされてしまう。

おそらく半世紀ぐらい前にはそういうスポーツはポピュラーではなかった。まして100年前にはルールもなかったのでしょう。

しかし現在は社会に認知されて五輪種目になっている。

200年前にも300年前にもカーリングの才能を持った人はいただろう。でもカーリングはなかったためにその人たちは自分のカーリングの才能を生かす機会に恵まれなかった。

それはカーリングだけじゃない。野球もサッカーも、200年前には現在のような形を採っていなかった。200年前に現在の野球やサッカーがあれば大スターになれた人も、200年前では自分の才能を生かすことができなかった。

才能を発揮できる機会というのは歴史・社会によって影響されている。500年前にはある分野で世界一になれた人も、現在ではその才能を生かすチャンスに恵まれていないかもしれない。

しかし私たちは、たまたま自身の才能を生かす機会に恵まれた人は素晴らしく、その機会にたまたま恵まれなかった人を凡人とみなします。さらに、その才能にお金がついてくれば偉人とみなすようになります。またお金がついてこない才能を取るに足りないものとみなします。


涼風

スノボ

2006年02月18日 | スポーツ
スノーボードって楽しそうだな。

スキーだと板二枚にスティック二本が必要になるけど、スノーボードだと一枚だけでできる。後はウェアだけ。僕はウェアは持っているから、後は貸しスノーボードで借りれば簡単じゃん。

僕は運動神経はよくないのだけど、ああいうバランス重視のものは結構できるんじゃないかと勝手に思ってしまいます。中学のときに体育の時間で棒高跳びをしたとき、高さはないけど飛び方を褒められたりしたし。

やってみたいなぁ。

涼風

余計なプレッシャー

2006年02月17日 | スポーツ
やっぱりオリンピックは2年に一回の方がいいような気がする。

オリンピックの間の年にどれだけ世界チャンピオンだろうと金メダルを獲れなくては世の中の注目を浴びないというのはなんだか不合理な気がします。

まぁ、競技者が実際にどう想っているのか分からないので、本当は何とも言えないんですが。

でも、4年に一度しかほとんどの競技が脚光を浴びないというのあまり健康的とは言えない気がする。

以前水泳の千葉すずが、「みんな水泳なんて全然注目しないのに、オリンピックの時だけ“千葉すず、千葉すず”と騒ぐ」と不平を漏らしていました。

4年に一回の「最高峰」の大会だから国民が注目する。でも、その間だって全ての競技で毎年世界チャンピオンが誕生している。そうしたチャンピオン達には目もくれず、4年に一度の国別対抗のナショナリズム的イベントの時だけ注目するというのは不健康だ。

以前ジーコは、「今のブラジル選手は自分のキャリアをナショナル・チームに選ばれることだけを基準にして組み立てようとする。よくない傾向だ」と言っていました。サッカーのワールド・カップも4年に一度のために、その数少ないチャンスを物にしようと選手は死に物狂いになる。

でもサッカーは毎年どこかで行われているし、ワールド・カップで優勝したチームが必ずしも世界で一番強いチームとは限らない。むしろ、一番つまらないサッカーをするチームが優勝したりもする。

ワールドカップも二年に一度にすれば、ワールド・カップや代表入りだけに選手が集中するような状況は改善されるのじゃないだろうか。代表入りした選手がそうでない選手より優秀だとは言えないのだし。

二年に一回にすればイベント性は確かに薄れます。でも、そのイベント性とは所詮スポーツそれ自体に内在する面白さとは関係ないものなのだから、剥がれてしまっていいのじゃないだろうか。それで国民の関心が減っても、選手達はガッカリするのだろうか。やっぱり選手としてはスポーツそれ自体の面白みを感じて欲しいのじゃないだろうか。


涼風

男子フィギュアスケート

2006年02月17日 | スポーツ
今日は朝早く起きたので(5時ぐらい)、男子フィギュアスケートを見ていました。

なんで高橋のあの演技が8位なんだろう?4回転は失敗したけど後は大体うまく行っていたように見えたけれど。専門家の判定というのはよく分かりません。

ただ、ショート・プログラムで2位につけていたアメリカのウィアーが安全策で3回転ばかり飛んでいたのを審判はかなり低く点数を付けていたのが印象的でした。何か、それと同じ要因で低く判定されたのかな。

でも、見ていて高橋の演技は気持ちよかった。最初は見ているこっちがドキドキに緊張していたけど、そのうち彼の滑りに引き込まれていって緊張よりも心地よくなりました。

身体が他の選手よりも小さいからか、手足が小刻みにまとまって動くのですごくまとまった印象を受けるのです。

やっぱり8位というのはなんかおかしい。

涼風

文化の架け橋

2006年02月14日 | スポーツ
「ハーフパイプ」って前からこんな種目あったのかなぁ?はじめて見たよ。

ウチの父親や母親は夜にはずっとオリンピックを見ています。なんだかウチの親がハーフパイプとかを見ているのを見ると笑ってしまう。

「ハーフパイプ」が五輪種目ならスケボーが五輪種目になっても全然おかしくないと思う。

もしヒップホップ・ダンスが五輪種目になっても、全国のお父さんお母さんお爺ちゃんお婆ちゃんが食い入るように見て、「ウン、このダンスは良かった」とか言うんじゃないだろうか。

オリンピックは文化の架け橋です。


涼風