淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「心がざわめく日」

2005年06月03日 | Weblog
 今日は、乙女座が星座占いで1番いい日。
 でも、そういう日に限ってツイていない日が多い。期待するからだろうか? 期待値と現実のギャップからだろうか?
 まあ、金曜日というだけで満足するけどね。

 今日も6月にしてはちょっと肌寒い。
 何故か、心がざわめいている。言いようの無い不安が、曇った空から降りて来る。
 芯がないからだろうな。自分を支える、しっかりとした芯が。解ってはいるのだけれど。
 いつもいつも揺れ動く。右へ左へ。上へ下へ。

 仕事を終えて、斎藤くんと山上くんと待ち合わせ。
 僕が書いた、映画の脚本「LOVELESS」が、いよいよ始動。
 キャストもほぼ決まり、スケジュールも決定。
 若干の修正はあるものの、納得。ちゃんと二人は読み込んでくれていた。
 何か、ほぼ1日で書き上げたのが後ろめたくなってくる。ごめん。
 矛盾もやっぱりあったし。それを二人が、かなりバージョン・アップ。
 三人で、ああでもない、こうでもない。
 あとは、シシリー。あなたの作曲にかかってます。そしてもうすぐクランクイン。

 二人を残して車に乗り込む。
 金曜日の10時過ぎの街。酔ったサラリーマンが舗道を歩いている。
 アスパムの淋しそうな光。タクシーがぽつんと客待ちをしている。

 また少し、心がざわめく。圧し付けられる。でも耐えられないほどの苦しさじゃない。
 明日は休みだ。そこでちょっと回復できるな。久しぶりに走ろうか。 淳一
 
 

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俳句はポップ?映画「恋は五・七・五」を観る。

2005年06月02日 | Weblog
 しかし、何て僕はこうも仕事が速いのだろう?
 上司の指示には的確かつ迅速に従い、一切逆らうことをしない。そして、部下には絶えず笑顔で接し、上から降りて来る様々な要求にも、身を挺して守る。
 つまり、上司からも部下からも愛される、素晴らしい人間なのである。
 だから、人より早く仕事を切り上げ、こうしてゆっくりと映画館で映画を観ることが出来る。
 僕は、日本一、いや、ひょっとして世界一の幸せ者なのではないか?

 で、「恋は五・七・五」である。
 監督は、「バーバー吉野」で一躍脚光を浴びた女性監督、荻上直子。つまり、監督としての第二作目ともなる作品だ。
 しかし、これは・・・。ちょっとキツイ。
 全てが類型的・パターン化されているのだ。それを見せられるのはちょっと辛い。

 帰国子女で、日本語の漢字があまり書けない女の子。
 先生の指導もあって、俳句部なる俄仕立てのクラブに入るハメになる。学校が統廃合されてしまう危機に直面している学校は、何でもいいから全国大会なるものに出場して名前を売れと、生徒を煽っている。
 「全国俳句甲子園」なる高校生たちのイベントが開かれることになり、落ちこぼれの男女五人組生徒が、それに向かって奮闘する姿が描かれる。
 よくあるパターン。いわゆる「ジュブナイル」ものである。
 これまでも、「スウィング・ガールズ」とか、「ウォーター・ボーイズ」とか、「ロボコン」とか、この手の映画は、たくさんたくさん創られてきた。
 そして、これまでその手の映画にハズレがほとんどなかったのは、落ちこぼれのエネルギーがいい方向に流れ、そこに一種のカタルシスが生まれたからである。
 つまり「九回裏逆転満塁さよならホームラン」が、映画の中で実現できたからこそ、評価されてきたのだ。
 しかし、この「恋は五・七・五」。酷いくらいに、主役の五人組をステレオ・タイプに描くのだ。ちょっと余りな類型化。
 観ているうちに、爽快感とか面白さとかではなく、描く人物像に腹が立ってくる。
 もう少し凹凸を付けるべきだった。 淳一

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「9回裏満塁逆転さよならホームラン」

2005年06月01日 | Weblog
 いつもより朝早く目が覚めた。
 暖かい朝である。そして、新しい6月である。
 
 昔からそうだったように思う。
 新しい月や、新しい年を節目に、自分に巻き付いたあらゆるしがらみとか、煩わしさとか、背負った荷物を全部降ろしたくなるのである。
 一種の癖なのかもしれない。
 これまでも様々な事をして、辛い過去や様々な苦しさを捨ててきたように思う。でも、またすぐに、新しい悩みや苦しさはそれまで以上に積もってきたけれど・・・。
 五厘刈りにもした。それから、それまで集めた全てのCDを売り捌いたこともある。本棚にきちんと積まれたあらゆる書籍を売り払ったこともあった。
 部屋ががらんとして、それなりに気持ちが引き締まるのだけれど、そんな事をしたからといって、自分の人生がリセットされる訳はない。
 至極、当然の事だ。極々、当たり前の事なのだ。
 そんなことで、再度、自分の人生が明るく輝きだすのなら、誰だってそうするだろう。
 解ってはいるのだ。
 そんな表面的な環境を変えたとしても、何も変わりはしない。

 なので、僕はちょっとだけその手法を変えてみることにした。
 別にだからどうしたと言われたら、元も子もないけれど・・・。

 ①早寝、早起きをする。
 ②ローンは早めに返す。
 ③体を鍛える。
 ④飲み会は早めに切り上げる。
 ⑤出世を放棄する。
 ⑥本をたくさん読む。
 ⑦・・・
 
 ⑦は、僕だけの秘密である。
 こうして僕は、今密かに、「9回裏満塁逆転さよならホームラン」を狙っているのだ。ふふふ。 淳一
 
 
 

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