アメリカの全米ボックス・オフィスで初登場第1位に輝いた「サハラ 死の砂漠を脱出せよ!」。
ところが、二週目からは失速、結局1億ドルには届かなかったのではないだろうか。
映画そのものよりも、話題は、この映画で競演したマシュー・マコノヒーと、トム・クルーズの前の恋人ペネロペ・クルスとの熱愛だったというのも皮肉な話ではあるけれど・・・。
原作はクライヴ・カッスラーの冒険小説「死のサハラを脱出せよ!」。
この小説は全世界で大ベストセラーを記録したものだが、そこはやはり、原作がよくても映画も素晴らしいとは限らない。
兎に角、前半の30分、何のアクションシーンもなく、淡々と進む。
まあ別にそれは構わない。それなりの緊張感と伏線がありさえすれば・・・。
ただ、観客は、この映画、アドベンチャーとかジェットコースター的展開を求めて観に来ているのである。
実際、前に陣取っていた若いアンチャン二人組、途中で痺れを切らしたのか、席を立って最後まで戻ってこなかった。
ようやく、後半からアクションシーンの連続とはなる。
ても、話そのものも平坦で、特にひねりを効かせたものでもなく、環境問題とかアフリカの独裁政治体制とかを散りばめ、それなりに工夫をしているのは解るのだが、何となくチグハグに最後まで進んでしまう。
全体の流れも明るく肯定的に描かれていて、どちらかと言えばスカッと爽やか系統アクション映画なのだが、余りにも濃淡が有り過ぎた。
お宝探しとサハラ砂漠という小道具は揃っているのに、それを使い切ることが出来なかった、脚本と監督の責任ですね。はい。
ところが、二週目からは失速、結局1億ドルには届かなかったのではないだろうか。
映画そのものよりも、話題は、この映画で競演したマシュー・マコノヒーと、トム・クルーズの前の恋人ペネロペ・クルスとの熱愛だったというのも皮肉な話ではあるけれど・・・。
原作はクライヴ・カッスラーの冒険小説「死のサハラを脱出せよ!」。
この小説は全世界で大ベストセラーを記録したものだが、そこはやはり、原作がよくても映画も素晴らしいとは限らない。
兎に角、前半の30分、何のアクションシーンもなく、淡々と進む。
まあ別にそれは構わない。それなりの緊張感と伏線がありさえすれば・・・。
ただ、観客は、この映画、アドベンチャーとかジェットコースター的展開を求めて観に来ているのである。
実際、前に陣取っていた若いアンチャン二人組、途中で痺れを切らしたのか、席を立って最後まで戻ってこなかった。
ようやく、後半からアクションシーンの連続とはなる。
ても、話そのものも平坦で、特にひねりを効かせたものでもなく、環境問題とかアフリカの独裁政治体制とかを散りばめ、それなりに工夫をしているのは解るのだが、何となくチグハグに最後まで進んでしまう。
全体の流れも明るく肯定的に描かれていて、どちらかと言えばスカッと爽やか系統アクション映画なのだが、余りにも濃淡が有り過ぎた。
お宝探しとサハラ砂漠という小道具は揃っているのに、それを使い切ることが出来なかった、脚本と監督の責任ですね。はい。