淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「禅的生活」

2005年06月26日 | Weblog
 何もしなかった。日曜日なのに。
 ほとんど一日中、部屋の中から出なかった。本も読まなかった。音楽も聴かなかった。ちょっと所用があって車を出した以外、ずーっと部屋にいた。
 こんなこと、今までなかったような気がする。風邪を引く以外では。
 外は暑く、お日様が照っている。いつもなら、ジョギングパンツに着替え、颯爽と表に飛び出すのに。
 MIXIも開く気が起こらず、ひたすらゲーム・キューブ版の「ファイアー・エムブレム」をやりまくり、飽きてくるとぼけーっと天井を仰ぐ。
 鬱になる。
 夕方になって、ようやく立ち上がり、MIXI仲間の書き込みを眺める。
 何でこうも、みんな、強い意志と孤独にめげない力を持っているんだろう。思わず「あなたは何でそうも強いの?」と、打ち込んでしまった。
 ああーっ。俺は本当に弱い。どうしてこういつも、グダグダと落ち込んでいるんだろう。

 「一切唯心造」。
 一切は、ただ、心が作るに過ぎない。
 世界の在り様など、心が世界を創っただけのことなのだ。「華厳経(けごんきょう)」からの引用である。
 所詮は、心が悪戯しているだけじゃん! 心が、なんやかんやと捏造しているだけじゃん!
 現象学のフッサールじゃないけれど、世界なんて意識の在り様でどうにでも変わるのだ。だから、自分の周囲について様々考えることを一時停止する。つまり、エポケーする・・・。
 なんて言うのは簡単なんだけど、それが中々難しいんだよなあ。

 こうして夜になる。あっという間に夜になる。
 すべては、自己の内側にある。本来無一物。悟りの境地。うーん。わからん!
 しっかし、俺、いつまでこんなこと繰り返してんだろう?

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