淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「真夜中の雨音」

2005年06月12日 | Weblog
 2階の窓から表を眺める。
 雨が降っている。静かな雨だ。
 日付は日曜日。真夜中。音を低くしたテレビでは、野茂が今日も負けて、大リーグ100勝を果たせなかったことを告げている。
 パソコンを点けて、ネットを覗く。MIXI仲間と様々なメールでのやりとり。面白い。映画好きな人。音楽好きな人。文学の好きな人。若い人。女の人。男の人。
 クラッカーと冷たいミネラル・ウォーター。ゴクゴク。モグモグ。

 村上龍の「半島を出よ」と、某地元出版社から頼まれている「ねぶた祭り」についての原稿を書く。
 それからもう一件。
 来年2月に札幌市で開催される「全国雪氷学会」への論文依頼が送られて来ていて、迷った末、応募する事に。
 もしも通ったら、2月は札幌に行けるな。
 会場での発表も楽しみだけれど、向こうの友達にも久しぶりに会いたいし。
 「北国学、そのひとつの視点 厳寒の風土が生み出す負の力『ルサンチマン』 そのⅡ」。
 もう少し風土論を掘り下げ、文化的な側面も埋め込みたい。
 本当は、サブ・カルチャー論的なアプローチも検証したいのだけれど、それはまだまだ先になるなあ。
 コツコツと書いて、何れは分厚いものに出来たなら・・・。
 本当はそういう事が大事なのかもしれない。近頃、色んなものに首を突っ込み過ぎるのかも。だから『食い散らかし』なんて揶揄される。
 削いだり、降りたりする事も、一方では大事なんだろうな。一段落したら、辞めるものは辞める。ちょっと真剣に考えよう。

 僕はこれまで足し算の世界で生きて来たように思う。でもそれにはやはり限界がある。たまには引いたり休んだりする事だって必要なのだ。うん。
 よしっ! 今夜はそれについてゆっくりと戦略を練ってみよう。
 夜はまだ始まったばかりだから。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする