淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

マット・ディロン、ポール・ウォーカー、映画「テイカーズ」は全米NO.1ヒット作。

2011年11月24日 | Weblog
 11月24日、木曜日。
 朝から冷たい横殴りの雨が降っている。

 出勤前、フジTVの「めざましTV」を眺めながらトーストと紅茶を摂っていたら、「東京は晴れてま~す!」との明るい笑顔のお天気担当お姉さん。
 「ちくしょう。いいなあ、何で青森だけこんな荒れた天気なんだよ、ったく」と独りごちる。

 白いビニール傘をさして外に出たら、余りに激しい雨風で傘がすぐに壊れてしまった。
 ツイテない。
 肌を刺す冷たい風と雨で、身体はびしょ濡れ。
 仕事場までの道は、険しく、そして辛かった・・・。

 それに比べ、映画の世界では今日もまた、颯爽と街を闊歩する男や女たちで埋め尽くされている。
 もちろん、それは単なる虚構の世界でしかないのだけれど・・・。

 マット・ディロン(好きなんだよなあ、この役者)、ポール・ウォーカー(この人もまたカッコイイよね、好きだなあ)、ヘイデン・クリステンセン、クリス・ブラウンをはじめとする、ハリウッド人気スターたちの共演によって全米スマッシュヒットとなり、全米ボックス・オフィス第1位に輝いたスタイリッシュ・クライム・アクション映画が、「テイカーズ」だ。

 これまでも、アメリカのインターネットで何度もその予告編を観てきて、早く日本でも上映されないかなあと思っていたのだけれど、それがようやく解禁された。
 こういう、スタイリッシュ・クライム・アクション映画って大好きっ!

 監督は、今回で長編映画2作目となる、ジョン・ラッセンホップという人らしい。
 まったく知らない。
 ただ、予告を観るだけでも、中々洗練された映像で期待が持てそうだ。
 
 絶対にミスしないように綿密なる計画を練り、1年間でたった一度だけ仕事をすることで大金をせしめる「テイカーズ」と呼ぶ銀行強盗団がいる。
 そして彼らは普段、豪華な邸宅に住み、密かに優雅なセレブ生活を満喫していた。

 その一方で、「テイカーズ」を必死に追いつめている警察官の刑事と相棒の2人は、少ない足跡ながら、じわじわ彼らの中心へと向かっていた。
 そんな中、「テイカーズ」の前に刑務所から出所したばかりの元仲間の一人が現われ、これまでにない巨額な大金を手にする事が出来る、周到な強盗計画を持ちかける・・・。

 映画「テイカーズ」、特にアクション・シーンが秀抜だとか、手に汗握るような犯罪駆け引きが繰り広げられるわけではない。
 ではないけれど、犯罪映画に漂う、あの独特の雰囲気は最後まで保っていて、ラストは当然の如く、どんでん返しが用意されている。

 追うほうのマット・ディロンもカッコいいし、追われるほうのポール・ウォーカーもまたカッコいい。
 そういう意味でいうと、まずは監督のジョン・ラッセンホップ、合格だ。

 それにしてもハリウッドって、こういうスタイリッシュ・クライム・アクション映画を作らせたらピカイチだよね、真骨頂である。
 何度も繰り返すけど、アクション・シーンが凄いとか、手に汗握るような凝った駆け引きや騙し合いが繰り広げられるわけじゃない。

 でも、この手の映画が好きな人ならたまらないだろうと思う。












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