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おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

黒部ダム

2016-07-11 23:35:04 | 旅の想い出
トロリーバスは、現在は黒部ダムの、
立山トンネルと大町に抜ける関電トンネルだけしかないバス。
ガソリンなどを使わず、電気で走るのが特徴。

一昔前は、京都、名古屋、大阪、神戸、東京など、
都市部でも走り、吐露バスとして親しまれたとか。

充電式ではなく、架線と接続して電気を得るので、
やがて車の増加に伴い、道路が混み合うことから、
徐々に姿を消したそうです。



そして、到着したところが大観望。
急斜面の岩場にある大観峰駅と黒部平間の標高差500m。
約7分、80人乗りのロープウェイに乗ります。
支柱のないワンスパーン方式としては日本一の長さとか。
柱がないのは、雪が深くて建てにくいだけでなく、
景観を大事にしたからとも。
ロープウェイから、眼下に広がる眺望を満喫できます。



黒部湖の色が神秘的です。



ダムを造ったことでできた人造湖ですね。



黒部平から、今度はケーブルカーに。



けっこうな傾斜です。
トンネル内を走るので、景観はありません。



到着して、トンネルをくぐり抜けるとダムがあります。



向こうの壁にへばりついて見えるのが階段。
ダムの放流を見るのも、めっちゃコワイです。



と言いながら、壁にへばりついてる階段220段を上がって、
展望台から放流を眺めました~
高さ186m、毎秒10立方メートル以上の放水量があり、日本一。
黒部湖の水面の高さと、下の川との高さの違いが実感できますね。

アーチ式コンクリートダム。
ウッキペディアによれば、総工費は建設当時の費用で513億円。
これは当時の関西電力資本金の5倍という金額とか。
工事に関わった作業員の延べ人数は1,000万人を超え、
工事期間中の転落やトラック・トロッコなどによる、
労働災害での殉職者は171人・・・たいへんな工事だったようです。



「黒部の太陽」という映画にもなったけど、高所での工事であり、
トンネルを掘るにも破砕帯から大量の冷水が噴出して、
死者が多数出るという、大変な難工事だったようです。



またダムから川へ放水する際には霧状にして放流。
放水の勢いで川底が削れてしまうのを防ぐためだそうです。

レストランで、ダムカレーとかが人気らしいんやけど、
朝ご飯をしっかり食べていたから、麺類にしました~



黒部うどん。
お出汁の色が濃いめ、かまぼこが「黒部の太陽」。

お水が冷たくて、おいしかったですよ~




雷鳥に会えた!

2016-07-09 23:11:05 | 旅の想い出
黒部渓谷をトロッコ電車で味わった翌日は、
宇奈月温泉を後に、バスで立山方面へ向かいました。
これが、けっこう時間かかるんですね。
いったん北陸道に出て、立山有料道路を経て室堂へ。
くねくねした道路なので、バス酔いする人もいたり。

春の雪の壁で知られる大谷というところが手前にあるんやけど、
さすがに、壁はもうなくなってました。
でも、あちこちに雪が残ってましたけどね。
薄手のパーカーでは、ちょっと涼しかったです~

室堂で、トロリーバスに乗るんやけど、
バスの時間まで、周辺を散策。



この地図で、ミクリガ池のところに、雷鳥がいたんですよ。
池は、残雪があって水は見えなかったですね。
高山植物も自生してるので、ロープが張ってあり、
その中に、毛繕いをする雷鳥がいました~



見えますかね~~



ここですよ!



雷鳥です。亜種ニホンライチョウが、正しい名前かな。

お腹のあたりは白いですが、夏羽になってますね。
天敵から身を守るため、夏は茶色く、積雪する冬は羽が白くなるんです。
猛禽類や獣たちに狙われるから、保護色に変化するんですね。

雷鳥は国指定の特別天然記念物。
富山県・長野県・岐阜県の県鳥だそうです。

現在生息しているのは、新潟から長野あたりに、約3000羽。
絶滅が危惧されている鳥ではあるようです。
黒部の雷鳥は、人になれているのか、
ロープのところに数人立っているのに、逃げなかったですね。
危害を与えないってことを知ってるのかなぁ~



雨は縫ってないけど、ガスは多いですね~
ひんやりしてますけど、けっこう人も多かったですよ。
平日なんで、まだ、少ない方なのかも。



山荘があります。
温泉も湧き出てるとこがあるようですよ。

高山植物も花が咲き始めてました~



チングルマという白い花です~



これはイワカガミ。
ピンクの色が可愛いです。



これは、葉っぱの形から、どうやらイワイチョウかと。
白い花が咲くらしいですけど、まだ背が伸びてないですね。

さて、雷鳥に会えたのにあまりゆっくりも出来ず、
トロリーバスの出発時間が来てしまいました~
立山の中をくりぬいたトンネルを走る電気のバスです。

それから先は、また次回~~




黒部渓谷 トロッコ電車の旅

2016-07-08 22:15:40 | 旅の想い出
帰宅して、翌日休む間もなく仕事やったので、
(みんな、そうなんですけどね)バタバタ、忙しくしてました。
ビンボー暇なしな日々です~ ほんま。

写真の整理だけでも時間がかかるし、今回は、荷物になるかなと、
ミラーレスを持参せず、ほぼ、iPhone。ちらっと古いデジカメ。
お天気も、イマイチやったので、あまり良い写真は撮れず。
また、いつかリベンジ、個人的に行かないとね。

宇奈月温泉から黒部渓谷鉄道、通称トロッコ電車で、
黒部川の渓谷を旅してきました。

宇奈月温泉駅から欅平まで走ってるのですが、
元々は電源開発のための専用鉄道で、現在でも、
沿線にあるダム・発電所への資材運搬列車や、
関西電力関係者専用列車が運行されているようです。



雪が多いので、12月~4月まで、冬期は運休。
その間は、線路の横にシェルターのような冬期歩道を利用するとか。



宇奈月駅を出て最初に見える、山彦橋。



山から水が流れ落ちてます。



赤い湖面橋の向こうに、ちらっと見えるのが宇奈月ダム。
2001年にできた、黒部渓谷で一番新しいダムらしい。
トンネルに入るので、トロッコ電車からは見えないんです~
手前は、黒部川を堰き止めてできた宇奈月湖。



新柳川原発電所。
西洋のお城のような形をしています。



赤い服?を来た仏石。仏さまのような形をしているらしい。
かつては、ここに湯治客が休む茶屋があったとか。



黒薙駅を過ぎると、後曳橋を渡ります。
この左手奥、駅から歩いて20分ほどのところに、
渓谷最古の温泉、黒薙温泉があり、
ここのお湯が宇奈月温泉の源泉とか。



トロッコ電車の先頭の右手に、またダムが~



出し平ダムです。



なにやら建物が見えてきました。



関西電力の新黒部川第二発電所。
地下式の発電所らしいです。



そして、この日の私たちの終点は、鐘釣駅。
時間の都合で、終点の欅平まで行かずに、ここからUターン。
宇奈月駅から約50分・・・それなりに疲れますね~



鐘釣駅。
ここにも温泉があって、河原に温泉が吹き出てるとか。
旅館が2軒あるみたいですよ。
でも、見学してる時間はないので、ぶらぶら。
肌寒かったので、売店でホットコーヒーを買いました~

帰りも、当たり前やけど同じ景色を眺めながら宇奈月駅へ。

ホテルまで5分ほど歩いたんやけど、雨はここだけ。



部屋から見た黒部川と宇奈月温泉駅。

もやってますね~~

夜は、いつもの?宴会・・・疲れたわ~

場がシラケないように、宴会部長?の本領発揮??
・・・もう、ボチボチ卒業したいけど・・・汗

温泉には、着いてすぐ、宴会の後、朝食前、計3回入って来ました。
なかなか、熱めで良いお湯でした~~

さて、翌日は、7時45分出発。

早々に寝て、5時起きです。



北陸の旅~

2016-07-06 23:08:40 | 旅の想い出
帰ってきました~!
ツイッターでもいろいろつぶやきましたけど、
某社の研修旅行・・・という名の?慰安旅行に行ってました!



お天気が怪しかったけど、乗り物での移動が多くて、
意外に?雨に濡れることなく、傘も使わずでした。

今年は、北陸新幹線に乗って黒部ダム、プラス金沢。
近場といえば近場ですが、やはり黒部は遠い~

京都からサンダーバードで金沢。北陸新幹線で富山まで。
そこからバスで宇奈月温泉。トロッコ列車で黒部渓谷へ。



地図で見るとそれほど遠くないような気がするけど、
富山までは速いけど、宇奈月までの移動がバスやし、
その先のトロッコ列車も、けっこう長く乗るんですね。

正直、ちょっと長くて疲れました~
というか、飽きますね・・・お天気もイマイチやし、
同じ景色の連続なので・・・新緑もいいけど、
きっと、紅葉の頃はもっときれいやろな。

景色の写真は、また整理してアップします~

とりあえず、トロッコ列車はこれです。



音がね、けっこううるさくて~(苦笑)

宇奈月温泉で1泊して、翌日は黒部ダムへ。
バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーと、
この日は、いろんな乗り物で移動しました。

トロリーバスは電気で動いてるのですが、
遠い昔、都会の街中でも走ってたバスですね。
実物を見た記憶はないけど、映像で見たことがあります。
屋根に、電線とつながっている菱形になったアンテナがあって。



これがトロリーバスですが、見た目は同じバス。
タイヤで走るんですけど、電車に分類されるらしいです。
なんせ、狭いトンネル内を電気で走るんですよ。

そして、ロープウェイ。



これは、景色も良いし、気持ちの良い乗り物でした~



こんな景色の中、大観望まで人を乗せて移動します。



途中に、柱が1本もないんですね。
景観を守るだけでなく、冬場は積もった雪が雪崩を起こすので、
柱を立てるのも危険らしいです。

そして、大観望からはケーブルカーです。



これがまた、壁しか見えないというトンネルの中を下るんです。

それぞれの乗り物は、時間待ちもあるので、
乗ってる時間は短いのに、時間はかかるという~
ま、しゃあないですけどね。

ケーブルカーから降りたら、黒部ダムです。
スケールの大きさに圧倒されるくらい、大きなダム。
6月26日から、放水が始まったそうです。
放水は、10月まで。



こわいんですよ。高さが。
写真も、上手く撮れなくて・・・
大きさ、距離感が、わかりづらいですかね・・・



iphonenを、落としそうで、コワイコワイ。



人が小さく、写ってるんですが・・・わからないかな・・・



そのまま信州大町へは行かず、
同じルートを戻って、また、バスで金沢へ。

なんとか、雨に降られることなく過ごせました。

また、ゆっくり、アップします~




気温上昇~!

2016-07-02 23:42:09 | 日々のつれづれ
あ~~~っつう~~い~!

もう、夕べは、暑くて寝つけませんでしたわ。

そしたら今朝は、頭が痛いというか重くて、
いつもより増して、だらだらしてました~(涙)
途中で、熱中症になりかけてるんかもと思って、
あわてて、お水を飲みましたよ。ふぅ。

雨がやんだと思ったら、一気に夏ですやん。
身体がついていきかねますね。ほんまに。

でも、夏ですよね。
気付いたら、もう7月に入ってますやん~

そうそう、6月30日、忘れないように食べましたよ。



お皿にも入れずに・・・行儀悪い写真ですけど。
6月30日は、水無月を食べる日なんですよ。

時間があったら、茅の輪くぐりに行きたかったんやけど、
今年はそういう時間もなく・・・

茅の輪というのは、夏越祓(なごしのはらえ)の時に、
神社の参道に設ける、ヨシやチガヤで作った輪。
これをくぐれば病気が避けられるというもの。

大きな神社ではこの「夏越祓」をしてるようで、
6月になると、境内に茅の輪が作られてます。

水無月は、京都でこの時期に作られる和菓子。
白いういろうが三角形なのは、庶民にとって貴重だった
氷のかけらをかたどったと言われてています。
上に飾る小豆には、厄除けの意味があるのだとか。

茶色いのは黒糖が入ってるからやけど、
京都だけでなく、このあたりも出回ってます。

半年の穢れを祓い、あとの半年の無病息災を祈る。

とりあえずは、食べて、祈っておきました~~