おかんのネタ帳

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狂言あそび

2005-05-01 22:29:51 | お仕事メモ
世間はGW。友人宅は10連休とかで、多忙な?日々だとか。それぞれの実家をたずねるため、コミコミの高速道路を右に左に、ホントにご苦労様です。
その点、わが家は今日も、ダンナは仕事、長女も仕事、次女はバイト、もちろん、母もお仕事です! ビンボーひま無しを絵に描いたようなGWですよ。

午後、「狂言あそび」をしているユニット「わらい袋」のIさんを取材しました。生まれ年を聞いたら、私と同じ! それだけで話が盛り上がるという状況に。同級生っていうのはすぐに和みますね。
「狂言あそび」というのは、狂言好きのIさんが人形劇をしているOさんと二人で、狂言の話をおもしろおかしく脚色して舞台劇として演じているものです。
初めて見たのは去年の夏、草津文芸会館であった「子どもの広場」というイベントです。小柄で丸っこいOさんがカメ、細くて背の高いIさんがウサギになって、狂言の物言いで演じた「ウサギとカメ」。絶品でした。会場にいた子どもたちだけでなく、私たち大人も魅了されるほど、舞台での彼女たちのエンターテイメント性に、羨望の眼差しを送ったものです。
Iさんは結婚後滋賀県に来て、子どもさんが幼稚園を卒園する時、お迎えのお母さんたちに、急に思い付いて「卒園記念に、なんか劇でもしません?」と一言。ノリの良いお母さんたち8人で、絵本のキャラクターを主人公にした劇を演じることに。脚本・演出はもちろん、簡単な衣装まで手作り、替え歌まで作って演じてみたら、子どもや父兄に絶賛されたとか。その快感が忘れられず? その後、地域の文庫活動に参加し、そこで仲間と絵本を題材にした劇をしていたそうです。
文庫仲間で参加した「子ども広場」で、人形劇をしているOさんと出会いました。幕間のコントやおしゃべりから、二人で黒子コンビとして幕間を担当したりしました。そして、狂言に魅せられてFCまで入っていたIさんは、同じく狂言に興味をもっていたOさんと二人で、この狂言をもじった二人芝居をやってみようかということになったのでした。ちょうど、児童文学の専門の先生と出会い、脚本を書いてもらって「ウサギとカメ」の狂言あそびができました。
とにかくオモシロイお芝居なのです。今年は、音楽など鳴り物を入れたネタをするのだとか。
「舞台で演じるのが楽しい」というIさん。小学校や幼稚園などでも演じることが多くなり、すぐそばにいる観客との言葉のキャッチボールがまた楽しいとか。
スタンスは主婦。でも、シロウトなのにオモシロイのです。
笛吹きをとちるより、しゃべりでとちった方が落ち込むという私にとって、エンターテイメントな舞台は憧れです。(私は、何になりたいのん?)
とりあえず、芸を盗みたいって?思った次第です・・・

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