おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

どぶさる?

2019-05-08 21:32:59 | マイブーム・落語
落語界の感想・・と言いながら、書きかけてアップできず・・・すいません。
急ぎの仕事が入ったりしたので、忙しくしてまして。
娘が休みなので、朝はゆっくりできたのですが、その分夜なべをしてしまい、
結局、相変わらずの日々でした~ (汗)(汗)

気付いたら10連休、終わっちゃいましたしね~(汗)
個人的には、ほぼ、引きこもり状態の連休でしたけど、
唯一遊びに出かけたのが1日でした。
(あと、仕事で2日に出かけはしたんやけど、県内でしたし~)



GWの間に、そこかしこの田んぼでは、田植えが終わってました・・・

さて、トリイ寄席、この日は、米團治・よね吉ふたり会でした。
頭に、「初の」がついてるように、初めてだそうです。
米團治さんは、米朝師匠の息子さんで弟子、米朝事務所の社長さん。
よね吉さんは、吉朝さんの弟子なので米朝師匠の孫弟子です。

トップバッターは、二乗さん。
よね吉さんの会では常連?の噺家さん。
桂米二さんのお弟子さんなので、米朝師匠の孫弟子。

米團治さんとよね吉さんのトークの後なので、
二乗さんのマクラも、米團治さんの話からでしたね。

米團治さんが目がかすむというから肩をもんでたら、
実は、片方の目にコンタクトを二枚してたという・・・
けっこう、知れ渡ってるエピソードですね!(苦笑)

ネタは、「牛ほめ」。
というても、牛が登場するところまで話さずに、
池田のおっさんとこの普請をほめて落とす、というショートバージョン。
聞きなれましたけど、タイトルは「普請ほめ」でいいような。
ほんとによく知ってるネタですけど、演る人で噺の印象は変わりますね。
二乗さん、演り慣れてるって感じでテンポ良かったです。

二番目が・・というても、この日は長講なので、中トリが唯一の出番、
米團治さんの、「らくだ」でした。

いや~、米團治さん、上手いですわ~
もう、絵が浮かびますもんね。
「らくだ」って、けっこう汚い話なんですけど(汗)
言葉遣いとかね。「どぶさる」って、わかります?

「こいつ~どぶさってけつかる」

すごい言葉ですよね。まぁ、「こいつ死んどる」って意味やと思うけど。
そんな言葉がいっぱい出てくるねんけど、なんで上品に?感じるんかしらね。
長講ではあるし、オチの「ヒヤでもう一杯」まで演ってくれたけど、
汚い?ところがあまりなかったような???
同じ噺でも、演る人で変わるんですよね!

ちなみに、1カ所、しっかり、言い間違えはったんですけど、
そこは、すぐに気づいて、ちゃんと笑いにもっていく、さすがです。
・・・ま、日常でしょっちゅう男前な顔とはうらはらに失敗?をしでかすお方なので、
それも、ご愛嬌というところでしょうかね~
人柄が出てきますね!

さて、中入り後、トリはよね吉さんで、これまた長講「中村仲蔵」。
私は初めて聴くんやけど、よね吉ファンの友だちは、何度も聞いてるんで、
ちょっと?食傷気味やそうですが・・・苦笑

でも、聴きながら思ったけど、よね吉さんがこの噺が好きなんやなと。
(米團治さんとの初の二人会で、この噺を選んだというのにも意味があるのかもですが)

実在したという歌舞伎役者の中村仲蔵の、人情噺です。
芝居噺やし、しかも、中村仲蔵という人が、門閥が主軸となる歌舞伎界の中で、
大部屋からトップの名題へ破格の出世をとげた実在の歌舞伎役者。
創意工夫と努力があってこそ、成し遂げたというお噺で、
ラストは泣けてきますよね。会場でも、すすり泣く声が聞こえたし、
何より、ご本人が泣いてはるし~~

終演後、米團治さんがお見送りをしてくださいました。
よね吉さんの落語を、「やりたいようにやってましたね」とか、
おっしゃってましたよね~

社長業もたいへんやけど、トリイ寄席は米團治さんのプロデュースとか。
トリイホール自体が、米朝さんがプロデュースしたようなもので
(オーナーがいうてましたね)
米團治さんが、いろいろ受け継いではるんでしょうね。

感想・・・ちょっと短いですね・・1週間以上も経って、
さすがに、いろいろ忘れてしまってます・・・すいません~(汗)

今月は、再来週に、吉弥さんの会に行く予定。
いろいろ忙しいけど・・・懐具合も・・頑張ろう・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿