おかんのネタ帳

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プロの音楽集団

2014-07-27 23:15:23 | お仕事メモ
プロの音楽集団「音楽劇団てんてこ」さんの代表、
河合さんにお会いしてきました。
テレビや新聞などで、見たことがある方やけど、お話をしたのは初めて。

人形劇団京芸にいて、ずっと曲づくりをされて来た方。
動物や、赤ちゃんが発する声を、音楽の参考にしてるとおっしゃってました。
何がすごいってやっぱり手作りの楽器ですね。

身近なモノを使って楽器を作ってはるんです。
民俗楽器も参考にしながら、いろんなもを作ってはりました。



フライパンの打楽器。
鉄板をたたいてのばし、音をつくるらしい。



塩ビ管もスリッパでたたくと音になります。
長さで音が変わるんやね。



木の長さを変えて、たたくと音になるんです。



竹も、節をのこして切り出すと、長さ、太さで音が作れます。
ブロックに落とすようにして音を出します。
竹の穴に指を入れて落とすと、音が変わるし、面白いですね~

他にも、いろいろな楽器を作ってはりました。

こういう楽器を持って、小学校や幼稚園、保育園などで、
楽しい音楽会とかを出前しているそうです。
楽器作りのワークショップも開いてるみたい。

「動物は、息を吸い込みながら鳴くんですよ。
 赤ん坊も、生まれてきて最初は、息を吸って泣いてるんです。
 それが、言葉を覚えることで吐いて話すことができるようになるんやね」

独特の持論を展開させながら、話し出すと止まらない河合さん。

「いろんなものを作ってきたけど、今の自分があるのは、いろんな人のおかげやね」

達観してはりますね~。
だから、デザインもカタチもしくみも、なんでも真似てもらってもOKって。

「自分が考えて作ったんやなくて、まわりに人々のおかげで作らしてもうたんやから」

8月30日(土)、栗東芸術文化会館さきらで、コンサートがあります。
テラムジカ アルコバレーノのファーストコンサート。
河合さんのこういう手作りの楽器と、ピアノ、マリンバ、リコーダーなどがコラボします。

どんな音楽が聴けるか、楽しみ~~