おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ぼてじゃこ物語

2005-08-13 23:42:12 | 湖国日記
ビアンカクルーズ、2日目。朝の出掛けは雨。今年のイベントは心なしか雨降りが多いような・・・。浜大津9時集合で、10時半出港。灰色の空が明るくなってきたのは、琵琶湖大橋をくぐった辺りからでした。今日のメンバーは5人。お客さんは、昨日よりも少なめですが、三世代で来ている家族連れもいて、にぎやかでしたね。

今日も、淡水魚の「お魚博士」の講演がありました。持ってきている小さな魚たちを見せて、子どもたち中心に、いろんな話をしはりました。ザリガニ、メダカ、どじょう、田うなぎ、オイカワ、ゴリ、スジエビ・・ギンヤンマのヤゴ・・・
お魚博士のNさんは、環境に関連した様々な活動をしている、NPO「ぼてじゃこトラスト」の方。子どもたちに自然を知ってもらい、そこに住む生き物を大切にしていって欲しい・・・
琵琶湖の固有種の魚が減り始めたのは、いわゆる高度成長期に計画された、琵琶湖総合開発が始まった頃からと言われてます。道路の建設などで、湖岸のヨシ原は減って琵琶湖の水質が変化してきたこと、そして、近年の、あの外来種の魚が増えたからとも言われてますね。Nさん曰く、「食物連鎖のピラミッドの形が崩れた」んだとか。
「子どもたちは、小さな生き物にすごい感心を持ってくれますが、親がその生き物を知らないっていう場合も多いんですよ」とNさん。 若い親世代では、虫や魚を捕るという遊びはしていないのかもわかりませんね。