CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

アナログ人間は生きにくい世の中です。。。

2016-01-26 07:28:12 | 日記
アナログ人間を自称する私は、いわゆるガラケーを使っている。
73歳、家人も当然のごとく、ガラケーだ。

我が家は、お風呂大好き家族なので、朝からお風呂。
出かける時間で、お風呂の取り合い・・・お風呂待ちとなる。

私と家人は、車で10分のスーパー銭湯によく行く。
車で30分の岩盤浴もあるスーパー銭湯にも、たまに行く。

岩盤浴のある『竜泉寺の湯』
入館料600円。岩盤浴500円。コスパも悪くない。
その竜泉寺の湯で岩盤浴のスタンプが始まったらしいと家人が喜んでいた。

久しぶりに行ったら、ポスターにQRコード読み取り・・・とあった。
なるほど、これって、スマホ向けのサービス・・・かなと思ったが、
家人はポイントカードをPCでプリントアウトできると思っていたみたい・・・

確認すると・・・プリントアウトできるポイントカードは、ない。
タブレット、スマホなどに、ダウンロードして、
QRコードを読み取る・・・というシステム。
スタンプ10個で1回無料。。。ってことらしい。

スマホやタブレット持ってなきゃ、その『お得』は得られない。
私の愛用のガラケーにダウンロードとかできるか試したが
そこはそれ、アナログ人間を自称するだけあって、途中で行き詰まる。

なんという世の中になったんだぁ・・・ちょっと、呆れてしまう。

まぁ、岩盤浴世代は、平均年齢が少し若めのスマホ世代なのかしら。
てか、スマホ持ってない人の方が、今や少ないんでしょうね。。。
私の周りも、スマホ・・・多いもんな。。。

とはいえ、万人がサービスを受けられないのってどうよ・・・と思ってしまう。

昨日テレビで、インターネットで全てつながる社会を目指すとか言っていた。
老兵は、去るのみなんでしょうかねぇ・・・と
アナログ人間の私は、考えてしまいました。。。

そうそう、岩盤浴のスタンプ、私は、iPad Airで対応。
つまり・・・スーパー銭湯に行くのもiPad Air持参ですf^_^;

タブレットもスマホもない家人は、スタンプもらえません・・・かわいそうに。。。

白鵬のことが気にかかる私。。。

2016-01-25 08:53:53 | お相撲(スポーツ)のこと
琴奨菊、優勝おめでとう!

解説の北の富士さんも言っていたが、
失礼な話だが、私も、琴奨菊の優勝は『思いもよらぬ』優勝だった。
今場所の15日間、日に日に強くなっていった。
単独トップに立ったとき、照の富士が休場しているからいけるかも・・・
などと、失礼なことを考えた。
十三日目、三横綱を破った次の日、少しだけ硬かった。
十四日目と、千秋楽の相撲を観て、
照の富士が休場中であることが、残念でならなかった。
琴奨菊-照の富士 を観たかったし、今場所の琴奨菊なら勝てると思った。

精神、心のありようで、人間は持っている力を出し切れないことも、
持っている力以上のものを出せることもある。

人間の行動は、精神、心、さらに言えば、感情に左右される。
つまり、『脳』が様々な影響を与える。

相撲に集中する。
無欲になること・・・とは、余計なことを考えないこと。
余計なことをってなんだろう。
『勝とう』と思うことは、余計なことではない。
勝負事だもの、必要なことだ。
すごく難しいバランスなんだろうな。。。

もちろん、今場所の琴奨菊、技術も身体も揃った上で、
やはり、その精神のコントロールが、見事だったと思うのです。

精神がともなってこそ、真に強い者となるのだと。

実は、そういった意味からも、私は琴奨菊の優勝よりも、
白鵬のことが気にかかる。
千秋楽の立ち合い・・・
今までこんな白鵬の立ち合いを見たことがない。
多分、日馬富士が一番わかったであろう。。。
勝った後の日馬富士は、土俵上で、一瞬白鵬のこと、心配したように思う。
『大丈夫か・・・』と。
それくらいおかしかった。
スローを見ると明らかに顔を左に・・・
なんということだろう・・・
あの白鵬が、立ち合いで・・・

私は琴奨菊の優勝に
日本出身の力士の優勝に
待ち望んでいたその優勝に興奮するはずだったが、
千秋楽の白鵬を観てから、白鵬が気になり続けている。
白鵬の心中やいかに。

白鵬の存在なくして、今の大相撲はない。
日本の大相撲界をずっと支えてきてくれた白鵬だ。
白鵬の心中やいかに。。。

初場所から一夜明け、そればかり考えてしまう私なのです。

いよいよ、千秋楽!

2016-01-24 06:43:18 | お相撲(スポーツ)のこと
白鵬・・・今日はどんな相撲を取るだろう。
もしかしたら、引退。。。と思ってしまう私がいる。
相撲は、心技体。
スポーツ全てそうだと思うが・・・昨日の相撲は、集中していなかった。
このところ、集中できない取り組みが、たまに、ある。
白鵬らしくない。
それは、本人が一番わかっていること。
なぜか、ふと、『引退』の二文字が私の頭をよぎった。

初場所、千秋楽。勝っても負けても、
そのふた文字を払拭させてくれる取り組みになることを、願っている。

さて、阿武松部屋の関取は、千秋楽に勝ち越しがかかる。
もちろん、勝っておくれと願っているけど、
自分の相撲を思いっきり取りきることを願うばかり。

さぁ、琴奨菊です!
昨日、豊ノ島が力水をつけるとき、私は思わず涙ぐんでしまった。
一昨日、優勝争いに自らの力で、琴奨菊を倒し、名を連ねた豊ノ島。
昨日も全力で白星を手にしたその取り組みで、どうやら足を痛めた。
その痛さを堪えながら、力水をつけながら『頼む』と言ったような気がした。
そして、琴奨菊が、『わかった』と応えたような気がした。

白鵬と一敗で並び、とにかく自分を信じて取るしかないと思ったのだろう。
負けを引きずることなく、圧勝した。

今日は、千秋楽。
一敗はただ一人となって千秋楽。
今の大関の中で在位が一番長い琴奨菊。
緊張するなという方が無理かもしれない。

日本出身力士の10年ぶりの優勝が見られるかもしれない。

朝から、いろんなことを考えて、そわそわしている私です。

仕事で、リアルタイムで観戦できないのが、なんとも残念であります。。。



力まずに・・・

2016-01-23 08:17:10 | 表現にからむ様々なこと
久しぶりのレッスン。

脇目も振らず、超繁忙期を走り抜け、久しぶりのレッスン。

全17曲、気になるところを少し返しながら、1時間30分で歌い切る。
ずっと、イメージしてきたことを試してみる。
歌いながら、発見したこともたくさんある。
面白いなぁ・・・と、思ったり、
難しいなぁ・・・と思ったりしながら、歌い続ける。

歌いきったあと、数曲、確認の意味で、歌う。

とても楽しいレッスンだった。
レッスン以外の時間に準備したことを試すことができた。

自分としては、納得のレッスンだった・・・
が、録音を聴いて、愕然とした。
ダメじゃん。。。

つまり、試したいことを『やる』ために、力んでいる。

カタイ・・・
ツヨクテ、カタイ・・・ダメだ。。。

歌のレッスンが、他では、どんな風に行われるのか知らないけれど、
私のレッスンは、どんどん歌う。
先生が、途中で止めることは、ない。
たまに、曲終わりに「音が不安定なところがあるね」
と言われたりすることはあるが、どう表現するかについては何も言わない。
そしてレッスンが終わって、こちらから聞けば、感想を少しだけ。

一昨日のレッスンでは、私が納得せずに何回か返しただけで、終わった。
先生もたまに自分で納得いかない部分を、繰り返したりしている。
先生も自身が私の世界にどんな音を添えるかということを考える。

だから、レッスンのあと、自分の歌を聞く作業を欠かせない。

6年間自分と一緒にある歌は、力むことなく歌える。
でも、歌い始めてまだ1年くらいの歌は、どれもこれも・・・ダメだ。
なにかをしようと、欲張るんだろうなぁ。。。

無欲。平常心。その中で、意識をする。コントロールする。

『上手く』と思ったことはないが、それでも『歌おう』としている。
『語る』ことが大事で、歌を『生きる』ことなんだと・・・
私の目指す『歌』はそういうことだとわかっている。
その道は、かなり険しく、簡単ではないようだ。

精進しなくては。。。

レッスンを終わり、スタジオ入り口を出ると大橋ジム。
このジムの建物を見上げて、勇気をもらっている。







国技館行ってきました。。。

2016-01-22 11:06:22 | お相撲(スポーツ)のこと


和装dayでありました。
朝から、着物着て・・・
歌うためにたくさんの着物を処分したので、選ぶ余地なく・・・
大島といつもの帯で・・・
国技館の帰りには、いつものコースで虎ノ門に寄って・・・
一日中和装でありました。
和装dayのプレゼントのガーゼの手ぬぐいも手に入れました。

自分で着られると、楽ですよ、着物は。
着付けてもらうと、苦しいけど、
自分で着られると、ずっと着ていても楽です。

若いころ、赤坂の料亭で仕事をしていたので、
ボスのマンションの狭い一室で
さっさと着替えなければならなかったので・・・
この料亭コンパニオンの経験が、かなり役に立っていますね。
それと・・・反物整理業を営んでいた祖父ですから・・・
我が家は和装は、特別じゃなかったから・・・自分で着ることが苦になりません。

というわけで、選ぶ楽しみのなくなった、我が箪笥にさみしさを感じながらも
和装で・・・あの日、あの国技館に私はいることができたわけです。

阿武松部屋の子たちのうち・・・
大和富士から観ることができました。
行司差し違えで白星。
とはいえ、引いてちゃいかんでしょ・・・と思いつつ、
阿武咲・・・西の土俵下にダイブ!
負けたけど、気持ちの良い相撲だった。
それでいい!
突っ込んで、突っ込んで、押して押して、
その繰り返しの中で、きっと身体が覚えることがあるはずだ。
身体能力の高い、負けず嫌いの、向こうっ気の強い阿武咲だ。
まだ、若い。
とにかく、今、器用になることよりも
身体で多くのことを覚える時期なのだと思う。
なにしろ・・・10代の関取なんだから・・・
その意気、その意気!と思った。
阿夢露・・・相手は貴の岩・・・同門だから稽古場で何度も対戦している相手。
ちょっとバタバタして負けだけど、あきらめない阿夢露の姿・・・いつも気持ちいい。

私の後ろの自由席のお兄さん。
どうやら、相撲通のこのお兄さんが、
阿武咲と阿夢露のときに声をかけてくれた。。。秘かにうれしかったな。。。
通だなと感じる人が応援してくれる・・・うれしいじゃないですか。
ひたむきに、しっかり精進していれば、ファンは増えるってもんです。

さて・・・この日は、ご存知のように結びは、白鵬‐琴奨菊。
否が応でも盛り上がるこの日・・・
私は、国技館で・・・居眠りしたくなった。
だって、あまりに仕切りが長い。
相撲というのは、時計係がいて、仕切りで時間調整をするわけだけど
休場の関取の数が多くて、とにかく、仕切りが長い・・・
私は、仕切りを見るのが好きなのだけど・・・
時間があるために土俵上の関取たちのしきりに緊張感がない・・・
ゆえに・・・眠くなる。

裸でぶつかり合うのだからケガはつきものだと思うが、
やはり巡業が多すぎると感じてしまう。
ケアする時間も大切だと思うわけで、
協会は、連日満員御礼に気をよくしているかもしれないが
やはり、本場所の土俵の充実をもっと目指してほしい気がする。

それと・・・やる気のない姿で土俵に立つことの無いように・・・
こんなこと言いたくないが、とにかく場所の土俵に立つこと・・・
そのことにもっと重みというか、責任というか、そういうものを持ってほしい。
それは、その時だけのことではなく、日ごろの稽古や鍛錬も含めてのことだ。
本場所が、番付決定会のようなことにならないようにと思う私なのでした。

さてさて、そんなこんなを感じながらも・・・
三役が出てくるあたりからは、少しずつ盛り上がる。
稀勢の里‐嘉風・・・稀勢の里のは、どうしたことかの状況で、
嘉風の速さが圧倒して、土俵上にコロンと転がった。

大関陣が振るわない中、その充実ぶりで、初場所を盛り上げている琴奨菊。

とにかく、館内総立ちでした。
まず、立ち合いで勝った。
迷うことなく踏み込んでいく!
その圧力!
一気に西に押していき、横綱に押し返されるも体をいれかえ東の土俵際に・・・
座ってなんかいられない。
このとき館内は、皆、琴奨菊と一緒にがぶっていた・・・そんな空気だった。
思わず、椅子から腰を浮かせて「がぶれ!がぶれ!がぶれ!!」と叫ぶ。

大興奮の館内・・・

琴奨菊に迷いはない。

「力比べじゃないんだから・・・」などと言いながら、
関脇栃煌山に『奇襲』の立ち合いをする・・・
なにが『後の先』だ、なにが『余裕』だ!と腹を立てていた相撲ファンの一人として
真っ向勝負して、張り差しなどものともせずに
真っ向勝負で立ち合い踏み込む。

あ~~~琴奨菊よ・・・ありがとう。
本当に日本の相撲ってこういうことだと感じさせてくれる。

繰り返しになるが、私は、モンゴルの関取が嫌いなわけではない。
気持ちの良い相撲を観たいだけなのだ。
そばにいたお客さんが言っていた。
『安馬の時代から日馬富士の相撲で気分が悪くなったことはほとんどない』
そうなんです・・・気持ちの良い相撲。
後味の悪い土俵を望んでいないということです。

勝負ですから、勝てばいい・・・という方もいるかもしれない。

私は、気持ちの良い土俵を観たいだけなのです。
負けても、前に前にで土俵下にダイブした阿武咲のように、
立ち合いに小細工をしない・・・
土俵際であきらめない・・・
勝負がつくまで、勝負をあきらめない・・・
そんな相撲が私は好きなのです。

とにかく・・・あの日、私は国技館にいて、
「がぶれ!がぶれ!がぶれ!!」と
和装で腕を振り上げ、髪を振り乱し、応援していたのであります(^^ゞ