CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

力まずに・・・

2016-01-23 08:17:10 | 表現にからむ様々なこと
久しぶりのレッスン。

脇目も振らず、超繁忙期を走り抜け、久しぶりのレッスン。

全17曲、気になるところを少し返しながら、1時間30分で歌い切る。
ずっと、イメージしてきたことを試してみる。
歌いながら、発見したこともたくさんある。
面白いなぁ・・・と、思ったり、
難しいなぁ・・・と思ったりしながら、歌い続ける。

歌いきったあと、数曲、確認の意味で、歌う。

とても楽しいレッスンだった。
レッスン以外の時間に準備したことを試すことができた。

自分としては、納得のレッスンだった・・・
が、録音を聴いて、愕然とした。
ダメじゃん。。。

つまり、試したいことを『やる』ために、力んでいる。

カタイ・・・
ツヨクテ、カタイ・・・ダメだ。。。

歌のレッスンが、他では、どんな風に行われるのか知らないけれど、
私のレッスンは、どんどん歌う。
先生が、途中で止めることは、ない。
たまに、曲終わりに「音が不安定なところがあるね」
と言われたりすることはあるが、どう表現するかについては何も言わない。
そしてレッスンが終わって、こちらから聞けば、感想を少しだけ。

一昨日のレッスンでは、私が納得せずに何回か返しただけで、終わった。
先生もたまに自分で納得いかない部分を、繰り返したりしている。
先生も自身が私の世界にどんな音を添えるかということを考える。

だから、レッスンのあと、自分の歌を聞く作業を欠かせない。

6年間自分と一緒にある歌は、力むことなく歌える。
でも、歌い始めてまだ1年くらいの歌は、どれもこれも・・・ダメだ。
なにかをしようと、欲張るんだろうなぁ。。。

無欲。平常心。その中で、意識をする。コントロールする。

『上手く』と思ったことはないが、それでも『歌おう』としている。
『語る』ことが大事で、歌を『生きる』ことなんだと・・・
私の目指す『歌』はそういうことだとわかっている。
その道は、かなり険しく、簡単ではないようだ。

精進しなくては。。。

レッスンを終わり、スタジオ入り口を出ると大橋ジム。
このジムの建物を見上げて、勇気をもらっている。