CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

乳がん検診のススメ(^^)

2016-11-17 10:58:20 | 華麗なる加齢 あるいは 身体
ひと夏で、3キロ増加したのだけれど、
毎日必死にではないけれど、
運動する時間も作って実行してるから、
以前より、身体が軽いし、
駅までの道のりも、春の頃より、早く歩けるようになった。
と同時に、ちゃんと休息するときには、休息するようにしている。
太った原因は、多分、遅番から帰宅して寝る前に、
つまり夜中、午前0時前にがっつり食べることが原因かな・・・

禁酒できない家人が、遅番帰りの娘や私に何か作ってくれる・・・
これは、酒量が減ることにもつながるので、
ありがとって言いながら、食べることになる。
ひと口食べると・・・止まらないわけで、しっかり食べてしまう。

娘は薬を服用するために遅番帰宅後、食べる。
娘は、少な目で食事を終えるのに、私は普通に食べてしまう。
こりゃ、太るなぁ・・・

身体の話題で言えば、明日は乳腺外科でABC検査をする。
私は、乳がんではない。
乳管乳頭腫と石灰化があるので、経過観察中。

ABC検査で検索すると、胃がんの検査としての記事が多い。
乳がん検診の中で行うABC検査はこれとは異なる検査で、
穿刺(せんし)吸引細胞診という細胞診である。

『乳がん』は、検診により早期発見が可能な癌。
比較的進行がゆっくりしている場合が多い。
が、病とは厄介なもので、早い場合も否定できない。
一般的には二年に一度のマンモ。
一年に一度のエコーが検診のペースだろう。

私は、所見があるので医師の指示により、半年に一度経過観察。

最初は、石灰化とのう胞。
この段階でのう胞の内容物を針でとって調べている。
悪性を疑うものは、見られず、カスはあるけど、大丈夫ということ。
この段階では、一年に一度の検診だった気がする。
その後、のう胞の中にデキノモが見つかり、
悩ましいなぁ・・・という主治医。
「白の可能性もある。お金と時間の負担をかけてしまうけど、どうする?」
この時、ドクターはそう言った。
心配払拭のため『造影剤MRI』実施。
良性の腫瘍でしょうとのことで、ひと安心。

『乳がん疑い』を癌であると確定する一番手っ取り早い方法は、
乳房にメスを入れ、その組織を切除し検査すること・・・なのだろう。
しかし、身体のどの部分であれ、
外科的なメスを入れる行為は、フィジカルに負担をかける。
それが乳房であれば、女性にはメンタル面での負担は多大なものだ。

メスを入れることを避けて、検診で癌を確定できる方法。
医療技術は進み、それらが可能になることによって検診率も上がる。

癌かもしれない・・・
このかもしれないの白黒の確率が少しでも上がれば。。。

さて、私の受ける穿刺吸引細胞診は、身体への負担が少ない。
が、その精度も針生検よりも落ちるわけで、
灰色を払拭しきれない場合は、針生検の必要が生じる。

ドクターによっては、穿刺吸引細胞診を否定的に考える人もいるようだ。

私は、この穿刺吸引細胞診は、必要なステップだと思うわけです。

つまり、自分が夜、急な発熱をしたとします。
全ての人が救急車要請したら、大変なことになる。
まず、命に関わる状態か否かを判断する。
救急車要請しないとしても、時間外診療を受けるべきかを考えます。
時間外診療は、詳しい検査はできず、薬一日分、待ち時間を覚悟。
その条件でも、受診したいか、病院が遠くても行くのか・・・を判断します。
自宅で休息をとることに決めたら、ちょっと辛くても、布団の中で過ごして
翌朝、外来受診すべきかどうかを、その時点で考えるわけです。

発熱だけでも、これだけの判断を要するのです。

ステップを踏むことができることが大切な気がする。
そのステップが、患者にとって、負担が少ないことも重要だ。
ましてや、乳房のこと・・・となれば、
重ねていうがメンタル面がどうしてもハードルになる。

主治医であるI先生の研修を6年前?に受けた。
この研修で、かなり症状が進んでから受診される例が紹介され、驚いた。
「なぜ、もっと早く、受診しないのでしょう?」と私が質問すると
「なぜでしょうね・・・私ももっと早く受診してくれたらと悔しい思いもしました。
ここまで症状が進むまで、誰にも言えず、隠していた。
とてもつらかったと思います。女性にしかわからないことなのかもしれません。」

そう、症状が明らかであればあるほど、
『乳房全摘』の言葉が頭をよぎり、辛くなる。
最近は、『乳房再建』の技術も進んでいるが、
経済的にも誰でも可能なことでもない。
ましてや、家族の理解が得られるか・・・
おっぱいなんて、無くてもいいじゃないかなどと言われたら、
自分の気持ちとのギャップに傷つく。
そんなこんなで逡巡するうちに、間に合わない状態になったりする。

乳がんは、早期発見が可能な癌です。
その一部に進行が早いものもありますが、
早期発見のためには、
乳がん検診を受けることが、とても重要なのです。

そして、癌になったら・・・
どんな病気でもそうだけど、しっかりドクターと話せる関係を。
医療技術は日々、進歩しています。
治療方法も、その時の状態で最善を選べるように。
インターネットの中の情報は、イロイロありますが、
自分の目の前にいて、
リアルに自分を見つめてくれる主治医とのコミニュケーション・・・それが大切。

私は医師でも看護師でもないので、
記事は正確さを欠くものかもしれないけれど、
乳腺外科に通院しながら、感じていること・・・つらつらと書いてみました。

明日、穿刺吸引細胞診な私。
I先生がそばにいてくれるから、不安が全くない私なのでした(^^)

つまりです、乳がん検診のススメ・・・なのであります(^-^)v