CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

ボイストレーニング・・・つまり発声練習(CuniCO流)

2014-08-15 07:57:27 | 表現にからむ様々なこと
歯は・・・いぜん・・・痛い。
アイスノンは、有効だけど・・・こうして作業するには、
頬にあてておくには、重すぎる・・・・・
昨日、仕事中に、保冷剤が、ちょうどいいことに気付いた。
ハンカチにくるんで、頬にあてる・・・電車の中でも、できる!

歯が痛い人・・・保冷剤とハンカチ・・・必須アイティムだ!!

今日は、両手を使わなければならに作業が続く・・・休み休み頑張りますか。。。

昨日は一日中むしむししていたけれど、
夜には、少しさわやかになっていた。

今朝の風は、とても心地よい。
こんなに、さわやかな朝なのに・・・私は・・・歯が痛い。
今日は、お粥でも食べて・・・過ごすとしましょう。

なんて言いながら、ケーキは食べます。。。娘の二日遅れの誕生日を祝います。

さて・・・歯の事ばかり考えていると、今日が終わってしまいそうなので、
頭の中を切り替えて、少し前へ進みましょう。

昨日、木村先生に、私が日ごろ使っている発声練習のCDをお渡しした。
普段どんな発声練習しているの?と聞かれたので、モノを渡した方が早いので、お渡しした。
ボイストレーニングの本。
中身は一度目を通し、後はCDで繰り返し、発声練習をしている。
一度目を通しただけで、『字』は読まない(笑)
レッスンでは、基本発声練習は、しない。
どう表現するか・・・が、大切で、面白い(興味深い)事なので、発声練習は、しない。

つまり、発声練習は、自分ですること・・・なわけです。
もちろん、レッスン前には、ストレッチして身体も起こして、発声練習します。

私の使っているCDには、Low voiceとHigh voiceの二種類の音域が用意されている。
私はもっぱらLow voice・・・ロングトーンやリップロール、スタッカート・・・30分。
時間に余裕があれば、High voice・・・もだけど、めったに余裕はない(笑)
『外郎売の科白』を二回・・・が基本の発声練習で、もう一枚のCD・・・レベルの高い方は使わない。

この発声練習・・・何が大事かというと、『意識』だと私は思っている。
声の大きさではなく、口の形や喉の状態、腹筋・背筋などの身体の状態を意識する。
私は、もともと芝居屋出身なので、足を少し開いて、正面向いて・・・という状態は少ない。
身体を動かしながら、いろんな身体の位置での喉の状態で発声を確認する。

『外郎売の科白』も早く言うことではなく、今回はここの発声を丁寧にとか、
鼻濁音を意識してみようかな・・・とか、そういうことを考える。

つまり、発声練習は、様々なことを意識的に繰り返すことで、それを身体に覚えさせること。
無意識にできるようにするために意識的にすることなのだと思っている。

ストレッチも、どこを伸ばしているかを意識するとしないとでは、効果が違う・・・と聞いたことがある。

つまりだ・・・『意識的』であることが重要なんだと私は思っている。

大きな声を出すため、楽に声が出るようにするため、長く息が続くようにするために・・・
その道具を意識的にメンテナンスして、繰り返し意識的に道具を使うことで
無意識にできるようになる、そのための発声練習だと思っている。

楽しそうな人と一緒にいると、楽しくなる。
悲しそうな人と一緒にいると、悲しくなる。

それと同じで、苦しそうに発声している歌・・・を聴かされたら、苦しくなってしまうものね。

まずは、基本・・・発声練習を意識的に、集中して行うこと・・・
そして、楽しく力まずに表現することが大切だな・・・とつくづく思う。

そうなるために、歯が痛いけど・・・今日も、頑張るとしましょう。
なにを頑張るか・・・というと、発声練習を頑張るのではなくて、
集中する時間を作ること・・・を、頑張るのです。

『意識的』であることは『頑張る』事ではないから・・・
『頑張る』と身体に力が入る。これではいけない。
『意識的』になるためには、心と身体を解放しなくては・・・ね。

と・・・書き進むうちに歯の痛みが落ち着いてきた。
出産の時と一緒・・・ラマーズ法だ。
意識を別のところに持っていくと、イキチが変化する。

人間の脳みそは優秀だ・・・
いろんなことに集中して、歯痛に負けず、今日も一日過ごすとしましょう。
もちろん・・・『痛み止め』というお守りを傍らに置いておきます(笑)