うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

夏の終わりに

2015年08月31日 | 音楽

8月も終わりなので。それにしても、今月は15日頃を境にお日様が見えなくなり、その上この1週間は秋のような季候になってしまって・・。めまぐるしすぎて、季節感を味わう暇もないほどだ。

夏のおわりと聞くと、つい頭に浮かんできてしまうのがサーカスの「Mr. サマータイム」・・う~ん、もう37年も前の曲なのですね。

ただ、冒頭からブラスがゆったりと入るというアレンジは、この曲の出た頃としてもやや大時代な印象があり、大人の音楽、という印象が強かった。元はフランスの曲らしいのだが、言われてみるとフレンチらしい感じがしないでもない。この時代の歌謡曲って、なぜかフランスの影響が見え隠れするのが、僕の長年の謎なんですよね。沢田研二も五輪真弓もフランスで録音したでしょう。日本好きのフランス歌手もたくさんいたようだし。

上のビデオは後年のアレンジされたものなので、ブラスが入ってなくて申し訳ないのですが、今原曲を聞くと、実に洗練されたアレンジメントで全然古さを感じさせない。コーラスの入り方もとても上品だし。これより数年前ぐらいの歌謡曲だと、妙にガチャガチャした編曲が入っていて、ちょっと時代を感じてしまったりするものだが。

ちょっと変な連想だけど、車で言えば重厚な感じのするフォーマルセダンというかんじ。決して乗る人の気持ちは逆なでするような素振りは見せないが、Tシャツと短パンでは乗れなくて、近所に乗るにもつい着替えたくなるような。ホテルで言えば、モダンなシティホテルよりも、格式のある古めのホテル。

そういえば、ホテルオークラが今日で休業なんですよね。

昔オフィスがすぐ近くにあって、時々・・時・・・々くらいですけど、カフェでお昼とか食べてましたね。

その頃の上司と、骨董品店のあるながい廊下を歩いていて、上司が「私この辺歩いているといつもディプレスするのよね・・」と言っていたのを思い出す。「ねじまき鳥」のホテルが、こんなイメージなのかも知れない・・。

でも、時代の重みが醸し出す品の良さというのがあって、落ち着いたいいところでしたよね。

もう11年も前の写真ですが、今も変わらないかな。こんな風に、なんというか床の間みたいな感じで、遠くの方に見えていた様な気がします。

あの頃、この辺歩いていると誰かしら知っている人に会ったものだよな・・。

話はかわりますが・・。

古くはカセットなどで、後にはMDで、お気に入りの曲を色々とコンパイルして、オリジナル編集のテープを作るのが流行しました。

ラジオなどでDJがいろいろ選曲をするのをまねして、お気に入りの曲を綴っていくわけです。

オリジナルテープとは、いくつものレコードからお気に入りの曲を選りすぐって、続けて聞いてみたいという要求に応えてくれるものでした。

そういう概念は、iPodの登場と共に消えていったようです。今でも順番を決めて保存しておくことはできるんだったかな。

とにかく、僕は一時期、MDでいろんな曲を集めて、オリジナルコンピレーションを作っていました。

今聞くと、そのときの自分の考え方が伝わってきて、面白い気もします。

この1997年秋、として集められたMDの、冒頭はメリー・ホプキンの「悲しき天使」でした。

なぜ秋なのか、という気もしますが、確かに何となく、ディケンズの小説とか、くすみ色の街並み、という感じはしますね。

その辺は全くの主観なのですが。昔松任谷由実が、ゾンビーズのTime Of The Season を聞くと、1月とか真冬を連想する、と言っていました。たぶん、実際にリリースされたのが冬だったのかも知れませんが、僕にとってはこの曲は7月頃のイメージだったりします。

同様に、以下の曲も初秋の季節感があります。

ミニー・リパートンは’79年7月に若くして亡くなっているのですが、ラジオで訃報と共に代表曲'Lovi'n You'がかかっていたのを聞いたのは秋口に入った頃でした。それ以来、夏が終わる頃になると、この曲を聴きたくなります。

リタ・クーリッジの'You'は、実際にこの季節にヒットしていたのではなかったかな。あと、アラン・オデイの「アンダー・カバー・エンジェル」とか、ザ・ナックの「マイシャローナ」なんかも、この時期を連想するな・。

そんなわけで。。とりとめのないお話ですいません・。

 

 

 

 

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花咲舞が黙っていない(2015)

2015年08月30日 | テレビ番組

まだシリーズが終わっていないので、時期的に中途半端だけど・・。

去年も第1シーズンをやっていたらしいのですが、そのときは全く知らなかった。ふだんテレビドラマ、余り見ないもので。

なぜ今回は見ているかというと、7月の初め頃にうちわをもらったのがきっかけ・。

もちろん、東京第一銀行の支店でもらったのではなくて(時計ならなお良かったけど・・)、昼休みに歩いていたら、番組の宣伝を偶々やっていたのだ。

オフィスの近くのビルが本部ということになっているらしいんですね。

ウェブの目撃情報を見ると、けっこうあちこちでロケをやっているらしいですね。僕は見たことはなかったですが。

僕は邦銀に勤めたことはないので、ドラマにあるようなメガバンクがどういう組織になっているのかは知らないが、こういう部署があるんですかね・・。

見ていけばわかることだし、そんなことを言っても始まらないのだが、このドラマ、銀行ではなく一般的なビジネス社会から見ても、それはないだろう、と突っ込みたくなるような、思い切りのいい台本設定が随所に出てくる。

ベンチャー企業の社長が、銀行借入の為にスキャンした税務申告書を深夜、一人で改ざんしたり、支払いを気にしている社員に支払いは大丈夫、と言うシーンがあったが、この会社、社員が50人以上いるのに、経理担当を置かずに社長が全部経理も見ているのだろうか?都心のビル3フロアも借りていたような会社なのに・・。

顧客の資料が流出したことを、融資担当と本部臨店班だけで謝罪に行くというのも、ちょっと考えられない対応だ。少なくとも担当者直属の上司や、支店長など役席者が臨席するのが常識だと思うが・・。

まあ、ドラマの進行の都合上、やむを得ず、というのはあることはわかるけど・・。小道具とか、ロゴマークみたいなのはかなりこだわっているみたいなので、いまいちなシナリオかなあ、とつい言いたくなってしまうのだ。

しかし・・、いくつか考えた。

ひとつは、あまりリアルな設定にしてしまうと、ドラマの性格上深刻になりすぎて、コメディっぽい雰囲気が損なわれてしまう。ので、わざと突っ込みどころのおおい設定にしているのではないか、ということ。企業の経営者や経理財務の方々が、「はは、そんなことありえないだろっ!」と笑いながら突っ込める程度にしておかないと、ドラマを見ながら仕事の続きをしているような気分になって、余計疲れてしまいかねない。その辺を配慮したのではないかと。。

もうひとつは、これも日本的な「お察しください・・」という思考の表れなのかな、ということ。というより、これは昔の時代劇のパターンだよな。花咲舞の「お言葉を返すようですが」が、40分過ぎに現れるのは、水戸黄門の印籠とか、遠山の金さんの入れ墨のパターンそのものだ。そんなこと僕に言われないでもわかっているって?

でも、なんだか妙に幼稚な行員たち、というのは、実はあり得ないことでもなくて、けっこうこの業界の本質を突いていたりとかしたりなんかして・・。あまりわらえなかったりする、かな。

先日は本も読みましたが、私、けっこう杏さんが好きですね・・。上川隆也氏も、かなりいい感じです。

写真は本文とは関係ないです。。

金曜日にリセットしたタブレットは、やはりどうも思わしくない。やっぱり新しいの買うか。

 

 

 

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ふくげん

2015年08月29日 | デジタル・インターネット

昨日も書いたが、使っているタブレット(Nexus 7 2012)の調子がだんだん落ちてきて、フリーズを繰り返すようになったのでリセットしてみた。

電子書籍やらSNSやらと、色々アカウントの設定が入っているので、ちょっとためらった。しかし、やれることがあるのに手をこまねいていても先に進まない。とりあえずウェブで他の方々の実例を参考にしながら、作業開始。

ウェブをみて、Heliumと言うアプリをインストールしてデータをバックアップしたのだが、結局使わなかった。Androidに純正の、バックアップツールがあるようでそれはOnにしておいた。

リセットすると「ようこそ」画面が出てきて、指示に従ってgoogleアカウントなどの設定を行う。

設定の途中でメッセージがでる。「お使いのAndroid端末からGoogleアカウントをコピーし、アプリやデータをバックアップできます」

手持ちのスマホのNFCをオンにして、背中合わせに重ねるとひょん、という音がしてデータがNexusに送られる。これで設定が復元されるようだ。

思ったよりも簡単にリセットできた。

もっとも、電子書籍などのログインはいちいちやっていく必要がある。

作業は全体で2時間弱ぐらいかな。

リセットして、これでさくさくになったかというと、その辺はちょっと微妙だ。

まあ、古い機械なのだから仕方がない。

気分一新ということで、ぼろぼろになったケースを買い換えようと思ったが、3年前の機種のためのサプライはとうに売り切れている。

しばらくはこのままでいいか・・。

 

 

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つかいわけ

2015年08月27日 | 鉄道、車、のりもの

先日、携帯の機種変をしてみようかと思い立った話を書いた。

その後、カタログをもらったり、会社の子に聞いてみたりしたのだが、最初思いついたiPhone6はデータ移行や、アプリ(手持ちのものは使えなくなる)など、いろいろと面倒そうだ。今年あたりからソフトバンクでSony や Samsungの端末が使えるようになったとの由で、この辺を検討して、お店で触ってみたりした。

しかし、なんだかしっくり来ないというか・・。

今のスマホ(SHARP 200SH)は2年半ほど前に機種変したが、ちょっと遅いとはいえ一応使えている。さいきんはデジカメもそうやたらと買い換えたりしないので、2年前に買ったE-P3とか、Q10とか、現役ばりばりだ。なので、なんとなくもったいない感がふつふつと沸いてくる。

昔だったら喜んでほいほいと買い換えていたものだが・・。だんだん枯れてきたかしら?

それより、同じく2年前の2月に買ったタブレットの方が問題だ。

NEXUS7 (ウェブを見ると、モデルチェンジ前の製品を2012、後継機を2013と呼んでいるらしい。うちのは2012)だが、動作がちょっと遅れるようになってきた。もっぱら電子書籍の閲覧や、Evernoteでの文書作成、 ウェブ閲覧くらいしか使っていないし、メモリもそれほど食っていないようなのだが。 

これもウェブ情報だが、こういうときはバックアップを取って本体をリセットするといいらしい。

さっきちょっと準備していたのだが・・。なんだか勇気が出なくて、まだ実行していない。

買い換えちゃおうかな?でも、新しいタブレットを買ったら、また設定し直さないといけないから、リセットしてもやることは似ているな。

それと、スマホとタブレットの役割分担も、考え直した方がいいかもしれない。

どちらもやれることはほとんど変わらないのだ。確かにタブレットは画面が大きくて見やすいが、混んだ電車では案外と使いにくい。

スマホで本を読むことはできると思う。ただ、文書を入力するとき、タブレットではATOKのQWERTYキーボードを、両手の人差し指で打っている。同じことをスマホで打つのは、不可能ではないがかなりしんどい。NEXUSは7インチだが、もう少し大きいのを買えばもっと楽かもしれない。

てなことを考えていると、なかなか物事が先に進まない。

そのうちあれこれ考えるのが面倒になって、ソフトバンクショップで手続きし始めちゃうかも知れない。

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かたまる 

2015年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム

身の危険を感じるほどの凶暴な暑さが続いた日々も去り、なんだかはっきりしない天気で蒸し暑く・・と思っているうちに、どんどん季候が変わってこんどはいやに秋めいてきた。

なんだか調整のうまく効かないエアコンみたいだ。

ココナツオイルは30℃ぐらいが融点らしい。7月上旬、まだ涼しかった頃に買ったときは、ふたを開けると白い、まんきんたんのような状態だったが、まもなく梅雨が明けると水飴のように透明になった(常温保存)。先日見たら、だんだん固まりはじめていて、みぞれ雪みたいな状態になっていた。今日はもう完全なかたまりに戻っている。バターやマーガリンみたいに使える。

こちらはケージを分けたアルとココ。お互い意識してか、隅っこに固まっているのが好きらしい。

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すとれす

2015年08月26日 | セキセイインコ

でんわでお医者さんに相談。

まずはアルとココを別のケージに分けて、しばらく様子を見ましょうと言うことに。

以前に健康診断で見ていただいたとき、アルの脂肪のつき具合、体重は理想的だったという。それから考えると、今の体重は明らかに肥満だ、ということで。。

・・つらつら思うに、これ、アルのストレス太りかな、と。

何度か書いたと思うけど、アルは気のいい若者で、僕がご飯をあげているときも気軽に寄ってきて甘噛み(のつもりだろうけど、かなりいたい)してくれる。ココちゃんにも興味津々で、いつも興奮している。しかし、ココはとてもツンデレで、言い寄るアルにひじうちを食らわせている。

朝、ご飯をあげているとき、ココちゃん用のトレイにアルがやってきて、一緒に食べたがる。そんなとき、ココはアルをつついて撃退してしまう。

アルは、思うように仲良くなれないココちゃんとの関係に苦しみ、過食に走ったのではないか・・。

この二人は結局、相性よくなかったのかな。。

アルには可愛い女の子、ココちゃんにはたくましい男の子を、それぞれ追加でお迎えしてみようか・・。

などと考えたりもするが、ケージを見てたらけっこう仲よさそうに寄り添っているので、今日別居させるのは中止。明日分けよう。

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Over 50

2015年08月24日 | セキセイインコ

あちゃ~、アル君・・・。

越えてはならない一線を。

もう甘いものあげてないのに・・。

はて、なんでかな?

改めてアルを見ると、たしかに君はいい体格をしているけどね。

おいしゃさんにそうだんしないと。。

 

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世界は日の出を待っている(一部追記あり)

2015年08月23日 | 音楽

戦後70年となったこの夏、いろいろなドキュメンタリー番組を見た。ちょっと変な見方かも知れないけど、古い時代の日本人の姿とか立ち振る舞いは、グローバル化の進んだ今日よりずっと色濃く日本を感じさせるものだなあ、と思う。同様にむかしのアメリカ人、ドイツ人も、それぞれにすごくヤンキーっぽかったり、ゲルマンぽかったり(まあ、雰囲気としてね)するな、と。

音楽、それも大衆音楽にはそれが良く出ているな、とおもう。よく、戦場に慰問団とかが来て、つかの間の娯楽を楽しむ兵士たち、みたいな映像が出たりするが、そんなときの音楽は、それぞれの民俗を感じさせるような音楽が演奏されるものなのかも知れない。

話がへんなところから入ったが、この音楽自体は戦争(第二次大戦)とは直接は関係ないようだ。もとは1919年にカナダで作られたそうで、大戦後の1951年にレス・ポールとメリー・フォードが取り上げて大ヒットとなったという。上の動画はレス・ポールのもので、洗練された華やかなボーカルが素敵だ。

ただ、僕はこれをバンジョーをかちゃかちゃ言わせながら速いテンポで演奏する、ノリのいいライブ録音が忘れられない。

20年くらいまえだったかな、NHK FMで不滅のジャズライブという、特番を数日にわたって放送していた。ディキシー、スイングからビ・バップに至るまで、時代ごとに名演奏を聴かせるもので、語りは油井正一さんとどなたかだった(済みません、忘れました)と思う。それをエアチェックしたものだ。

残念ながら、このときの演奏の奏者や録音時期、場所などはわからない。MDの機能を使って、会話部分は削除してしまったのだ。

これを聞き始めると今でも、つい大音量で、ヘビーローテーションしたくなる・・。

話は横道にそれるが、このMD,メーカーがIDEMITSUとなっている。あれです、出光、アポロマークの石油元売り会社(のグループ会社なんでしょうね)です。ちょっとしたレアものですね。あの頃、花王もオーディオをやっていて、MDもあった。その当時だってそれは目立つわけで、これは今のうちに買っておこう、と思って入手したのだと思う。

「世界は~」に話を戻す。 僕がさいしょにこの音楽を聴いたのは、はっきりした記憶はないのだが、たしかNHKの朝の連続ドラマ「雲のじゅうたん」だったのではないかと思う(もしかしたら、同時期の他のドラマと混同しているかも知れない)。

まえにどこかで書いたかも知れないが、主人公のおとうさんだったかが、当時としてはハイカラな人で、ジャズを聴くんですね。戦争が始まり、ジャズは敵性音楽とされていたのだけど、お父さんはそれに敢然と抵抗して、ジャズを聴き続ける。結果、特高ににらまれることになって、家の書斎の近くで刑事みたいな人に見張られる。

刑事は上司と部下の二人組で、上司は部下に「おい、しっかり見張れよ」と声をかける。部下は夜、お父さんがかけているレコードを窓の外で聴いているのですが、この人、闇の中で聞こえてきた音楽に、ニヤっとしながら、「エリントン・・・」とか言って、一緒に楽しんでいるんです。

このシーン、僕は子供だったけどちゃんと意味がわかって、すごく印象に残っています。いまだに、ドラマのシーンで、これほど感銘を受けたものはあまりないですね・・。

また話がそれているが、このドラマでたしか、「世界は日の出を待っている」をかけていた様な気がする。そういうきっかけがないと、この曲を知りようがないからね。

戦争という暗闇の中、世界が、みんなが日の出を待っている・。朝露にぬれるバラ、仲間を呼ぶツグミ、そして私はあなたを呼んでいる・・。

銃弾の飛び交う中、そんな音楽を心に思い浮かべながら、戦っていた兵士がいたと思うと、これは何とも切ない感じがします。

僕が「世界は日の出を待っている」を、第二次大戦と結びつけて考えるのは、そんな思い込みからです。

 

戦争と大衆音楽、という流れで話は続きます。

戦争がらみで思い出して、箱の奥の方から取り出してみたミュージカル「南太平洋」のCD。

これは明確に第二次大戦の、南保に派遣された兵士たちのドラマでしたね。ただ、ドラマの内容は今良く覚えていないな。たしかハッピーエンドになったのだと思う・・。

音楽は「世界は夜明けを~」よりもむしろ、古めかしい感じがする。ロジャース/ハマースタインですけど。

もうひとつ、第二次大戦+アメリカ+音楽で連想するのは、グレン・ミラー少佐だ。

僕はこの時代の人たちのこと、あまり詳しくないのだが、グレン・ミラーは昔から大好きで、ベスト盤は良く聞いていた。

特にDon't Sit Under the Apple Treeはいい。

邦題はわからない(「リンゴの木の下で」は違う歌みたいだし・・)が、これは私が(戦争から)凱旋して戻るまではリンゴの木の下に誰かと座るなよ、という内容の歌詞で、まさに出征兵士の歌らしい。もっとも、戦争が始まってから一部の歌詞を改変して、そういう内容になったらしい。

ビデオはグレン・ミラーのものが見当たらなかったので、Andrews Sistersというものをさがしだした。

 

さて、2015年の世界も、70年前と同様波乱の連続のようだ。中国は、北朝鮮と韓国は、ギリシャは、株価は・・。夜が明けたら、どんな世界が待っているのだろうか?

 8/24追記:バンジョーカチャカチャの動画を下に掲げます。これも良い演奏ですが、MDのライブはもっと熱かった・・。

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きゅうりはいかが

2015年08月22日 | セキセイインコ

お世話になった方のお見送りをしている間にも季節は進んでいるようです。

気がつけば高校野球も終わっていました。

隣家のハナミズキの葉が、少し色づく頃になると、そろそろ秋の足音が聞こえてくるなあ、と言う気がしてきます。

昼間は真夏並みに暑いですが、その暑さを残したまま早々と日が暮れるのが今頃ならでは。

アルたちにも夏らしい食べ物を・・「キュウリ、食べる?」と、あげてみた。

じつは自分が食べるとき、ヘタが残ったので思いついたんだけど・・。

そういうことはすぐわかってしまうもので?「なんだ、こんなもん!」という感じで投げ捨てられてしまった。

そこで反省して、食べ残しではなく、もうすこしぜいたくに材料を使い、かじり棒のホルダーにつけてあげてみた。

でも、これも食べ物だと思ってくれなかったみたい・・。

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いま戦争と平和を語る

2015年08月18日 | 本と雑誌

半藤一利 井上亮=編 日経ビジネス人文庫

先日読んだ「ニッポンのいちばん長い日」の作者半藤氏の語りおろし。歴史探偵をなのる半藤氏の半生記でもあり、長年多くの軍関係者、文壇の人たちとのつきあいを通じた様々な人物評、そして歴史的な事象のとらえ方などを、縦横無尽に語っておられる。

有名な近代日本の40年周期説(開国-日露戦争-敗戦-バブル経済と、日本は40年ごとに大きな節目を迎えたという、半藤氏の説)や、司馬遼太郎氏、松本清張氏とのつきあいなどにも言及があり、半藤氏の人と考え方を知るための入門書としても好適かもしれない。

それと同時に、半藤氏がここで触れている事件や人物などを見ながら、近代日本史の中で自分が何を知らないかをチェックする、チェックシートとしての役割もあるかなあ、という気もしている。漱石の文学が同時代の日本批判という視点から書かれていた、というのも、面白いなあ、と思うと同時に、そういや漱石って余りちゃんと読んでないかも知れない、と思ったり。

半藤氏の歴史観というのは、それなりに一貫したものがあるし、語り口もわかりやすいので、悪い意味ではないけど自分の側にしっかりとした知識がないと、ただ氏の説を鵜呑みにするだけになってしまうきらいがある。40年説なんて、僕もすっかり自分のものになってしまっていて、本書を読んであ、そうだ、ここから来てたんだと思い直したくらいだ。まあ、半藤氏に知識で対抗しようとしても一生かけてもどうにもならないとは思うが、自分がどのくらい知らないかを知ることも大事だと思う。

なんとなくスマホのカタログをもらってきて、会社の子とみていた。わりと、2年の期限が過ぎるとすぐに機種変してしまう方なのだが、今のスマホは4月ほど過ぎても、機種変することは考えずにいた。習慣ですぐ新しいのに変えているが、なんだかきりがない気もするし・・。

とはいえ、今はお店に行ってちょっと書類書くだけで、簡単に機種変できるし、ちょっと型落ちの製品だとかなり安いよなあ。

上の写真はスマホ(200SH)で撮影。僕はまだコンデジを持ち歩いているが、そろそろそういうのもマニアックな存在になりかかってますね・・。

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サンダーバード ARE GO

2015年08月17日 | テレビ番組

サンダーバードの新シリーズが週末からNHKではじまりましたね。

このタイトルの付け方、「サンダーバード ARE GO」というのが日本語正式名称らしいのですが、こういうときに複数形sを外してしまうのが日本的な配慮らしい。大昔、Bonnie and Clyde を「俺たちに明日はない」にしたりとか、明日に向かって撃てとかいった、原題とはちがうけど雰囲気のあるタイトルの付け方は、いまは流行らないらしいけど、わざわざ「てにおは」をずらした英語(っぽい言葉)にするというのはどうなんだろう・・。

ブラピの出た映画で「レジェンド・オブ・フォール」というのがあったけど、原題はLegends of the Fallなんだよね。なんか中途半端・・、と思ったことがあった。

余計なお話はやめて・・と思ってまた引っかかるけど、このThunderbirds Are Go という原題も一癖ありますよね。なんでingがつかないのか、というのは、形容詞的な用法なのだそうで、準備完了、という意味になるのだと、これはオリジナルのときから話題になったのを、ふと思い出しました。

新シリーズが制作中と聞いたとき、ちょっと心配だったのですが、思ったより違和感なく入り込めた。CGを駆使しているけど、オリジナル同様ミニチュアセットも使っているらしい。その質感も効果的に使われていて、オリジナルに対する敬意のようなものを感じます。メカの進化も妥当な感じです。原作そのままというわけにも行かないでしょうからね。

原作は兄弟間の年齢差があまりはっきりしなかったが、今回アランやゴードンはちょっと子供っぽい設定になっている。ティン・ティン(ミンミン)の代わりにケーヨという子が設定されているが、位置づけはキラノ+ティン・ティン+αというところなのかな。

パパがいないんですねえ。昔、渋るパパを牧場で休暇を取らせたとき、スコットたちが混乱しまくっていたが、今はうまくやれているようだ。

レディ・ペネローブは・・いまのところちょっとキャラクターが薄いように思えるけどなあ。パーカーも、人がいいおじさんになってしまった・・。

放送時間が一定しない感じで、予約録画に苦労しそうな気配・・。

一日雨でしたね。涼しくなったのは良かったけど、なんだか台風のような、余り経験のない雨の降り方・・。

先週からやっていたらしいけど、休暇だったので今日初めて見た。来年の大河ドラマの宣伝を兼ねた、甲冑の展示。

関係ないけど、きのうテレビで、日本の甲冑が大好きというカナダ人が自分で作ったという甲冑を見たな。ピカチュウがモチーフで、ピ甲冑というのだそうで・・。色はもちろん黄色だった。

でも甲冑って、そういうしゃれっ気を受け止められるような、懐の深いところがありますよね。確かに、昔の戦は華があったのかもな。

さて、サンダーバードを見たので、ひさしぶりにFAB-1を出してみました。

2年の歳月を経て、だいぶホコリだらけになっていた。

新シリーズはちゃんとRR製のようです。フォードではちょっとなんですからねえ・。エンジン(たしかガスタービンでしたっけ?)はBMWかも知れませんが。

なかなか、60年代な風景になってきました・・。

 

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残暑お見舞い申し上げます

2015年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

ごめん、手前のアルが大きく映り込んじゃった・・。

 

全国的にもそうみたいですが、関東地方もこの夏は酷い暑さが連日続きました・・。今週(10日の週)あたりから、少しだけ暑さが緩んできたかな、という感じもしましたが、それでも今日も、31℃ぐらいまで気温が上がったようです。

アルとココは、エアコンを30℃に設定した部屋にいてもらっていました。インコは暑いのは大好きとのことですが、古い木造家屋の二階では、日中かなり温度が上がる可能性があるので。30℃ならそれほど電気代もかからないと思っていたけど・・。エアコン、相当仕事したみたいだな。

それも、今週は夜など多少涼しくなっていて、窓を開けておけば十分、という感じになってきたようです。今日は多少風も吹いて、日中は窓を開けておきました。外の音が聞こえた方が、アルとココは楽しい?ようです。

アルの体重が増えてしまったので、オーチャードグラスを取り寄せて様子を見ています。困ったことに気をつけないとココちゃんの体重も減ってしまう。場合によっては、また部屋を分けないといけないかも。

まあ、ふたりともげんきです。

甲子園中継のラジオを聞かせてあげると、興奮したアナウンサーの調子に合わせて大騒ぎしています。野球、好きなのかな・。

飼い主さんはちょとくたびれていますが・。

出先から戻ったところですが、今ちょうど、強い雨が降ってきました。明日は久し振りに最高気温が30℃を下回るとか・・。

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零戦

2015年08月15日 | 鉄道、車、のりもの

8月15日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。今年は戦後70周年という節目にもあたり、先の大戦について関心を深められている方も多いと思います。

ちょうど2年前に、所沢の航空記念館で買った零戦のプラモデルを作ってみました。小学生の夏休みの工作気分ですが。

こんな箱です。ちょうどアメリカで保存されている零戦が里帰り展示されていたときで、記念品販売コーナーで見かけて珍しいな、と思って買っておいたものです。その後映画が公開されたりして、それに合わせた限定キットも発売されたりしているようですね。

子供の頃、戦艦大和とかは作ったことがあったけど、零戦はなかった気がするな。

それではエンジンから。

こんな感じでお店ひろげてやっているわけです。おばQもいるし、鉄道模型の箱もみえていたりして、いったい何歳なんでしょうね・・。

軍艦のキットもそうですが、説明書通りに作っても自分で何作っているのか全然わからない状態が続きます。

実物は2年前に記念館で見はしたのですが、ああ、そんなものか、程度の感想しかなかったですからね。

とりあえず形はできました。風防は開いた状態でいったんつけてみたのですが、接着剤とかで汚してしまい、後に付け替えています。

スライドマークをつけて完成。いろいろなマークがたくさん用意されていて、実に細かい。

ところが、何か参考になるかとウェブで検索していると、こんなものではなく更にディティールアップしたすごい模型を作っている人がたくさんいる。どの世界でもマニアはすごいです。一も二もなく降参して、見るのをやめにしました。

真珠湾攻撃に使われたときの仕様らしいです。僕が知っているのは、後年の濃緑色のものですが、こちらの方が軽快な感じはします。

細かいところはルーペを使いながらなんとか、という感じで。だんだんと細かな仕事はやりにくくなっていくな。

うちの零戦は、平和を祈念するために作ったものです。なので、武装は解除して、機銃からは栗と、ひまわりの種がでるという想定になっています。ああ、栗じゃあさるかに合戦になってしまうのかまんじゅうにしておこうか。こわいからね・・。

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季節

2015年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム

急なお別れのお知らせを受け取って、一足先に僕の夏は終わったようです。

気がつけば日も短くなりました。

今日は電車も空いていました。いつも行くスタバは、打ち合わせするビジネスマンやノートPCをたたいている人に代わって、キャリーバッグと子供たちを従えたお母さんや、外国人の夫婦、それに、リクルートスーツを着た女子大生で埋まっています。

明日は終戦記念日。

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古都カマクラ4

2015年08月13日 | 旅行記

猛暑は少し落ち着いてきたが、蒸し暑い・・。駅に着いたときにはにわか雨。

青い目の子猫

「入門」わかりやすかったです。

瓶入りのコーラを売っていた。ファンタもある。

120円と安いが、内容量は190mmlとすくない。昔はそれが常識だったんだろうね。

漫画家清水崑氏を偲び、建てられた絵筆塚

たくさんの漫画家の人がカッパの絵を寄せている。

藤子不二雄を見つけた。

小島功さん。ほか、山根あかおにさんなど、懐かしい名前を見つけたが、大部分の人たちは残念ながら名前を初めて見る方々だった。

今回はすべてE-P3,17mm F2.8。 逆光が苦手だな。次回はフードをつけよう。

「海の水の色ですね・・」

ヨコハマ買い出し紀行 第2巻14話 「砂の浜」より

今日の収穫でした。

 

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