うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ココの具合

2024年05月21日 | セキセイインコ
4月に少し書きましたが、3月末ごろに首がかしいだままになり、お医者さんに診てもらいました。加齢によるものらしく、治ることはなさそう、との診断。
やはり骨の病気なのでしょうか。

そのときは体調も悪そうだったので抗生剤で回復したのですが、最近は傾げ方がより強くなり、困ったことによく転倒するようになりました。
いちどは転んでもなかなか起き上がれず、ぴいぴい言いながら転げている状態に。指をかまれながらもなんとか助け起こしました。
自分でも体調が変わったことに戸惑っている様子。

その後、その状態にも慣れたのか、転倒後何度かバタつきながらも戻る術を身に着けつつあるようです。

一度はケージ内の配置を変えようと思いましたが、今のところ小松菜を撤去した程度にしています。慣れた場所の方が良さそうなので。

ずっと傍にいられればいいのですが、或いはこの先、万一の事態を覚悟しなければいけないのかもしれません。


長引いた自分の体調不良の事もありましたが、仕事では今日も気になるメールが来ていたし、明日はまた嫌な会議があるなど、いささか弱り目に祟り目状態です。

とはいえ、明けない夜はない。
*今、明けない夜はナイトとか変換しやがった。。


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ペン殿没後10周年特集

2024年04月13日 | セキセイインコ


仕事は少し落ち着いたのですが、ヒノキの花粉がひどいのか目がかゆいし鼻水はでるわでしんどいです。それでくたびれて、ブログを書きそびれてしまいました。

というわけで、(1日遅くなりましたが)4月12日はペン殿の命日であり、今年は没後10周年になります。

10年もたったとは、まったく信じがたい。。10年前の4月11日は金曜日で、仕事が忙しくて帰りが遅くなったのです。帰ったらペン殿の様子がおかしくて・。
翌日は音楽の公演があってそちらに忙殺されることになり、精神的にはかなりきつかったです。今でも思い出すとちょっときついですね。

冒頭の動画はおしゃべりするペン殿です。昔何度か書きましたが、さいしょ「ペンちゃんは鳥だよ」と言っていたのが、「鳥だよ・鳥だよ」になり、最後は「とり」になってしまいました。ほかの言葉は覚えなかったですね。

テレビで迷子のインコが自分の住所を言った、という話を聞いて、ペン殿に教えたことがあります。

「うさぎ区チモシー2の9の19(仮称)」と教えたら、しばらく考え込んで;
「ぴょひゃらごにょにょにょ・・きゅーきゅー!」と、かなり近い発音(近くない)まではしてくれました。が、結局覚えなかった。


2011年9月25日。お迎え直後のペン殿。
幼い。

今見るとおもちゃとかが相当盛りだくさんになっていて、にぎやか。
一羽だったので、寂しがってはいけないと色々心配したんですよね。

水浴び用のバードバスをのぞき込む。
水浴びは時々していました。肩にのせて一緒にキッチンまで行き、蛇口から細く水を出してあげると手を伝って水のところまで行き、こわごわ水に羽根を浸していました。だんだん大胆になって、滝行みたいなことをしていた。


ITリテラシーは高かったので、自分でSNSにアカウントを作って動画配信とかやってました。

うそです。

肩から背中に回って、ひとの耳にかみつくのがすきでした。
痛いったら・。

一羽なので寂しいんじゃないかと、さいごまで気にはしていました。

自家流でお式をあげました。
おともだちからもお花をいただきました。

旧宅の庭に埋めたのですが、その3年後に転居することになり、掘り返して(包んであった箱はそのままの形で残っていました)実家まで運んで埋めなおしました。写真のあじさいも一緒に移植したのですが、こちらは残念ながら根付きませんでした。

今は隣にアル君も並んでいます。

ペン殿特集でした。



話は変わって、ココぴいです。

3月末に少し体調を崩して、お医者さんにかかりました。
どういうわけか、首を傾げたままになってしまったのです。

写真は比較的まっすぐな姿を選んでいますが、斜頸というか、常に首傾げているのです。本人もなんか変なのか、具合悪そうにしている。

お医者さんによると、加齢のため仕方がないのかも、とのこと。
とりあえず抗生剤をもらって2週間ほど服用。

結果、かなり調子は戻ってきて、呼び鳴きもふつうにするし、食欲も旺盛に。
ただ、首は完全には直らないようです。

この子は来たばかりの頃はよく飛べたのですが、2歳ごろ羽根の建付けが変わって飛べなくなってしまいました。

お医者さんはそうは言っていませんが、骨が曲がるとか、そういうたぐいの病なのかしら。
とりあえず、元気になってよかった。

この夏ごろに10歳になります。
アル君亡き後は一羽で暮らしていますが、ペットヒーターに親しみを示したりしているのを見ると、仲間をお迎えした方がいいのかな、と思い始めています。


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アルの三回忌

2023年11月19日 | セキセイインコ

19日はアル君の命日です。
今年は三回忌ですね。

庭は今、枯葉で大変なことになっていますが、とりあえずお墓の周りだけきれいにして、ビオラのお花を供えてお線香をあげました。

庭の掃除はまだ相当頑張らないといけなさそう。
この時期はいそがしい。



ココには粟穂をプレゼントしました。
それと、ペットヒーターは先月既に稼働させていたのですが、外掛けにしていたのでビニールカバーをかけることができずにいました。
11月に入ってからもあったかい日が続いたので、なかなか手を付けられずにいましたが、ここのところ急に寒くなって室温21℃を割り込むようになったので、今日ヒーターを内側に入れました。

カバー自体、ココは好きじゃないですけどね。。

さいごに、アルココが2014年にうちに来たばかりの頃の写真を掲げます。
まだ子ども子どもしてますね。。

カメラがQ10( 1/2.33インチセンサー)で、ケージの格子を切れなかったのが惜しいですね。前にいちど掲げたことあったかな。

てなわけで、週末もおわり。。
まだ京都ネタものこってるんだけど、それはまたこんど。

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お迎え9年

2023年10月12日 | セキセイインコ
アルココをお迎えして、今日で9年になります。
アルは2年前にお星さまになってしまいましたが、ココはきょうもげんき。

9年前の今日は少し肌寒い曇り空でした。
今年閉店してしまった「ことりやさん」に行って、たくさんいる仲間の中から2羽えらんでお迎えしたのでした。

健康診断をお願いしたのは2週間ぐらいたってからかな。
ココにメガバクがみつかり、まず投薬、それが効かないので注射に切り替え、たしか毎週水曜か木曜の朝に車で1時間かけてお医者さんまで通いました。

ココにとっては巨大な針でぶすっとやられるわけですから、そりゃあ人間がだいきらいになりますよね。

でもおかげで、この年になるまでげんきです。
ただ、羽に障害があって、飛ぶことはできません。

アルがいるころはアルの陰にかくれて、いまよりは存在感が感じられなかった気がします。

ときどき一羽じゃ寂しいだろうなと思い、二年間空いているとなりのケージにだれかお迎えしようかな、と思いはするのですが、まだ動けていません。

2枚目と4枚目のアップ写真はTamronの90mm マクロ(タム9)、1枚目はDA Limited 35mm F2.8 Macro、3枚目がDA 50mm F1.8です。50mmは寄れないのでこういう撮影では難しく、いい写真撮れずじまいでした。上掲、特採です。
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ことりやさん 閉店

2023年06月13日 | セキセイインコ

ことりやさんは西東京市にある、文字通り小鳥を販売しているお店です。
おじさんが一人で経営しています。
扉を開けるともわっとした暖かい空気と、ぴいぴいという鳥の声が飛び込んできます。鳥かごの奥の方を見ると、一人がけのソファに横たわり、上に設置してあるテレビを見ている店主のおじさんが「いらっしゃい」と声をかけてくれる、という感じのお店。

閉店されるそうです。

12年前にお迎えしたペン殿も、9年前にお迎えしたアルココも、ここの出身です。


ペレットが中心ですが皮付きのシードもあげていて、これを買うために今でも定期的にお店に訪れています。
前回訪れたのは昨年の夏です。いまはココだけなのでシード、あんまり減らないんですよね。

買い物の時おじさんにアルのことを報告し、今はまだ(新しい子を)お迎えする気にならないけど、また来るからそれまでがんばってね、とお伝えしていたのですが。

生体販売は先週で終わってしまったようですね。
ざんねんですが、しかし50年間お疲れ様でございました。
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鳥を放つ

2023年05月28日 | セキセイインコ

ココ少しやせてる気がするな。。

見ることはできなかったのだけど、少し前にリリースされたキリンのCMが放送中止になるというアクシデントがあったそうだ。

初期版は鳥かごからセキセイインコが空に放たれるシーンであったよし。これが問題になった。愛鳥家からあれはいけないという指摘があって、現在ではその部分をカットした映像が放映されている。



こういう話は時々鳥沙汰、じゃない取沙汰される。
鳥飼さんは小鳥が飛び立ってロストすることにとても神経質なのだ。
犬も猫も放しておけばどっか行ってしまうが、猫は自分の意志で戻ることが多いらしいし、犬はその辺を歩いていることが基本的にない世の中になっている。

犬も猫も、家で飼われていた個体が野良で暮らすのは難しい。鳥は基本的に不可能だ。例外的にワカケホンセイインコが野生化して今も都内で見かけるが、セキセイなどはまず生き残れない。

鳥飼のひとは敏感に反応する。
僕も夢を見る。ただ、どこかにとんでっちゃったというのはあまりないかな。よく見るのはご飯あげてなかった、とか、この子は連れて帰って世話してあげなきゃというパターンだ。なぜか車に乗って、ごみ集積所を巡っている。そこにはセキセイがケージごと置かれている。頭の中で、家のどこに置いて飼おうかと計算をする。家にはたくさん鳥がいるのだ。

あるいは、うちにはいまココしかいないはずなのに、忘れていた別の子がいて、その子にエサを与えていないことに気が付いた、とか。こういうのは夢の中ですごく自責の念にさいなまされるのだ。

大昔の歌だけど、由紀さおりの「手紙」のなかで、二人で育てた小鳥を逃がし、という歌詞がある。ああいうのを聴くとぴぴん、と来るのよ。昔の歌だから、誰も不適切だ、なんて言わなかっただろうけど。



鳥飼いさんの声がこうして話題になるというのは、色々考えさせられる。
犬猫に比べると、鳥飼いさんというのは少数派だ。マイノリティ云々という運動が盛んだが、ペットにも及んできたか。。

今月初めにはBSのペット番組で眞鍋かをりさんが、ロストした飼い鳥について鳥が逃げたら帰ってくるわけはない、と笑いながら言ったことがSNSで話題になった。鳥飼いの気持ちがわかってないと「炎上」したのだ。
当該番組の見逃し配信は期日前に見られなくなった。ただ、番組や眞鍋さんからは特にコメントは出ていない。

この辺になると、やはりある種の行きすぎ問題という範疇に近くなって、それはそれで難しいのかもしれない。まあ、家族が迷子になる辛さはは犬猫でも鳥でも亀でも同じだとおもうけどねえ。。
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アルちゃんの1周忌

2022年11月20日 | セキセイインコ

11月19日はアルちゃんの1周忌にあたります。

去年のこの日は金曜日で、帰宅した夜8時30分ごろに、亡くなっているのを知りました。日曜日に行事を控えていて、だいぶきつかったですね。
月曜日は仕事でしたが午後出社。その年にネコちゃんを亡くした部下の子と立ち話でうちの子がね、という話をしたのを覚えています。
次の日が祭日で、24日は休みを取ってこの日に埋葬しました。お葬式も自己流で、ココを陪席させてやりました。

こないだ水曜日が在宅勤務で、そのとき(休憩と称し)少しお墓の周りを清掃しておきました。

前日金曜日に、ココを陪席させ、ようとしたら、ケージのペットヒーター外すのも大変だし、外連れ出すのはお年のことを考えるとなんなので、おうちに入れたまま、かんたんに自己流で法要を。

今日は午後遅くなってしまいましたが、粟穂をお墓に備えて、お線香をあげました。
墓碑はニス塗りのベニヤと杉材ですが、わりと傷みが目立つのでいったん持ち帰っています。ニス、塗りなおすかな。
アルのケージは今もそのままになっていますし、当時飲んでいたお薬の、空の袋もまだ置いてあったりします。さすがにそろそろ片付けることにしますか。。

毎年この時期は落ち葉と雑草に苦労します。
今年は3月ごろ、職人さんに枝をだいぶ切ってもらったのですが、柿の木は落葉がすごいですね。八重桜も。柿は2本もあるんですよ。。

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ココ8年

2022年10月12日 | セキセイインコ

桃、栗3年・
ココはお迎えしてから8年。

残念ながらアル君はは昨年お別れになってしまいましたが、ココはきょうも元気です。


いつも、かいぬしが寝落ちしたり、寝起きが不規則なのに付き合わされて、申し訳ないと思っております。。

からだが固くて、飛ぶことはできないのですが、ごはんもよく食べるし、よく鳴いてげんきです。


アルがいなくなった後、しばらく寂しそうにしていたこともありましたが、いまは時折、かいぬしのやっていることに反応したりしています。

キッチンでミキサーをがあがあやってると、ココもギギギギ、と鳴いたり、テレビや音楽に反応したり。

時折なにか言いたそうにしているので、
なんだい・ココ?
そうか、ぴいぴい、だよね。。

と会話しています。かいぬしの鳥語はなかなか上達していませんが。。

時折、ふぃ、ひょひょ、しゅるる、みたいな、なにか歌うような鳴き方をすることもあります・。

昨日知人の方から、とってもかわいい来年のカレンダーをいただきました。
お迎え記念日を知っていらしたわけではないのですが。。

これも偶然ですが、つかっていた目覚ましが壊れてしまいました。
電池が切れたとおもって、取り替えたら、アラームはふつうになるのに針がすすまない。ムーブメントがだめみたいです。

アラームをいろいろな小鳥の声にすることができる目覚ましです。
同じようなタイプのものをさがしましたが、結局同型の色違いを買ってしまった。。

もとの(右)は本体薄いグリーンで、全体に淡い色調ですが、新しいの(左)は本体白、ふちどりなどはややメリハリのある色調で、これはこれでいいかんじです。

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ココ健診

2022年07月02日 | セキセイインコ

ココの定期健診、ほぼ1年ぶりです。

アル存命中は毎月欠かさずにお医者さん行ってたのですが、お医者さんに会うのも半年ぶり。


今年8歳なので、まあシニアですね。

怖がりの子で、あまり保定すると良くないということでそのう検査は見送り。
糞便検査の結果は非常に良好。この子はその辺はとっても丈夫です。
爪を切ってもらいました。飼い主、苦手なんです。

羽根(のまわりの筋肉)が固くなっていて飛べないし、下手して仰向けにひっくり返ると起き上がれないなど、心配なことはありますが、しっかり見守っていきます。。
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2022年02月17日 | セキセイインコ
めずらしく毎日更新できていますが、もうだめかもしれません。。
あしたは同僚休みで自分が司会やらないといけないし、こないだからの問題が解決していない。。

ひさしぶりに、25mmつけてココ撮ってみたけど、ちょっとじょうずに撮れなかった。。
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アルがとうございます

2021年11月29日 | セキセイインコ

アルちゃんにすてきな置物を贈っていただきました。
ありがとうございます。

アルのだいすきだった粟穂もついています。
きっと飛びついてたべはじめるとおもいます。

かいぬしはこの10日ほど、ぺっとろすしんどかったですけど、いろんな方に声かけられて、心洗われるおもいもしてきました。

アルからも、いろいろかいぬしに働きかけてくれているのでしょうね。

それにしても、きゅうにさむくなりましたね。
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おそらへ

2021年11月24日 | セキセイインコ

・・目が覚めたら真っ暗でものすごくさむい。
「なんだよこれ!寒いじゃないか、かいぬし、なんとかしろよ!!!」
と力いっぱい叫んだ。。

と、いうのはうそだ。

せんしゅうからぼくは、がんで重くなっていた体をはなれて、自由にその辺をとびまわれるようになったのだ。

だから、かいぬしがその後も、毎日ココの分と一緒にぼくの朝ご飯を作ってくれているのも知ってるし、くるまの中や出先でときどき泣いているのも見てる。
むかしはそとになんか出してくれなかったが、その点はじゆうでいいね。。

でもきょうは、かいぬしが今までの僕のからだを「まいそう」してくれるらしい。

ふとおそらを見ると、ぼくのまえのからだとおんなじような、真っ青なおそらだ。これなら、あっちへ飛んでいくのにはぜっこうのきかいだね。


かいぬしはこの「まいそう」のために、そうとう時間をかけてじゅんびをした。

「じっか」のうらにわには、むかしかいぬしが一緒に過ごした、「ぺん」君がいるらしい。

ただ、そのうらにわはいま、片づけきれないで放置された、木の枝や枯れ葉が山と積まれていて、荒れた感じになっている。
かいぬしも、これを片づけないととても「まいそう」できないとおもったらしい。

きのうかいぬしはおそくまで、一生懸命掃除をしていたが、枯れ葉と混じった長い枯れ枝にはそうとう手こずっていたようだ。そのままだとゴミ袋を突き破ってしまうのだ。長いまま放置された竹の木はよけいたいへんだった。のこぎりでばらばらにしていた。
かなりくたびれたようだ。

かたづけにめどがついたころ、かいぬしは小鳥のこえにふりむいた。

ジョウビタキ君(かいぬしはいえに帰ってしらべるまで、名前を知らなかった)が庭をあるきまわり、時折その辺をつついている。かいぬしが掃除して回っても逃げないで、またおなじ枝にとまっている。

かいぬしはジョウビタキ君にこえをかけた。
「おつかれさま。良い子だね。こんどここに、アル君がくることになったから、よろしくね。
アル君は、そうだな、きみよりもちょっとだけ小さいかな。。
青いお羽の、げんきな子だよ。。」

かいぬしがふと空を見ると、ここはとりたちがたくさんいる場所のようだった。
メジロくんが一生懸命、柿をたべている(かいぬしは僕にはぜんぜんくれなかったぞ)。ムクドリさんもいる。

これだけ鳥さんがたくさんいるなら、あんしんだな、とかいぬしはおもったらしい。


かいぬしはまた「ほーむせんたー」に行って、いくつか追加のかいものをした。
ほんとうはコンクリかなにかの、「はかいし」代わりのものをみつけるつもりだったのに、すっかり忘れてて、スミレや葉牡丹の苗をかっていた。

うちにかえって、こんどは「ひつぎ」のよういをした。
本体はきのはこだが、ふたがないので、ぼーるがみの芯に青いかみをはってふたにした。

あおいろのがーぜでぼくをつつむつもりらしい。

墓碑は間に合えば、とおもっていたらしいけど、結局つくちゃったようだ。
ニスをぬって、きりぬき文字を貼った。
ただ、固定するほうほうがないので、あとでなんとかしないと、やがいではどこかにころがってしまうらしい。


おはなは昨日かっていた。
おしきのあと、ぼくのまわりにたくさんつめてくれた。
ちょっと多すぎたみたいで、はこをくるんだふくろにも、たくさんいれてくれた。
ケージを置いて、かいぬしじこりゅうでおそうしきをあげてくれた。

うしろでココもさんれつしてくれた。
ココもなにか感じ入ってくれたのか、おとなしくしていた。


こうして、おはかにおさまった。
とりあえず余った木の板をおいているが、あとで何かべつのものにしたいと、かいぬしは言っている。

お線香もあげてくれた。

3本とりだしてつけるつもりが、うっかり折ってしまった。
はんぶんのながさになったが、きえるまでのあいだ、かいぬしは手をあわせていた。

じゃあ、そろそろ飛びたとうかな。
だいじょうぶ、またべつの体になって、かえってくるからな。

*かいぬしより:あとすいません、遺影を飾るのをすっかりわすれてました。。
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挨拶して、準備して

2021年11月23日 | セキセイインコ
昨日あまり上手に撮れなかったのでリベンジしようとしたのですが、古い20mm F1.7は、解放ではこんな感じ。。カメラは今や古典的存在のE-P3。
ちょっと、すっきりしない感じですね。


昨日オフィスついたら、通路で部下の子に出会った。

春か夏に猫ちゃんを亡くされたと聞いていたので、僕もペットロスでね、と話した。
なんか、ペットの話をできる子はあまりいなくて。。
そしたら、あのあと、私保護猫お預かりしたんです、という。
うん、やはりね。。

今日は朝から色々準備を進めたが、なかなか捗らないものだ。。お医者さん向けにごあいさつ文を書いていたら、出かけるのがお昼になってしまう。

大きなホームセンターで、庭掃除用の大型塵取りとか箒、お花、ゴミ袋を買う。お昼食べながら、墓碑をどうするか考える。手芸コーナーで写真立て(きょうびは100円ショップなどでは売らなくなったようだ)、その他色々買う。

実家に着いたのは日が傾いたころで、それから暗くなるまで庭を掃除する。が、とても終わらない。暗くなったので明日また続きをやることにする。

地元で有名なお菓子を買って、鳥の病院へ。

行ったら、偶々お世話になったお医者さんが歩いてらした。ご挨拶してすこしお話させていただく。

手紙には落鳥時の状況と、写真などを添えて書いてみたので、後でご覧下さいと言って渡す。

最初のころは年配の先生にも診ていただいたが、若手のお二人の先生に合わせてたぶん30回ぐらいは診てもらっていた。特に20年2月以降は、毎月通って、定例行事みたいになっていた。
先生にとっても感慨深かったのかもしれない。。

あと、ペレットが入荷したので予約分を受け取り、また予約しました。
もう、当面は予約しないと入手できないらしい。
消費量はこれからは、やはり減ることにはなるけどな。
ないと困る。

本当は余白がもっと大きい写真なのだが、トリミングして(鳥・民具ではない)こんなふうにしてみた。おはなが綺麗なほうがいいかな、と思って。2018年のアルちゃん。

妹が、庭のどこに埋めたかわかるようにしてほしい、というので、墓碑を作ろうとしている。表札などに使う樹のプレートに、後ろについ立をつけて、切り抜き文字を張り付ける(上の写真でちらっとみえてますね)。

というアイデアだが、なにしろ吹きさらしなので、耐候性をどうつけるかが課題。当然木工用ボンドではいけないので、合成ゴム系接着剤を使うが、樹は「つき」が悪いようだ。エポキシもあんがいだめなんだよね。。

それから、木質染料を買ってきたが、ちょっと失敗した。これは染料なので塗膜がないのだそうだ。表面に透明ニスを塗る必要がある。
とりあえず明日は、仮置きだけにして、後に仕上げるか。

帰宅すると、リビングの扉を開けて、鳥たちにあいさつする。
元気にしていたかどうか、心配な時は扉を開けるのが怖い。

手前にココがいるから、まずココに挨拶することになる。
ここひと月ぐらいは、そのあとアルの様子をこわごわ見ては、ホッとする、を繰り返していた。

やわらかい布の袋。

アル達はにんげんにつかまるのが大嫌いなので(お医者さんはさすがにひょい、とつかんでいた)、うちでは(体重測るとか、必要な時は)この袋に入ってもらっていた。

アルおいで!・というと、そう素直には入ってはくれなくて、隙を見ては人の裏をかいて、飛び回って逃げる。
説得しながら?ゆっくり近づけると、そのうち自分から袋の中に入ってくれる。
自分で入りながら、ぴい、ぴいと文句を言ってる時もあった。

晩年は毎日体重を量ったが、逃げるのもしんどいのか袋を向けると、素直に入ってくれた。

つまり、それまで隙を見て逃げていたのは、ある意味にんげんとの鬼ごっこみたいな感じで、アルにとっては遊びだったのだろうな。。
もちろん、嫌は嫌だったんだろうけど。。


新しいEZ14-42mmだと、かなりきれいに撮れますが、F価が暗いのでケージが残ります。
それと、カメラの性能もありますね。20mm F1.7をE-PL9に装着して撮ってみました。

明るくて寄れるタイプの25mmレンズなら、もう少し適切な大きさ(被写体の)で、ケージを避けて撮れそうです。

ライカ25mm F1.4か、オリンパスの25mm F1.8またはルミックス25mm F1.7のうち、後2社は最短撮影距離25cm ライカは30cmです。
ライカはかなり高いしな(他の2製品の倍ぐらい)。
オリンパスとルミックスは、どちらがいいのかしらね。
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すこしずつ

2021年11月22日 | セキセイインコ
昨夜の疲れが抜けなかったので、今朝はゆっくり午後から出社することにして(フレックスの良いところ。どうせ夕方から会議がある)。
でも今朝もアルの「さむいぞ!かいぬし何とかしろよ!」の声が聞こえるようで泣いておりました。。

とはいえ、お式はまだですが、すこしずつ慣れていかないといけない。
僕よりもココですよ。つらいのは。
大事な仲間を失って、ほんとうに元気をなくしていました。

しかし今夜あたりから、また前みたいにちょっと賑やかに鳴くようになってきた。
これまで、どうしてもアルのほうが色々気がかりで、ココの様子はちゃんとみていなかったところがある。コミュニケーションも、アルのほうがどうしても。
でも、ココもひとりになっちゃったので、すこしずつ、話しかけたりして、距離を縮めていこうと思っています。

写真は今夜。E-P3+20mm F1.7開放。 ココんちはケージの枠が白色なので、ケージ越しに撮影すると枠を完全には消しきれない。もっと明るいレンズを買おうかしら。。

2017.7.8 美男、美女だねえ。


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やはり

2021年11月21日 | セキセイインコ
2017.11.25
お鼻の色がまたくすんできている。
このあとまた、多少体調が悪くなって12月初旬にお医者に行っている。
そのとき、ペットヒーターを更新して強力100wに+サーモスタッドにした。

アルは寒いのが嫌いだった。涼しくなるとたいてい体調を崩していたなあ。。
だから、1年のほとんどをヒーター付き、カバー付きで過ごしていた。

今日は音楽関係の行事で一日出掛けていた。
肌寒い日曜日だった。
夕方から雨が降って来たりして。

色々神経使う行事だったが、ふと一人になると、アルが「寒いよ!かいぬし、なんとかしろよ!!」と言っているような気がしてきて、ほんと、何回も人知れず泣いていた。。
やはり辛い。。
これから埋葬しないといけないしね。。

アルが遺してくれた作品。。
さいしょに端を齧って、つぎは根元を齧り始めた。
最後の頃は真ん中辺を齧っているようだった。

週末には別の止まり木に取り換えた方がいいかな、と思っていたところだった。

吐き戻しはこんなかんじ。
もうこの写真のときはアルを取り出すため、ケージの上部分、下に敷いていたキッチンペーパーを外してある。

金曜日の、アルの食べ残し。
アルが食べ残すということは、ふだんない。
どんなに体調が悪そうでも、食欲は失せなかった。
晩年は肥大化した精巣が内臓を圧迫していて、それが死因となったのだろう。

遺骸の体重を量ってみたら、49gあった。前日42gだったのに、計算が合わないが、腫瘍の肥大が急に進んだのかもしれない。

この食べ残しは、フィルムケースに移して保管してある。


飲み水はこの形で2年近く与えていた。
薬を入れると、大きなケースではうまく飲めないので、このように小さめの水差しに入れる。アルのお薬は色がないが、時にオレンジ色とかになる薬もあるので、このように派手な水差しのほうが良いようだ。

流石にこれで水浴びはしてなかった。ココの家にいくと、小さな水差しで水浴びしようとするほど、お風呂好きだった。

前にも書いたけど、ココが一人でさびしいのか、少なくともご機嫌で鳴く様子がなくてね。。前はテレビとかつけると、賑やかだったんだけど。
なるべく話しかけるようにしているけど、ほんと、アルいないだけでずいぶんちがうなあ。。

*しばらくブログ訪問等を控え、服喪致します。


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