うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

Bluetooth トランスミッター

2020年03月31日 | 家電
この手の製品は数年前は数も少なく、値段もそこそこしたように記憶している。
今はアマゾンで探すといっぱい出てくるね。メーカー名はなじみのないところばかりだが、安いから気軽に買える。

今回の用途は、スマホの音楽データ(Google Play Music)をコンポで再生すること。もうすぐ26歳の誕生日を迎えるマランツPM-50のAUXに接続して(レシーバーモード)スピーカーで再生する。
モードを変えると、逆にソースデータを例えばBluetoothイヤホンなどに飛ばすこともできる〈トランスミッターモード〉。例えばテレビの音声をイヤホンで聞きたいときなどに便利かも。

たしか昨年暮れごろ、マランツのNR1200というレシーバー(BluetoothとHDMI端子のついた、オーディオ寄りのAVアンプのようなもの)が発売されたのを知って、食指を動かしたことがあった。雑誌やネット上のユーザーレビューも好評のようだ。

のだが、先日カメラを買ってしまったので考え直すことに。やっぱりPM-50はもっと使っていたいというのもあったし。
代わりにというか、メインシステムの機能強化ということで、スマホからの音楽ソース再生を考えた。
そういうとき、今まではコンパクトスピーカー(モノラル)を使っていたんですけどね。

接続端子が豊富なのが売りで、光ケーブルまでついているが、今回必要なのはRCA-3.5mmミニプラグだ。
これも付属しているがちょっと長さが足りない(30cmくらい)。ので、これは家電量販店で買いなおした。アンプの後ろ側の端子から引っ張ってきて、ラックの上に本体を置くだけなのだが、一定の長さがないと何かと作業しにくいのだ。
USBで充電するが、充電しながら運用することは基本できない。

ペアリングは特に問題なくできた。音質は良くも悪くもない。圧縮されたソースだということはわかるが、それはトランスミッターの責任ではない。

小さい(5センチ角)し、さっき書いたように取り外し容易なので、AUXのある別室のミニコンポ、ラジカセにも使える。付属の短いケーブルも生きてくる。まあ、そうするとものすごく便利になるわけでもないけど。。

関係ないけど、今年はイチゴがやけに安いですね。。もう398円でもあまりびっくりしないぞ。近所のアコレでは298円で売ってたぞ。。

もひとつ関係ないこと書くと、近所のスーパーの従業員が感染したという報道が。。ふだん行かないところだけど・・もう身近に。。
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世の中が大変なとき、子供たちは

2020年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム
子供たちも世相の影響を受ける。というより子供のほうがより強い影響を心に受けている。物心ついてから14歳ぐらいまでの間に経験したことは、その後の経験よりもより深く心に刻まれる(と言われているし、自分自身そんな感じがする)。

そんなことを思いついたのは、先般トイレットペーパーの買い占めがおこり、商店の棚が空になったというニュースを目にした(というか自分でも見たけど)からだ。僕と同世代の人たちは、これと同じような混乱を、子供の頃に見聞きしているはずだ。

自分の経験から言っても、子供たちはテレビや新聞などを通じ、(大人になったいまの自分から見ると)意外なほど世の中の色々な情報をつかんでいる。わからないことはもちろんあるのだが、それがなんとなくいいことなのか悪いことなのかも、漠然と判断して把握している。

 あとから知ったこともあるとは思うが、あの年の秋から暮れ、そして年が明けて暖かくなるころまでを思い出すと、なんとなく暗い、不安な世相、という印象が残っている。秋口に中東で戦争が起こり、石油の値段が急騰した。そのほかの諸物価も短期間で急速に上がった。変なことを覚えているといわれそうだが、近所のガソリンスタンドの値札が、春には50円ぐらいだったものが100円ぐらいになった。たしか自販機のジュースも同じぐらい上がったと思う。これは耳で覚えているが、明治のお菓子(「カ~ル」)も、50円から80円に、更に100円になった。母が嘆いていたのをよく覚えている。

そういうインフレって、今はいくら日銀が頑張っても起こせないぐらいなので、ちょっと実感するのが難しいかもしれない。消費増税前の駆け込み需要が日々起きているようなものか。。当時の人にとってもそれは、未曽有の社会的混乱に映った、というより混乱そのものだったのだろう。

とはいえ、せいぜいお小遣いでお菓子やプラモデルを買ったりする程度の経済活動しかしていない子供には、関係ないといえば関係がない。僕らはふつうに毎日遊んでいたし、暮らしに困るようなこともなかった。僕が覚えているのは、春にお父さんの転勤で九州に引っ越してしまう友達と、残された時間を惜しむように一生懸命遊んでいたことだ。
まあ自分たちは恵まれていたんだ、ということなのかもしれないけど。

いまの子供たち(生憎身の回りにそういう小さな子たちはいないけど)も、色々と世の中が混乱している様子を、身をもって体感していることだろう。ただ願わくば、彼らなりになにか楽しいことを見つけて、その思い出を心に刻み込んでくれればな、と思う。
今日はあまり推敲しないでこのままアップします。。あとで読み返して書き直すかも。。
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なごり雪

2020年03月29日 | まち歩き

朝は雨でしたが、途中から激しい雪になりました。
外出自粛とはいえ、買い物には出る必要があるので、この時間にと思いカメラを持って。WR仕様のKP+18-135mmを持ち出しましたが、結果かなり濡れてしまいました。。

桜は満開を過ぎ、少しずつ散り始めたころです。
雪と桜の組み合わせ、見栄えがします。
 
雪の中、親子連れの人たちを結構見かけました。
花見と違い密集はしていないし、湿度も高いので問題はないでしょう。
もう短時間で終わる話ではなさそうですし、そこは生活の知恵を働かせながら、無理のない範囲でやっていくしかありません。

子供たちにはいい息抜きができたはずです。

雪は昼過ぎには止み、あっという間に溶け始めました。
この後もう一度出かける用事がありましたが、その時には梢の雪は消えていました。


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アル君の通院

2020年03月28日 | セキセイインコ

前回の通院から3週間です。
先週もナナちゃんと楽しく(ナナちゃんはお楽しみいただけたのかしら)過ごしましたし、蝋幕以外外見にも行動にも変わりはない。むしろ元気。
朝ごはん控えめで出かけたせいもあり、体重40gで全く正常。
うんちもきれい。
お薬を処方いただいて、また来月。
元気でいつづけてほしい。。

この週末は不要不急の外出を自粛する要請が出ていますが、これはまあ、必要なことですからね。
 車で移動していると、近所の桜の名所には数台、車が止まっていました。帰りの国道もそこそこ渋滞していたし、少なくとも都市郊外の街には外見上とくに変わった様子は見られなかったようです。

ただし、近所のスタバはニュースで報道された通り、28,29日を臨時休業としていました。市内の大型ショッピングモールも、飲食店、ブティックなどはお休み。施設内のスーパーは時間短縮で営業らしい(見てはいませんが)。

近くのスーパー併設のシネマも、やはり土日臨時休業でした。まあねえ。。
スーパーの買い占め現象は、この界隈では特に目立ちません。
数日前からそういうニュースが出ていて、確かに夜行くと商品棚の一部が空になっていたけど、そう目立つほどではない。

今日見たら、トイペの類も普段通り在庫豊富にあって、誰も気にしていない様子。見てるとなぜか「やった!勝ったな!」感がわいてくる。。
まあ、マスクはないねえ。

移動自粛がどの程度奏効するのかはわかりませんが、この社会の構成員としての責任もありますし、書き入れ時に休業して協力している方々の、御意思を尊重したいという気持ちも働きます(やむなく休んでるのだとしても、こっちがちゃらけているのはちょっと良くない)。

なんだか昨年読んだ高見順「敗戦日記」を思い出します。終戦直前、文士同士で政府に協力する活動をしつつ、他方で日々の報道を斜め読みして、何か隠していると思ったり、逆に仲間同士の噂話を信じたり(何日に空襲があるとか)。
そういうのを現代に追体験しているみたい。。
某首都自治体のの、ネット上の感染者増加情報を見ていると、呑気な僕もさすがに何かあると思う。。
 他方、某地元行政区の姿勢には感心しています。ラインとかからも定期的に情報が来るし。。
ついアルちゃんの話から離れてしまいました。。

さいごに、お医者さん併設のショップで見つけたもの。
ペレット買った後、入り口付近で見つけて、またレジに引き返してしまった。
「楽しそうに首をぶんぶんふっているときに、ふんわり感じる香ばしい香りをイメージした」ラーメンなのだそうです。。


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あらため

2020年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム
 この写真も25日水曜日のものです。カメラはリコーGR2。手ぶれ補正なしでも結構いけるな、と喜んでおりましたが、しばらくは夜間の外出も控えることになるので、撮影の機会は減りそうです。。

 今思うと、今月の初め頃はかなり出歩いていました。1月から仕事環境がガラッと変わって、とにかく疲れをのこさないようにしていた(かつ、毎日非常に遅かった)のが、2月末頃にはだいぶ落ち着いてきた。
それで、3月前半はよく帰りに夜の街を歩いていました。

 といっても飲み歩いたりするのではなく、ただ歩いてるだけ。
 今思うと、連日騒然としたニュースが流れる中、人々がどんな様子でいるのかを眺めたかったのかもしれません。
 その時は意外とみんな普段通りに大勢歩いているな、という印象でしたが。。

 曰く、今の感染状況の原因は2週間ほど前にあるといわれるので、思い返してみます。
 3月11日は震災を偲び、あの日と同じ道を歩いた。
 12日は休暇で外出。
 13日はいくつかの仕事がまとまり、夜ちょっと外食したと記憶している。 14日は雪が降りましたね(この日曜もまた雪らしいけど)。
 19日はカメラを買ったし、20日は親と過ごす。
 21日はお客様が来る。
 22日は桜を見に行った。

この1月以来、ネットやテレビなどで様々な情報やら意見やらなにやらが飛び交いましたが、今思うと随分間違った理解をしていたことも結構あります。外出や買いだめも、他人を非難するほど自分が潔癖なわけではない。やはり多少余分に買っちゃったものもあったし、繁華街も歩いた。
 ので、ここは少し認識を改めることにします。
 自分がウィルスを運ぶようになることは避けたい。。

しかし、平日は当面電車乗って都心に行かざるを得ない。時間帯もあまり変えられないので、混む電車は避けるようにはしていますが。
あとはとにかく、極力気を付けるしかないですね。。

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チェリビダッケのブルックナー 交響曲第8番(リスボン・ライブ)

2020年03月26日 | 音楽

25 Mar. 2020
リコーGR2 1/40 F2.8 ISO400 
昨日のカメラですが、手ぶれ補正なしでもまあこのくらいなら全く問題ない。
ここに来るまで夜の街を歩きながら写真を撮り、このあと本屋に行ってエスカレータ乗っていたら、ちょうど小池知事の会見が始まったようで、急にネットが騒がしくなっていた。
さてさて。。

先日、車中でブル8を聞いたという話を書きましたが、その際チェリのリスボン・ライブを紹介されました。巷ではチェリ渾身の名演であるという噂が。。

いわゆる海賊版に相当するそうですが、アマゾンでも取り扱いがあると聞いたので、行ってみたら在庫切れ。まあ久しぶりに新宿ディスクユニオンでも行ってみるか。ほかにも何かあるかもしれないし。。

それで、今日は帰りに寄り道しようとつらつら考えていた昼休み、在庫復活したよ、との情報が。。

う・。

そうだ、いちおうアマゾンのはカートに入れておき、とにかく店には行ってみよう。
と思って、紀伊国屋の9階に。
EMIの正規版はあるが、このディスクはない。あと関係ないけど、朝比奈大フィルが750円で売っていた。。一瞬どうしようかと思ったが、あまりブル8ばかり買うのもどうも、と思い、何も買わずに店を出た。
そのあとアマゾンを決済しました。。

話が長くなりましたが、日曜の朝、時間のあるときに聴いてみると。
まず第一楽章がとても遅いことにちょっとまごつく。
遅いというより、止まってますよね。
しかし不思議なことに音楽としてはずっと途切れず流れている。そしてスケルツォは重くならず、軽快に進む。
3,4楽章になるともう心をつかまれていて、ものすごく長いのに一気に聴けてしまう。

というわけで、大変な名演だという噂は嘘じゃなかったですね。
それと、海賊版だから音が悪いということもないようです。録音は1994年4月、膝の上にナグラを置いて盗み撮りしたわけでもありますまい。とはいえ、演奏評もそうですが録音評もうさ耳には荷が重すぎることなので、あまりあてにしないように。。

 ただ、それはいいのですが、これだけカロリーの高い演奏をされると、さすがに何度も繰り返し聴きたいという気持ちになれない、というのもまた確かです。。ジロリアンだって、毎日食べてるという人はいないでしょうし、偶には自宅でサッポロ一番食べるのも悪くない、と思ったりするんじゃないですか?

演奏会に行った人は幸せだったでしょうし、記録としては非常に貴重だけど、パッケージソフトとしてみると、手放しで礼賛はできないのかもなあ、と思ったりもしました。一期一会の演奏会と、繰り返し聴くCDとの価値観の違いでしょうか。。
海賊版として売られているというも、むしろ希少感があってこのディスクに似合っている気もする。


カラヤンのこれも、1988年11月の楽友協会ホールでのライブ録音だと聞きます。ネットを見るといろんな方が色々おっしゃっていますが、そういわれると。。結局、何度も聞いているのでいちばん耳になじんでるです、ぐらいしか言えないですね。。
ベルリンフィルと演奏したディスクもよいとききます。そのうち聴きたいと思いますが、ブル8自体そう繰り返し聴けないので、いつになることやら。

カラヤン盤は最初に聞いた演奏ではなく、実はこちらのほうが先です。これも評判を聞いて、お店で偶々安かったので買ってみたというもの。MCAダブルデッカというのは、当時(1993年ごろ)1,600円ぐらいで売られていることが多かったと記憶します。終楽章なんか、かなり素敵なのですが、実はもう長いこと聞いていません。音質は良いとは言えません。

このほか、先日書いたシャイー、シューリヒト、全集セットになっているインバルが、CD棚に並んでいます。どれもずっと聴いていないな。。
ブルックナーの交響曲だと、4番、5番辺りはもう少し気軽に聞けるし、00とか0とか1とか2とかはまあ聞かない。7はちょっとゲンが悪い?曲で、やはり聴いていないです。あとは9番は好きですね。

というわけで、誰の参考にもならないことをまた書いてしまいました。。

事態が悪くならないでほしいと本当に思いますが、感染が広がって外出がほんとうに厳しくなったら、家に籠ってぜんぶ聞き比べてみようかしら。。
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RICOH GR2

2020年03月25日 | カメラ、写真
以前からちょこちょこ触れていましたが、先週の連休前木曜日に写真のカメラ、リコーGR2を買いました。
カメラ本体の写真もさらっと撮れればいいのですが、なかなか満足の行くものが撮れなくて、かといってちゃんとした物撮りの準備をするのは嫌で、ここに書くのも遅くなってしまいました。。

ご存知の方には釈迦に説法ですが、GRは換算28mm相当の単焦点レンズを持つコンパクトカメラで、いわゆるスナッパーの方や、少し前だとデザインやクリエイチブ方面の人たちがこぞって使っていたという、そんな位置づけにあるカメラです。
かつてはマクロに非常に強かったので、例えば僕の知人のジュエリー製作者の方たちはGRDか、より一般向きのRシリーズを使っていました。
さいきんはソニーとかも画質のいいコンデジを出しているので、よりユーザー層が限定されてきているのかもしれません。。

フィルム時代の末期、高級コンパクトカメラがブームになった時期がありましたが、そのころコンタックスT2/3、ミノルタTC-1などとともに、独自の個性でファンを獲得していたのがGRです。2005年暮れにはフィルム時代のコンセプトを引き継ぐ形でデジタル(GR Digital)になり、改良を重ねながら4世代作られました。

GRDはコンデジの中では比較的大きなセンサーを使っていましたが、他社が1インチという大きなセンサーを使うようになると、これに呼応する形で一気に一眼レフと同じAPS-Cサイズのセンサーを持つモデルが登場。これがGR(名前からDigitalが外れた)です。
 今回購入したのはその2代目、レンズやセンサーなどは初代GRのものを踏襲し、小改良を施したモデルです。現在はセンサー、レンズ、ボディも一新したGR3が、最新型として店頭に並んでいます。
GR3が機能強化でかなりの高価格(家電量販店などでは12万円少々)となったため、GR2も当初は併売されていました。ただ、流石に在庫は少なくなってきているようです。
 今回中野のカメラ屋で買いましたが、店員さんに声をかけてモデル名を告げると、棚にある「GR2」と書かれた箱から一個出してくれました。のこりはあと3つらしい。このお店、ウェブで在庫があることは知っていましたが、値段はそこそこのものでした。ところがお店に行くと、店頭特価としてかなり安い値段で出ていて、それが今回購入したきっかけです。

 もちろん背景には、購入後4年以上経過したQ-S1の置き換えという目的があり、色々探してはいたのですが。。コンデジ、思ったより各社から出ていますが、どれも値段はけっこうしますね、今。。

お店で買ったのは本体と液晶保護フィルム。保護フィルムは店員さんがその場でつけてくれました。帰宅してから連休の間に、ケース(マンフロット
MB SCP-5BB)、純正の本革ハンドストラップ(GS-2 写真)、SDカード(サンディスク Class 10, 64GB)などをアマゾンで揃えました。

ハンドストラップはカメラ付属のものよりも大きめで、しっかりした作りです。ケースはちょうどぴったりのサイズ。ちょっとマジックテープがべりべりいうのが、場所によっては気になるかも。

右のGX200は12年前に出た、GRDの派生機種で24-72mmのズームレンズを持ち、当時は珍しかった着脱式のEVFを装備したモデルです。11年前に新品で買い、昨年オクでもう一度買いなおした話は以前書きました。

ご覧のようにデザインは最新のGR3に至るまで基本的には同じスタンスのものです。昨年からこれを使うようになったのも、今回のGR2購入のきっかけの一つですね。GX200にはこの子なりの良さがあるので、これからも使い続けます。

とりあえず、ニュース性がなくなるまえにここに掲げておきます。これで何を撮影したか、どういう感じだったかのはなしは、また今度ね。

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各地からのたより

2020年03月24日 | 社会・経済
電車の窓が開いていてうすら寒いです。。
暑くても寒くても文句言ってますね。。

マニラの仕事先に連絡したら一向に返事が来ないのでどうしたことかと思っていたところ、月曜にようやくメールが来た。先週は首都ロックダウンで大騒ぎ(hectic)だったんだ、と。今は自宅でテレワークなのだそう。

カナダの仕事先から3月中にまとめろとはっぱをかけられていた仕事があったが、1週間連絡が途絶えていたのでメールを打ったらすぐに返事が来て、COVID-19のせいで仕事が滞っているから急がなくていいと。テレワークしているかどうかわからないが、たぶんそうじゃないかな。。

こちらではようやくテレワークができるように、スマホとノートPCの稟議が出されたばかり。今週に入って電車はむしろ混んできているようにも思える。

担当者の話。オフレコでもないでしょうから。。
iPhoneを発注しようとしたら、中国の?工場が止まったせいか在庫がないと。下手すると年内来るかどうかだと。。
じゃあパソコンも?といったら、こっちはすぐ手配できると。米系の、シェア1,2位ぐらいのメーカーだが、在庫に問題はないらしい。。
なんでもインテルのチップ生産計画に見込み違いがあったらしく、昨年から部品が品薄なのだそうだ。大メーカーは優先して割り当ててもらえるが、日本の、携帯用PCで有名なメーカーなんかは部品が回してもらえず、納期がすごくかかるらしい。

テレワークといえば最寄りの駅のビルに、国の補助を受けて実験的に設けられていた、無料のサテライトオフィスがあった。一回だけ試しに使ったが(前職の時代)、昨日ウェブを見たら今月初めに事業終了で閉鎖になっていた。。これから要るのにねえ。
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さくら

2020年03月22日 | まち歩き
書かないといけない題材はいくつかあるのだが、きょうは時間が取れないので。。写真は東京・梅照院(新井薬師)。
感染対策で外出もままならない昨今ですが、さすがに3連休で人は多めです。
とはいえ、西新井大師などとくらべると、境内はつつましやかな感じです。
それと、他の西武線の駅前に比べればまだいいほうですが、周りの商店街もやや昭和ムードから抜け出せていない感じがありますね。。

帰りに近くの中華屋さんで、半チャンラーメンを食べましたが、オタク的じゃない、ごくまっとうなラーメンでおいしかったです。お店、結構賑わってました。みんなテレビで相撲見てた。
今は郊外に住んでますが、こういう、東京西郊にも四半世紀住んでいたので、なんとなく来るとホッとします。まあ中野には住んだことはありませんけど。。
ヒヨドリか。。そういえば、ワカケホンセイインコたちは元気かな。旧宅のころしょっちゅう鳴き声を聞いていたけど、郊外にはいないみたいなので、みょうに懐かしく思えてきた。今のうちのまわりはカラスがね。。夜中に鳴くこともあって、やかましくって。。

身もふたもない話ですが、こうやって写真をならべて適当なことを書くのは、ブログの書きかたとしては楽なんです。。CD評とか、カメラのインプレッションとかは、下手すると数時間かかったりするので。。

予報では日曜日は曇り、後雨という感じでしたが、実際には晴れ、かなり暖かい一日でした。もう初夏といってもいいぐらい。
 ふつうは夜になれば底冷えするものですが、今日は夕方もあったかくてね。
体は楽だけど、ちょっとなんだな。。
これで本当の初夏になったら、どうなっているのでしょうね。
どうっていえば、世の中もどうなっていることやら。。

ここ、前に来たのはたぶん10数年前だと思います。
今日はこんな感じだったけど、流石に外国人観光客は、ここまでは来てなかったんだろうな。商店街にも土産物屋とか、なさそうだったものな。

もう少し、哲学堂あたりまで足をのばすのもよかったかもしれません。
今回の主な目的はこの踏切。
地下化工事が進み、来年の春にはこの組み合わせはなくなっているはず。

こうの史代さんの「夕凪の街・桜の国」の舞台は、ちょうどこの界隈ですね。
季節的にも今があれかな。
あとで本、読み返してみましょうか。
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お友達 再訪

2020年03月21日 | セキセイインコ
昨年9月にあそびに来てくれた友人とアルたちのおともだち、ナナちゃんがまたきてくれました。
前回訪問いただいたときの記事はこちら

・・おろしたての新しいカメラを使って撮影しましたがこれ、センサーサイズがおおきいせいでピントがシビアで、けっこう写し方が難しかったようで。。
なんとか使えるコマを使って、ご紹介いたしましょう。。ちゃんと眼レフで撮れば良かったか・。

 こういうときに限らず、ココはおうちから出ないのが普通ですが、反面びっくりすると見境もなく飛び出してしまうことがあって。。
今回もナナちゃんをみてびっくりしたのか、ひょいと飛び出し、飛ぶのが不得手なものだから、あちこち床を動き回ったり、家具の隙間に入ったりして大変でした。。

 アルは逆に肝がすわっているというか、ナナちゃんにすごく興味があるようで、お互いにくちばし合わせて挨拶していました。。ナナちゃんも、セキセイのお友達にはあまり会う機会がないそうで、互いに息が合ったのかもしれません。

あいかわらずお羽がとてもきれいです。

今回、ナナちゃんはけっこう立派な体格をしているのだな、ということを実感。。アルもちょっと重たくて(なかなか42g台から減らない)、ココに比べるとずいぶんおおきい気がしていましたが。。

アルはお薬を毎日もらいながら、今はちょっと体重があれなのでご飯も制限している毎日です。
 こうしてナナちゃんと一緒に遊んでいるうち、すこし気持ちが晴れてきたのか、だんだんと動きが活発になってきたようです。

・・ただ、なんというか、せっかくおともだちが来てくれたというのに、ついココとばかり遊ぼうとする失礼なやつ。。

あの~・・。

・・・。

お、お客様・た、大変失礼をいたしました。。
地元産の小松菜をいかがでしょうか。

先ほど書きましたように、今、アルは投薬のため多少餌や水やりに制限があります。薬の入ったお水を、ちいさな水差しに入れて出しています。

が、今日は飼い主の監視のもと、特例ということで。

にぎやかな雰囲気のなか、色々やりたいことが出てきたみたいです。

ココのおうちの水差しもかなり小さいのですが、そこに強引に入りこんで水浴びをしようとするアル。

いや~久しぶりでさっぱりしたぜ。。
お仲間、おまえさんもどうだい?

ぼくはシャワー派なんだ。飼い主さんの手に乗って、水道のみずをうえからかけてもらうんだよ。。

ふ~ん、うちの飼い主はそういうこと、しれくれないな。。

アル、おまえ飼い主の肩に乗ったことないだろうが!

いろいろ不手際もありましたが、これに懲りずに、また遊びに来てね!
こんどはアル、ココとじっくり遊べるといいね。。

お客さんの帰ったあと、アルもココもだいぶくたびれたようです。
頂いた粟穂をちょっと出してみましたが、もう明日たべるよ、と。

というわけで、新しいカメラはちょっと癖があるみたいで。。写真を撮るときはちゃんと準備してから実戦に臨みましょう。。

さいごに、友人が見せてくれたラジカセ・コレクション。逆遠近法ですが、いちばん奥のが本当にカセットを使えるもの。真ん中は本当にラジオが聴けて、それの録音も(ICメモリーか何かで)できる。カセットはちゃんとふたがあいて、テープ取り出すことができる(けど、それ自体に録音するわけではない)。
一番手前はガシャポンなのだそうですが、本当にカセットのふたをあけると中からカセットを取り出すことができる。。
カセット、すごい懐かしいです。ちょっと古いテープを出してみましたが、聞かせたかったテープがすぐ見つからなかったので、これも次回までの宿題となりました。。



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すべて世はこともなし

2020年03月20日 | 社会・経済
時は春・。

 昨年末から今年はじめにかけては、テレビをゆっくり見るということもなかった。
 テレビってなにか、心の隙間に入ってきますね。。
年末年始はリア充というか、SL乗ったりコンサート行ったり、いろいろしていたから、見る暇もなかった。

 あと、Fire tv stickを取り付けたので、初代の機動戦士ガンダムとか、Youtubeで謎の円盤UFOとか、いろいろ見たりはしていた。
あ、はなしがそれた・・。

 今はまずニュースが気になる。
 感染が広がったというニュースもさることながら、それにつれて経済がおおきく動いていくことが気になる。なにしろNYダウが一月で1万ドル下げましたからねえ。。
 日経平均は嵐の中心にはいなくて、そこまでは下げていない。

 そしてドル円相場は、この局面で円高にはすんなりいかず、今はドルの独歩高となっている。
 原油が下がるのは中国経済とか、サウジの気の迷いとかと、頭で理解できるが、有事に強い金が下げてきているのがよくわからない。。

・・なんだか経済ブログの様相を呈してきましたが、うちはまず陸運(JR東)がおちて、金融関連株も下げて、でも金が狙い通りに上がってて、ここまではまあ仕方がないと思ってた。
 そのうち金が下がり始め、ここ数年怪しかったSBG(ソフトバンクグループ9984)がゲロ落ちして。。2月の高値の半分以下かな。。

 過去の大きな節目を振り返ると、12年前のいわゆるリーマンショックのとき、たとえばトヨタは2,700円ぐらいだった。いつ売ったか忘れたけど、今も6,300円ぐらいで業績好調。一時期は9,000円ぐらいいったみたいだけど、そこまでは持ってなかった。

 それから、ちょうど9年前の今頃。そう、東京電力は手堅く投資する人に人気がある銘柄だったのに、3.11を機に3,000円からいきなり1,000円をおおきく割り込んでしまった。

 その頃地震の影響で自宅待機となっていた僕はニュースを見て(すみません・)慌てて銀行に行って証券会社の口座に入金、成り行き870円で100株買った。。
 あまかった!

 時間がたてば値を戻すと思っていたが、その後も200円前後の状態がずっと続いた。。とうぜん大損なので、(いまのところ人生でこのときだけ)数回に分けていわゆるナンピン買いをした。
 ようするに100℃のお湯を水でうめるようなものです・。

 手数料分を合わせるとちょっと損だったかもしれないけど、多少戻ったところで手放した。

 ここ5,6年は株価が好調だったこともあり、売り買いもせず。。自然と増えてましたから。。もともとリスクを追えるほど成功体験も才能も知識もないし。。

 しかしながら、新型コロナウィルスはどうやら世界の様相を一変させてしまいそうなので、ここはどう動くか、あるいは動かずに成り行きを見守るべきか、考えないといけないですね。。

 30年ぐらい前ですが、たしか片山右京(元F1ドライバー)さんのインタビュー記事で(ちがうかもしれない)、走行中バランスを崩したら、その瞬間はとにかく何もしないことだ、と言っていたのを、いつも思い出します。焦って動くと余計おかしくなる、ということなのでしょう。
 別に投資とかそういうことじゃなく、誰かと話していて、話が変な方に行ったときなんかもそうですよね。。

・・さて、そんなはなしはともかく、ゆっくり開封をしましょうか。。
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白組

2020年03月18日 | カメラ、写真
とくにふかい意味はありません。。

たまたま並んでいたので・。
視線を合わせるの、意外と難しいです。

ちんぴらの文鳥さんには勝手にしてもらっています。

アルココの写真を撮るとき、特にそう感じますが、二人にフォーカスを合わせるのはなかなか難しいです。。
Lumix G3 20mm F1.7 
1/60 F1.7  ISO160
カメラも白いです
20mm F1.7は久しぶり。

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2020年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム
外に出たらとても風が冷たい。

寒がりだから、こういうのは苦手なのだが、同時にほんのちょっとだけうれしい気もする。
この季節らしい、身体の感覚が蘇ってくるから。

毎年、今頃の時期、時にはこんな感じで寒の戻りに震える日もあるのだ。。

夜中、早朝に何度も親から電話が来る。色々と不安なのだ。

前日親のところに行ったとき、ちょっと咳が出る感じがして、(万一のことがあったら嫌だから)買ってきた果物を置いてすぐに退散してしまった。。
却って不安をあおったみたいで失敗だったな。。

周りの人たちはそんなに騒ぐそぶりは見せていないはずだが、テレビを付ければどうしたって人をたきつける様な報道をしている。
甥は卒業式を教師と卒業生だけで行い、入学式はなく授業開始も未定なのだという。そんな話も伝わってくる。

・・まあここでは身内の話はあまりしないことにしているので、このくらいにするが、やはり誰もがなんとなく不安は感じているのだ。

先が見通せなくなったとき、過去を振り返るのが癖だ。そんなことしても仕方ないのだが、自分の立ち位置が今どうなっているのか、少し引いて考えたいのかもしれない。

そう思って、1年前のことを思い出してみると。。
そうだ、仕事のことで散々苦労していたんだった。。諸先輩、いろんな方に助けられて、ありがたかったけど、あれはしんどかったな。。旧友たちと夜更けまで飲んだり、長話したりってのもあったな。。(←今はちょっと難しいですね。)。
2年前も家族のことでちょっと大変だったし、3年前は引っ越しであれこれ大変で(これがまた切なくも懐かしいという、変な感じ)。。

う~ん、確かに昔を振り返ると、ちょっと気持ちが落ち着くかな。。

とはいえ、歌にあるように、何かを求めて振り返っても そこにはただ風が・・ということなのでしょうね。前を向いて行かないと。
その時の自分はその時なりに苦労はしていたはずだと。。

実家の植物たちが、この1,2週間で一斉に目を覚ましつつある。
暖冬で季節感が変だといっても、やはり春には春の嬉しさがあるね。。

掃除とか剪定とか、正直ものすごく大変なんですけどね。。

何もしてあげてなかったけど、チューリップもしっかり出てきた。

ペン殿のお墓は、3年前に旧宅から実家の庭に移動した。埋葬のとき植えたアジサイも移植した。のだが、アジサイは花を付けなくなり、枯れてしまったのかと思っていた。
昨日見たら、枯れ枝のようなところから、葉が出ていた。
マグカップは自然に割れてしまっているな。。
落ち着いたら、実家ももう少し片づけないとな。。



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国境のエミーリャ

2020年03月14日 | アニメ・コミック・ゲーム

先月の発売ですので、もう一月たってしまいましたが・。単行本出るの楽しみにしていて、ようやく読みました(買ったのはKindle版ですが)。

出版社の紹介文はこんな感じ。
引用
物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。
それぞれが東西陣営に属する国家となり、列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。
両国の境界には強固な壁が建設され、国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。
1962年の東トウキョウ。
押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。その彼女が持つもうひとつの顔、それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!?
“可能性としての東京”を舞台に、壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。
引用終わり

実は矢作俊彦の「あ・じゃ・ぱん!」も並行して読んでいるのですが(小説)、あちらは晦渋の極みで、正直読み進めるのに苦戦しています。どちらも日本が太平洋戦争後分割統治されたという設定です。ただ、「あ・じゃ・ぱん!」の時代設定は現代というか、昭和天皇崩御直後、ベルリンの壁崩壊前後(書きながら思ったのだが、この二つを同時期の出来事として捉えたことなかったな今まで・)、社会主義国日本の体制にはほころびが見え始めている。

「国境のエミーリャ」の設定年代は1962年で、現実世界では前年夏にベルリンの壁の建設が始まり、この年10月にはキューバにアメリカ全土を射程とする核ミサイル基地が建設されていることが明らかとなる。冷戦のもっともはげしかったころです。

その時代の緊張感や悲劇性を、舞台を少し置き換えて漫画に表現した、ということになる。国家の分断は歴史上珍しくはない。今でも北朝鮮と韓国は、我々には非常に身近な地政学上の問題として、しばしば話題に上るし、ほかにも先に掲げた東西ドイツ、ベトナム、などがすぐ浮かぶ。「エミーリャ」は一つの都市が分断されている点、ベルリンの影が濃く感じられる。

作者と僕はほぼ同世代だと思うが、物心ついたころ、まだ東西対立の構図が強く残っていたことの記憶が、この作品に表れているのかもしれない。そして、やっぱり過剰といっていい、「鉄」へのこだわり。。この二つの点で、僕と作者は視点がかんぜんに一致してしまっている。。たぶん作者も、古い鉄道の写真を見たりするのが好きで、その背景となる社会にも強く惹かれるものを感じているんだと思う。。

とにかくこの池田氏、あの誰にも似ていない画風が妙に戦前~戦後間もないころの日本の風景を見事に表現していて、見たことがないのに懐かしい感じがしてしまいます。とくに人物描写は妙な質感がありますね。。
映画の(漫画ではない)「三丁目・・」とはまた違う世界観で、このほうが。。ま、いずれにしてもイマジネーションの世界いですけど。。

余談ですが今見なおているとたぶん、エミーリャちゃんには意識してお色気を入れた痕跡がある気がします。。編集さんの意向?エミーリャはロシア人とのハーフなんですね。お兄さんとは違うお父さんの。

単行本1冊だと、まだ世界観がぜんぜん見足りないので、続刊が楽しみです。。


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Hizashi

2020年03月12日 | まち歩き
ウィルス対策で時差出勤、休暇取得などが推奨されていて、オフィスも静か。
部署でも休みを取る人が多くなった。
ので、予定にはなかったが、仕事がひと段落したのを機会に1日お休みすることにした。

週末天気悪いらしいので、用務をこなす。
 平日の高速は物流関係の車が多いので、そこそこの交通量はあるが、やはり以前とは違う。渋滞が少ないので運転する方としては歓迎だが、その分経済が滞っているのだとすると、やはり困ることにもなろう。
 駐車場なども空いているし、飲食店は臨時休業しているところもある。
 
そして、普段は外国人でいっぱいのスポットも、まるでちがう風景に。。
そういえばここ、昔はこんな感じだったっけと思い出した。

遅い午後。日差しは力強く、空気は澄んで感じられる。
この季節にしてはかなり暖かい。暖かすぎるくらいだ。
道中かけていたCDはリッカルド・シャイー指揮RCO、ブルックナー交響曲8番。この季節、一番聞きたい曲。
運転しながら聴いていると、ピアニシモなどちょっと聞き取れないところもあるし(「こと遮音にかけては世界でも有数の技術を持っているトヨタのクラウン・ロイヤルサルーン」ではないので、うちの車は・)音楽だけに集中しているわけにもいかないが、シャイー、なかなか良い感じ。

・なんだけど、どうもやっぱり物足りなくなって、またいつものカラヤン、VPOのCD(同じ曲を2度聴くことはないと思ったが一応持ってきてた)をかけてしまう。やっぱりこっち。なにがちがう?テンポかな。。

10年ほど前、この辺りを訪れたのは今日よりもっとあと、桜の咲き始めたころだった。
にもかかわらず、その日はとても寒かった。今日と同じく、雲のないきれいな晴天で、日差しはとても透明できれいだった。

なぜブルックナーを選んだのかは覚えていないがーあの時は電車で、ウォークマンにいれたものを聞いたと思うがー聞き始めたら外の明るい陽ざしと曲がとてもよく似合うことに気がついた。
曲は長いので、エンディング前に目的地に着いてしまい、少し休憩して最後まで聞いたんじゃなかったかな。

冬のあいだ、ひじょうに厳しい状況の続いた時期だった。

そのころケーブルテレビで「ロンドン指令X」という人形劇(「サンダーバード」の流れを汲んだシリーズ)をやっていた。実写と特撮を組みわせたドラマだったが、タイトルロールのところでイギリスの田園風景と、木々の緑が風にゆれるシーンがごく短時間映し出される。

それを見ながら、(今は寒くて木々に緑もないけど)時が流れ暖かくなったら、新緑の木々もまた見られるはずだよな、とぼんやりと考えていた。

これが、妙に切ない記憶なのだ。。伝わらないかもしれないけど。。
・・歩いているうちに暑くなってきた。。
春爛漫というのは、それはそれでいいんだけど、もう少し切れるような清潔な空気のなかを歩いてみたいんだけどねえ。。


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