先週の旅行では、直接雨の中を歩くような事はありませんでした。ただ、往路の電車内から外がものすごい豪雨になっているのを見たり(マンガみたいに雨が線のように見えた)、新幹線も途中大雨の中走っているのは見ました。
この日は都心が豪雨に見舞われ、店舗が冠水したりと大変だったと、夜のニュースで報じていました。
翌日、駅から2キロぐらい歩くところがあったのですが、その駅に着く少し前から車窓が雨模様に。ところが着いたら止んでいました。
おかげで傘は差さずに済んだけど、雨上がりで蒸し暑いのには閉口しました。
いわゆるゲリラ豪雨で、限られた地域に強い雨が降るのですね。列車に乗っていると途中まで土砂降り、少し走るとカンカン照り、という光景によく遭遇します。
道中徳川夢声「戦争日記」を再読していたのですが、夢声は空襲の焼け跡を見ては、この一帯は焼け野原だが通りのこちら側は無傷だ・、我が家も今は幸運にも残っているがやがては・・、などと書いています。
外の大雨の状況を見ながら、ちょっと似てるな、と思ったり。
しかしかがらこの話、浸水や洪水被害も多々発生しているのですから、あまり洒落にはならないですね。
考えてみると先月の山形行きのときも、訪問地の少し先では大変な豪雨で被害も出ましたが、道中はほぼ無難でした。
ただし、栃木付近の高速で前が見えないほどの豪雨に遭遇しています。
今回の場合、出かける1週間前には台風7号が上陸、今週は台風10号が上陸かもしれないと言われています。その間を縫っての旅行でした。
ので、どちらも大筋では運が良かったというべきかもしれません。