うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

アルがとうございます

2021年11月29日 | セキセイインコ

アルちゃんにすてきな置物を贈っていただきました。
ありがとうございます。

アルのだいすきだった粟穂もついています。
きっと飛びついてたべはじめるとおもいます。

かいぬしはこの10日ほど、ぺっとろすしんどかったですけど、いろんな方に声かけられて、心洗われるおもいもしてきました。

アルからも、いろいろかいぬしに働きかけてくれているのでしょうね。

それにしても、きゅうにさむくなりましたね。
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おそらへ

2021年11月24日 | セキセイインコ

・・目が覚めたら真っ暗でものすごくさむい。
「なんだよこれ!寒いじゃないか、かいぬし、なんとかしろよ!!!」
と力いっぱい叫んだ。。

と、いうのはうそだ。

せんしゅうからぼくは、がんで重くなっていた体をはなれて、自由にその辺をとびまわれるようになったのだ。

だから、かいぬしがその後も、毎日ココの分と一緒にぼくの朝ご飯を作ってくれているのも知ってるし、くるまの中や出先でときどき泣いているのも見てる。
むかしはそとになんか出してくれなかったが、その点はじゆうでいいね。。

でもきょうは、かいぬしが今までの僕のからだを「まいそう」してくれるらしい。

ふとおそらを見ると、ぼくのまえのからだとおんなじような、真っ青なおそらだ。これなら、あっちへ飛んでいくのにはぜっこうのきかいだね。


かいぬしはこの「まいそう」のために、そうとう時間をかけてじゅんびをした。

「じっか」のうらにわには、むかしかいぬしが一緒に過ごした、「ぺん」君がいるらしい。

ただ、そのうらにわはいま、片づけきれないで放置された、木の枝や枯れ葉が山と積まれていて、荒れた感じになっている。
かいぬしも、これを片づけないととても「まいそう」できないとおもったらしい。

きのうかいぬしはおそくまで、一生懸命掃除をしていたが、枯れ葉と混じった長い枯れ枝にはそうとう手こずっていたようだ。そのままだとゴミ袋を突き破ってしまうのだ。長いまま放置された竹の木はよけいたいへんだった。のこぎりでばらばらにしていた。
かなりくたびれたようだ。

かたづけにめどがついたころ、かいぬしは小鳥のこえにふりむいた。

ジョウビタキ君(かいぬしはいえに帰ってしらべるまで、名前を知らなかった)が庭をあるきまわり、時折その辺をつついている。かいぬしが掃除して回っても逃げないで、またおなじ枝にとまっている。

かいぬしはジョウビタキ君にこえをかけた。
「おつかれさま。良い子だね。こんどここに、アル君がくることになったから、よろしくね。
アル君は、そうだな、きみよりもちょっとだけ小さいかな。。
青いお羽の、げんきな子だよ。。」

かいぬしがふと空を見ると、ここはとりたちがたくさんいる場所のようだった。
メジロくんが一生懸命、柿をたべている(かいぬしは僕にはぜんぜんくれなかったぞ)。ムクドリさんもいる。

これだけ鳥さんがたくさんいるなら、あんしんだな、とかいぬしはおもったらしい。


かいぬしはまた「ほーむせんたー」に行って、いくつか追加のかいものをした。
ほんとうはコンクリかなにかの、「はかいし」代わりのものをみつけるつもりだったのに、すっかり忘れてて、スミレや葉牡丹の苗をかっていた。

うちにかえって、こんどは「ひつぎ」のよういをした。
本体はきのはこだが、ふたがないので、ぼーるがみの芯に青いかみをはってふたにした。

あおいろのがーぜでぼくをつつむつもりらしい。

墓碑は間に合えば、とおもっていたらしいけど、結局つくちゃったようだ。
ニスをぬって、きりぬき文字を貼った。
ただ、固定するほうほうがないので、あとでなんとかしないと、やがいではどこかにころがってしまうらしい。


おはなは昨日かっていた。
おしきのあと、ぼくのまわりにたくさんつめてくれた。
ちょっと多すぎたみたいで、はこをくるんだふくろにも、たくさんいれてくれた。
ケージを置いて、かいぬしじこりゅうでおそうしきをあげてくれた。

うしろでココもさんれつしてくれた。
ココもなにか感じ入ってくれたのか、おとなしくしていた。


こうして、おはかにおさまった。
とりあえず余った木の板をおいているが、あとで何かべつのものにしたいと、かいぬしは言っている。

お線香もあげてくれた。

3本とりだしてつけるつもりが、うっかり折ってしまった。
はんぶんのながさになったが、きえるまでのあいだ、かいぬしは手をあわせていた。

じゃあ、そろそろ飛びたとうかな。
だいじょうぶ、またべつの体になって、かえってくるからな。

*かいぬしより:あとすいません、遺影を飾るのをすっかりわすれてました。。
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挨拶して、準備して

2021年11月23日 | セキセイインコ
昨日あまり上手に撮れなかったのでリベンジしようとしたのですが、古い20mm F1.7は、解放ではこんな感じ。。カメラは今や古典的存在のE-P3。
ちょっと、すっきりしない感じですね。


昨日オフィスついたら、通路で部下の子に出会った。

春か夏に猫ちゃんを亡くされたと聞いていたので、僕もペットロスでね、と話した。
なんか、ペットの話をできる子はあまりいなくて。。
そしたら、あのあと、私保護猫お預かりしたんです、という。
うん、やはりね。。

今日は朝から色々準備を進めたが、なかなか捗らないものだ。。お医者さん向けにごあいさつ文を書いていたら、出かけるのがお昼になってしまう。

大きなホームセンターで、庭掃除用の大型塵取りとか箒、お花、ゴミ袋を買う。お昼食べながら、墓碑をどうするか考える。手芸コーナーで写真立て(きょうびは100円ショップなどでは売らなくなったようだ)、その他色々買う。

実家に着いたのは日が傾いたころで、それから暗くなるまで庭を掃除する。が、とても終わらない。暗くなったので明日また続きをやることにする。

地元で有名なお菓子を買って、鳥の病院へ。

行ったら、偶々お世話になったお医者さんが歩いてらした。ご挨拶してすこしお話させていただく。

手紙には落鳥時の状況と、写真などを添えて書いてみたので、後でご覧下さいと言って渡す。

最初のころは年配の先生にも診ていただいたが、若手のお二人の先生に合わせてたぶん30回ぐらいは診てもらっていた。特に20年2月以降は、毎月通って、定例行事みたいになっていた。
先生にとっても感慨深かったのかもしれない。。

あと、ペレットが入荷したので予約分を受け取り、また予約しました。
もう、当面は予約しないと入手できないらしい。
消費量はこれからは、やはり減ることにはなるけどな。
ないと困る。

本当は余白がもっと大きい写真なのだが、トリミングして(鳥・民具ではない)こんなふうにしてみた。おはなが綺麗なほうがいいかな、と思って。2018年のアルちゃん。

妹が、庭のどこに埋めたかわかるようにしてほしい、というので、墓碑を作ろうとしている。表札などに使う樹のプレートに、後ろについ立をつけて、切り抜き文字を張り付ける(上の写真でちらっとみえてますね)。

というアイデアだが、なにしろ吹きさらしなので、耐候性をどうつけるかが課題。当然木工用ボンドではいけないので、合成ゴム系接着剤を使うが、樹は「つき」が悪いようだ。エポキシもあんがいだめなんだよね。。

それから、木質染料を買ってきたが、ちょっと失敗した。これは染料なので塗膜がないのだそうだ。表面に透明ニスを塗る必要がある。
とりあえず明日は、仮置きだけにして、後に仕上げるか。

帰宅すると、リビングの扉を開けて、鳥たちにあいさつする。
元気にしていたかどうか、心配な時は扉を開けるのが怖い。

手前にココがいるから、まずココに挨拶することになる。
ここひと月ぐらいは、そのあとアルの様子をこわごわ見ては、ホッとする、を繰り返していた。

やわらかい布の袋。

アル達はにんげんにつかまるのが大嫌いなので(お医者さんはさすがにひょい、とつかんでいた)、うちでは(体重測るとか、必要な時は)この袋に入ってもらっていた。

アルおいで!・というと、そう素直には入ってはくれなくて、隙を見ては人の裏をかいて、飛び回って逃げる。
説得しながら?ゆっくり近づけると、そのうち自分から袋の中に入ってくれる。
自分で入りながら、ぴい、ぴいと文句を言ってる時もあった。

晩年は毎日体重を量ったが、逃げるのもしんどいのか袋を向けると、素直に入ってくれた。

つまり、それまで隙を見て逃げていたのは、ある意味にんげんとの鬼ごっこみたいな感じで、アルにとっては遊びだったのだろうな。。
もちろん、嫌は嫌だったんだろうけど。。


新しいEZ14-42mmだと、かなりきれいに撮れますが、F価が暗いのでケージが残ります。
それと、カメラの性能もありますね。20mm F1.7をE-PL9に装着して撮ってみました。

明るくて寄れるタイプの25mmレンズなら、もう少し適切な大きさ(被写体の)で、ケージを避けて撮れそうです。

ライカ25mm F1.4か、オリンパスの25mm F1.8またはルミックス25mm F1.7のうち、後2社は最短撮影距離25cm ライカは30cmです。
ライカはかなり高いしな(他の2製品の倍ぐらい)。
オリンパスとルミックスは、どちらがいいのかしらね。
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すこしずつ

2021年11月22日 | セキセイインコ
昨夜の疲れが抜けなかったので、今朝はゆっくり午後から出社することにして(フレックスの良いところ。どうせ夕方から会議がある)。
でも今朝もアルの「さむいぞ!かいぬし何とかしろよ!」の声が聞こえるようで泣いておりました。。

とはいえ、お式はまだですが、すこしずつ慣れていかないといけない。
僕よりもココですよ。つらいのは。
大事な仲間を失って、ほんとうに元気をなくしていました。

しかし今夜あたりから、また前みたいにちょっと賑やかに鳴くようになってきた。
これまで、どうしてもアルのほうが色々気がかりで、ココの様子はちゃんとみていなかったところがある。コミュニケーションも、アルのほうがどうしても。
でも、ココもひとりになっちゃったので、すこしずつ、話しかけたりして、距離を縮めていこうと思っています。

写真は今夜。E-P3+20mm F1.7開放。 ココんちはケージの枠が白色なので、ケージ越しに撮影すると枠を完全には消しきれない。もっと明るいレンズを買おうかしら。。

2017.7.8 美男、美女だねえ。


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やはり

2021年11月21日 | セキセイインコ
2017.11.25
お鼻の色がまたくすんできている。
このあとまた、多少体調が悪くなって12月初旬にお医者に行っている。
そのとき、ペットヒーターを更新して強力100wに+サーモスタッドにした。

アルは寒いのが嫌いだった。涼しくなるとたいてい体調を崩していたなあ。。
だから、1年のほとんどをヒーター付き、カバー付きで過ごしていた。

今日は音楽関係の行事で一日出掛けていた。
肌寒い日曜日だった。
夕方から雨が降って来たりして。

色々神経使う行事だったが、ふと一人になると、アルが「寒いよ!かいぬし、なんとかしろよ!!」と言っているような気がしてきて、ほんと、何回も人知れず泣いていた。。
やはり辛い。。
これから埋葬しないといけないしね。。

アルが遺してくれた作品。。
さいしょに端を齧って、つぎは根元を齧り始めた。
最後の頃は真ん中辺を齧っているようだった。

週末には別の止まり木に取り換えた方がいいかな、と思っていたところだった。

吐き戻しはこんなかんじ。
もうこの写真のときはアルを取り出すため、ケージの上部分、下に敷いていたキッチンペーパーを外してある。

金曜日の、アルの食べ残し。
アルが食べ残すということは、ふだんない。
どんなに体調が悪そうでも、食欲は失せなかった。
晩年は肥大化した精巣が内臓を圧迫していて、それが死因となったのだろう。

遺骸の体重を量ってみたら、49gあった。前日42gだったのに、計算が合わないが、腫瘍の肥大が急に進んだのかもしれない。

この食べ残しは、フィルムケースに移して保管してある。


飲み水はこの形で2年近く与えていた。
薬を入れると、大きなケースではうまく飲めないので、このように小さめの水差しに入れる。アルのお薬は色がないが、時にオレンジ色とかになる薬もあるので、このように派手な水差しのほうが良いようだ。

流石にこれで水浴びはしてなかった。ココの家にいくと、小さな水差しで水浴びしようとするほど、お風呂好きだった。

前にも書いたけど、ココが一人でさびしいのか、少なくともご機嫌で鳴く様子がなくてね。。前はテレビとかつけると、賑やかだったんだけど。
なるべく話しかけるようにしているけど、ほんと、アルいないだけでずいぶんちがうなあ。。

*しばらくブログ訪問等を控え、服喪致します。


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ベストショット

2021年11月20日 | セキセイインコ

午後はアルの遺影をどれにするか、写真をさがしていた。
年がら年中写真は撮っていたが、うまく落ち着いてくれないのでいい写真がない。ベストショットはどれかな。。
過去さかのぼって、ずっと見ていたが、2018年ごろの写真を見ると、随分と違う。

最初の写真は2020年1月12日、上の写真は19年12月31日。
この頃を見ても、今年後半とはずいぶん違う。

2020年3月16日。
前月29日にレントゲンを撮って、骨にカルシウムを貯めている(=メス化している)兆候が見つかった。このときからホルモン調整剤を処方され、昨日まで毎日飲み続けていた。

13日に4週間分処方された。6日使ったところで終わりとなった。
2年近く毎日、欠かさず飲ませていた(30ccの水に溶かして与える。水分は原則ここからしか摂れない)。薬の袋を取っておいてもしょうがないが、なんとなく置きっぱなしになっていて、半年も溜まってしまった。。。
もちろん中身は、11月処方分以外入っていない。

今朝、お医者さんに電話した。12月11日に予約が入っていたのだ。
さいきんは5週間サイクルで通院していたが、おそらく通院は30回以上に上ると思う。アルを連れ出した思い出と言うと、お医者に行った思い出しかない。

最近こそおとなしくなったが、昔は捕まるのが大嫌いだったから、キャリーケージに入れるまでが大変で。。

病院が始まるのが11時からで、たいていその時間に入れていた。同じ市内だが街のはずれから外れまで行くので、けっこう20分以上かかる。

ラジオをつけるとFMでたいていゴンチチの番組をやっている。それが終わると番組案内を、アナウンサーが週替わりで数分間伝えるという枠がある。この時間をどの辺で聞けるかで、遅刻するかどうかがわかる。
番組紹介が終わって時報が鳴ったらアウト。邦楽百番が始まってしまう。
アルのっけているから、もちろん無理な運転はできないしね。。

2018年8月10日、前月に体調を崩して心配したが、幸い回復した。
ぴっかぴかで凛々しくもかわいい姿。。
このあと、にんげんのほうが大変になっちゃったんだけどね。。

2019年9月14日、ナナちゃん1回目の来訪時。
貴公子のようなナナちゃんに対し、おっさんのようなアル。
ココとは相思相愛。

ココがさ、おとといまで機嫌よくおしゃべり(というか、ぴいぴい、があがあと言うだけだけど)してたのに、やっぱり寂しいみたいで、急におとなしくなっちゃった。

なるべく声をかけてあげるんだけど、アルがいない部屋がこんなにがらんとしてしまうとは、まったく思わなかった。。だって、最期の頃はほとんど鳴かないで、止まり木齧ってるか吐き戻ししているかだけだったのに。。

お風呂(バードバス)が大好きでね。。
2021.7.1





こんなになっちゃう。
2021.7.11
ただ、このまえくらいから身だしなみが悪くなって、吐き戻しのかすがいつもつきっぱなしだった。お医者さんが取ろうにも、固着して良く取れなかった。
水浴びしてもあまり良く取れなかった。

お、これもなかなか凛々しいな。
2020.9.20

今日、父の墓参りに行ったついでに(アルのことは報告した)、管理の人にペットのお墓の話を聞いた。3万3千円で永代供養のような形で預かると。立ち合いはできないし、お葬式とかお骨にするのはそこではやっていない。

その方は、ゴールデンを飼ってたけど亡くされて、焼くのはたまらなかったから、庭に埋めました、その方がいいですよ、と言っておられた。

ウェブも見てみるが、人間式のお葬式は鳥にはちょっとあれかなあ。。
実家の、ペン殿のとなりに埋めてあげようか。。

おいしゃさんにて。2021.7.17

今、アルはとりあえず冷蔵庫にはいっている。
冷蔵庫開けたとき「あ~る~」と挨拶している。隠れてないででてこい!と言ったりもするが、ここまで頑張ってきたんだから、ねぎらってあげないとね。。

でも、やっぱりきついよなあ。。
今日は朝からマンション理事会(理事長職今日でおしまいになった)その他用事で忙殺されたが、車でひとりになるとちとつらいわ。
ペン殿のときも写真、入れたことあったかな。。
まだ魂はこのへんにいるような気がして、しばらくご飯とか、毎日取り換えておこうと思う。

明日も終日忙しく、来週土日も用がある。23日にお式というか、やるか。
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アル

2021年11月19日 | セキセイインコ
11月19日金曜日、夜8時30分に帰宅したら、お星さまになっていました。

今日はお月さまがすこし小さくなったので、これはいいチャンスと思ったのかもしれません・。

13日にお医者に行った後、ご飯を多めにあげました。
食いしん坊なのであるだけ食べたのですが、お腹が膨れているので苦しくなってしまったようです。体重が48gぐらいになってしまいました。

その後再びご飯を調整し、18日には42gぐらいと、もとの調子を戻しつつあるように思えたのですが。

今朝はまあふつうに起きて、ふつうにご飯を食べていました。


最期にあいさつぐらいしろよ、アル、と言いたくはなりますが・。

アルに性巣腫瘍の兆候があると言われたのは5年も前のことで、2歳ぐらいか。レントゲンで骨にカルシウムを蓄える(メス化)傾向が見つかったのが昨年2月末のこと。以来ホルモンの調子を抑える薬を飲み続けていました。
精巣が肥大していることがわかったのが10月(8月末には触診で兆候が見られていました)、この秋はだいぶおとなしい感じにはなってきていました。

ただ、身体が弱ったなりに、趣味の吐き戻しとか、止まり木齧りを続けていたし、可能な範囲で飛んだりはしていました。

14日に大好きな水浴びをして、たまにしか上げられない小松菜を楽しんでいました。
同じ日に、ココと遊ばせようとしたけど、具合が悪くて行けなかった。

前のペン殿はあまりにも急なお別れだったけど、アルはその辺はわかりやすくて、徐々に覚悟ができてきました。その分気持ちが楽というか。
それと、今はできるお世話はしてあげられたな、という気持ちを実感しています。

にんげんに媚びることがきらいで、お医者さんにも最後まで反抗していたし、手乗りもおしゃべりもしなかったけど、憎めないオヤジみたいないいやつでした。

いつもだと帰るとても賑やかになるココですが、今日はずっと静かにしていた。やっぱりわかるんですね。。

でも、あまり悲しくしていても仕方ないので、明るく声をかけてあげたら、だんだん鳴くようになってきた。

かいぬしも、しょうじきちょっとホッとした部分もあるんですよ。

とはいえ、わりと尾を引くたちなので、折に触れしんどくなるかな。。
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荻窪魂

2021年11月15日 | 鉄道、車、のりもの

アマゾンで予約したものが届いた時、やけに大きな箱に入ってるな、と思った。ミニカーなんて、石鹸ぐらいの大きさしかないのに。
そしたら、車自体の箱を包む、さらに大きな箱がついていた。

荻窪、というのは、1966年に日産と合併したプリンス自動車工業の工場があったところ、を指しているらしい。

プリンス、といえばスカイライン、グロリアが有名だが、ローレルは初代の登場が1968年とプリンス合併後であり、あまり旧プリンスと結びつけて考えることはなかった。

しかし、箱の解説によると、初代は開発は日産スタッフだったがエンジンはプリンスのG型が使われ、旧プリンスの村山工場で製造された。この2代目はスカイラインと設計を共用し、旧プリンスメンバーが開発したのだという。


箱には元日産自動車デザイナー、粂田起男氏のインタビュー記事が載せられている。粂田氏は1969年入社と、やはり合併後の社員だが、旧プリンスの荻窪デザイン科に配属された。このときの上司はハコスカC10型をデザインした森典彦氏だったという。

粂田氏は1945年の生まれで、ダイナミックなデザインのアメリカ車を観ながら育った。このC130ローレルも、アメリカ車の影響が色濃く出ている。

特に印象的なのはこのリアビューだ。粂田氏は「当時の私はまだ若く、フロント部との整合性をあまり考えずにデザインしましたが・・」という。
見慣れているせいもあるが、今見てもひじょうに個性的で、全体との整合も良く取れている気がする。

細かいところではトランクリッド左右の端部の処理が、思うようにできなかったと述懐されている。三角形に軽くエッジが立っているが、もっとメリハリのある造形にしたかったという。

白い方は昨年完成させた1/24のプラモ。組み立てるとき今回のミニカーのような、ライムグリーンメタリックにすることを検討したが、技術的に難しく断念した。

そのもののカラーはないので混色する必要があるが、市販のカラーはクリアブルー、クリアイエロー、クリアオレンジぐらいしかなくて、ここからこの色を作るのは容易ではない(たぶん下地のメタリック面で色を整える必要があるのだろう)。

このカラー、最近では一つ前のノートに似た色の設定があったらしい。少し前の軽自動車でも、同じ色の車を時々見る。軽くアンバーの入った、上品な色合いだ。

ちなみに白色はうちにあった同型の車のカラー。
免許を取って最初に運転したくるまが、この車だ。

日産荻窪は20年以上前に閉鎖されて、今は桃井原っぱ公園になっている。
敷地の一部は公団住宅やマンションになり、スーパーもできた。

近所に住んでいたこともあるし、前宅もわりと近くて、所用でよくこの辺りをとおった。交通の便がよくなくて、このさきの荻窪病院バス停まで歩いたりしてたのだ。

移転閉鎖後、割と早くに建物は撤去されたらしいが、外側をぐるりとかこっていた塀はかなり長く残っていた。周辺は住宅なのに、ここらだけ殺風景な寂しい道だったのだ。

塀の中がどうなっているのか、長いことわからなかった。

一部の塀が取り払われて、こうして草原になっていることを知った時はへえ、と思ったものだ(石、投げないでね。。)。



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買い物

2021年11月14日 | 通販・買い物
金曜日の帰りに寄り道して買ってきたもの。
久しぶりにお店を色々歩いて、商品を観ながら買い物をしました。。
見て歩くと、色々と勉強になったり、考えさせられたり、するものですね。。

これは年末恒例の、手帳リフィルと、小型カレンダー。
インコ型カレンダーは残り1個だけでした。鳥系ではほかに文鳥がたくさんあった。うさぎは1種類のみ。あとは犬。
発売から15周年というシールが貼ってあります。

デスクに置いておくと、意外と便利ですこれ。場所取らないし。
難点は、年が終わっても捨てられないこと。。

手帳リフィルは3年前から継続で日本のKNOX製です。


LEDライト。

ちょっとした用があって、手持ちのライト(左)を付けようと思ったら、後ろにある黒ゴムのスイッチが固着していて、つけられなかった。いじってたら何かの拍子に一度だけ点いたが、寿命らしい。

このライトは8年前、前宅で庭に子猫が出たときに買ってきたものだ。

その後一度、電池の液漏れを起こしている。接触も悪くて、時折つかないこともあった。
懐中電灯は非常時につかうことが多いので、これはちょっと困る。

というわけで。
前買ったのと同じ店に行ったのだが、前と違って照明器具コーナーには置いてない。散々探して見たら、防災コーナーにあった。

もう何のブログだったか忘れたけど(カメラかな?)前よく訪れていたサイトの方が、なぜかLEDライトにも凝りだして、あれこれ買ってはテストされていた。その時はLEDライト、結構マニア心をそそるものなのかな、と思ったりしたが。

このコーナーを見る限り、単なる雑貨扱いに近いな。
前の製品はアルミ削り出しの、高級感のあるものだった。今回(右)もアルミ製だろうけど、微妙に安っぽい。っても、1300円ぐらいだから文句も言えまい。今回のはズームするので、ピンポイントで照射したり、拡散させたりもできるみたいです。

マウス。

仕事で使う。これまではデスクトップ時代に使っていた有線マウスを引き続き使用していたが、だんだん線がうっとおしくなってきた。
ただでさえ、モニタ線とかLANケーブルとか、電源の線とか、いろいろ机の上を這いまわっているのだ。

ので。

マウスって数年おき(もしかしたら毎年)買ってる気がする。
たいていお店に行くと、色々物色したあげく、ロジクールのブランドに惹かれて、同社の安いやつを買ってきている気がする。
今回も全く同じ思考回路を経由してしまった。

前職でやはりロジクールのマウスを自分で買って使ってて、退職時に持って帰ったと思うんだけど、どこにやったのか思いだせない。あれば買わなくてもいいんだけど。。

あまり時間はなかったけど、他のコーナーも見てみました。
iPad mini売り切れですね。
商品券1万円あるけど、12月までだからたぶん間に合わないね。

これは通販で買ったのですが、CDラックがいっぱいになったので買い足しました。色々整理して買わずに置こうと思ってたのですが、CDはどうしても増えてしまい。。

間に挟まれたスピーカーがちいさいな。

ふと、さいきんスピーカーはどんなのを売ってるのか、気になって、店頭であれこれ見てみました。

ほとんどが海外製ですね。。さいきんのオーディオ事情を知らないので、ブランドがピンとこない。

JBLは相変わらずカッコいいです。4312はいつか・と思ってたのですが、もうたぶん・・。スピーカー買うお金があっても、まともに鳴らす空間は手に入らないでしょうね。

JBLはカタログを見てると今もフルラインで・・数百万のモデルから数万円のものまでそろえている。日本のメーカーでそういうところはもうないですね。。ただヤマハが頑張ってる。あれは、ピアノとか作ってるから職人がいるのかしらね。

オンキョーがなくなってしまったのは、やはりとても痛いですね。。
メーカーとしては何とか生き残りを図ろうと頑張っていたのですが、いかんせん、もう製品を作ろうにも作れなくなってしまったようです。ようするに、おかねがなくて。
ビクターも、単体ではスピーカーを出していないんですね。

僕は日本のオーディオ全盛期は知らなくて、ずっと後になって音楽聴きたくなって色々揃えたくちですけど(25~30年前)、その頃はまだ色々選択肢があったほうだったんだな。。

とはいえ今はイヤホン、ヘッドフォンの時代ですからね。そこは時代の趨勢なんだろうけど。今挙げたメーカーも、そちらで色々製品は出している。

ただ、いくらオーディオ退潮の時代とはいえ、JBLもタンノイもブランド保つ程度に良い製品出しているのを見ると、あれだな。。

去年はカメラ業界がガタガタしちゃって、今自動車もなんかEVがどうしたでしょ。外で文句いうやつになりたくないし、なんとか製品愛用したいんだけどね。。モノがなくちゃ買えないからねえ。。

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アル11月通院

2021年11月13日 | セキセイインコ

今回は体重の事を指摘された。

10月以後はほぼ毎日体重を量っているが、だいたい38~40gのことが多い。食欲には問題なくて、必ず完食してくれているし、うんちも大丈夫。
なのだが、触診すると筋肉が減っているのだそうだ。

腫瘍があることを考えると、38gという体重以上に筋肉が減っていることになると。

お鼻の青が戻ったが、お医者さんからのコメントは特になかった。

なので、ご飯は今目分量で制限してはいるが、それはなしでも良いでしょうと。
ただ、あまり太っちゃうようだったら、少し考えましょうと。

じっさいのところ、アルはご飯をあげればあげただけ食べちゃうし、食べればそのぶん体重が増える。なんだかとってもわかりやすいのだ。

運動量は明らかに減っているし、外に出してもあまり飛ばないようにしてもらっている。

ともかく、ご飯の量を増やすことにした。

相変わらずハリソンのフードは品薄で、予約して順番待ちになっている。
8月の頃はそんなことあるのか!とびっくりしたが、近頃は半導体不足で車が作れないとか、ニュース的にそんな話が増えてきたね。。

通常あげているのはアダルトライフタイム ファインという、日常用、細引き(粉末ではない、一番細引きのものの一つ上)。ほかのものは多少入荷しているが、これだけがいまだに品薄になっている。
ただ、よりカロリーの高い、ハイポテンシーのファインは売られている。


これを買ってきた(左)。前回入荷した、アダルトライフタイムはまだ十分残っているが、ハイポテンシーのほうは主にアル用にあげようかと。


上のトレイに入っているご飯の中で、少し色の濃いやつがハイポテンシャル、薄いのはライフタイム。ほかに今回はオーツ麦(手前右)、ふつうのシード(奥のつぶつぶ)をあげている。カルトボーン(カルシウム)はペレットに隠れてほぼ見えなくなっている。これは人気がなくて、残されちゃう。



病院でお薬を待っている間、待合室で別の鳥さんを診療している会話を聴いていた(診察ブースはカーテンで仕切られているだけで、聞こえてしまう。カーテン越しに鳥さんの様子も見えた)。

初診の方らしい。6歳ぐらいで、男の子と言われてたんだけど、蝋幕が茶色いと。うちのアル(の一時期)と同じだ。

お腹が膨らんでいて、羽根が下がっている。うちのアルよりかなり重症だ。
飼い主さんはこれまで余り気にしていなかったのか、初めて聞くお医者さんの言葉に少し驚いている様子だった。腹水を抜いてもらう手配をしていたらしいが、その辺で呼ばれたのでその先はわからない。

まあ、アルは早くからお医者さんには頻繁にかかっていたからあれだけど。。
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ちょっと・だいぶ早い気がするけど

2021年11月12日 | まち歩き

けど、もう11月も10日を過ぎて、例年通りイルミネーションは始まるんですよね。

ハロウィンが終わったら、世の中はそうなることになってるわけです。

久しぶりに(でもないか。そこそこ来てるかな)歩いてみましたが、やはりそこかしこでコロナの傷跡が残っています。
ここの裏手にあった店も閉まっていました。

今日は変則的な働き方で、朝8時から在宅。私用で地元の銀行に行くため、急きょそうしました。
お昼まで在宅で、その後出社。

もう面倒くさいので、私服と言うかカジュアルな服装で行った。周りは上の人を含めて時折そうしているけど、僕にとっては初めて。
気分が変わって、悪くない。

帰りは買い物とかをしたかったので、7時ぐらいにあがって(移動時間があるとはいえ、結構長時間勤務ということにはなるが)、この街に来た次第。

買い物の話はまた明日。

以下、イルミのショーを。
今年はハリー・ポッターだそうです。まいとしよく考えるね。。









でした。
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よる

2021年11月11日 | まち歩き
のみ会にいくのは、2年ぶりですほんとうに。
行けばたのしいけど、生活が朝型になって、お酒もまるで飲まなくなってたから、なかなか、あれだね。
こないだまで夜、真っ暗だった(とテレビでは言ってた)のに人、たくさんいるもんだね。人の世は、奥が深いです。。
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気候変動

2021年11月07日 | 社会・経済


気候変動問題は科学的な検証とか技術的な対策と言う面と、多分に政治的、経済的な利権が絡む問題が混在している。

その点ではすこし、Covid-19に関する世間の動きと似ている。政治家が、経済界が、科学者が、そしてネット民とかそういう人たちがあれこれ意見を唱えて、時に衝突したりしている。

何かを抑制したり、行動を変えることを強いたりする側面があり、それに反発する人もいる、というところも似ている。

自然現象の研究も、対応技術の研究も科学者、技術者が時間をかけて少しずつ解決していくものだが、反面社会政策はその場の勢いで、一方的に決まってしまうことが多い。
声高に主張する人は、ある種の正義感に支えられているところがあるから強い。反論する人や意見の合わない人を排除する傾向がある。

この問題は、人類全体として、明らかになっている部分とそうでない部分がまだあると思うのだが、議論の場はしばしば極端になりがちだ。

なので、というか、石炭火力発電がものすごく悪いかどうか、という問題について、僕などは全くそうだとは言いにくいんじゃないかとおもふ。。
日本ではハイテクを駆使して燃焼効率を極限まで上げ、そのうえCO2を分離貯蔵して加工再利用するという石炭発電システムを開発している(のだそうです)。

EVはエネルギー効率が高い。子供の頃図鑑で、蒸気機関車とディーゼル、電機機関車の効率を比べると、電気は40数パーセントだが蒸気機関は数パーセントにすぎない、と書かれているのを読んだ。ディーゼルはその中間で30%台だった。
あの頃よりモーターの制御は進んでいるから、動力源を内燃機関から電気に変えるのは必然だとは思う。

けど、それでは道路を走っている自動車を全部EVにすれば済む話なのかと言うと、自動車なんてタイヤの摩擦抵抗高いし、個人が好き勝手に移動するなんて贅沢だ、昔は鉄道やバスで済んだのに、自動車の普及で廃止になり、交通弱者が困っているじゃないか、という話が出てくる。

時折EV普及のサイトを見るけど、彼らがエンジン車と比較して自分たちの優位を主張し、時に加速だってEVのほうがずっと良いなどと言っているのを見る。
こういうのってはっきり言って嫌い。
どこかに自分たちは正義だというのが見え隠れしているくせに、他方で(急加速でエネルギー浪費をするという)罪を正当化しているみたいで。

自動車に関していえば、最後は車両を含めて社会インフラ化して、相乗り、自動運転、みたいな方向になるのでしょうね。イメージとしてはエレベータみたいに。

ただ、今そんな話をしても仕方ない。

とにかく環境に関する世の中の議論を聞くときは、こういう話って往々にして極端な議論に陥りがちだよな、という警戒感が先に働く。
なにより、自分だって上で自動車について勝手な意見を述べているのがその証拠。



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Afterward

2021年11月05日 | 日記・エッセイ・コラム

ニュースでは欧州大陸で再び感染が広がっていると報じられている。

終わったことにはできないのだが、コロナ禍も2年になるし、そろそろ何とかしてほしい、と思うこともぼちぼち出てきた。

電車の窓開け状態。

昔、冷房がなかったころ、夏は窓を開けるのが常識だった。春でも秋でも、必要に応じ適宜開け閉めしていた。

やがて冷房が普及し、窓開けに頼らなくても車内の温度調整ができるようになる。もともと夏は窓を開けても暑い風が入ってくるだけだったし、車内の換気も不均一で、女性などは髪が乱れたりと、必ずしも歓迎されることではなかったのだ。

冷房装置も進化して、細かな調整もできるようになったらしく、春秋、下手すると冬場でも上から涼しい風が送られてくるようになった。さらに一時期は通勤電車でも窓が開かないものが出てきたが、これは停電のとき困る(という事故があった)とのことで、後に改められた。

がともかく、コロナ前の常識では電車の窓は開けないのが基本になっていた。
僕の知る限り、一時期窓開けを推奨していたのは東日本震災後、電力節約が求められていた時期だ。あのときは蛍光灯の間引きとかもしていた。

今回のコロナ禍で、窓開けをするようになったのはかなり早い時期だったと記憶する。東京ではたしか20年3月ごろにはもう開けていた。何で覚えているかと言うと、その頃の雨の日に自宅に急いでいるとき、窓から雨が吹き込んできて閉口した記憶があるから。

降雨時の雨吹込みはその後もたびたび問題になっている。車両が使えなくなったケースもあるらしい。

窓開けは20年冬にも続けられていたが、今年の冬もつづけるんかな。

今日も夜、結構寒い思いして電車乗っていた。
風で車内がすうすうするのも、外の音がにぎやかに入ってくるのも慣れたといえば慣れたが、そろそろ何とかならんのか。

在宅勤務とオンライン会議。

このさきどうなっていくのかしらね。
9月ごろまでは週2回、在宅にしていたが、10月ごろからは1回ていどにしている。オフィスにいても、出社している人の数は増えてきている気がする。

海外ニュースを見ていると、諸外国では特に金融機関などで出社を推奨しているケースが多いようだ。アメリカでは夏頃からそんなニュースをやっていた。その後感染が再拡大してトーンが緩んだらしいが、やはり出社したほうが仕事の効率は良いとの認識らしい。

ロンドンでも社員の出社を推奨していて、出社した社員にボーナスを与えたり、ペット同伴を許可したりしている。
インタビューに応じた女性は、(ペット同伴で)この子と一日中過ごせるのは助かる、と言っていた。コロナ禍でペットを飼う人が増えた由。

一方東京ではオフィス賃貸料が弱含みだという。業種にもよるだろうし、職種による濃淡もあるだろう。感染拡大時には「密」にならないことは絶対的な正義だったが、それが収まってくれば集まるか分散するかは選択の問題になる。

どこで働くか、ということを多様性の観点で捉えられるなら良いが、「あいつは在宅勤務がおおい・・」と、仕事に対する評価の基準で捉えられることも、現実に起きているはずだ。

オンライン会議も、もとは対面の代替手段として捉えられていたが、これはこのまま定着しそうな気配がある。
位置づけとしては対面>オンライン(顔出し)>電話など>eメールという感じで序列に組み込まれそうだ。

距離的な面でコストが意識される会合は、オンラインで代替されるケースが増えてくるだろう。僕などはもともと出張はほとんどないけど、海外とのオンライン会議はけっこう多い。ちょっと前なら電話会議だったが、短期間で進化したことを実感する。
スターウォーズの元老院でしたっけ、ホログラムで会議するやつ。ああなるのももうすぐみたいな気がしますね。。
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素顔の私

2021年11月03日 | 音楽
八神純子 1979年4月5日発売

大ヒット曲「みずいろの雨」が収録されていますが、これを買った目当てはB面4曲目の「渚」です。

この曲は昔、ラジオに流れていたのをテープにエアチェックしました。伊藤強さん(音楽評論家)のDJのあと、2曲連続で放送された後の方で、1曲目は町田義人さんの「白いサンゴ礁'79」でした。

のですが、実はそのテープ、後から上書きしてしまい、前奏と、ギターソロの始まる後奏部分だけ残して、消えてしまいました。ちなみに上書きした録音は奥村チヨ「終着駅」(部分。そのあと交通情報)です。なんなんだそれ。

なので実は、後から何の曲かわからなくなっていたのです(テープには曲の前に伊藤強さんのナレーションで「なぎさ。」という紹介が入っていたのですが、曲名とは気がつかずにいました)。さらに言えば、八神さんの曲だともわかっていませんでした。


曲名が分かったのは、今年9月のある土曜日の午後のことです。

車の中で「ラジオマンジャックショー」を聴いていたら、あの非常に印象的なギターソロが聞こえてきました。

ちょうど駐車場に車をとめるところだったので、早速スマホを取りだしてシャザりました。

ら、八神純子「渚」だとわかった。

んだったのかあ。

調べたら、この曲がシングルカットされたということもないみたいですね。その時のラジオマンジャックのお題が何だったか忘れたけど、ずいぶんマイナーなタイトルを選んだものです。

御蔭で数十年来わからなかった曲のタイトルがわかって、すっきり。
感謝です。


テープに入っていた「白いサンゴ礁'79」の、オリジナルは'69年に発表された、ズーニーブーというグループの曲(町田義人氏はそのメンバーだった)ですが、こちらは時代を映しているのかやや重めのアレンジでした。

'79バージョンは対して非常に軽快な印象を受けます。間奏、後奏のサックスも、自由で気持ちよさそうに流れていく。

「渚」も同様で、ひじょうに軽いタッチの仕上がりとなっています。伊藤強さんは、その辺の共通項を感じて、ラジオで続けて流したのかもしれません。

言ってみればトロピカル・ムードなのですが、これはこの時期、時代の基調として、流行っていたのではないかな。今思うと。

時代をさかのぼると、これより少し前はもう少し重め、暗めの色調の曲が出ていました。一時期の研ナオコさんとか、桜田淳子さんとか。やっぱり中島みゆきさんとか、受けてましたから。
当時新しく出た人でも、渡辺真知子さんとかは、ちょっと重いですよね。

その基調もしばらく続くのですが、一方で竹内まりやさんとか、杏里(は最初はしんみりしてたけど)さんとかも出てきて、少しずつ変わってきた。久保田早紀異邦人とか、ちょっとエスニックなものも出てきた。

自分達くらいの世代は、当時その辺はよくわからないまま、受け止めていた気がします。ただ、このふわあっとした、軽い感じは、いまどきの若い子たちはどう思うのかしら。

このあと、更に時代が進むと今度は、暗いものが否定されていくんですよね。松田聖子さんが「性格は 明るいはずよ・・」と歌ったり、イリアちゃんが「あれ? 私って 暗い性格なのかな?」と歌うとか。



八神さんの曲は当時もその後も、ひじょうに熱心に聴いていた訳ではありません。ただ、一世を風靡しましたから、それなりに聴いてはいる。いま聴き返すと、やはり大したものだと思います。

世代のずれ感によって受け止め方が違うと思いますが、僕から見ればすごい大人の女性で、なんだかお金持ちのお嬢さんで、もし目の前にいたら、自分が野暮ったく思えて恥ずかしくなるような感じ・・あくまで歌から来る印象ですよ。本人と会ったことないし、インタビューとか聞いたわけでもない。
ちょっと不愛想な第一印象だけど、実は良い人、みたいな。

そういうのが、音楽を聴いて伝わるのはすごいことです。。レコード(絵画も映画もそうですね)って不思議で、時代、世代が超越するんですよね。フランソワーズ・アルディもすごく女性っぽいし、ジェーン・フォンダもいい。

八神さんにもどってこのアルバム、既にちょっとラテン風なリズム感が全体的に感じられますが、それが品よく収まっている感も同時にします。どこかに日本の清潔感が感じられる。
ちょっと飛躍するけど、島耕作みたいな、とてもスマートなんだけど日本人、みたいなものを感じるんですね。。

車で言うとトヨタって、CMで西洋人がハンドル握っててもなんか日本、だけど、(一時期の)ホンダなんかはまんまアメリカ、みたいな。トヨタは日本人の感覚で完全に消化されている。だからというか、ニューヨークでもバンコクでもカブールでもモスクワでも、あ、トヨタ車、ってすぐわかりますよね。。

というようなことを、音楽聴きながらつらつら考えてみたりします。。




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