うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

書店の思い出

2016年02月29日 | 日記・エッセイ・コラム

ときおり利用する大きな本屋が、取次店が廃業した影響から自己破産したというニュースが流れたのは、先週末のことだった。

地下鉄でニュースを知って、駅について書店の入っているビルを見たが、飲み会の後で夜遅く、やっているのかどうかわからなかった。週末心配しつつも店を訪れることはできなかったが、月曜に行ってみたら、ちゃんと営業していた。ただ、雑誌を中心に新刊が入らないらしく、月刊誌などはあまり置いていなかった。

しばらく大変そうだが、営業は続くようなので一安心ではある。

なじみの本屋さんがなくなるのは辛いよね。。子供のころから、色々な書店を使ってきたが、考えてみると昔よく利用していたところで、未だに残っている店ってほとんどないんじゃないかな。冒頭の本屋さんは、べつのところに本店があったが、そこもなくなって久しい。新宿紀伊國屋とか、お茶の水の三省堂、東京駅の八重洲ブックセンターなどはずっとあるが、それほど頻繁に使っていたわけではないからな。。八重洲ブックセンターは昔よく行ったのに、さいきんは使わないな。

子供のころ行っていた実家の近くの本屋などは、一つも残ってないかな。かろうじて駅舎の通路にある本屋だけ、まだあるか。駅の近くに、古本屋ができたときは、その独特の雰囲気(なにが出てくるかわからない、本がすごく安く買える)が気に入って、しょっちゅう行っていた。奥付に名前が書いてあったり、文中に傍線が引いてあったりする本も、最初の持ち主の事を想像する楽しみがあって好きだった(あまりなかったけど)。高校に入ったばかりくらいの頃だったかな・。いまのブックオフみたいな大きいところは、ちょっと雰囲気が違う。。なにより自分が変わってしまったから。

駅ビルの書店(これは新刊)に、大学生くらいの女の子がバイトしていて、高校生のとき、その子が見たくてよく通っていた。高校生だからというか、べつに声をかけるとか何とかじゃなくて、ただ行って買い物するだけなんだけど。たまに行ってもいなかったりして。ちょうど今頃、冬から春にかけての頃だったかな。そのうちいなくなってしまった・・。

先日、外苑前を訪れたら、リブロ(記憶が混乱していて、青山ブックセンターかと思っていたが、リブロだった)青山店が閉店していて、ショックを受けた。コンクリート打ち放しの、ちょっとしゃれたビルの地下にあったお店で、コンパクトだが、面白い本がたくさん置いてあった。六本木のABC同様、書架のどこに何が置いてあったか、目をつぶるとなんとなく浮かんでくるようなお店だったのだけど。

 

 

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CP+2016

2016年02月28日 | カメラ、写真

別に毎年行くほどのマニアでもないのだが、今年はいろいろ話題の新製品も出てきたこともあり、ちょっと行ってみたくなった。

関心が一番あるのはK-1だったけど、実を言うと別に展示機を触ったりはしなかった。まあ、僕自身が実際に買うことはないかな・・と思ってしまって。

社員の方と対話しながらあれこれいじるのもなんだか気づまりですしね。。

ただ、漫然と見ていたので幻のK-1(15年前に開発中止となった、MZ-Sベースのフルサイズ機)を見逃してしまったのは残念。

田中希美男氏のK-1に関するセミナー。DAレンズのなかで、フルサイズのまま使えるものがある、という話。

たとえば、18-55mmのキットレンズなどは、35-55mmの範囲では使えるらしい。28mmでも、4:3サイズにすれば使えるよ、というお話です。

田中氏は京都の方だから、イントネーションが京ことばなのだが、ちょっと意外な感じがした。当たり前だが、しばしば拝見しているブログなどでは、その方の話しぶりなどまでは伺うことはできない。

恨みがましいことをいうつもりはないけど、いちおう展示だけはしてあるQマウントのロードマップ。Telephoto Macroは数年前からNow planningのまま。

それこそ、社員の方に聞こうかなとも思ったが、まあ知らぬが華かも。

Q-S1の展示機自体、どこにあったのやら。なかったかな?

これ、見そびれましたね。

パナソニックはちょっと機種を絞ってきているでしょう。GH4, GX8, G7と、あとはGF7という布陣でGMシリーズが消えている。モデルチェンジが間に合わなかったのか、よくわからないですね。100-400mmや、12-60mmも出したので、しばらくはハイアマチュア向けの商品づくりをしていくということでしょうか。

ちょっとむこうを向いてしまわれていますが、塙真一氏のセミナー。GX8をつかって、パリでスナップショットを撮ってきたというお話でした。

戒厳令は大丈夫だったのでしょうか?

GX8は、現実問題としてE-P3代替更新機種候補の最右翼です。

オリンパスはPen Fや300mm F4などが出ましたが、Pen Fはちょうど発売開始になって、もう量販店で触れますからね。

こういうところではむしろ、こっちのほうを見たほうが良いかもしれないと思って。

うろうろしていたのだけど、そのうち面倒くさくなって、よそに行ってしまった。

ちなみに、オリンパスカメラを見せるともらえるグッズ、今年はPen Fのステッカーでした。

Pen Fはゆとりがあれば買いたいけど、ちょっと価格が強気すぎますね。

先日、先輩にE-M5を触らせてもらい、今回もE-M5Ⅱを使ってみたけど、むしろOM系のほうがコンパクトでいいですね。

Lumix G3代替にどうかな、とも思うのだけど、現行のG6とコンビを組むと操作性が混乱しそうなんだよね。。

ソニーは去年行きそびれたジオラマを。今年は北海道がテーマらしく、間もなく廃止となる「カシオペア」が走り回っていました。

ジオラマはHOサイズで、以前のGゲージのものよりは平凡かな。

カシオは国内よりも海外で非常に評価されているみたいですね。他社が一般向けのコンパクト機を出さなくなっている中、ユニークなモデルを展開して

気を吐いています。カシオのカメラ、今まで買ったことないけど、一度買ってみようかな。

ちなみに、カタログでは二人づれが川越を散策する写真があしらわれています。はっきりとそうは書かれていませんが。

なんか、楽しそうでした。

これは懐かしい!コダックインスタマチック20と、110フィルムですね。

初めて買ってもらったカメラがこれでした。20はシリーズで一番安いもので、その上の30はシャッターボタンが緑色だったかな。

機能的にはほとんど写ルンですと同等で、シャッタースピードは1/60固定だった記憶が。もちろんフォーカスは固定です。

シャッターボタンが押しにくくて、よく手ぶれを起こしたり、指が映りこんでしまったりという失敗をしていました。

真ん中に使い捨てのフラッシュを付けられる。フラッシュは3つか4つでセットになっていて、結構高かった。

夏の海岸に落ちていた、フラッシュキューブを触っていたら、ガラスがばちんと割れて指を深く切ってしまったことがある。その時の傷は今でも残っている。

さて、キヤノンやフジも意欲的な新製品を出していたのですが、ここでは省略し、最後に見たセミナーを。鉄道写真家の中井精也氏が、D500を紹介しています。

DXフォーマットのフラッグシップとなるもので、スポーツ、野鳥、飛行機、そして鉄道などには威力を発揮しそう。

今回も新幹線を題材にお話を展開しています。

画面はエヴァンゲリオン塗装の500系新幹線。

中井氏はテレビなどでも活躍されていますが、非常に言葉が巧みでお話が面白い。もちろん、作例として掲げられている写真もすごい。写真家の方のことはそう詳しくはないのですが、この方はなんというか、ひじょうに新しい感覚の写真家という感じがします。あんまり気難しい、ペダンチックなことは仰らずに、さらりとすごい作品を撮っては、気さくにお話されている。

いろいろ、勉強させていただきました。

D500と、200-500mm F5.6、いいっすね。どっかにおかねおちてないかしら。。

昨年までは、午前中に行ってあわただしく帰っていましたが、今回は午後遅く出て、終わりの時間まで滞在していました。

だいぶ暖かくなりましたね。

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二・二六

2016年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム

きょう(26日)は、2・26事件から80年の節目なのですね。

昭和11年もうるう年でしたが、26日は水曜日だったようです。

学校で習った頃、(兵隊に向けた)アドバルーンの写真などが教科書に載っているのを見て、ずいぶん昔の話だな、と思っていました。

でも、そのころより今のほうが、事件をリアルに感じ取れる気がします。

オフィスのある、この辺りも舞台となって、当時は通行禁止になっていたらしい。

高橋是清記念公園、先週とおりかかった(この写真はその時ではなくて、数年前のもの)。むかしときどき、昼休みとかにここで休憩していた。あのころ、事件が起きた場所だとは、あまり意識してなかったなあ。

 

「荻窪風土記」で、井伏鱒二氏は2・26事件について1章設けて次のように書いている(抄訳)。

こんな大事件が起ころうとは夢にも思っていなかった。その前日、二月二十五日、私は都新聞学芸部を訪ねた。寒い日であった。三宅坂のところからお濠のほうを見ると、野生のカモのほかにユリカモメがたくさん何百羽も集まっていた。海上が荒れるかどうかして、陸のお濠に避難していたのだろう。空は青く晴れ、皇居の上に出ている太陽を白い虹が横に突き貫いているのが見えた。虹は割合に細く、太陽の直径の三分の二ぐらいの幅である。不思議な現象だと思ったので、都新聞で用談を済ませたのち、学芸部長の上泉さんに白い虹のことを話すと、三省堂の「広辞苑」を出してページを繰って見せた。

 白い虹が太陽を貫くと、「白虹、日を貫く」と言って兵乱の前兆だと言ってある。

井伏氏もこの後書かれているが、この話は「黒い雨」の巻末近くにもエピソードとして出てくる。主人公が玉音放送の前日にやはり白い虹を見て、それを工場長に話すと、工場長の体験談として上記のことが語られるのだ。

井伏氏の住んでいた荻窪では、渡辺錠太郎教育総監が襲撃されている。銃撃の音を、井伏氏は枕もとで聞いていたようだ。

・・すると玄関の土間に朝刊を入れる音がした。私がそれを取りに起きて再び横になると、花火を揚げるような音がした。いつも駅前マーケットで安売りする日は、朝早く花火を揚げる連続音が聞こえていた。

「今日は朝早くからマーケットを明けるんだな」

私は一人でそういって、新聞を顔の上に拡げたきり寝てしまった。

目がさめると宮川君の姿は見えなくて、お昼過ぎの時刻になっていた。私は銭湯に行くのでタオルに石鹸箱を持って、平野屋筋向こうの武蔵野湯に行った。ひどい大雪で、外は六寸か七寸は積もっていた。

 風呂は混んでいなかったが、浴室の話声が大きく響いていた。光明院の裏通りにいる渡辺さんが機関銃で銃撃されて、護衛の憲兵も殺されたというものがいた。

前日は晴天、二十六日は大雪であったらしい。

事件が収拾されたのは29日(土)のことで、その間の報道もかなり規制されたものだったようだ(参考)。井伏氏のように、当日に事件の片鱗でも耳にした人は、少なかったかもしれない。事態収拾まで3日もかかったというのは、ちょっと驚きだが、政府中枢を襲われるというのはやはり相当の事態だったことは間違いない。

二・二六事件があって以来、私は兵隊が怖くなった。おそらく一般の人もそうであったに違いない。大震災の時板橋に乗馬の兵がやってきた時など、避難民が馬の脚にしがみついて感泣する場面があったそうだ。二・二六事件の時、鎮定のため東京に呼ばれてきた甲府連隊の兵が、鉄砲の玉が到着するのを待って、新宿駅前の広場に叉銃して休息していると、通りすがりの人が「いよいよ同士討ちの戦争をやるのかね」と聞いた。聞かれた兵のほうは、苦虫を噛み潰したような顔をした。あの有名な「兵に告ぐ」という布告が出ている時であった。

後半のエピソードは、この時点ではまだ世の中に、少しは自由に話せる雰囲気が残っていたということなのだろうか。

週明けは閏29日。3月に入ると、5年前と曜日の並びが同じになる。

 

 

 

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冬の終わり

2016年02月25日 | まち歩き

雪でしたね、昨夜は。

都心に出ると雪のことなど忘れてしまいましたが。というより、雪そのものがなかった。

きょうはいろいろあってつかれた・・。

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いるみ

2016年02月25日 | カメラ、写真

毎日観察しているわけではないので、いつかははっきりしないが、たぶん先週末だろう。

11月から飾られていた仲通のイルミネーションが終了したようだ。

賑やかで綺麗なのだけど、いちばん盛り上がるのがクリスマスあたりで、その後はなんとなく気が抜けたようになってしまう。

でもまあ、今は春節の頃までは飾っておこうという配慮も働いているのだろうな。

イルミがなくても綺麗なんだけどね。

商工会議所と富士ビルは立て替えの最中。こうして建物が消えてしまうと、風景が全く変わってしまうね。

もっとも、この界隈はいつでもどこかしら新陳代謝を続けていて、ずっと変わらない風景などない。常にどこかしらが新しくなっている。

 

まだ2月だが、歩いているとどこかしら春の匂いを感じる。

量販店に行っていろいろカタログなどをもらってきた。

ショーケースに並んでいるレンズを眺めていると・・。APS-Cサイズのレンズでもけっこう、おおきいね。

ペンタックスはコンパクト、という印象が、以前は強かったのだが・・。

 

喫茶店でとろとろとカタログめくりながら、考える。

 

さいきんはMFTとか、もっと小さいQマウントのレンズばっかり見ているせいだろうな。

縮み指向の日本人だから、サイズのでかいのは苦手、というか、小さい方が好ましく思えてしまうんです。

やっぱり、フルサイズなんていらないなあ。

 

などと、余計なことを考えてみる。

他にも考えないといけないこともあるのだが、とりあえずこの瞬間は、余計なことを考えてみる・。

 

わかりにくいけど、Q-S1のストラップが、純正ケースのマジックテープのところにくっついてしまい、だんだんけばけばになってきてしまった。

マジックテープって、あまり好きじゃないよな。このほかにも、マフラーを引っかけて毛糸が抜けてしまったこともある。

オプションの皮ストラップを見たが、端のところは同じ布製のようだ。aki-asahiのストラップとかに替えてみようか。

 

 

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かいそう

2016年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム

お昼に、毎日のように使っているスタバが改装するらしい。

3月1ヶ月かけての改装となるようだ。

ここはオフィスからは一番近いスタバだが、周辺数百メートルにはもう2カ所、スタバがある。

スタバの店舗アコモデーションもなんらかの標準形があるのだろうが、他の2店舗は比較的開放的な内装で、明るい感じ。今回改装するお店は、ビルの1階で暗めの内装、窓はなく、照明も白熱灯風の柔らかいかんじのものだ。入り口付近は人の出入りも多いが、奥の席は落ち着いて居座ることができる。

というわけで、とても気に入っている。もちろん、店員さん達のサービスも、コーヒーの味も良い。

休業中は他の店を使うことになろうが、どこもかなり混むんだよね。。

去年からずっと勉強していることがあったが、ちょうど今週くらいでおわるところだった。その点でもひとつの区切りとなりそうだ。

先々週にココの体重を量ったら、40gを越えていてびっくりした。ココは比較的たくさんご飯を与えていたが、アルに準じて少し減らした。

今日は36.2gくらいと、標準体重に戻っていて、一安心。

 

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あ・うん

2016年02月21日 | 本と雑誌

向田邦子 文春文庫 単行本発売は昭和56年3月

一度向田作品に手を出してしまうと、流れからいってやはりこれも読まずにはいられないわけで。。

ウェブ上にもいろいろな感想が出ているが、個人的には本書巻末に掲げられている、山口瞳氏の解説がかなり的を射ているように思える。

私は、向田邦子が自分の死期を知っていたように思われてならないのである。そんな謎めいた言い方よりも、彼女の人生の結末は実に見事だったといった方がいいかもしれない。『あ・うん』は、彼女にとって畢竟の事業であり、どうしてもかきたいテーマであったに違いない。しかし、彼女には他にも書きたいことがたくさんあった。

(中略)『あ・うん』は、本来、小説家ならば、三年も四年もかけて、じっくり書き込むべき性質のテーマと内容を持った作品である。(中略)じっくりと書き込むべきか、それとも、こういう形で読者と視聴者の前に大きなテーマを性急に叩きつけるべきか。どっちが、この作品にとって良かったのか、私はずっと、わからないままでいる。

「思いでトランプ」は、現代の我々から見るとちょっとしんどく感じられるくらい『濃い』短編集だったが、こちらは一転して薄味なのである。後半に出てくる石川義彦はまだしも、重要な役であるはずのさと子まで、その描写はとてもあっさりしている。ただ、小説全体としてのまとまりは見事なもので、ただその味付けが濃いか薄いか、人々の期待からするとちょっと薄味なんじゃないか、と思える、そんな感じがする。

で、やっぱりこれは映像と一緒に見るとちょうどいいんじゃないか、という平凡な結論になってしまいそうな気がするのである。

NHKアーカイブスにちらっと映像が掲げられているが・・30秒くらいの映像です。けちだねえ。。

別の映像をみていると、杉浦直樹さん、この頃はずいぶん髪の毛があったんだな(^^;。 岸本加世子さんはちらっと出てきますが、とてもかわいいです。

DVD、一応売ってるらしいけど、高いんだよね。

 

話をいったん戻すと、角倉とたみの微妙な間柄、角倉と仙吉との絶妙な関係、そしてそれを見ているさと子の言葉「大人は本当のことはひとこともいわない」・・。

これに君子と初太郎、禮子をふくめたお互いの距離感、そして昭和初期という、ある種の緊張感を秘めた時代設定。。

この組み合わせは見事としか言いようがない。この設定で描写をどんどん書き込んでいったら、あるいは読み通していくにつれ息苦しくなってくるかも知れませんね。。

 

 

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フルサイズで変わること

2016年02月19日 | カメラ、写真

今日は夜歯医者に行く必要があり、帰りに寄り道できないので、昼休みに量販店へ見に行った。

しかし、オリンパスの時と違い製品情報やカタログなどは見つけられなかった。

もっとも、カタログはウェブ上で見つけることができる

ネット上の噂話としては、ようやく出たか、おめでとう、みたいなコメントのものが多い気がする。

ここまでAPS-Cで頑張ってきたペンタックスだから、感慨深く思うファンも多いのでしょうね。

スペシャルサイトはまだ作成中のところが多い。

というわけで、お祭りムード横溢という感じだが、じゃあもし予算的に買えるなら買う?と聞かれたら・・。

もし電車などの動体(電車は動きが単純だから、動体としてはけっこう楽ですが)を中心に使うなら、なにもフルサイズでなくてもいいかもしれませんね。

FA3姉妹がフルサイズで使えるというのは確かに朗報ですが、できればもうすこし軽快なボディと合わせたい感じがする。将来、これをすこしスペックダウンした廉価版フルサイズがでたら、それこそが僕にとってのお目当てのフルサイズかもしれません。。

ので、とりあえずK3が安くなったらそれを買って鉄道用に使い、様子を見てK-1ジュニアの登場をまつ、ということでどうでしょうか。って、誰に提案してるんだ?

 

話が大きく飛んじゃうけど、2002年秋ごろ、中野のカメラ屋にMZ-3 Limited Package(一部特別仕様のMZ-3に、FA43mm F1.9を組み合わせたキット)が在庫限り特価で置かれていた(価格は忘れたが、アウトレット価格だったはず)。ボディもレンズも黒で、ストラップがたしかタンの本革じゃなかったかな。とにかく抜群のルックスで、買おうかどうしようか、本当に迷った。

それこそ「あの・・・」ぐらいまでのどの途中まで出かかったときもあった・・。結局、実用合理性を第一に考えて、NikonF80D+TamronA03( 28-200mm)という組み合わせにしてしまったのだが。ニコンは前にも書いたかもしれないけど、優等生だけどそんなには可愛くなくて、それほど長くうちにはいなかった。

もしMZ-3にしていたら、結構楽しい撮影ライフを送っていたかもしれないなあ。

 

 

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ワカケさん

2016年02月19日 | 動物 いきもの

ちょっとご無沙汰しました。

2月はたしかに寒いのだが、このあたりの天気は明るく晴れることが多い。

日差しの強さは、11月や12月などとは明らかに違っていて、力強い。

1月は3が日とその後のけだるい感じが嫌い。3月も悪くないが、2月は好きな月だ。

朝、駅に向かう道で、ワカケさんの声が聞こえてきた。

スマホで撮影すると自然広角になってしまうので、こんな映像になるが。

どこかにワカケさんがいます。わかりますか?

ここ(左のほう)

ここ(上のほう)にいますね。

目立つよねえ。

春から秋なら、葉っぱに隠れて保護色になるんですけどね。

本人たちはうまく隠れたな、と思っているんだろうな・・。どんなにじょうずにかくれても・、という歌を思い出してしまう。

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向田邦子全対談

2016年02月14日 | 本と雑誌

文春文庫1985 単行本は1982年

先日読んだ「思いでトランプ」からスピン・オフしたというか、向田邦子をもう少し知りたくなって買ってみた。

飛行機事故で亡くなったのが1982年の8月のこと。このニュースはなんとなく記憶に残っている。まだ51歳だった。

対談は亡くなるより1年以内に行われたものが多い。テレビ台本の話、子供のころの家庭環境の話、そして食べ物の話が中心となっている。向田さんとほぼ同世代の、澤地久枝さんとも対談しているが、二人とも、同世代の女性の中では抜き出て活躍された方々ではないかと思う。

前回「思いでトランプ」のときにも書いたが、テレビなどで向田作品がおおく放映されていた頃、向田さんはずっと上の世代の、すこし違う環境に生きているひと、という印象だった。

それが、自分自身がその主人公たちと同じような世代になってくると、作者である向田さんも、自分の方に降りてきた(ではなくて、じぶんから近づいてきたわけですが)ような気がして、その物の考え方とか、経験とかが、より身近に思えるようになってきている。その先、吉行淳之介さんとか、対談相手である阿川弘之さんも、向田さんを通じることで、より身近なおじさん(!?)に見えてくるから不思議だ。

年齢を重ねることで、新たな見方というか、出会いが生まれるものだな、という、そんな感想を持った。

 

風邪は一応治ったけど、まだ体力が無いというか、完全には治りきってないんでしょうね。。

なんとなく疲れやすいのと、なにをやっても根気がつづかんわ。

週末はオフィスの模様替えで、今も片づけのためにオフィスにいるのですが、天候の関係でなんだか南国にいるような気分です。

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せいかん

2016年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム

祝日前におお風邪ひきかけましたが、いちにちかけて戦ってきて、なんとかせいかんしました。

水曜日の夜は、もう眠くて薬を飲むこともままならず・。ただ、具合が悪いので眠ったり目を覚ましたりの繰り返しでしたが、のべ30時間以上は寝てたかな。

休日をふいにしたわけだが、眠っている間、夢をみていた。夢をみるのも悪くない。テレビや映画だと、自分は出てこないが、夢ならバーチャル3Dで自分も出演しながらストーリーを楽しめる。とはいえ、「世界の終わり」の私ほど想像力が豊かではないので、断片的なストーリーでしかないが。最初の頃はうなされていたので、仕事の夢を見ていた。

週末もオフィスの片付けが残っている。。

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したたかさの限界

2016年02月09日 | 社会・経済

まだ2月だが、今年は次から次へと色々あって、もうおなかいっぱいだ。

申年は騒ぐ、というらしいが、終わってみればそう悪いことにはなっていないような気もする。とはいえ、足を踏み外せばどうなるかわからないし、気疲れする。

画像大丈夫かしら。

なぜ、人は国家の名のもとに互いを傷つけあおうとするのか、考えはじめるとどんどんわからなくなるが、「当事者」にとってそんなことはどうでも良いことなのだろう。

とにかく、目の前のことを何とかするのに必死なのだと思う。

昔良く、日本人がはっきりとものを言わない、といわれたことがあった。「難しいと思います」と言われたら、それはダメだ、といういみなのだ、とか。ふあい じゃぱにいず ぴいぽお、とかいわれそうだが、そういうストレートでない意思表示というのは、べつに日本人に限らず、あちこちで見られるはずだ。外交関係でも、艦隊を派遣するとか、近くで演習をするとか、大使を召還する、訪問を中止する、それぞれにメッセージを込めることができるし、その強さも表現できる。人々が期待していた行動の、裏をかいたりするのも、これまた一つの意思表示になり得る。

ただし、意思を表示する側と、受け止める側がお互いに同じ判断基準をもっていないと誤解を招く。それに、繰り返し同じメッセージを送ろうとすると、だんだんエスカレートしてきて、わけがわからなくなったりすうる。

国同士だと、ミサイル実験したりするが、中央銀行の場合は金利を下げたり上げたりすることで、何らかの意思表示をはかろうとしている。ただ、これも度が過ぎると「織り込み済み」と思われたりして、功を奏さなかったりするらしい。それを防ぐには、人々の期待をくつがえすような、より刺激の強いなにかが必要になってくる。マイナス金利なんてのも、そういう流で出てきたのかも知れないが、どうなるんでしょうねえ。

そんなわけで、色々と、こまったよのなかだねえ。。

スタバのあたらしいメニューなのかな。チョコレートバターなんとか。

 

 

 

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G Vario12mm-32mmの点検

2016年02月07日 | マイクロフォーサーズ全般

先月購入したLumix G Vario 12-32mmについて、キットレンズ(14-42mm I型)と比べても、テレ端の描写がかなり甘い、という書き方をした。

リビングに置いてあるぬいぐるみとスピーカーのサランネット、背後の木目板などを見ながらの評価だが、なにしろ暗い室内で手持ちでの撮影だから、あまりきちんとした比較ではない。

それでも中古で購入した個体でもあるし、少し引っかかるものがあった。

土曜日、出先の近くにパナソニックの修理工房があることを幸い、訪れて点検を頼んでみた。

撮影結果について簡単に状況を説明して、調べてもらった。

電話で話したときは、レンズ本体に電子部品もあるので、それがうまく情報を伝えていない可能性もある、ということだったが、結果は白。同型のレンズと比較撮影したが、特に描写に違いはないようです、といわれた。

実を言うと、持ち込んでいながら、これは故障です、修理させていただきます、といわれたらどうしようか、と心配もしていた。先に書いたように、これは中古購入であり、おそらく具合が悪い場合、返品には応じてくれると思うが修理は自弁になるのだと思う。それが一定額を超えれば、新品で買った方がお得、ということになりかねない。同型が新品で手に入らないなら、修理してでも使おうと思うが、そうではないなら改めて新品を買い直した方が気分がいいかもしれない。。

まあそれに、自分のしたテストはかなりいい加減なものだったので、あるいは手ぶれその他でうまく撮れなかったと言うことも考えられる。とにかく、メーカーにチェックしてもらい、問題ないことになったと言うことになった。正直、少しほっとした。

ちなみに、改めてテレ端で撮影し直してみた。

今回はトリミングして掲げておく。


Lumix G3 G Vario 12mm-32mm F3.5-5.6 ASPH 1/13 F5.6 ISO1600

ちゃんとぬいぐるみのもこもこも、スピーカーネットのテクスチャもいちおう表現されてる。

ただ、この前後同じアングルで数枚撮影したが、前後のものは描写がもわっとしてテクスチャが消えていた。

下は、キットレンズG Vario 14-42mm F3.5-5.6 ASPH での撮影。実は画角が違っていて、やはりテレ端、ということは42mm(換算84mm)で、1/13 F5.6 ISO1600なのは同じだ。

こちらの方が、よりテクスチャがシャープに見える。

ということなのだが、まあこれは等倍の世界の話だし、それほど目くじらを立てることもない。故障でなければそれでいいわけで、判った上で使うことにすれば良い。

普段は等倍の世界など気にしない方なのだが、こうしてみると案外と撮影ごとに結果が違って見えたのは驚きだった。

実は、E-P3ならボディ内手ぶれ補正で、より良い結果になるかも知れないと思って使ってみたが、E-P3はノイズ除去が下手だと言うことを忘れていた。チェックしてみると、G3で撮影したものよりもかなりもわっとした描写、そして色ノイズが出ている。普段の町歩きなどの撮影では気にならず、むしろ良好な画を出してくれると思っていたので、いささか苦いテスト結果になってしまった。

とりあえず、描写の点検はこの辺で終わりにして。

土曜日は雨から雪になる、と予報されていたが、日曜は一転して青空に。

寒いのはあまり変わらないが、1月よりも確実に日差しが強さを取り戻しつつあるのを実感する。

まだある残雪。

色々と問題を抱えてはいるが、とにかく今は静かな2月である。

今年はまだ1割ぐらいしか終わっていない。。この先、どうなっていくかな。。

この辺は32mm(換算64mm)、テレ端での撮影だ。iAモードで撮影しており、やや絞り込まれているが、とにかく特に問題はなさそうだ。

64mmというのは何とも微妙な画角だ。もう一声、35mm(換算70mm)ならきりが良かったと思うが、そうすると完全にXレンズ(F2.8)と画角がダブりますね。

それをあえて32mmにしたということは、テレ端を多少無理してでも軽量化したかったと言うことなのでしょう。

G3はこのレンズを使うことで、リフレッシュに成功したようだ。機会を見つけて持ち歩いてみたい。

というわけでした。

 

 

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まえ

2016年02月06日 | まち歩き

以下雑談です。

昨日の虎はこんな顔をしている。

クマの方はこんな顔だ。昨年秋頃かな、設置された。その前はシマウマがいたと思う。

イルミネーションはそろそろ終了だろう。たぶん来週くらいかな。

昨日あたりまではタオルの展示で、閑散としていたが、今日からはバレンタインチョコを売り始めている。

また週末ですね。

オフィスでは来週席の移動をするようだ。会社の子は少し離れた席に座るので、あまり雑談ができなくなるな。。

仕事は引き続きいっしょにするわけですが。

そんなことより、いろいろと片付けないといけない問題が。。

今日は少し暖かかったので、外を歩く気になりました。何しろ寒いのは苦手なので。。

少し買いたいものがある。

大手町の本屋でこれを買った。

これ、山野楽器とかで買うと1500円だかするのだが、この本屋では290円+税で売られていた。前はスーパーでも売られていて、いつか買おうと思っていたが、そのうちなくなってしまった。

ワゴンセールで、安いCDとか売られているけど、あれと同じですね。なんとなく、買うのが恥ずかしい気がして、他の本と抱き合わせで買おうと思ったが、適当な本を見つけられなかった。

この一日前には、新宿のDISC UNIONに行った。はじめクラシックコーナー(8階)を見たが、とうもスイッチが入らず。

3階にはジャズ、ロック、JPOPなどのコーナーがある。普段は行かないのだが、久し振りにのぞいてみた。

1年ほど前に椎名林檎を初めて買ったのだが、また買ってみました。

中古なので、タイトルは選べないし、そもそもどんなアルバムがあるかも知らない。やみくもに二つ選んでみた。

三文ゴシップ。椎名林檎はちょっとこなれが悪い感じがするけど、じわじわと来ますね。ただ、これは割と聞きやすい気がする。

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うしろ

2016年02月05日 | まち歩き

しっぽって、こんな形になるのかな?

・・すみません、今日はなんのオチもありません。

この後CDを買いに行きましたが、まだ聞いていないのでそのはなしはいずれ。

このクマも、前から見るとあまりかわいくないんですよね・。

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