うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

11月もおわり

2023年11月30日 | まち歩き

きょうは久しぶりにおで~としました。
1年ぶりぐらいになってしまい、ほとんど織姫と彦星状態ですね。

丸の内も久しぶりですが、相変わらずにぎやかですね、この街は・。
むかしはそれほど感じてなかったけど、このキラキラ感は他所にはないな。

色々な話を、たとえばあの人とあの人は会社辞めた後で結婚したって・・、えええ!、二人ともFBでつながってるけど何も言ってなかったよ!みたいな話をしていると、少し脳内がリフレッシュされていい感じです。

とはいえ、あまりここで書けることもないのでこの辺で。
あすからいよいよしわすっすね。
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倍速

2023年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム
身内に年配者もいるので、月曜に5回目のコロナ接種を受けた。今まで副反応などほとんど経験なかったのだが、今回は結構出て、火曜日は終日しんどかった・。なるほど・これなのね。。

コロナ渦の副産物というとマスクとか、電車の窓開けとか色々浮かんでくる。電車の窓なんてコロナ前は一年中閉まっているのが普通だった。コロナで窓を開け始めたときは、昔の冷房がない時代を思い出して懐かしかったが、今やうるさいし寒いし暑いし困ったものだ。一度癖になると直すのは難しいんだろうけどな。

一方、テレワークやオンライン会議などの定着はある意味ポジティブな変化ともいえる。元からあった制度や技術だが、海外とのテレコンは特に便利だ。対面の良さも認識されているようで、適宜使い分けることも自然にできている。

学校の方はよく知らないが、オンライン授業とか配信とか、今でもやってるのかな。研修の録画配信は定着したようだ。


秋口に、仕事で研修課題(配信されるビデオ講義を見て、課題を解く)がどっちゃり出て、年内に消化しろと言われた。ところが日々の仕事をしていると、勉強の時間なんてどんどんなくなってしまう。全然手を付けられないまま時間が過ぎた。

今月半ばになって、残り時間があと半月ぐらいしかない現実に気が付く。
以来職場で人に会うと「もうダメかもしれない」と言うのがが口癖になった。やらないといかんと思うが、そう思ってるだけでやれないのだ。

のだが、さすがに一念発起して、ビデオを1.5倍や時には倍速にし、さらには見るのを後回しにして課題を先に解いたりして、今日なんとか終わらせてしまった。まだ一課題残ってるけど、これは締め切りが遅い。

ビデオ録画見るのって嫌というか、苦手と言うか、どうもあれですね。
講座が始まったとたんに何か別の事したくなって、脇の画面でメール見たり、色々したくなってしまう。なんとか症候群かしら。



SNSで声優の方が、自分の(小説の)朗読が倍速だと聞きづらいという感想を聞いて、ショックを受けたと書いていた。
場面や登場人物の性格などに合わせて、緩急をつけて読んだつもりが、早口だと(倍速で)聞き取りにくいのだという。

この方自身「その発想はなかった」と仰っていたが、小説の朗読を倍速で聞くのって、意味があるのかしら。。

というか、今どきの若い子はむしろ、配信授業などを倍速で聞くことに慣れてしまって、朗読も同じ感覚で倍速聴取しているのかもしれないな、とも思った。
しかし・・、もし内容を短時間で把握したいなら、本を拾い読み速読したほうが全然速くないですかね。。音声なら2倍がせいぜいだけど、読むなら数十倍はいけるよ。ただ、多少訓練は必要かもしれない。

この、文字を読むより動画配信で聞きたがるというのは、配信授業に限らずYouTubeとかの影響も大きいのかな。。長い目で見ると、文盲みたいな人がこれから増えていくのかしら。。

ところで、朗読と言えば今FMで渡辺徹さん語る「少年探偵団」を連夜やっています。
時間の合う時しか聞いてませんが、なかなか面白いです。
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最高の楽しみ

2023年11月27日 | 鉄道、車、のりもの


これもずっと書きそびれていたネタです。
こちらの本「オオカミが電車を運転するだけのマンガ」ですが、数年前からSNSで掲載されていたものが本の形になったものです。

架空の鉄道(毛央鉄道)の若手運転士(大神俊)が、文字通り電車をひたすら運転しているというお話。
なのですが、その臨場感が半端ないという。。
まるで本職の人が職場の様子をそのまま書いているみたいな。

但し、本物の西武線なり小田急線なら現実の路線と設備を描写すればいいのですが、ここに書いてある設定は全部作者が考えて作ったものばかりだというのも、またすごい。。

僕も鉄ですし、別に鉄道部というブログもやってますが、今回こちらで取り上げたのは、以下の事を語りたいからです。

1.男の子はみんなこういうのがすき。
2.男も女も、想像の世界で遊ぶのはたのしい。

1.男の子は、だいたいみんな一度は鉄になります。こないだ京都でご一緒した方のお子さんも、初めて「のぞみ」に乗って京都鉄道博物館まで行ったら、もう興奮が収まらない様子でした。

なんでなのか、不思議と言えば不思議です。

まあマジレスするなら、幸い日本は平和で軍関係の施設はそれほど目立たず、他方鉄道は日常生活に溶け込んでる。運転士さんが制服着て、仕事している姿がカッコいい。なんか難しそうなメーターとかレバーを操作しながら「ヨシ!」とかいっている。

こう、いい感じで操作しながらぴたりと止まるとか、そういう感じもかっこいいわけです。おおきなお友達も結構はまります。


だんだんと色んな事がわかってくると、難しそうな専門用語を操れるようになるのがまたうれしい。

なので楽しいのです。
だからといって、債権譲渡の対抗要件がどうしたとか、数理計算上の差異の遅延認識が認められるとか言ってる子どもはいません。そんな子がいたら気持ち悪いです。



2. ここでは架空の鉄道(架鉄というそうです)の話をしていますが、物語が3次元空間の中で繰り広げられるというのは、人々をイマジネーションの世界に引き込む効果があります。ムーミン谷とか、藤沢周平の海坂藩なんてのはその典型です。
ゲームとか、詳しくないのですが色々あるんじゃないですか?

数年前ラジオで聞きましたが、架空の都市の地図を作るという趣味があるそうです。というか、インタビューを受けていた方は趣味が高じて自作の地図を出版したそうですが、やみくもに作るのではなく、地形や歴史、経済状況等を考えながら、どう街が形成されていくのかを考えて作るそうです。

城下町川越には新宿(あらじゅく)、連雀町、大手町とか大工町など、なんとなくそれらしい地名があって、調べるときっと色々なゆかりがあるんだろうな、と子供の頃思ったことがあります。実在の地名を調べるのも楽しいですが、逆に自分でそれらしい地名とそのゆかりをセットで考えるというのも、楽しそうです。


鉄道模型とか、楽しいのですが、もう長いこと趣味をゆっくり楽しむには忙しすぎて、または頭の切り替えと時間の使い方が下手すぎて、どっぷり心行くまで楽しむという訳には行かないのが実情です。

雑誌やウェブを見ると、神様のような技量の持ち主の方が作品を掲げていて、すごいなと思う反面、とてもじゃないがついていけないや、と思うこともないではありません。

その点、架鉄とか電車待っている間に考えるのはコストも時間もかからなくて、気軽に楽しめていいですね。
頭の中でうさぎが電車運転してます。。



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ジャニス・イアン The Light at the End of the Line

2023年11月26日 | 音楽

「17歳の頃」、「Love is Blind」や「Will You Dance」などで知られるジャニス・イアンが2022年に15年ぶりにリリースしたアルバム。本作を集大成としてレコーディングからは引退を表明しているという。

紙ジャケットの輸入盤にジャケット全体を包むようなタスキ?をつけて、そこに上柴とおる氏の詳細な解説を添えている。
輸入盤を基に店頭で分かりやすいように日本語のタイトルを添える手法は、クラシックCDに時折見られる。
この種の洋楽CDはもはや国内プレスするほどの需要はないのだろう。

ジャケットのポートレートはなんだかおばあちゃんぽいが、確かに"Aftertones"などでブルージィな曲を披露していた頃を思うと声のトーンは落ち着いた感じはするものの、今自分ができる手法であれこれ手段を変えながら曲作りをしている、という様子が感じられる。中にはResistのように強い主張が感じられるものもある。Dark Side of theSun, Summer in New Yorkなども往年を思わせる、味のある歌いぶりだ。

繊細な少女の心情を歌っていたジャニスが、齢を重ねてたどり着いた境地がこのアルバムであるとすると、なんとも興味深い。

ジャニスさんのFBアカウントをフォローしているけど、おもしろい画像とかを取り上げたり、あと日本についても一方ならぬ興味を持っておられるようで、なんか人柄がにじみ出ているようなアカウントになっています。



さいきん映画が見られなくなった。

たしか最後に観た映画はダウントンアビー(映画2作目)だったかな。今年は見ていない。

気になる映画はあるのだけど、どうもその気になれない。
ただ、何度も見た古い映画は時折ビデオにかけて観る。

「ジュリア」は、前にいちど紹介したと思うけど、ちょうど今頃の季節にぴったりの映画だ。晩秋のヨーロッパの、パリやベルリンの枯葉の舞う通り、小春日和の公園、慌ただしい夕刻の駅などを舞台としている。
この描写が大好きで、繰り返し見ている。


ジェーン・フォンダ演ずるリリアン・ヘルマンは、作品が認められて多少自信を持つようになった劇作家。同居人のダッシュには作家として頭が上がらないところもあるが、時にけんか腰になることもある。少女時代からの親友ジュリアには、恋愛に近い感情を抱いている。

このジェーン・フォンダがとってもかわいい。
大人の女性として、一定の自信と社交性も身に着けているし、ふだんは強気で押していくけど、大戦を目前に控えた欧州社会の重苦しさ、自らに降りかかる過酷な運命に戸惑い、苦しむ。
リリアンの原作の設定はわかりませんが、ジェーンは当時40代ですね。
前から同じようなこといってますけど、こういう可愛さって、日本のロリコン文化ではなかなか受け入れられないというか、出てこないですね。

もうひとつ、時折世間で聞く、(今の世の中が)まるで戦前のようだという言葉を、この映画見ながら思い出します。昔初めて観たときよりも、確かにこの映画の世界に近づいているかもしれませんね、今は。

なんか、上と下がつながらなくなってますけど。
あれです。大人の女性、かっこいいです。ってことで。
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京都のうさぎ神社

2023年11月25日 | 旅行記
書こうと思ってずっと手が付けられずにいた話です。。
京都に行ったとき、泊まった宿の近くにこの神社がありました。

通りから見ると何の変哲もない神社です。
提灯の柄がちょっと気になりますが。。
岡崎神社という名前を聞いても、そこから何かを想像することは難しいです。

いきなりこれです。

ちょっと雨降ってたもので。。

この時、朝9時に集合してみんなと出かけることになっていました。
朝食後、少し空いた時間をみつけて訪れました。

ので、まだお札を売るところが開いてなくて、お守りとか買えなかったのが残念。。





それほど古いものではないようですね。

というか、ここまでくると相当確信犯というのか。

アニメのキャラクターもどきというか。


うさぎを神の使いとする神社として、さいたまの調神社があります。
数年前にそこにも行きました。

手水のところに巨大うさぎがいて、口から水を吐き出しているという、ちょっとエグ味の効いた演出、じゃない、設定になっていました。

こちらはもっとタガがはずれているというか、思い切りカワイイを前面に出しているというか。

とても、京都らしいですね。






うさぎの御祈願

月を仰ぎ、力を体に満たしたうさぎです。

子授け、安産をはじめ、各々の御祈願を祈り、
うさぎに水をかけて おなかをさすってお参りしてください。

お札に願い事を書いてかけてあります。
その画像をここに掲げるのはさしさわりがありそうですのでしませんが、
どうやら世界中の人たちがここを訪れているようでした。

ちょっと見たところ、英語、ドイツ語、スペイン語?(ラテン系ぽかった)、タイ語、繁体字の中国語あたりが目につきました。

Wishing for health, wealth, and prosperity for our family.
We pray for healthy babies and a dog will be well. 
Also, for peace in the world.

世界中のだれもが、うさぎをかわいいと思うし、願い事を書いて手を合わせてお祈りしたくなりますよね。
平和な世の中が続きますように。。




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2023年11月23日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、妹が柿を採った、とLINEに写真を送ってきた。
先週実家の庭を掃除していた時、隣のおじさんがやってきて柿、採らないのかと言ってきたのだ。昔は父と一緒に採って、分け合ってたらしい。
それを伝えたら、さっそくお隣と一緒に採ってくれたようだ。

柿なんて全然興味がない。それより庭の掃除をしないといけない。柿の木は枯葉がものすごいのだ。
今日また掃除に行ったが、案の定前掃除したところにも枯葉や枝が落ちている。

夏頃妹が食堂窓わきの木の枝を切って、庭に置きっぱなしにしていた。
これらを片付けたが、これがまことに大変だ。
そのままだと細い枝が手に刺さる。軍手は役に立たないので厚手のゴム手を持ってきたが、それでも人差し指を傷つけた。手で折れない枝は鋸で20センチ位に切った。そのままでは袋を突き破るから。

数時間かけて枝の山は片付いた。まだ表にかけて枯葉が積もっているが、既に90L の袋5つのごみがたまったので次回に。

玄関に柿が置きっぱなしになっている。100個以上はある。
適当に持って帰ってくれというが、そんなに食えたものではない。
なんでもやりっぱなしにするなよな。。


12月の改編でNHK BSがどうなるのか、本屋でテレビ雑誌を立ち読みした。
平日朝のワールドニュースは続くが、7時台に朝ドラが入るみたいだ。夜の国際報道は継続、朝のキャッチ!世界のトップニュースは地上波10時台のまま。
4Kは独自の番組があまりないように思える。対応機材買うほどでもないか。

しっかし疲れた。

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ネットスパム事情2023

2023年11月22日 | デジタル・インターネット
数年前、前澤友作氏が同氏の名前を語るなりすましアカウントに対し、発信者情報などの開示を求めてSNS管理者を提訴した(開示は認められた)ことがあった。

偽前澤友作氏は一時期SNSではかなり暗躍していた。FBの設定を変える前は僕の所にも友達申請とかがいくつも来ていた。

今年の夏ごろからFBで、SBI証券の広告が出るようになった。「ローソク足の読み方」という教則本を無料でお配りします、というものだ。
ページを開けてみるとLINEをフォローしてください、などと書いてあってなんだか怪しい。大手のネット証券なのにフォロワーが100人ぐらいしかいない。

実はこれはなりすましサイトで、本物とは何の関係もない。
ただ、証券会社がチャートの読み方を指南する教本を配るキャンペーンはありそうな話だし、だまされても不思議はない。

検索すると『SBI証券』という名前ですごい数のユーザーが出てくる。
松井証券という名前で広告が出たこともあったが、広告内容がSBIと同じ、ローソク足の教本を配る、というものだった。

ちょっと気になって調べてみたが、金融機関を語るなりすましはかなり広範にみられるようだ。
FBには「i_ページ」という、カテゴリーを示す欄があるが、写真にあるように「ローカルビジネス」、「コミュニティ」などとなっている。これは、本物じゃないですよ、というエクスキューズのつもりなのかもしれない。
はなはだしいのは「衣料品ブランド」、「スポーツ選手」などというのもある。

経済学者の野口悠紀雄もなりすましに使われていた。
上に掲げた堀江氏もそうだが、このページの文章は日本語としてこなれていて、内容もそれなりに説得力がある。要は投資へのおすすめと、情報を無料で提供します、と伝えているわけだが、ここで疑いを持たなければ本気で案内に従ってLINEをフォローしてしまう人がいるかもしれない。

なりすましの対象になった人(実際に見かけた人)には他に三木谷浩史氏、桐谷広人氏、厚切りジェイソン氏、森永卓郎氏などがいた。エコノミスト、実業家が多い。
三木谷氏は検索すると無限に出てくる。
60件ぐらい数えて、きりがないからやめた。

これを表示させないようにするため、名前横の・・・というところをクリックして「サポートを依頼またはコンテンツを報告」を選択、さらに「他の誰かになりすましている」を選択して通報する。

ところがこの名前欄はFBの実際のアカウントと合致しないと先に進めないことになっているらしい。たぶん野口悠紀雄氏はFBアカウントを持っていないと思うが、そうなると先に進めない。

よく見たらほかに「偽装Facebookページ」という欄があったので、今はこれをもっぱら選択し、該当アカウントをブロックしている。

ただし、一つや二つブロックしてもまた出てくる。本当にきりがない。
Facebookにはそういうところがある。定期的に「リールとショート動画」(Meta社が提供している動画サイト)の広告のようなものが出てくるが、しばしば水着姿の女性がくねくねしている動画が数点掲示される。腹が立つ(お前こういうの好きだろ、と言われているみたいで)ので、時々そういうのをブロックしたりするが、やってもまた出てくるから無駄といえば無駄だ。
Metaも商売なので、たとえ逆効果でも自社のサービスを宣伝したいのだろう。

しかしFBの金融広告は問題なしとはしない。これでは本当の金融機関が広告掲示できないだろう。
また、なりすましを受けた人たちの被害は言うまでもない。
仮に識別可能性や類似性が法的に問題なかったとしても(そうは思えないが)、該当ページの記事はしばしば断定的判断による勧誘に相当すると思われ、金商法に抵触するはずだ。

マーケティングには詳しくないが、以前は雑誌広告やテレビCMでもアーティスティックな映像、気の利いたコピーなどで人々の目を惹きつけた時代があった。
今例えばまとめサイトなどを開くと、読みたいコンテンツにかぶさるように広告が出てきたり、不快感を催す画像が掲示されるなど、嫌がらせとしか思えないような広告掲示が多い。

この辺の実情、往時を知る広報担当者たちはどう感じているのだろうか。
もうネット時代も長いから、みんな引退しちゃったのかな。。



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フランスと日本

2023年11月21日 | 社会・経済

・・さいしょにこの写真を掲げるとなんだぜんぜんふらんすじゃねえじゃん、となるよね・。この直前の国際報道で北朝鮮の話題もやっていて、そのあとドキュメンタリーでTSMCのモリス・チャンの話をやっている途中でした。

アナウンサーが延々避難しろという定型文を読んでいたけど、あれたいへんだよねえ。ときどきただいまの時刻は10時57ふんであります、みたいなこと言っているから、AIじゃないとおもうけど。昔の空襲警報時代からの伝統でしょうか。。B29編隊100機鹿島灘より侵入、只今ノ時刻ハ11時57分でアリマス・・。


先月につづき、今度はフランスの前大使の方からお話を伺いました。

日本とフランスは価値観を共有する国同士であり、日本人もフレンチ好きだけど、昔のフランス大統領は相撲マニアだったし、パリジャンは今アニソンを日本語で歌うのが流行りだ(やや誇張しててきとうなこと書いています。大使が言ったわけではないです)。

フランスの日本好きは一過性のものではなく、草の根レベルで定着しているそうです。日本はある種の高級ブランドとして確立されている。韓国は一部コアなファンを持つが料理とかはだめ。中国はだめ、だそうです。

しかし、少し冷静に見ると、根本的な考え方はずいぶん違う、というお話でした。

まず第五共和政以来の独立外交、戦略的自立の伝統は(いきなりはなしが固くなりますが)、東西冷戦期の米国、またはイギリスを含めたアングロサクソン国家への不信、反発から来ているとされる。日本が大戦後アメリカの強い影響のもとで外交を展開してきたのとは対照的だ。

これはひとつには、日本は東アジアにおいて周辺にさほど日本に好意的ではない国に囲まれているのに対し、フランスはNATOの同盟諸国の中に存する、という条件の違いがある。つまりある程度戦略的自立を語る余裕がある(条件を持っている)。

大使は、より深い意味では、フランス革命以来の自由を自らの手で守るという、伝統的な意識が影響しているのではないかと指摘されました。革命当時の周辺国は王制を打破したフランスに危機感を抱いていたでしょうし、革命自体が自由を血を流すことで勝ち取るという性質のものであった(フランス国家の歌詞にもそれが反映されている)ことが、思想として受け継がれていると。

他方フランス外交にはイデオロギーに縛られない、柔軟な側面も持ち合わせているのだとも。

もう一つ、日本との違いで分かりにくいのが政教分離の原則(ライシテ)です。フランス国家の、自由、平等、博愛に並ぶ重要な国家の原則とされています。

2020年、サミュエル・パティという中学の教師が授業でムハンマドの風刺画を取り上げ、これに反発したチェチェン出身の男が教師の首を切り落として殺害した。
事件にフランス社会は強く反応した。葬儀ではマクロン大統領が演説を行った。
この種の事件は近年でもいくつか起きている。

言論の自由は大切だ。これは日本人にも理解できる(ちなみに僕は、最近の日本のSNS界隈で時折言論の自由を主張する人の意見が理解できないことはある)。
ただこの言論の自由が、冒涜の自由まで含まれると言われると、日本の常識では理解しにくいものがある。

大使はこれは歴史的な経緯から来るものではないか、と言われます。
絶対王政が倒された後もフランスの政治はカトリック教会の影響を排除できなかった。教会はしばしば「神への冒涜」という言葉を使い、政治に介入した。
地方ではその影響を排除することが特に難しかった。それがようやく解消したのは2005年、国と宗教の関係を定めた法律が施行されてからとされる。

19世紀から20世紀にかけてのフランス社会と今日との違いは移民の存在だ。
1割程度の国民がイスラム系と言われている。イスラムでは宗教と政治が密接に結びついている。

これもあまり知られていないことだが、フランスは多文化主義を認めていない。フランス国民は共和国モデルを受け入れなければならないとされている。
イギリスが多文化社会であるのと対照的だ。
ただ、それが今日の現状に即してどう現状を解決していくのかを考えると、難しいものがある。

学校に宗教を持ち込まない事は大原則だが、それは教育を通じてフランスのプリンシプルを根付かせるという意義があるのだろう。なのでヒジャブを着て登校することが問題になったりする。



先日SNSで知人がBBCの記事を取り上げてくれて、それを巡ってコメントをやり取りしたのですが(中途半端に終わってるので、いずれ続きを書きたいのですが)、日本が幕藩体制から近代に入る過程と、西欧諸国の歴史との違いについて、色々考えさせらえたことがあります。

フランスは特にそうですが、絶対王政の下で市民階級が革命により今日の体制を築きました。日本は明治期において西欧諸国の体制を参考に自らの体制を作り上げたのですが、それをどう位置づけるか。そもそも日本に階級闘争的な対立図式があったのか。

それが、上記大使が語られたような日仏の似て非なる社会に結びついていくのかなと。

とか、ほんとは軽く書くつもりがものすごく長くなってしまった。


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アルの三回忌

2023年11月19日 | セキセイインコ

19日はアル君の命日です。
今年は三回忌ですね。

庭は今、枯葉で大変なことになっていますが、とりあえずお墓の周りだけきれいにして、ビオラのお花を供えてお線香をあげました。

庭の掃除はまだ相当頑張らないといけなさそう。
この時期はいそがしい。



ココには粟穂をプレゼントしました。
それと、ペットヒーターは先月既に稼働させていたのですが、外掛けにしていたのでビニールカバーをかけることができずにいました。
11月に入ってからもあったかい日が続いたので、なかなか手を付けられずにいましたが、ここのところ急に寒くなって室温21℃を割り込むようになったので、今日ヒーターを内側に入れました。

カバー自体、ココは好きじゃないですけどね。。

さいごに、アルココが2014年にうちに来たばかりの頃の写真を掲げます。
まだ子ども子どもしてますね。。

カメラがQ10( 1/2.33インチセンサー)で、ケージの格子を切れなかったのが惜しいですね。前にいちど掲げたことあったかな。

てなわけで、週末もおわり。。
まだ京都ネタものこってるんだけど、それはまたこんど。

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12345

2023年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝出かけるとき12300くらいだったので、これは今日来るな、たぶん行って帰って家に着くあたりかな、と目星を付ける。

きょうはなんだかとっても渋滞していたのだけど、ずっと積算計見ながらあと15km、あと9kmとか指差喚呼していた。
交差点手前が12344で、青になって走り始めたら5になった。ちょうどちょっと道が広くなってるところだったので脇に止めて撮影。

しかしあれだね、メーターにホコリがすごいな(この後掃除しました)。


歯の型をとってもらい、仮の歯をかぶせてもらった。
これで反対側でも噛めるようになったけど、仮の歯だから固いものやくっつくものを食べてはいけない。
正式な歯が来るまでガムとか飴とかは食べない方がいいです、と。

なのでこれ、一個食べただけでしばらくお預けです。
ふにゃふにゃというほどでもなかったな。

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シマエナガ特集

2023年11月16日 | 通販・買い物


友人はハシビロコウ(CMに出ているそうですね)が今人気だと言っていましたが(先日僕もブックカバーを買いました)、シマエナガ人気も根強いものがあります。

上記の写真で、ぬいぐるみに見えるのはニトリで売られていたスマホスタンドです。

しかし、ふつうに考えるとこれはぬいぐるみ以外の何物でもない気がします。
スマホは前に突き出ている黒い脚の上に乗せて、シマエナガのおなかで支えることになります。
縦位置で置くと顔の目の前にスマホが乗ってしまうので、シマエナガは嫌かもしれません。横に置くこともなんとかできます。
在宅勤務の時、いちおう実用で社用のスマホを置いています。


セリアはもともとそういうグッズが多いのですが(シマエナガに限らず)、昼食のついでに立ち寄っていくつか調達してきました。
袋系が2種とティッシュです。

ショルダーバッグ(だそうです)のほうは当座使い道はないのですが、やはりスマホがちょうど入る大きさです。
小さなポーチはウォークマンを入れるつもりでした。
ところがわずかの差で入らない・・残念。
なので、こちらもいったんお蔵入りして、使い道をさがします。。

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EV

2023年11月15日 | 鉄道、車、のりもの

京都では何度かタクシーに乗ったが、乗ったタクシーのうち1台はEVだった。
これみたいです。


wikiではSUVタイプの車、と紹介されているが、見た目はVWゴルフのようなすっきりしたデザインだ。4人で乗ったけど、狭い感じはしなかった。ドア内張がLED(なぜかピンク)でうっすらと照明されたり、大型液晶がいくつか並ぶ運転席まわりとか、なにか新しいクルマという雰囲気を醸し出している。左折するときメーターに外部カメラからの映像が表示されて、視界を補うように工夫されている。

同乗した友人たちが皆車に関心があるわけではないが、うわーなんかすごい、みたいな話題にはなった。

EV乗るのは初めてだったけど、乗った感じは・・、エンジンかからない状態のハイブリッド車みたいな感じですね。って、当たり前か。しゅるるる、って加速するけど、途中でぷるるんとかエンジンが始動したりしない。

全体に新しっぽさが横溢。京の都に最新の車っていう感じも良い。


価格.comとかでレビューを見るとこの車、思った通り賛否半ばしている。
とてもいい、と書いている人も普通にいるが、すごく悪い、と評する人の書きぶりには何か熱意を感じる。やはり色々と気に食わんのでしょうな。

考えてみると内装の斬新さは、日本でもノートオーラとか結構いい線行ってるし、Honda eの液晶張り巡らせたダッシュとか、もっとすごい。実用的にはハイブリッドの方がたぶん(電池の性能、耐久性、車重がかさむことから来る諸々のデメリット)の方が総合的には優る面が多い気がする(なんとなく思うだけです)。
しかし、たぶんノートオーラがタクシーだったとしても、今回同乗した誰も車の事を話題にはしなかっただろうし、降りればどんな車だったか、すぐに忘れたと思う。

EVを採用したタクシー会社にしてみれば、ひとつのアミューズメントとしてネタ作り、企業イメージの向上に役立つ。
なかなかいい戦略だなあ、と思ったりした。自分じゃ買わないけど、タクシーなら乗ってみたいでしょ。


EVに対する車好きの人たち、というか保守層というか・、のアンチ感情って、なかなか興味深いですよね。。日本メーカーがEVで後れを取っている(っても日産リーフとかパイオニアなんだし、PHVとかを含めれば相当モーター駆動のクルマ多いと思うけど)、という後ろ向きの感情が、ある種の感情を刺激するのかしら。

おおむかし、石油ショックや排ガス問題とかの関係で日本車がアメリカでひじょうに注目された頃、アメリカの自動車人たちは日本車憎し、の感情に沸き上がった。
V8エンジンの後輪駆動車などを作っていた米メーカーは、FFで効率の良い日本車と対抗するのに手を焼いた。
米車は長年黙ってても売れたので、技術革新を怠り、後進の日欧のメーカーに後れを取った、という見方がされた。

テレビのニュースでよく見たのは、自動車工場を解雇された男たちが日本車をハンマーでぶっ叩いたり、ひっくり返したりするデモンストレーションをしている映像だ。
本物の車は大型エンジン積んだ後輪駆動車だ、みたいな人が、結構いたのだ。
「覇者の驕り」とか、昔読んだな。。



まさに歴史は繰り返す、になるのか、何なのか。。

ちなみに個人的には、新しいのもいいんですけど、自分用にはいちおう純ガソリンエンジン、トルクコンバータ式6ATで内装も伝統的なデザインの車選びました。たぶんこの先買えなくなるかもしれないと思ってね。




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車内販売

2023年11月13日 | 鉄道、車、のりもの
東海道新幹線の車内販売が先月末で終了した(普通車)。
販売終了後初めて京都まで往復した。
車内販売、それほど頻繁に利用していた訳でもないが、それでもコーヒーとかは時折注文していた。
全く来ないというのは、実務上の不便さ以上になんか寂しい。

知人同士の会話でも、また駅や列車待ちのときに聞こえてくる乗客の会話でも「あれがなくなったでしょう・」という話題がのぼってくる。サービス終了は思ったよりも人々にインパクトを与えているようだ。

代わりにホームに自販機が設置されたが、今回それは使わず、キオスクでペットボトルのコーヒーを買った。
両手と肩に荷物がある。コーヒー片手に席まで移動するのは大変だ。
夏に仙台行ったとき、構内のスタバでコーヒー買って乗車したのだが、窓際の席まで行くのがなかなか・。こぼしたら大変だからね。

平成の初めごろは食堂車だってあったのだからね。それに比べると・。もうすこし何か、できないのかなあ。

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4K

2023年11月11日 | 家電
あと半月ほどで、NHK BS(衛星デジタル)が今の2局から1局になる。NHK衛星にはほかに4Kと8Kの放送があるが、8Kは受信アンテナも異なり、一般的ではない。しかし、4KはかつてのBS Hiのような存在になっていくのだろうか。

と、ふと思い、うちで受信できるのかどうか調べてみた。この辺りは難視聴地域なのだそうで、ケーブル放送が無料(無料で見られる地上波や衛星放送のみ)で電波を供給している。その会社に聞いてみた。

受信機があれば見えるらしい。
受信機がなくても、ケーブルテレビに加入していれば希望により手持ちのテレビで受信できる。ただこれは今回の調査の趣旨とは異なる。

なので、もし明日4K対応のテレビかチューナーを買ってきてつなげば、見ることはできるみたいだ。ふうん。

うちのテレビは13年前に、地デジに切り替わるタイミングで買い替えた。
確か当時、何か金券みたいのがもらえましたよね。それを使って。

テレビ台はブラウン管時代に買ったもので結構奥行きがある。昔は下にビデオデッキとかを置いて使うことが多かったけど、今はそうしないみたいですね。
テレビ自体も32とかもう小さすぎて、50とかがふつうなのですかね。

最初の写真は13年前にテレビ買ったときのもの(旧宅)だが、今のようすはこんな感じ。レコードプレーヤーを無理やり置いて、それ以外のところにはぬいぐるみやら干支の土鈴やらが所狭しと並んで、我が家でも有数の人口稠密地帯となっている。
なので、テレビを取り替えるとものすごく色んな所に影響が出てきそうだ。
めんどくせえな。やっぱりいいか。。

衛星も昔はよかったけど今は過度期のせいか、コンテンツがねえ。
とはいえ、国際放送は見逃せないので、それだけは確保したいのだが。
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ガザ

2023年11月07日 | 社会・経済
季節外れの台風が来たような奇妙な天気の朝だった。風は生暖かく、朝7時を過ぎても辺りは暗い。ただ、南の空は明るく光っている。

出かける支度をしながら、つけっぱなしにしているテレビを見る。
BBCがガザ地区からの映像を伝えている。大写しにされた10歳ぐらいの少女は、両親がどこにもいない、家族はどこに行ったのだと強い調子で訴えている。

記者がどこにいたのかと聞くと、家の中にいたら天井が落ちてきたのだ、という。
髪は埃で白くなり、左側は血で固まっている。顔と着ている服にも血がこびりついている。目の周りが痛々しいが、目そのものはけがをしてはいないようだ。

通訳の声がかぶっているから本人の肉声は聞こえてこないが、少女は記者の問いかけにはっきりと答えているようだった。憤っているようにも思えた。


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