うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

近所のとりたち

2014年06月30日 | 動物 いきもの

以前に紹介したことのあるムクドリの雛がいた木のうろに、また子供が入っていた。
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この前は2羽いたが、今度は1羽しかいない。

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このまえの雛たちは、数日後には独り立ちして何処かに行ったらしく、その後このうろは空き家になっていた。
だから、この前の子ではないと思うが、そうするとまた生まれたのだろうか?
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親鳥がうろに入っていく。

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中にすっぽり入れちゃうらしい。小雨の降る中、親も大変だ。
またウグイスが鳴いている。普通だと桜の咲く頃には何処かに行ってしまうのだが、ここがよほど気に入ったのだろうか?’ほ~ほけょ?’、というかんじで、少し鳴き方のサイクルが短く?なっている。

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日曜日は昼頃夏空が広がり、撮影日和という気がしたのだが、もたもたしていたらすごい雷雨になってしまった。その後は降ったりやんだりで、タイミングを逸した。
近所の公園の池に出かけた。

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小ガモ。正面から目が合った。

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水に潜っては、魚を探している。水中から出たときに、顔をぶるぶるさせるので、ちょうど漫画の集中線とか、焦ったときの表現のように、顔の周りに水滴が広がっている(クリックすると拡大します。ほかの写真も同様)。

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かんかん踊りみたい。
また雨が降ってきた。

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この子は水から出てきて松の木にとまった。雨は激しくなってきたが、ここは雨をしのげるのだろうか。

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じっとしている。雨がやまないと、魚を捕るのもままならないのかな。

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なんだか表情が憂鬱そうだ。

先日買った双眼鏡も併用したが、結構24倍でも泳いでいるかもを追っかけることができるなど、役に立つ。とにかく初心者なので、まあ、こんなことで喜んでいると言うことで。

 

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PENTAX Q 04 TOY LENS WIDE ほか

2014年06月29日 | Q10

買い物の話が続くが、ペンタックスQ10のレンズを1つ追加した。

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レンズ自体はレンズとしてはとても安いのだが、箱は立派。

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03フィッシュアイと同じようなデザインだ。フィルターは対応していない。MF専用。

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もう一つ買ったのは、02標準ズーム用のフードだ。これはトイレンズと違い、かなり立派なお値段だ。

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装着時の姿。これも魚眼と同じよう。価格を考えれば立派?だが、格好が良いとはいえない。

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02レンズにフードをつけ、手持ちのレンズを並べてみる。
それなりに賑やかだ。しかし・・、一体うちには何種類のマウントと、交換レンズがあるんだ、と考えると・・。

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04レンズで撮影。歪曲が強く、F7.1と暗いが、とにかく0.07mまで寄れるので、マクロレンズ的に使うことができる。
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ふちこさんにもここまで近寄れる。中心付近はシャープ。

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背景はあまりぼけていない。

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こんな写真でも、全体に樽型に膨らんでいるのがわかる。

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車はあまり影響を感じないが、背後のパソコンがだいぶ曲がっている。

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使いようによっては結構良さそうな感じがする。

実は店頭でSTANDARD 01とどっちにするか、一瞬迷った。01は明るい単焦点(47mm F1.9。焦点距離は換算)。高性能レンズシリーズと言うことで、AFも使えるし質感も良い。今回は近接撮影を優先させて04にした。ただ、いずれは行ってしまうかもしれないな・

そういえば、Q7の後継機は出るのだろうか?既にオーダーカラーは終了しているらしいが。来週あたり、発表があるのかな?Q10、7と同じボディだったので次回はボディを変えてくるかもしれない。

話は飛ぶが、LumixのGシリーズも今年は新製品がない。各社の入門機やオリンパスのOMとかと、価格帯的にかち合ってしまって競争が厳しいのかもしれない。標準的なスタイルのボディは、やはりないと困るので、何とかシリーズ継続してほしいものだが。

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双眼鏡を買った

2014年06月27日 | 通販・買い物

朝、通勤のため駅に向かう。家の前にある植木畑で、ムクドリがなにやら争っているのが目に入る(彼らは本当に、お互い何かしゃべっているみたいな鳴きかわしをするな)。何かをくわえた一羽が電線に止まると、後を追うようにもう一羽が飛び出てくる。

森の近くに来ると、電線に鳩がとまっている。その近くにいるのは・・カラスだ。それも、子供のカラスらしく、やけにちっちゃい。珍しいので、少しの間眺める。その間にも樹の周りではいろいろな鳥たちの声が賑やか。

僕の前を、メジロが2羽、通り抜け、近くの背の低い木の中に入っていく。高い方の電柱には、ワカケホンセイインコが3羽、顔を近づけてなにやら話している。

家の周りは鳥たちで賑やかだ。もっとゆっくり観察してみたい。

というわけで・・。

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双眼鏡を買って来ました。

ニコンの Aculon T11 8-24x25 という、コンパクト双眼鏡だ。

先日からオフィス近くの量販店では、双眼鏡が最大8割引と宣伝して、ワゴンセールをやっていた。ニコンの立派そうな双眼鏡も、9800円で売られているのを見て、興味をそそられた。

実際手にしてみると、本格的なものはきれいに見えるがいかんせん重い。600gから800gというと、それほどでもないように思えるが、実際にはカメラやいろいろのものを一緒に持っているはずだ。なんちゃってバードウォッチャーにはもったいない。

T11は8~24倍の無段階変倍が可能な3倍ズームだ。重さも305gとコンデジ並み。これなら、鳥以外にもちょっとした旅行や舞台、スポーツ観戦(ほとんどないだろうけど)に使えそう。もっとも、店員さんに言わせると室内で使うにはやや暗いのだという。

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展示品は黒だったが、在庫がなかったのでこの赤を選んだ。ほかにシルバーがあり、ウェブを見ると青、白も近日発売らしい。

赤と言ってもそれほど派手ではなく、つややかな暗赤色。入門用のニコン一眼レフと同じような色合いで、思ったよりも良かった。

白状すると、双眼鏡の使い方は全く知識がなかった(今でも)。店頭では、視度調整のつまみを逆にしていて(眼鏡使用)、お客様、大丈夫ですか、と店員さんに声をかけられた。

実は最初は、接眼部と逆側からのぞき込んでいて、何じゃこりゃ、真ん中へんにちっちゃくしか映らんぞ、とびっくりししていた・・。さすがにおかしいと思い、カタログの写真を見て、ああ、こっちが前なのか、と気がついたくらい

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付属ケース。柔らかい素材で、携帯しやすそう。

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とりあえず近所の鳥とかを眺めてみるつもり。

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あじさい2014

2014年06月24日 | 植物、花

この季節、からっとした日が続くと気持ちは良いのですが、なんだか落ち着かない気もします。
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雨が降ってこそ生き生きしてくるあじさい。やはり梅雨はこうでないと、とも思う反面、湿っぽいのはやはりかったるい・・。
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例年、今頃から夏本番にかけて、体調を崩すことが多いのだが、今のところ大丈夫。
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肩が痛いのは5月から。良くなっているというが、日常不便な思いをすることも多い。手、だるくなって力入らないし。何となく頭痛っぽくなるし、って、始まってるのかも・・。
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話は全く変わるけど・

「ねじまき鳥クロニクル」の物語前半は、今頃の季節の設定になっている。
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先日から「ねじまき鳥」を英語版で再読している・・。実は、何年か前に4/5ぐらいまで読んで、そのままになっていたもの。600ページぐらいあるんだよね(ペーパーバックは1~3部が1冊にまとまっている)。3部の構成が日本語版と違う、という情報を聞いたので・。
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「ねじまき鳥」の時代設定はいまからちょうど30年前になるのだ。う~ん。
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「1Q84」も同じ時代設定だ。小説を読んでいる限り、それほど昔という感じはしないけれど。
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バルテュス展

2014年06月21日 | アート・文化

先日何気なくテレビをつけたら、バルテュスを扱ったアート番組をやっていた。そういや駅のポスターで見かけるバルテュス展、いつまでだっけ、と調べたら、もうすぐ終わりそう。
慌てて行こう、と思ったが時間がとれない。ようやく、金曜の夜(この日だけ8時までやっている)に無理矢理時間を作った。

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ギリシャ戦の日でもありましたね。ここ(丸の内)も、一応パブリックビューの会場になっているようです。僕は通勤中に、前に座っている人がスマホで実況を見ているのを盗み見していた・

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都心部の駅などではかなり盛んに広告していたが、それにしても場内がかなり混雑していたのには驚いた。
バルテュスを知ったのは彼が存命中のことで、その頃の僕の印象(ちゃんと作品を見ていなかったので、大変失礼な印象だが)は、なんか変なじいさん、という、ひどいものだった。ごめんなさい、って、誰に謝っているんだか。

以前は現代の作家であり、評価も現在進行中、という感じだったが、没後13年を経て、すっかり大家の地位に落ち着いたような気がする。

大胆なポーズをとる少女の絵が今日でもとても衝撃的で印象に残るわけだが、絵を目の前にしてまず感じるのは、古典的な描画手法で描かれているな、ということだ。
僕の西洋画知識には限りがあるが、絵の具を何度も塗り重ねて行く手法は、印象派以前の室内画の伝統を感じさせる。様式的な、やや不自然な形にアレンジされたポーズからも、古典的な印象を強調したいという意図が感じられる。

こうした描法は、これの描かれた1930年代から50年代に人々の目にどう映ったのだろうか?

風景画はまた人物とは別の面を見せる。「窓」などは色調のせいか妙に印象派っぽいし、「モンテカルヴェッロの風景」など、また作風が変わっている。

いろいろ思ったこともあったけど、ここで書こうにもまとまらなさそうだし、この辺で。思ったより、心に残る展覧会でした。

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夜8時まで見られるのはありがたいが、それでも後半はちょっと慌ただしかった。
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昼の一番長い時期だが、午後8時には日が暮れている。心の底の記憶では、もっと日が長い国に昔いたような感じもする。一度夏の北欧にでも、しばらく滞在してみたいものだ

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ダニエル・キイス氏死去

2014年06月20日 | アニメ・コミック・ゲーム

「イラ写」の件があったので、そちらを優先したが、一昨日はこの件を取り上げるつもりだった。
毎日新聞の記事より

ダニエル・キイスさん 86歳(作家)日本の出版社に入った連絡によると、15日、肺炎のためフロリダ州の自宅で死去。                        

 米ニューヨーク市生まれ。雑誌編集者、高校教師などを経て作家になった。1959年に発表した小説「ア ルジャーノンに花束を」は世界的なベストセラーとなり、映画化もされた。日本でも78年に翻訳され、ベストセラーになったほか、舞台やテレビドラマにもな り、親しまれた。他に「五番目のサリー」「24人のビリー・ミリガン」などがある。

「アルジャーノンに花束を」は20年ほど前に、職場の子から借りて読んだ。ちょうど今ぐらいの時期だったけど、読み始めたら止まらなくなって、夜遅くまでかかって読んだ。何となく、初夏の夜の生暖かい雰囲気とよく調和していた気がしたのを覚えている。

あの頃の職場は同世代の人たち同士、妙に仲が良くて、誰かが本を持ってくるとそれをみんなで読み回したりしていた。手塚治虫の「アドルフに告ぐ」なんて、1巻ずつ、みんなで夢中で読んで、まるで昨日見たテレビドラマを語るみたいにみんなで話をした。楽しかったな。

「アルジャーノンに花束」は全員では読まなかったかな?一番仲の良かった子と話していて、おすすめの本として貸してもらったのだと思う。野口悠紀雄氏曰く、この作品は原語で読まないと価値が半減する、のだそうだが、日本語訳もとてもいい。日本語はひらがなをならべて幼児語風に演出したりできるので、ストーリーの彫りがより深く感じられる。原語がどういう表現になっているのか知らないので、あれだが。

また読んでみたいと思い、アマゾンで検索したが、現行版は表紙が変わっている。以前の版(ハードカバー)は、おおやちきのとても緻密な花の絵が使われているのが印象的だった。

おおやちきさんは、一部のファンの間では伝説の漫画家と言われているらしい。僕はたしか雑誌「ぱふ」で特集されていたのを読んで名前を知ったのだと思う。「絵独楽」という画集も持っていた(古本屋で見つけて買った)。高校生くらいの頃だ。少女漫画的文法で描かれた絵だが、そのクオリティがとてつもなく高い感じがした。内容はほとんど覚えていないけど。

昨日は用があって秋葉原の街を歩いたけど、そこここで見かける萌え萌えの少女イラストを見ると40年近く前のおおやちきさんのイラストとは質的に遠く及ばない感じがするな。

いつのまにかおおやさんの話になってしまった。キイス氏のご冥福をお祈りします。

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イラ写

2014年06月19日 | デジタル・インターネット

よく訪れているブログ、なおきんさんの東京イラスト写真日誌 (6月19日現在閲覧不能)が、いわゆる炎上してしまったらしくて(ただし真相は不明)、昨日夜から見られなくなってしまった。

日本の調理食品や外食が欧州に比べ安いことに触れ、安さの原因は外国より食品添加物をおおく使っているせいでは?というの趣旨の記事があったのだが、掲載後しばらたった昨日あたりから、コメントがたくさん寄せられるようになったようだ。

最初は当り障りのないコメントが多かったが、次第に記事に否定的なコメントが増えてきて、気が付いたら結構な盛り上がりになっていた。ずっと見ていたわけではないからわからないけど、僕が見なくなってからさらに盛り上がったのかもしれない。

実は僕も前にコメントを書いていた。子供のころ親戚が作ったお餅を正月に食べていたが、少し経つとカビがひどくなり、鏡開きの時なんか大変だった、と若い子に言ったら、その子はお餅のカビを見たことがなかった。お店で焼いている食パンはすぐかびるけど、大工場で作るパンはなかなかカビない。今の若い子はカビる食品を(添加物のせいではなく単に)不衛生と思うのかな、というような内容だった。

この僕のコメントにもコメントがついた。個人や商店で焼くパンは、大工場のそれよりもずっと不衛生な環境で作っているのだから、かびやすいのは当たり前でしょ、と。なるほど。

僕などは昔の、すぐかびる食品を普通に見てきたので、今のカビなくなったお餅やパンにどこか不自然さを感じたりするという趣旨で書いたつもりだったが、ちょっとわかりにくかったかもな。でも、メーカーの工場はより衛生的というのはわかる。添加物の違いだけではなく、工場の空気も管理されているのだろう。

僕のコメントのことはおくとして、なおきんさんの記事がなぜ閉店したのか(そもそも炎上だったのかどうか不明だが)はわからない。なおきんさんは絵と文章のとても上手な人だ。シンプルな線で的確に主張したいことが伝わってきて、この人は本当にうまいな、といつも感心している。いろいろ大変かもしれないが、元気に再開してほしい。

7月1日追記:昨日再開した。URLが変更になった。こちらもオープン。

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Beautiful Sunday 

2014年06月18日 | 音楽




テレビをつけたら、シカゴの「Saturday In the Park」が流れてきた。それを聞いて、連想ゲームのように思い出したのが、このBeautiful Sundayだ。

この曲、僕は1976年のヒット曲だと思っていた。wikipediaによると、日本では確かにそうなのだが、本国英国では72年に発表されたのだという。日本ではテレビ番組のテーマに採用されたのをきっかけに、ヒットしたのだそうだ。

その番組自体は知らないが、確かによくラジオなどで流れていた。まだ洋楽を聴き始める前だったが、この曲は知っていたな。

チャッピーこと山本さゆりさんがラジオで、当時とても流行っていたことについて触れ、「楽しいサンデー、愉快なサンデーと言っているだけの歌なんですけどね・」と紹介していた。
確かにあっけらかんとした、いかにも70年代らしい感じの明るさだ。あまりに陰がなく屈託がない感じなので、かえってどこか病んでいるような気もしてくる。

1976年に流行した音楽を思い出そうとしたが、あまり思い浮かばなかった。冬から「たいやきくん」が大流行して、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」が春、「やまぐちさんちのつとむ君」というのもあったな。あとは都はるみの「北の宿から」とか。う~ん、古き良き時代。
調べてみると、ピンクレディーのデビューがあったり、いろいろ出てくるけどね。僕自身はまだ家族と一緒にテレビを見るぐらいで、主体的に好きな音楽を聴いたりということはしていなかった。
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先週とは打って変わって、ぬけるような青空が広がった週末。実家の方に戻り、昔の仲間たちや身内、たくさんの人たちと会い、愉しい話、いい話と、そうではない話などを聞いたりした。

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とにかく、とても充実していた週末。

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ペン殿拾遺集

2014年06月12日 | セキセイインコ

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2012年2月。なぜかまるまっちくなっているペン。
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2011年11月23日。まだちっちゃい頃。カメラはD70sだが、レンズは?SIGMA70-300mmの簡易マクロ機能を使ったかな。
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妙に淡い色調だが、もちろんD70sにアートフィルターなどない。
つぶらなひとみ。
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蝋膜もまだ青色が濃くない。
今日、通りかかった店で、セキセイや小桜をみてきた。セキセイはちっちゃいな。


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夜の向こう側

2014年06月10日 | 記憶の断片

夕食後、自分の部屋の窓を開けていると、遠くからいろいろな音が聞こえてくる。虫の声。踏切の警報器の音、電車の通過する音、バイクの発進する音、誰かの話し声。
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思春期の頃、夜の街には不思議な魅力があった。いつも見慣れた昼の世界とは違う、新しくて楽しいことがたくさんあるような、そんな気がして、外の音を聞いているだけでわくわくした。

夜、ひとりで外を出るなんて経験はまだあんまりなかった。

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道をどんどん進んでいくと、そこには何が待っているのか、知りたい気がした。

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すこし大きくなってから、夜、本屋さんとかに行くようになった。子供の頃からよく言っている本屋だが、夜行くとまた違う感じがした。安部公房みたいな眼鏡をかけたおじさんが、いつも座っていたな。
本屋の隣はあの頃から喫茶店だったかな。そっちの方に行くようになるのは、もっと大人になってからだ。

そうだ、大人になってからは、夜パチンコ屋に行ったりしたな。500円くらい、ちょっとだけやる。全然勝たなかったけど、大人気分で出かけていた。

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本当の?大人になって、勤め始めるようになると、夜の街は別に珍しくも何ともなくなる。
新しく住んだ街も、どちらかと言えば夜出歩くことの方が多かった。おかげで今でも、その街のことを思い出すときは、夜の風景の方がしっくり来る。

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今でも、出歩くのは夜の方が多いかもしれないな。





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メジロ君

2014年06月08日 | Lumix G3

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自宅から。よく見ると、メジロは家の周りにたくさんいる。これは先週書いた設定(画像サイズM(8メガ相当)、EXテレコンON、測光は中央重点、AFは追尾AF)で撮影した。20mは離れていないかな。テレコンの設定がわからないが、およそ700mm相当としても、かなり小さくしか写らない。等倍で見ると、塗り絵状態になっている。

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この子たちは元気そうだが、隣の家の屋根を見たら、別のメジロの羽根が落ちていた。どうやらカラスか猫がメジロを襲ったらしい。
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週末は所用で山の方に行ってきた。ウグイスがあちこちで鳴いていた。カッコウ、ホトトギス、キセキレイ、声と名前がわかった鳥たちのほか、たくさんの鳥たちの声を聞くことができた。残念ながら、姿はわからず。写真も撮れず。
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さて、カメラの設定をもう一度見直してみよう。
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条件が一緒じゃないのであれだが、これは16メガ、デジタルズームなし、換算400mmの画像。
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これはユーザー設定に記憶させた、EXテレコン使用、8メガの画像。画質は良好。
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上記の設定で、画像解像度を4メガにしたもの。取説では、この状態でズーム比率が2倍になる(換算400mmなら800mm相当)という。上と比べるとそんなに拡大の具合は変わらない気がする。写っているCDの枚数が、上は8枚ちょっと、下は7枚ちょっとだ。
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次はデジタルズーム2倍。画像サイズは4592x3448、16メガ相当になる。構図が違うから、正確ではないが、上の2枚とほぼ同じサイズだ。
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デジタルズーム4倍。I.R.超解像設定を拡張としたが、ぶれのせいか、写り具合は今ひとつ。しかし、被写体いっぱいにフクロウが写り、拡大効果は随一。

こうしてみると、EXテレコンでは画像サイズはMのままでよし、デジタルズームは4倍だと大きく写るが、画質に問題あり、という感じだ。
逆に言うと、現在のレンズ(45-200mm)では設定を変えても、このくらいが限度という気がする。

さいきんはコンパクトデジカメに超高倍率ズームみたいなジャンルがあり、鳥さんの撮影にもよく使われているようだ。キヤノンのPowershot SX50ISや、オリンパスの SP-1004EEなどのほか、パナソニックや富士なども同等の製品を出している。テレ側1200mm相当、拡張で2400mmになるなどの設定が多いようだ。外観は一眼レフのようであり、大きさもかなりのもの。

さすがに1200mmの交換レンズは各社の一眼レフのレンズにもないかな。パナソニックの100-300などを、テレコンにすれば1200mm相当にはなるが、画質はどうだろうか?

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野鳥を撮ってみようとおもいたつ

2014年06月01日 | 動物 いきもの

 先日、ムクドリの親子の様子を見て写真を撮ってから、身の回りの野鳥の様子が気になるようになった。

このあたりは都区内なのに、比較的緑が多い。いつもだと春先に、それもたまにしか聞くことのできないウグイスが、今年はどういうわけか今でもこの辺にいてきれいな声を聞かせてくれている。いきおい、どこにいるのかなあ、と顔を上げて梢を探したりする。

 先日書いた、ムクドリのおうちにいた子供たちは、もう巣立ったようだ。朝出がけに梢を見ると、いつも一羽のムクドリがぽつんとたたずんでいるのが見える。もう6月だしな。

それで、土曜日に出先から帰ってきたら、家の近所で聞き慣れたぴりぴりり、という声が聞こえてきた。上を見ると、2羽のムクドリが何かしゃべっている。
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コンデジ(IXY31S)しか持っていなかったので、こんな豆粒のような写真しか撮れなかった。
まあ、あの子供たちかどうか、わかりようがないが、もしそうだったら楽しいな、ということで。

 

 

 

 というようなわけで?、だんだんと鳥さん撮りたいという気持ちが盛り上がってきた。

 

 

 

 でも、バードウォッチャーなんて、なんだか大変そうだし、機材もすごい立派なものを持っていそうだ。こちらは標準的なダブルズーム・キットのレンズしか持っていない。

 たぶん、Fマウントシグマ70-300mm DLをアダプタでMFTに装着すれば、換算600mm相当で撮れて、これが手持ちの機材で一番長い焦点距離、ということになるだろう。しかし、フォーカスはMFになるし、ボディとのバランスが悪くなり、EVFをもってしても野外での撮影は至難だとは思う。

 とりあえず気軽な方法として、Lumix G3のEXテレコンの活用を思いついた。EXテレコンは、センサーの真ん中を使ってトリミングするという機能らしい。

マニュアルでは「EXテレコンは画質劣化なしで拡大、デジタルズームは画質劣化あり」と紹介されている。デジタルズームは画素補間をするので、その分画質劣化ということなのだろう。

EXテレコンは画像サイズはM(800万画素相当)までしか使えない。同じ画像サイズ、同じ画角とした場合、EXテレコンの有無にかかわらず、画質は同一、という考え方なのかもしれない。

ただ、よく考えると本当にそうなのかな、という気がしないでもない。まあいいか。お手軽機能なのだから、つべこべ言うのはよそう。話は木の梢に鳥さんがいたとき、とりあえずアップで撮れるかどうか、ということだ。

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普段は画像サイズL(16メガ相当)で、撮影しているので、いちいちメニューから画像サイズを変えたりするのは面倒くさい。

ので、カスタムモードに設定を記憶させた。画像サイズM(8メガ相当)、EXテレコンON、測光は中央重点、AFは追尾AFという設定。*
このまま、通常の16メガ、EXテレコンなし、評価測光、1点AF(常用しているモード)に戻すには、ダイヤルを回してMSAPを選択するだけで良い。

というわけで、早速近くの神社に行ってみる。ムクドリさんはたくさんいて、ぴりりと鳴いているが・・。
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そう簡単には撮影できないのでした。
まあ、思った通りでしたが。
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木の梢にはたくさんムクドリさんはいるが・・。
おしりを撮ってもしょうがない。というか、鳥さんに「盗撮!」と言われて怒られそうだ。

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それと、下から空を見上げるのでどうしても被写体が暗くなる。だから中央重点測光にしたのだが、補正しないとダメなようだ。
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で、この子はいったい何をしているのか・・・?
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踊ってるの?
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・・そういえばペン殿もよく、人が来ると腕まくりしてたよな。
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帰りにオナガを見た。これも難しくて、撮れたのはこれだけ。

というわけで、そう簡単に写真は撮れないようです。メジロさんなんか、ネット上にはかわいい写真がたくさんあって、撮ってみたいのですが・・。

最後にEXテレコンの簡易マクロ的な使い方について。この種のトリミングによる拡大は、各社いろいろな名称で機能を設定している。キヤノンのコンデジではデジタルテレコンと呼んでいて、僕も便利に使っている。上に掲げた、G3の軍艦部の写真はIXY31Sをデジタルテレコンで使ったもの。IXYでは、4:3モードの時のみ、デジタルテレコンが機能するので、常時オンにしておいて、4:3モードは拡大専用、通常の画角で撮りたいときは画像比をを3:2にして撮影している。

で、Lumixもテーブルフォトのとき、対象物を拡大した撮影が可能に。
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EXテレコンで撮影。
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通常モードではこの程度。

もっとも、こういう使い方はあまりしないかもしれない。小物はコンデジで撮った方が便利だし、画質を要求されるなら、ちゃんとマクロレンズを使って撮影するから。
ああ、そういえばマクロレンズはニッコールしか持っていないんだったな。あれ、売ってMFTにしちまおうか?

その辺の決断を、いつかしないといけないんだよね。ニコンに戻るか、MFTをさらに充実させるか・。

*追記:僕は記録画素数を8Mに設定した。記録画素数4Mで、ズーム倍率2倍(縦横比4:3のとき)となるらしいので、8Mだと1.5倍程度だろうか。手持ちのレンズ、45-200mmは換算90-400mm,これが135mm-600mmくらいになるということか。どうもややこしいな。

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