うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ちがう乗りもの

2024年05月19日 | 鉄道、車、のりもの
身体は着実に回復しつつあるのですが、まだ不安定です。
食べると不調になるというか、どこか不安が残るかんじがなんとも。

他にもいろいろあって、株でいったらストップ安みたいな状態になっています。

一月ほど前、桜の季節の頃がものすごく昔にかんじられます。あの頃も別の意味で大変だったのですが。

さて、ニュースを見るのも相当体力がいるので、身体に気をつけながら見います

あれですね・。空飛ぶクルマってのは、あれ、いつまでそういう言い方していくつもりなのかしら。
空飛ぶペンギンとか、ネコが液体だってのは、まあなんとなく納得がいくのですが・。
あれのどこがくるまやねん。

とはいえ、道を走る四輪の自動車も、時代と共にだいぶ変わってきてますよね。
手前の車の方、すみません。駐車場で見かけたので撮らせていただきました・。
奥が自分の車ですが、これを見てるとデザインの考え方がむかしと全然ちがいます。うちの車、窓がものすごくちいさい(まあそういう自覚はありますが)し、ロアボディがものすごく分厚い。かつ、それを隠そうと?はしていない。全体として塊のように見せたいという事なのでしょう。

マーク2(80系)は'88年の登場で、それこそ一世を風靡した当時の代表的な乗用車ですけど、今見ると座席の位置から窓の見え方まで、何もかもが今とは違う感じがします。昔はこれで何とも思わないというか、これこそが車だと思ってたのですが。

ボディ下端で色を変えたり、何かのガーニッシュなどをあしらってトーンを変える手法は当時よく使われました。側面から見たとき、ボディが薄く長く見える効果があるからです。

グリーンハウスは当時の流行で気持ち小さめにデザインされていますが、それでも視界はずいぶんとよさそうです。さいきんのミニヴァンも視界はよさそうですが、こちらは低い位置からの視界です。乗用車というのは低く座るものであって、自転車とかバスとかとは視点が違うっていうものでした。

昔トヨタ博物館でトヨダA型という、戦前の車を観たとき、サイズに比べて車室がずいぶん高く感じられ、時代の変遷は自動車の車室をより低いものに変えていったのだな、と納得したものでした。

いつの間にか・低いボディ=カッコいいという価値観はひっくりかえっていったのですかね・。一応今でもスポーツカーは低いですけど、街を走る車、みんなぼっこりしたやつばかりですよね、今は。


先日、BSで「怪盗ルビイ」をやってました(勤務中だったのでちらっとしか見てないけど)。1988年の映画なんですね。

キョンキョンの部屋見ても、今の家と一見変わりないけど、テレビがブラウン管で床置きしてあるとか、コードのついた電話(真田君の会社の電話にかけてくる)とか、真っ黒いミニコンポが6段ぐらい重ねてあるとか、ちょっとずつ違います。
コンポのグライコ(のLEDの上下)を音楽に合わせて映し出すとか、モダンな印象だけど、そんなの、今の若い人にはわからないですよね。音楽のソースはCDとカセットとFMだったと思うけど、あれで十分良かったのにねえ。。

マーク2もそうですが、当時の日本の工業製品って、外見の仕上げとかはとても良かったですよね。たぶん今よりもずっと。
性能と耐久性はまだ最高ではなかったけど、冒頭の方のマーク2みたいに、まだ元気に活躍しているのもあるわけですから。

昭和から平成にかけての頃って、個人的には色々辛かったので、あんまり良く覚えてないのですが、今が辛いとなんか懐かしい感じもしてくるねえ。。

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6か月点検

2024年01月07日 | 鉄道、車、のりもの

備忘記録です。

1年と6カ月が経過して13100Km、これといった問題はありません。
バッテリーの状態は健全だが、充電が足りないとの指示。これは前回もそういわれました。街中ばかり走っているとエアコンや、あとアイドリングストップで頻繁に始動して電池を消耗するのかもしれません。

オイル交換と空気圧の補充、ウォッシャー液の補充などもやってもらいました。メンテナンスパックなので追加支払いは不要。


ダッシュボードにぬいぐるみが置いてあるのを見て、このままだとエアバッグが破裂したときにあぶないですよ、という指摘。


なので、これまでインコとうさぎ6羽乗務としていたところをうさぎ一羽乗務に変更しました。

鳥たちは足掛け5年半乗務の乗務でしたが、今後は内勤に配置転換となり、雇用は維持されます。

点検後車内外掃除してもらいましたが、ガラスをきれいに掃除してもらったのがありがたいです。どうも上手に掃除できないんですよね。。

2年前に買ったシクラメンも、すこしずつ花が咲いてきました。

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最高の楽しみ

2023年11月27日 | 鉄道、車、のりもの


これもずっと書きそびれていたネタです。
こちらの本「オオカミが電車を運転するだけのマンガ」ですが、数年前からSNSで掲載されていたものが本の形になったものです。

架空の鉄道(毛央鉄道)の若手運転士(大神俊)が、文字通り電車をひたすら運転しているというお話。
なのですが、その臨場感が半端ないという。。
まるで本職の人が職場の様子をそのまま書いているみたいな。

但し、本物の西武線なり小田急線なら現実の路線と設備を描写すればいいのですが、ここに書いてある設定は全部作者が考えて作ったものばかりだというのも、またすごい。。

僕も鉄ですし、別に鉄道部というブログもやってますが、今回こちらで取り上げたのは、以下の事を語りたいからです。

1.男の子はみんなこういうのがすき。
2.男も女も、想像の世界で遊ぶのはたのしい。

1.男の子は、だいたいみんな一度は鉄になります。こないだ京都でご一緒した方のお子さんも、初めて「のぞみ」に乗って京都鉄道博物館まで行ったら、もう興奮が収まらない様子でした。

なんでなのか、不思議と言えば不思議です。

まあマジレスするなら、幸い日本は平和で軍関係の施設はそれほど目立たず、他方鉄道は日常生活に溶け込んでる。運転士さんが制服着て、仕事している姿がカッコいい。なんか難しそうなメーターとかレバーを操作しながら「ヨシ!」とかいっている。

こう、いい感じで操作しながらぴたりと止まるとか、そういう感じもかっこいいわけです。おおきなお友達も結構はまります。


だんだんと色んな事がわかってくると、難しそうな専門用語を操れるようになるのがまたうれしい。

なので楽しいのです。
だからといって、債権譲渡の対抗要件がどうしたとか、数理計算上の差異の遅延認識が認められるとか言ってる子どもはいません。そんな子がいたら気持ち悪いです。



2. ここでは架空の鉄道(架鉄というそうです)の話をしていますが、物語が3次元空間の中で繰り広げられるというのは、人々をイマジネーションの世界に引き込む効果があります。ムーミン谷とか、藤沢周平の海坂藩なんてのはその典型です。
ゲームとか、詳しくないのですが色々あるんじゃないですか?

数年前ラジオで聞きましたが、架空の都市の地図を作るという趣味があるそうです。というか、インタビューを受けていた方は趣味が高じて自作の地図を出版したそうですが、やみくもに作るのではなく、地形や歴史、経済状況等を考えながら、どう街が形成されていくのかを考えて作るそうです。

城下町川越には新宿(あらじゅく)、連雀町、大手町とか大工町など、なんとなくそれらしい地名があって、調べるときっと色々なゆかりがあるんだろうな、と子供の頃思ったことがあります。実在の地名を調べるのも楽しいですが、逆に自分でそれらしい地名とそのゆかりをセットで考えるというのも、楽しそうです。


鉄道模型とか、楽しいのですが、もう長いこと趣味をゆっくり楽しむには忙しすぎて、または頭の切り替えと時間の使い方が下手すぎて、どっぷり心行くまで楽しむという訳には行かないのが実情です。

雑誌やウェブを見ると、神様のような技量の持ち主の方が作品を掲げていて、すごいなと思う反面、とてもじゃないがついていけないや、と思うこともないではありません。

その点、架鉄とか電車待っている間に考えるのはコストも時間もかからなくて、気軽に楽しめていいですね。
頭の中でうさぎが電車運転してます。。



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EV

2023年11月15日 | 鉄道、車、のりもの

京都では何度かタクシーに乗ったが、乗ったタクシーのうち1台はEVだった。
これみたいです。


wikiではSUVタイプの車、と紹介されているが、見た目はVWゴルフのようなすっきりしたデザインだ。4人で乗ったけど、狭い感じはしなかった。ドア内張がLED(なぜかピンク)でうっすらと照明されたり、大型液晶がいくつか並ぶ運転席まわりとか、なにか新しいクルマという雰囲気を醸し出している。左折するときメーターに外部カメラからの映像が表示されて、視界を補うように工夫されている。

同乗した友人たちが皆車に関心があるわけではないが、うわーなんかすごい、みたいな話題にはなった。

EV乗るのは初めてだったけど、乗った感じは・・、エンジンかからない状態のハイブリッド車みたいな感じですね。って、当たり前か。しゅるるる、って加速するけど、途中でぷるるんとかエンジンが始動したりしない。

全体に新しっぽさが横溢。京の都に最新の車っていう感じも良い。


価格.comとかでレビューを見るとこの車、思った通り賛否半ばしている。
とてもいい、と書いている人も普通にいるが、すごく悪い、と評する人の書きぶりには何か熱意を感じる。やはり色々と気に食わんのでしょうな。

考えてみると内装の斬新さは、日本でもノートオーラとか結構いい線行ってるし、Honda eの液晶張り巡らせたダッシュとか、もっとすごい。実用的にはハイブリッドの方がたぶん(電池の性能、耐久性、車重がかさむことから来る諸々のデメリット)の方が総合的には優る面が多い気がする(なんとなく思うだけです)。
しかし、たぶんノートオーラがタクシーだったとしても、今回同乗した誰も車の事を話題にはしなかっただろうし、降りればどんな車だったか、すぐに忘れたと思う。

EVを採用したタクシー会社にしてみれば、ひとつのアミューズメントとしてネタ作り、企業イメージの向上に役立つ。
なかなかいい戦略だなあ、と思ったりした。自分じゃ買わないけど、タクシーなら乗ってみたいでしょ。


EVに対する車好きの人たち、というか保守層というか・、のアンチ感情って、なかなか興味深いですよね。。日本メーカーがEVで後れを取っている(っても日産リーフとかパイオニアなんだし、PHVとかを含めれば相当モーター駆動のクルマ多いと思うけど)、という後ろ向きの感情が、ある種の感情を刺激するのかしら。

おおむかし、石油ショックや排ガス問題とかの関係で日本車がアメリカでひじょうに注目された頃、アメリカの自動車人たちは日本車憎し、の感情に沸き上がった。
V8エンジンの後輪駆動車などを作っていた米メーカーは、FFで効率の良い日本車と対抗するのに手を焼いた。
米車は長年黙ってても売れたので、技術革新を怠り、後進の日欧のメーカーに後れを取った、という見方がされた。

テレビのニュースでよく見たのは、自動車工場を解雇された男たちが日本車をハンマーでぶっ叩いたり、ひっくり返したりするデモンストレーションをしている映像だ。
本物の車は大型エンジン積んだ後輪駆動車だ、みたいな人が、結構いたのだ。
「覇者の驕り」とか、昔読んだな。。



まさに歴史は繰り返す、になるのか、何なのか。。

ちなみに個人的には、新しいのもいいんですけど、自分用にはいちおう純ガソリンエンジン、トルクコンバータ式6ATで内装も伝統的なデザインの車選びました。たぶんこの先買えなくなるかもしれないと思ってね。




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車内販売

2023年11月13日 | 鉄道、車、のりもの
東海道新幹線の車内販売が先月末で終了した(普通車)。
販売終了後初めて京都まで往復した。
車内販売、それほど頻繁に利用していた訳でもないが、それでもコーヒーとかは時折注文していた。
全く来ないというのは、実務上の不便さ以上になんか寂しい。

知人同士の会話でも、また駅や列車待ちのときに聞こえてくる乗客の会話でも「あれがなくなったでしょう・」という話題がのぼってくる。サービス終了は思ったよりも人々にインパクトを与えているようだ。

代わりにホームに自販機が設置されたが、今回それは使わず、キオスクでペットボトルのコーヒーを買った。
両手と肩に荷物がある。コーヒー片手に席まで移動するのは大変だ。
夏に仙台行ったとき、構内のスタバでコーヒー買って乗車したのだが、窓際の席まで行くのがなかなか・。こぼしたら大変だからね。

平成の初めごろは食堂車だってあったのだからね。それに比べると・。もうすこし何か、できないのかなあ。

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にてない

2023年09月16日 | 鉄道、車、のりもの

ひところは時事ネタが多かったのですが、ここのところ車関係がおおくなってしまい恐縮です。。

先日SNSにさいきん流行の「ちょっと変な色」の車のことでコメント書きました。近頃灰色とか、青でもくすんだ色の車が結構人気です。それで、
「ソリッドの灰色のミニはネコみたいだし、ベージュのシエンタはコリラックマを連想する」と。

街で見ると特にクラブマン(ワゴン)なんかそうですけど、太ったネコがうずくまっているような感じがするんです。

ですが、ウェブで写真を見るとそうでもない。むしろウーパールーパーのほうが近いかもしれない。。

シエンタも・、というかリラックマは濃い目の茶色、コリラックマはベージュ系だと思っていましたが、実際にはコリラックマは薄クリーム系なのですね。
これとか;

なので、イメージと実際は違うみたいです。
それはさておき、そういえばミニのミニカーとか、良いのがないかなとふと思い、ウェブを探してみたら、今のではない、イシゴニスの初代ミニが目につきました。

それでぽちっと。

フィルムの箱みたいなのに入ってました。
これの特徴は屋根が開いている(この状態で固定)ほか、左右ドア、ボンネットが開くことです。

こういうギミックは昔はよくありましたけど、さいきんはあまり見ないですね。子供の頃のトミカとか、たいていフロントドアは開いたものですが。。

そんな懐かしさもあって。

イシゴニス方式の横置きエンジンが見えるようになっているわけです。
近頃のクルマだと平らなエンジンカバーが見えるだけですから、蓋開けてもあまり意味ないですね。。

さて、このミニカーの最大の問題は・、なんだか似てないことです。

アマゾンのユーザーレビューでもそれが指摘されていました。なんだかミラジーノみたいだと。

どこがいけないとか、言いにくいのですがあえて言うならヘッドライトまわりがゴツすぎて、ライト自体も相対的に大目玉過ぎでフロントが平面的に見えること、実車はフロントオーバーハング部分がわずかに絞り込まれ、その分左右のタイヤが上の方まで見えるのですが、モデルではそう見えないことなど。

2馬力と並べる。
ミニはぼっこりとでかいです。
手許の定規で測ると全長60mmぐらいあるので、スケールは1/50ぐらいに相当しそうです。まあスケールが違う事自体は問題ないのですが。

平成の元年だったかな、Car Graphic誌でミニ、2馬力、ビートルの3台を特集した記事がありました。あの頃はまだ3台とも生産していた(ビートルはブラジルかメキシコの生産だったかな)のですね。その数年前までビアンキA112も作ってて、日本でも結構安く売ってました。

今に比べると・・。とはいえ、あの頃と違うのは今は車齢40年ぐらいのクルマがたくさん走ってるし、高値で取引されていることでしょうか。

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これなんのクルマですか

2023年09月09日 | 鉄道、車、のりもの

こういう言い方がカッコよく決まる人は、いまどきこの方しかいないかも。

ティム・クック会長がファーウェイのスマホで電話をかけていた。
柳井正さんがしまむらでカーディガンをさがしていた

だめだ・。想像力が貧困だ。

本田宗一郎さんはロータスとかバンプラを愛用されてたと聞いたことがあります。米谷美久さんはプライベートでバルナック・ライカを愛用していて、小型一眼レフ(OMシリーズ)を構想したそうです。フェルッチオ・ランボルギーニはエアコン製造業で成功してフェラーリのオーナーになりましたが、メーカーに不具合を指摘しても冷たくあしらわれたので自分でスーパーカーを作る決意をしたとか。

いいものを素直に評価するというのは、大切ですね。
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た~んしぐなる

2023年08月20日 | 鉄道、車、のりもの

今の日本車はステアリング・コラムの右側に方向指示器(ライト)、左側にワイパー関係のレバーがついている。これに対し外国車は右ハンドル、左ハンドルに関わらず右側ワイパー、左側方向指示器となっている。先日読んだコラムでは少数の例外としてBYD,現代は日本車と同じ仕様にしているらしい。

これが紛らわしいというのがコラムの主題だった。

日本車に乗り慣れていて、初めて、またはたまに輸入車に乗ると、右折しようとしてワイパー動かしたり、前の車にパッシングライトで合図しようとしたらウィンドウォッシャーが出たり、というのはよくやる話だ。

日本車式の右ウィンカー左ワイパー、あるいは左ハンドルの左ウィンカー右ワイパーには一定の合理性がある。ウィンカーはワイパーより使用頻度が格段に高い。他方MT車の場合、左手(左ハンドルの場合右手)はシフトチェンジで忙しい。なので、(右ハンドルの場合)交差点曲がるときは右手でウィンカー操作して左手はシフトチェンジをしながら曲がる、という動作がスムーズにできる。シフトチェンジとワイパー操作を同時にしなければならない機会はそれほどはないと思う。

ではなぜ日本だけ右ウィンカーなのか、イギリスやオーストラリアの人は困ってないのかはよくわからない。生産国が右側通行の車が、右ハンドルの車を作るときには作りやすいというメリットはあると思う。
もっとも、ミニ(新世代BMW系列の)に乗ったときも左ウィンカー右ワイパーだった。
日本製イギリス向けの車はどうなってんのかしら。


ステアリングコラムのレバーは、昔からその用法が厳密に定められていたかというとそうでもない気がする。写真の車(前所有車)の場合、ウィンカーとパッシングは左レバーだったが、ライトのオンオフはダッシュ右の回転つまみで操作した。

もっと昔は明らかに各社まちまちだった。
子どもの頃親が乗っていたこの車(RT40コロナ)は、自分で操作したことは全くないが、興味津々だったのでどこがどうなってるのか、鮮明に覚えている。

この車のハンドルには同心円内側に半月型(下弦)のレバーがついていた。
それを右に回すと右ウィンカー、左に回すと左ウィンカーが点滅した。端の方を押せばホーンがなった。ハンドルの真ん中は押せるようにはなっていない。

よく父が無造作にウィンカーを操作して、誤ってホーンを鳴らしてたのを覚えている。

ライトスイッチ、ワイパーはダッシュに並んでいるタンブラー型のスイッチで操作した。こちらはむしろ当時一般的なアレンジだったと思う。
この車は当時のベストセラーだったと思うが、その操作法や各種のアレンジは少し個性的だった。内側開扉レバーを反対に押してかけるドアロックとか、リアのナンバープレート裏にある給油口とか。
子供の頃はそんなことが気になってて、細かいところまでよく覚えていたりするのだ。


最初は慣れなくて間違えてワイパー動かしたりはするが、しばらく使えばそれも慣れてしまう。

のだが、なんかの拍子にふと、また間違えることがある。あと、「あ・雨だ、わいぱぁを・いや待て、手が違うこっちだ」と、脳内で瞬間演算して補正することもけっこうあった。

というか、正直言うとごく最近も間違えた(ウィンカー出そうとしてワイパー)。
なんで昔の記憶がよみがえるのか、自分でもよくわからない。

そういう意味では、どちらかに統一した方が良いのかもしれないな。
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しぇ~ど

2023年08月05日 | 鉄道、車、のりもの

このごろは誰と会ってももう暑くてやってられない、みたいな挨拶を交わしています。誰もが同じ気持ちなので、挨拶としては適切です。

今週はとっても忙しかったので、もういそがしくて、と言おうと思ったら、先日お会いした方もそうだったらしい。先方から先にもう忙しくて大変で・・と仰られたので、はあそれは・と聞き役に回りました。これはたとえ同じ気持ちでも、同意は求められないようです。

それはさておき、暑いので車のサンシェードを買いました。
前にも持ってましたが、お風呂マットみたいなタイプのやつで、なんとなく使わなくなって荷室に敷いてあります。

今回のは傘タイプで、文字通り傘みたいに畳んで使う時は開くやつ。
収納性が良いです。

わりといい感じでカバーしてくれます。

難点は普通の傘みたいにきれいに折りたたんでしまおうとすると、くしゃくしゃになってできないこと。
傘袋もついているですが、とりあえず強引に丸めて突っ込んでます。
なので、思ったより気軽に開いて閉じて、という使い方はしにくいというか、ちょっと気が重くなるのが難点。





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中古屋さん

2023年07月26日 | 鉄道、車、のりもの

中古車屋さんの不祥事が話題になっているけど、思ったよりも強燃性らしくて、ただでさえ暑いのに、困ったわねえ。

伯父は中古屋さんというか、修理とか車検とかする町工場やってました。
街道沿いに店を構えて、ひところはOptionだったかな、何かの雑誌に広告載せたこともあります。父の家は農家で兄弟がたくさんいたのですが、その中で伯父は異色というか、ちょっと伊達っこきで奔放な性格だったみたいです。
本田宗一郎っぽいというか。

後年は少し離れたところに広大な土地を借りて、そこに売り物というかジャンクというか、車を大量に並べて商売してました。例えば艶の失せたカエルみたいな色のロータス・ヨーロッパとかがでろ~んと地面に置いてあるのです。

そこへ通りがかった蠅、じゃなかったお兄さんがフル・ブレーキで止まり、シフトチェンジももどかしくアクセル全開でバックしてお店に入って「おおおじさん、あのロータス!いくら?」という物語が始まるのです。

いなかの人はもしかしたらわかってくれるかもしれませんが、車ってなんとなく地面に生えているというか、野菜とか植木とか、そういうようなものって感じがします。
やっぱり植木かな。。いっこずつ見てると、少しずつ枝ぶりがちがうんだけど、買ってからここらへん手入れすればいいかとか、考えながら選ぶ。花がたくさん咲いているのがいいかというと、もしかしたらこの先散る一方かもしれないとか、色々考える。

前の車買うときに訪れたお店も、そんな売り方でした。
レストランを再利用した建物に行くと、若いお兄さんがひとりで留守番してて、じゃあ車みましょうと言って空き地に行く。こんなのがいっぱいいる。

V70試乗できるかなといったら、バッテリーつないでエンジンかけてくれて、5mぐらい前と後ろにうごかして、あ・動くね、という感じでした。
あちこちやれてたりするのですが、指摘すると(納車の時は)直します、という。これはベースで、あとは予算に応じて手を入れていくのです。

最終的にここではなく別の店で買いました。そこはここまで植木じゃなくて、ふつうの外観でしたが、やはりブレーキサーボとか、スイッチが経年でべたべたしているとかありました。納車の時は直ってた。

店主はヨレヨレのボタンダウンシャツに指紋がべたべたついた眼鏡かけてる人で、何しろ良くしゃべった。

関東の中古車店は昔は環八とか16号横浜付近が多かった。それが八王子になり、大宮になり、とだんだん東に移動しているんだそうです。

トヨタは部品注文すると当日~一日で来る。それができるのはトヨタだけで他にはない。この車(北欧)は壊れたりしないが、フランスはだめ。フランスとくっついてる日本のメーカーの、人気ミニバンは電気系がだめ。スライドドアはたいてい壊れている・。云々。

たしか大手商社出身で輸出もしてると言ってたから、ロシア語とかできる人だったなのかもしれない。ヲタっぽいけど、わりと信用できそうな方でした。

前の車をずっと見てくれた工場も、伯父がやっていたような小さなところでした。おじさんは僕と同年配ですが、行くと車の話じゃなくて世間話ばかりずっとしていた。奥さんも一緒になって和やかにお話してました。

車も壊れますが、壊れると面白い、という世界線はあるわけです。

「スーパーの駐車場に止めようとしてハザードつけてたら、スイッチが戻らなくてつけっぱなしになっちゃって(笑)、仕方ないからレシート丸めて隙間につっこんでさ・・」

「部品、まだあるんですね」
(書類指さして)「『平成』ですからね・。。これが『昭和』になるとちょっと探しにくいかもしれないけど。。」

「これ、ボンネット開けるとワイパーアームに当たるんですよ」
「ああ、そうそう!」
「よく見たら、本当は左右部品が違うはずなのに、この車左右とも同じアームがついてるんですよね(一同爆笑)」

とか。

中古屋さんって、そういうノンシャランなところが好きなんですけどね。。

とかいいながら、今は普通の新車ディーラーで車買って、カフェテリアみたいなところでコーヒー飲みながら商談したりしてますが。
まあ、今の営業さんもいい人です。動物好きらしくて。こないだ鳥とかリスの話してた。

たぶん、周りの人には恵まれてるのかしら。。
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たっちあっぷ

2023年07月12日 | 鉄道、車、のりもの
車に1年間乗ってるうちに、飛び石などにより3か所ほど、塗装に傷がついた。
高速などを走っていると、前の車がはじいた小石などが車にぶつかることがある。悪くすると塗装に傷がつく。もっと困るのはフロントグラスにぶつかって割れたり、傷になること。小さなものはリペアできるが、交換となるとかなりの支出になる。

車両保険に入っては?と勧められたが、それも結構なお値段なので入らなかった。めったにないと思ってたし。でもそこそこあるみたいだ。



塗装も補修となると相当お金がかかる。
もっとも、軽微なものはタッチアップで目立たなくすればよい。

旧車とかポルシェみたいのはあれだけど、うちのは実用品なんだし、スマホとかだって使っていれば傷がついていく。あんまり猫かわいがりするのもかっこわるい。ただ、一定の手入れはきちんとしていたい。

というわけで、ディーラーに相談したら、タッチアップペイントを取り寄せますと言われた。ねだん1,100円。ホムセでもそんなお値段ですね。

じっさい、フロントとリアはプラスチックのところなので、本当は別にいいのです。ただ、Aピラー(運転席両脇の柱)に1か所あって、それも0.5mmぐらいの傷だからいいのですが、なんか錆そうな気がして気になるので。

まんなかへんにゴマみたいなのがみえますね。


ぬりました。
なんかへたですね。。


前の車はもっとひどくて、最初慣れてない時、駐車場でフロント右側をこすっちゃいました。あのときはもっと大胆で、ホムセでよく似た色(ホンダ用だった)のやつを買ってきて、傷のところを耐水ペーパーでごしごしやって付属の筆で塗りこみました。
きれいになんか塗れてませんわよ。まあ、あの車は歴戦の跡があちこちにありましたから。

・・考えてみると、直径0.5mmの傷をタッチアップするのに、15mL入りの補修塗料を買ってもあれだよね、ってのもあるし、純正の色じゃなくてもわかりゃしない、または何塗ってもどうせ目立っちゃうって、いわれればそうなんですけどね。

気持ちの問題です。いちおう手入れしているよって。


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12か月点検

2023年07月02日 | 鉄道、車、のりもの
備忘記録として

7月になったので、少し早いが12か月点検をしてきた。
やってもらったことはオイル/フィルターの交換、エアコンのフィルター(結構黒くなっていた)の交換。

飛び石で小さな傷がついたので相談をしていたが、様子を見てもらってタッチアップペイントで対処することに。取り寄せなので、また来週引き取りに行く。1,100円。

カーナビは自動更新されるのか?と聞いたら、道路は自動で更新されるが建物(お店とか)の情報は、SDカードをパソコンに接続してダウンロードするんだとか。やり方を聞く。


バッテリーの、健康度は100だが、充電レベルは66と低い。もっと乗ってくださいという。
先々週高速を含むかなりの距離を走ったつもりだが、その時も渋滞に巻き込まれたし、昨日も相当時間渋滞を這いずり回っていた。そのせいかもしれない。
渋滞が続いたらアイドリングストップは止める方がいいのかもしれないな。

ふだんはその辺を短距離走ることが多い。
距離はこの1,2か月でちょっと伸びた。これは5月末。

先週の月曜。ぞろ目のときの写真はたしか2222,3333,4444辺りは撮れた(いずれも去年)。今年はこれが初めてかな。

このときは用務先の駐車場についたときあと1キロ、というところだった。
そのまま帰ると狭い道をしばらく走ることになるので、車通りの少ない道にルートを変えて、撮影した。まああまり気にしすぎてもいけないけど。

点検の後、お墓参りやら買い物やらしながら帰ったが、その途中で9000キロになった。

2日は半夏生。気がつけば道端にヒマワリが咲いている。
今年初めてのセミの声を聴いた。

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車のある風景

2023年05月03日 | 鉄道、車、のりもの
少し前の話になるが、母校のOB会総会に出席したときのこと。

会が終わり、通りに出て友人たちとタクシーを探していた。
行き交う車を眺めていると、さっき出てきた正門からグレーのテスラ モデル3が出てきた。
少し間をおいて、今度はブルーのモデル3がやってくる。

自分の友達とかはあれだけど、母校とつながりが深い人たちー卒業してもOB会の運営とかをやっているような人たちーは、日本の社会の中でもある種特別な位置にいる人たちかもしれない。世の中色んな人がいるものだし、アメリカなんかに比べれば日本人なんてみんな同じような階層の人ばかりかもしれないが、細かく見ていけば当然違う。
急に稼ぎが良くなって、羽振りの良い生活をしている人は世間一般よく見かける。しかし、長い間には色々あったし、家系にはいろんな人も入ってきているけど、今でも当主は親から受け継がれた家とか、人のつながりとか、色々のものを受け継いでいて、そうした古いつながりとか、しきたりの下で日々暮らしている、という人たちも、少数ながらいる。

そういう人たちは、ある角度から見ると非常に古式ゆかしいというか、重厚な枠組みの中で生きているのだが、すこし角度を変えるとまた違う側面も見えてくる。彼らとて普段はスマホを手にLINEなどで連絡を取り合ったり、YouTubeを見たり、スタバにも行くかもしれないし、オンラインゲームとかもしてる人もいるかもしれない。



車も、その時々のそれなりの車に乗る。今は昔ほどそういう傾向はなくなったけど、羽振りの良くなった方がレクサスLSに乗ったり、ベントレーに乗ったりすることがある。しかし、その方向性はうちのOBたちのそれとは少しちがう。あまり大げさではなく、すこしだけ贅沢な車、たとえばCクラスとかBMWの3,4系あたりだろうか。
僕らが中学生の頃は、既にアメリカ車はそれほど人気はなかったが、その頃でもこうした人たちがビュイックとか乗っていると、なんかちょっと気品があるような感じがした。ビュイックというブランド自体、もともと東部エスタブリッシュメントの人たちがターゲットだったらしいけど。

何十年かたって、ふたたびアメリカ車の登場である。
昔からの車好きの友達らも、テスラの話はあまりしない。テスラの好きな人は旧来の車好きというより、なにか新しい「もの」が好きな人たちなのかもしれない。それからエコ思想に魅力を感じる人たち。
比較的若い人たちが多い気がする。

しかし、うちのOBたちはそういう典型的ユーザーとは違う選び方をしている気がする。ある種の話題性があり、威張った感じではなく、価格もそこそこ。
今思えば初期のプリウスも、そんなユーザーをつかんでいた気がする。今のプリウスはトヨタのラインナップに埋もれてしまい、かつてのような革新性はない。

「ふつうの」車好きには語るのが難しいテスラだが、モデル3は街でよく見かける。iPhoneみたいな白色は少し食傷だが、プロポーションも悪くないし、フェイシアも新鮮だ。先日は洗車場でモデルS(全長5mもある高級セダン)を初めて見たが、セダンのフォーマリティと斬新なディティールが魅力的だった。けっこう、車好きにアピールするものを持っている気がする。
そういえば北米にいる友達も、ガルウィングのテスラを買ったとSNSに書いてたな。


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ふわっと

2023年02月27日 | 鉄道、車、のりもの
新しい車は微速でのコントロールがしやすい。

最近では少し珍しくなった、液圧式のトルクコンバータ(6段AT)だが、静止状態からブレーキを離した時の、クリープも昔みたいにもわっと勢いよく動いたりはしない。

速度が落ちれば自然にシフトダウンして、エンジンブレーキが自然にかかるのでさらに速度が抑えられる。
なので、慣れると極微速から加速、巡航、惰行、停止まで、とてもスムーズに走行できる。条件が良ければ、ブレーキペダルを多用しなくてもアクセルだけで停止直前まで車を操作できてる(とはいえ、後続車のことを考えると適宜ブレーキは踏む必要あり)。
偏見かもしれないけど、今の小型車で主流のCVTは、特に発進時の微妙な操作が難しい気がする。普通の道を走る限り、多少雑にポンと踏んで走ってても別に問題はないが、それゆえ運転全般が雑になってしまう、という印象がある。

15年ぐらい前は、運転からひじょうに遠ざかっていた時期だけど、その頃ガソリンが急に上がってニュースとかで話題になっていた。ニュースでは専門家のコメントとして「燃費をよくするには、アクセルを腫れ物にさわるように操作するのがコツです」などと言っていた。

それを覚えいていて、前の車を買ったとき(街中の燃費が5-6km/Lだった)、勢いよく加速するのがなんか嫌で、そ~っと走っていた。・街中はね。高速のランプウェイなんかはばばんと踏んでましたよ。ターボ付きだったから、あれは結構快感でしたわ。。。

今もそれを踏襲している。。信号が数百メートルおきにあるような、40キロ規制の市街地なんかだと、40キロで巡航することは少なくて、だいたい37-8km/hで流した方が経験的にはスムーズだ。すぐ信号が変わって止まるし、人や自転車とすれ違うこともあるから。

トヨタの脇坂寿一さん(レーシングドライバー)も言ってたけど、先を読んで、このあと止まるとわかっていたらもう加速させない、というほうがスムーズに走れる。

のだが、あまりふわふわ走っていると、時々後ろのくるまの気配を感じたりする。とろくせえ!と、ちょっとむっとされているような。。
ほどほどにしないといかんな。

たしかに、ご年配の人なのかものすごくゆっくり走ってて、後ろに車列ができてしまう、みたいなことも、時々見かける。
そのへんの空気は読んで、お互いに気を煩わせないようにしないといけない。

ただ、なんというか単にぶっ飛ばすよりも、流れるようにふわっと加速して、いい塩梅で街を縫うように走る、っていうのは、ある種の楽しさがあるきがする。車と交通を完全にコントロールしているみたいな。



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ふんだりけったり

2023年01月24日 | 鉄道、車、のりもの
人身事故の影響を受けたことはこれまで何度もあります。先月23日、イブイブの夜にも遅い時間に抑止に遭い、駅前のコメダでしばらく時間つぶしました。スマホ見て頃合いを見計らって駅に戻りましたが、こういうときはインテリジェンスと判断力が結構試されますね。慌てて動いても愚直に待ってても良い結果にならない。

しかし今回は、乗車した列車が事故に巻き込まれてしまいました。。

出社はすこし遅い時間だったのですが、急行電車なので割と混んでました。立ったままタブレットで本を読んでいましたが、通過する駅の構内に入ったあたりで警笛吹鳴、直後に非常ブレーキがかかります。以前に無理に侵入した自動車と衝突事故が起きて以来、センサーによる非常制動作動はわりと頻繁に起きています。この時もそれかもな、と思っていました。
僕の乗っていた車両はちょうど踏切の辺りで止まりました。

しばらくして車内放送。ただいまこの列車による人身事故が発生しました、というものでした。これから救護活動、警察による現場検証を行うので、相当長時間運転を見合わせることになると。


救急車と消防車が来るのはかなり早かった気がします。踏切には横断しようとする車がたくさん待っていたのですが、事情を察し次々にバックして去っていきました。
救護班は水色の作業着姿で、線路脇を歩いていきます。

警察も到着。数人のグループで現場に向かいます。ふつうの警官ではなく、黒づくめの服を着て、野球帽のようなものをかぶった人たちです。

この辺りの作業は、手慣れているのかかなり迅速に感じました。

車内放送はまず窓を開けて換気してください。次に、気分の悪い人、ご希望の人は車内から外に出て駅ホームに誘導する、と。

ドアをすべて開けるのではなく、7号車の一部を開けるとのこと。相当数の人がこれに反応し、移動を開始しました。ところが、たちまち列が滞り、その場に止まってしまいます。少しずつしか降りられないようです。

やがて放送で、運転再開に支障するので、降りるのは具合の悪いとか、必要な人だけにしてくれと言われます。いずれにしても、7号車から遠い人は実行しづらいようです。

女の人が窓を開けて、消防士さあん、と叫びだしました(最初は外に知り合いがいるのかと思った。さすがにそれはない)。ここに具合の悪い人がいます、と。消防士さんは7号車の方を指さして、あっちから降りてくれと言っているようでした。しばらく話していましたが、話し合い不調だったようです。

この間友達とLINEして実況してました。そのログを見ると、止まっていたのは1時間程度のようです。運転再開。走行装置に支障がないかゆっくりと走り、駅ごとに点検をしているようでした。

途中駅で振り替え輸送している地下鉄に乗り換え、オフィスには1.5時間遅れぐらいで到着しました。

乗客も心得ているというか、皆スマホなどを見たり、用務先に電話したりして過ごしていました。プレゼンに間に合わないとか、オリエンテーションがどうとか、色々個々に困った事にはなっているようでしたが、興奮してるような人はいませんでした。。

それにしても救急隊員、消防士、警察の人たちが20人ぐらいでしょうか。。鉄道からも駅員や車掌さんが忙しく打ち合わせたり放送で注意喚起したり、乗客も1両100人ちょっととしても千人、抑止区間にいた列車は10本ってことはないだろうし。

さらに、踏切で待っていた車は迂回をしなければならない。立体交差も少ないので、トラックなんて相当大回りになった事でしょうね。

改めて人身事故って大変だな、と思った次第で。。



夕方になり、ものすごく冷えてきたところ、今日は用務でちょっと寄ってかえったのですが、寒いホームに滑り込んできた山手線の電車に乗って・・。と、車内放送があり、今神田駅で電車のドアが閉まらない故障があった、この電車もここでしばらく運転を見合わせます・・。

う~んまいったねこりゃ。朝も夜もか。。
寒風が車内を駆け巡っとるぞい。。

まあ、10分ぐらいでしたけど。
今日はほかでも人身が多数発生、強風で各路線かなり乱れたようですし、関西では雪による立ち往生も起きたらしいですね。

それでもさ、車掌さんが、本日は電車が遅れてご迷惑おかけしました。お寒い中ホームで長時間お待ちいただき、申し訳ございません、とかアナウンスされると、ほんとうに頭下がるよね。

大変な思いして、寒い中頑張ってるんだから。。
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