まだシリーズが終わっていないので、時期的に中途半端だけど・・。
去年も第1シーズンをやっていたらしいのですが、そのときは全く知らなかった。ふだんテレビドラマ、余り見ないもので。
なぜ今回は見ているかというと、7月の初め頃にうちわをもらったのがきっかけ・。
もちろん、東京第一銀行の支店でもらったのではなくて(時計ならなお良かったけど・・)、昼休みに歩いていたら、番組の宣伝を偶々やっていたのだ。
オフィスの近くのビルが本部ということになっているらしいんですね。
ウェブの目撃情報を見ると、けっこうあちこちでロケをやっているらしいですね。僕は見たことはなかったですが。
僕は邦銀に勤めたことはないので、ドラマにあるようなメガバンクがどういう組織になっているのかは知らないが、こういう部署があるんですかね・・。
見ていけばわかることだし、そんなことを言っても始まらないのだが、このドラマ、銀行ではなく一般的なビジネス社会から見ても、それはないだろう、と突っ込みたくなるような、思い切りのいい台本設定が随所に出てくる。
ベンチャー企業の社長が、銀行借入の為にスキャンした税務申告書を深夜、一人で改ざんしたり、支払いを気にしている社員に支払いは大丈夫、と言うシーンがあったが、この会社、社員が50人以上いるのに、経理担当を置かずに社長が全部経理も見ているのだろうか?都心のビル3フロアも借りていたような会社なのに・・。
顧客の資料が流出したことを、融資担当と本部臨店班だけで謝罪に行くというのも、ちょっと考えられない対応だ。少なくとも担当者直属の上司や、支店長など役席者が臨席するのが常識だと思うが・・。
まあ、ドラマの進行の都合上、やむを得ず、というのはあることはわかるけど・・。小道具とか、ロゴマークみたいなのはかなりこだわっているみたいなので、いまいちなシナリオかなあ、とつい言いたくなってしまうのだ。
しかし・・、いくつか考えた。
ひとつは、あまりリアルな設定にしてしまうと、ドラマの性格上深刻になりすぎて、コメディっぽい雰囲気が損なわれてしまう。ので、わざと突っ込みどころのおおい設定にしているのではないか、ということ。企業の経営者や経理財務の方々が、「はは、そんなことありえないだろっ!」と笑いながら突っ込める程度にしておかないと、ドラマを見ながら仕事の続きをしているような気分になって、余計疲れてしまいかねない。その辺を配慮したのではないかと。。
もうひとつは、これも日本的な「お察しください・・」という思考の表れなのかな、ということ。というより、これは昔の時代劇のパターンだよな。花咲舞の「お言葉を返すようですが」が、40分過ぎに現れるのは、水戸黄門の印籠とか、遠山の金さんの入れ墨のパターンそのものだ。そんなこと僕に言われないでもわかっているって?
でも、なんだか妙に幼稚な行員たち、というのは、実はあり得ないことでもなくて、けっこうこの業界の本質を突いていたりとかしたりなんかして・・。あまりわらえなかったりする、かな。
先日は本も読みましたが、私、けっこう杏さんが好きですね・・。上川隆也氏も、かなりいい感じです。
写真は本文とは関係ないです。。
金曜日にリセットしたタブレットは、やはりどうも思わしくない。やっぱり新しいの買うか。