うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

フランソワーズ・アルディ

2024年06月13日 | 音楽
うわあああん。


さいしょのきっかけは「さよならを教えて」だったと思います。それもオリジナルではなく、イージー・リスニング風にアレンジしたものでしたが、そこからアルディを知りました。

この特徴的なイントロは、表現に困るほど個性的で、素敵ですね。。


いまどきの若い子なんかよりもずっと女性らしさを感じます。



どこか懐かしい、古い夢のような歌い方。



ずっと前からの疑問なのですが、この時代のフレンチ・ポップスって、日本の歌謡曲にかなり影響を与えていますよね。

五輪真弓も沢田研二もパリで録音しているし。逆にダニエル・ヴィダルとかマージョリー・ノエルは日本語で歌ったりしています。この関係はどういうものなのかな。

どうっ、ったって、なんとも言いようがないのですが。

さいきん(でもないか)ではクレモンティーヌがバカボンの歌とか歌ってるし。よくわからん。


後年は占い師をやっているとか、病に苦しんでいたなどと聞きましたが、晩年の写真を見てもとても素敵な方でした。

アルバムは沢山だしていて、集めきれるものではないのですが。。
コンピレーション版の「フランソワーズ」(1970年5月発売)が一番好きです。アルディが独、英、仏語で歌っています。

ご冥福をお祈りします。
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Air- オークランド・ゾリステン

2024年06月07日 | 音楽
先日、CDの事を書いたあと、少し気になって久しぶりに新宿の中古レコード店に行こうとしました。
紀伊國屋書店の8階に行ってみたら・・ない。

あとで調べたら、別の場所に移転してたのですね。知らんかった。


また別の日ですが、FMを聞いていたらオーボエのソリストの方のリサイタルをやっていました。ふと思い出して、ウェブを検索してみたら、写真のCDがオークションに出ていました。確保。

ジョージ・ウィンストンのピアノ曲がCMで使われて、ウィンダム・ヒルの音楽が一世を風靡したことがありました。
レンタル屋さんに行ったら、ウィンダム・ヒルそのものはなかったけど、これがあったので借りてきてテープにダビングして・とても気に入って何度も聞いていました。

以来、時折思い出しては懐かしく思い、テープをMDにダビングしたり、それをさらにレコーダーに落として聞いたりしていました。カセットが音源だからすごいノイズだったけど。

ウィンダム・ヒルレーベルはその後もCD等で流通して、入手も比較的容易でしたが、オークランド・ゾリステンなる団体はまず検索しても出てこない。
LPレコードは時折オークションや中古レコード屋の在庫として見かけることはあります。しかし、CDが出ているとは知らなかった。

3,300円(消費税の表記なし)、後ろの方には1985との表記もあるので、昭和の終わりごろの製品なのだと思います。その割にケースも盤面もきれいです。

このCDにも録音データや演奏者の名前等は全く書かれていません。曲目はウィンダム・ヒルの有名曲を網羅したもので、楽器(ピアノ、ストリングス、管楽器)に合わせて編曲されています。

どこかでこのレコードの企画は日本のレコード会社、と聞いたことがあります。「あこがれ・愛」のヒットに乗じて、クラシック系の臨時のユニットを組んで作ってみた、というところかもしれません。

それにしては編曲もとてもすてきな感じで、オーボエとピアノの掛け合いとか、ピアノに乗せてチェロが入ってくるとか、このユニットの演奏でないと聞けない素敵なアレンジがたくさん入っています。

オーボエの音は素敵ですね。じっくりと聞かせてくれます。

色んな音楽を聴いてきたし、歌謡曲も正統派クラシックももちろん好きだけど、なんというか、聞いていていちばんしっくりくるのはこの頃聞いたこれらの、当時の言葉でいうとニューエイジ系の音楽かもしれません。




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CD販売終了

2024年05月29日 | 音楽


銀座の老舗楽器店、山野楽器本店は、7月末でCDの販売を終了するのだという。
記事にあるように数年前に売り場規模を大分縮小はしたが、小スペースでも管理が行き届いていて、結構品ぞろえはしっかりしていた。

昔、もう30年ぐらい前のことだが、CDを買うことに狂っていた時期がある。いちおう毎月予算を決めてはいるのだが、お給料が出ると昼休みに例えば銀座に出て、山野楽器の裏通りにあったラーメン屋でお昼食べて、そのあとCD物色したりしていた。買うのはクラシックCDで、輸入盤が多かった。

輸入盤は国内版に比べ概ね3~4割は安かったし、国内には出ていないシリーズも結構あった。例えばレコード芸術という雑誌には基本国内版の情報しか書かれていないが、店に行けば意外な掘り出し物が見つかる。
輸入盤を扱う店は限られているし、品ぞろえは店によって違う。値段も一律ではない(店によって値付けが違っていた)。

山野では輸入盤の外側に薄茶の紙を巻いていて、背のところに手書き、日本語でタイトル等を書いていることが多かった。1枚1枚、見ていくのが楽しかった。

店に行けば何かしらの発見がある。
昼休みは時間があまりないが、退社後に店に行くと、それこそ時のたつのを忘れるほど夢中になって眺めていた。

あの頃、銀座付近では首都高のガード下にHMVがあり、それから山野、数は少ないけどヤマハ、それから数寄屋橋に中古盤のハンターがあった。

山野の1階の、手前は日本の歌謡曲等で、奥に行くと落語とか邦楽関係があった。地下1階は洋楽ポップス、民族音楽等と映像関係。エスカレーターで3階に上がると1フロアまるまるクラシック。ジャズは4階にあった時期もあったが、後に3階に移ったような記憶が。

とにかく狂っていたな。。
レア盤をさがすとかいうタイプのマニアではなくて、ひたすら(自分にとって)新しい音楽と出会うのが楽しかったのだ。それこそモンテヴェルディからジョン・ケージまで。世の中はじぶんの知らない音楽で満ち溢れていたのだ。

あんまり狂っていたので少し反省し、前宅に越してきた頃にいったん買うのを止めた。再開したのはそれから10年ぐらい後だったと思う。
その頃にはだいぶ憑き物が落ちていて、別にお店行かないと禁断症状が出るようなことはなくなっていた。やがてネットでもCDを買えるようになったし、配信DLで買ったりとか。そして定額配信の時代へ。

アマゾンとかでも、CD新品の販売は少なくなっている。
おそらく配信でないと聞くことができない曲も多くなっていると思う。
ただ、その配信のリソースはCDアルバムであることが多いので、この先どうなるのかな、という思いはある。


こないだパットメセニー聞きます、とか書いた後、なんだか聞きたくなってCD買ってしまいました。
ぽわんぽわんした感じが、なんとなく時代の気分ですね。。
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ラ・フォル・ジュルネ2024

2024年05月03日 | 音楽
今年も今日から始まりました。

今年は今日だけ聴くことに。3月から予約開始しているので早くとればよかったのですが、また遅くなってしまい・。
Aホールは5千人ぐらい入るそうですが、S席でも結構舞台から遠くなると音量や視覚的に厳しくなります。

最初に聴いたのはオールラヴェルプログラムで「亡き王女のためのパヴァーヌ」、「ピアノ協奏曲(ピアノ:萩原麻未)」、「ボレロ」。
オケは神奈川フィル、指揮齋藤友香里。

45分のプログラムですが、そうは収まらないだろうと想像がつきます。
レコードならなんとか入るかもしれないけど、コンサートはオケが入場して音合わせして、指揮者が出てきてとかやっているうちに軽く数分はかかりますから。

案の定、20分ぐらい足が出てました。リスナーとしてはお得ですけど。

齋藤さんは端正な指揮ぶりで好感が持てました。ボレロは見通しのよい演奏で、過度にドライブした感じにならない所が良かったです。
屋台も出て盛り上がる中庭。
ここで買うのはいいんだけど、座って食べるところがないのでいつも敬遠してます。ただ今年はちょっとスペースあったかも。

無料演奏もあるし、お客さんもたくさん入っているけど、全体に演目がコンパクトになっていますね。
海外からの演奏家が少し減っているようです。


もうひとつはワグナーの「マイスタージンガー」前奏曲とチャイコのピアノ協奏曲です。




指揮者とオケは同じ齋藤友香里、神奈川フィル。
ソリストは亀井聖矢くんです(上記)。

この演奏はすごかった。
亀井君はほとんど中腰で演奏に没入し、超絶技巧を聴かせてくれました。

チャイコのPCってそんなに普段は聞かないんですけど、やはりとても華がある(冒頭の「パポパポ・ドン!・・とん・ちゃん・ちゃん」はとにかく派手)ので、コンサートで聞くといいですね。。

アンコールでラ・カンパネラを弾いてくれました。
とても派手なアクションで思い切り暴れてくれましたが、他方緩徐楽章やソロの弱音がとてもきれいで、こちらも印象に残りました。

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ザ・シンフォニエッタみよし 第11回特別演奏会

2024年03月18日 | 音楽
この特設オーケストラによる演奏会を聴くのは2年ぶりです。2年前はコロナ後の最初の演奏会だったようです。

去年はなぜか行っていないなと思ってネットで調べたら、ちょうどその日に母校の行事があったみたいです。。10回目の記念公園だった由。

今年のプログラムはハイドン、ヒンデミットそしてベートーヴェンという、なかなか攻めた組み合わせです。
ハイドンの61番と言ってもピンときませんが(荒井氏はハイドンちょっと作りすぎ、と言ってました)、フルートが使われているのが少し特徴的、なのだそうです。

ハイドンの交響曲はうちでも主に80番台ぐらいからの後期のものをCDで持っています。ショルティのものと、昔のナクソス盤がいくつか。61は聞くのは初めてかと思ってましたが、探したらありました。

ヒンデミットのCDは持っていないし、たぶん聞くのは初めてです。
これは今回参加された海野幹雄氏の提案で取り上げられたとのことで、今回の目玉なのだそうです。ほぼ100年前の作曲ですが、コンテンポラリーの音楽としては聴きやすい印象でした。

それにしても演奏会でヒンデミットが取り上げられるなんて、この町の方々の民度の高さがうかがえます。

ベト7はお馴染みの曲ですが、今回のように小編成のオケで聞くのもまた乙なものです。見通しの良さを感じる半面、どうしても弦が弱く聞こえて、ピアノ弾くときに右手よりも左手の方が大きいみたいなかんじになってしまうあたりがどうもな、とおもったりもしました。

でもとにかく久しぶりのオーケストラ、堪能しました。
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仕事BGM

2024年02月23日 | 音楽

昨日22日は在宅勤務で、ずっとややこしい顧客の仕事をしていた。多少の休憩をはさんで、日付が変わるぐらいまでやっていた。
天気は終日冷たい雨模様だった。

今日23日は祝日だが、引き続き昨日の仕事の続きをした。延べ時間は半日(勤務時間の)程度だが、それで一日終わったようなものだ。
夕方にはもうくたびれて昼寝してしまった。
今日も昨日と同じような天気だったので、祭日気分は全くなかった。



在宅の時はミニコンポで適当に音楽流しながら仕事したりする。
4年前、在宅勤務が始まったときはちょうどベートーヴェン生誕250周年だったので、ひたすらベートーヴェンをかけまくっていた。
しかしこれは良くなかった。だんだん飽きてくるし、なんだかベートーヴェンって聞き流せない感じがあるので気が散るのだ。

ロマン派以降の音楽と言うのは、BGMにしているとずっと同じようなことやってるような気がしてくるし、どうも気が散って良くないような気がする。ブルックナーの交響曲を延々かけるとか、ルーセルとか、ニールセンとか、オネゲルとか、聞いたことない方々にはすみませんだけど
ただ、マーラーはもしかしたら割と耐性がありそうな気がする。なにが違うんだろうね。

わりと良いなと思うのはモーツァルトだ。
変な話、いくらでも聞いていられる気がする。仕事の伴奏としてとてもよい。
なので、さいきんは好んでかけている。
ハイドンもよさそうなきがするが、まだ試していない。



仕事が難航して来ると、音楽が止まっても気が付かなかったりする。

ふと思ったのだが、うちには現代音楽のCDはあまりないが、そういうのもいいかもしれない。

というか、う~ん困った、この先どう進めればいいんだ!と思ったとき、思い出したのがルイージ・ノーノの「進むべき道はない だが進まねばならない・・・A タルコフスキー」だ。


メロディが頭に浮かんできたのではない(不可能)。
曲のタイトルが浮かんできたのだ。

原題はNo hay caminos, hay que caminarで、トレドの修道院に刻まれた碑文から採ったのだそうです。座右の銘にしたいくらい、格好いいというか、身につまされるタイトルですね。。

聞いていると、始まってるんだかいつ終わるんだか全くわからなくて、最高です。



という訳で、同僚と電話してどうしよ~、とか言いながらゲラゲラ笑ってたり、夜中にチャットが来て(こっちもリアルタイムで見てるってのがすごい)思わずガハハと笑ったりしながら、仕事は続くのでした。

なんかちょっと、荒れてますね。


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小澤征爾さん

2024年02月10日 | 音楽
ひと頃、毎月「レコード芸術」を買っていた時期があった。
その頃小澤さんはドヴォルザークの交響曲を続けて録音しており、よくCDの広告が出ていた。

今にして思うと当時の小澤さんは今の自分と同じような年代で、脂の乗り切った時期だったのだろう。その頃既に大家であり、ボストン響との関係も安定していたし、CD屋に行けばあちこちに長髪のジャケット写真が見られるという感じだった。この8番も好きでよく聴いていたけど、自分自身は小澤さんの非常に熱心なファンと言うわけではなかった。しかし、今でも小澤征爾指揮のCDはかなりたくさん持っているはずだ。武満徹、ヤナーチェク、マーラー、etc, etc.

昭和の終わりごろだったかしら、NHKでボストン時代の小澤さんを追いかけたドキュメンタリーを見た。日本語発音の英語でオケをガンガントレーニングしたり、ヨー・ヨー・マと一緒に食事したりしている。仕事もオフもものすごく精力的に動いているな、という感じだった。

その後もドキュメンタリーでは再三取り上げられている。ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任したころも、たしか二日にわたってNHKで特番を組んでいた。

「音楽武者修行」や「やわらかな心を持つ」を読んだのは30歳前後の頃だったかな。小澤さん(昭和10年生まれ)より後の世代の方だと、若い頃から海外に渡航するというのは珍しくなくなるが、あの頃は相当大変な冒険だっただろうし、そんなことができる人は少数だった(が、少しはいた)のだろう。
「やわらかな~」は数学者広中平祐さんとの対談で、お二人とも性格は対照的だけど天才同士なので、話がとても面白い。

10年ほど前に村上春樹氏と音楽について対談した本も出た。小澤氏は日本のレコードファンのペダンチックな論調にやや批判的な様子(ような事を言われていた気がする)だった。あのとき何枚かCDを買った気がするのだが、どこにやったのか、見つからない。

カラヤンやベームは一応同時代に生きていた人達だけど、その頃は余り関心がなかったし、何より遠い異国の人たちだった。
小澤さんも近くにはいなかったけど、ちょうど親くらいの世代だし、その活躍の経緯をずっと見続けることができた。

若手というか、自分たちと同世代では大野和士さんとか佐渡さん、広上さん、あるいは西村智美さんなどが浮かぶが、クラシック界も日本も、あるいは世の中全体も昔とは違っているのだろう。小澤さんのようなスターを、今の世の中は求めていないのかもしれない。

そうであるならば、なおさら(画面越しや音盤、活字を通じでだけど)同じ時代を生きその活躍を見聞きしてこれたこの数十年が、貴重で幸せな経験だったように思われる。

ご冥福をお祈りします。
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八代さん

2024年01月09日 | 音楽
八代亜紀さん亡くなられたんですね。。夕方SNS見たらいろんな方が-小原孝さんとか、太田裕美さんとか、研ナオコさんとか、デーブ・スペクターさんとか、駐日ジョージア大使の方とかが追悼のコメントを出されていて、幅広く親しまれた人なんだなあと。

友人が仕事でよくお目にかかる機会があったそうですが、周りの人たちにも気さくに挨拶されるような方だったそうです。この謙虚さが人気の秘密だったんだなと。

前にちょっと話題にしましたけど、八代さんは洋楽が結構お好きで、Fly Me To The Moonなんか、ものすごくかっこよかったです。

こちらはライブステージですが、少しボサノバ風。


ライブなので生の八代さんの歌唱法が良く出てますし、舞台姿がとてもすてきです。

これも前に書きましたが、CMでとてもお茶目で可愛いお母さんの役で出て来たり、絵がお上手だったりと、色々な面をお持ちの方でした。

ご冥福をお祈りいたします。

ところで、八代さんのFly Me To The Moonを聞きたくなってWalkmanでYouTube Musicを開いていたらあっという間に電池がなくなってしまった。
仕方ないから久々にスマホの方のアプリを開いたら、ものすごく調子が悪くて数秒ごとにフリーズしたりする。Walkmanのほうはフリーズはしないけど、すごくレスポンスは悪いしジャケット画面は消えているし、なんだかもうボロボロだ。スマホはここ1年ほどは使っていなかったが、それまではふつうに使えてたはずだ。一体どうなってるんだ?」
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棚卸その2

2023年12月30日 | 音楽
棚卸と言うか、毎年やってる今年の買い物の振り返りとか、近況ばなしです。



去年はインフレを見越して車とかパソコンとか色々買いましたが、今年は大物は殆ど買っていません。読書用のタブレットは昨年暮れに買って年明けから稼働、久しぶりにウォークマンを5月に買いました。

レノボのタブレットに各社の電子書籍アプリを入れましたが、hontoだけ入れられなかった。聞いたらこのレノボは軽量版?のアンドロイドで、hontoは対応していないのだそうです。仕方ないからhontoはiPadで見るようにしています。

ウォークマンもアンドロイド仕様ですが、電池食いで起動が恐ろしく遅くて、嫌みとかじゃなくて本当に何考えて作ってるのか謎なところがあります。この製品は発売から年数が経過していることは確かですが、それにしてもカセット時代にはあれほどクイックアクセスや長時間再生にこだわってたのにねえ。

高いイヤホンを買う趣味はないのですが、個人的にちょいよさげなイヤホン買ったら、イヤホン好きの気持ちは分かったような気がします。
ただこの有線イヤホンはほとんど使ってなくて、もっぱら去年かったテクニクスで聞いています。

あと、自転車を買いました。
折り畳みなので試しに車に積んでみましたが、結構重たいしあちこちはみ出てるし、車も自転車も傷つけそうなのでそれきりやってません。
でも近所走るのに自転車よく使うようになりました。

先日の事ですが時計を買いました。

あと、スマホは買い替えようと思いながら、なかなか手が付けられず。
先日法律が変わって値引きに制約が出たとか言ってましたね。はてどうしたものか。


話は変わって、さいきん買ったCDの話題です。

スザンヌ・ヴェガはなぜだか突然聞きたくなって、2枚ほどCD買ってみました。トムズ・ダイナーはなにかのCMで使っていましたよね。
なんとなくバブル末期から90年代の雰囲気が濃厚で、素直にノスタルジーを感じます。


そう思いながらローラ・ニーロを聞くと、こちらは時代性とかそういうのを超越したパワーが感じられます。すこしわかりにくいけど、一度わかると繰り返し聞きたくなる魅力がありますね。。

若くして亡くなっているのですが、生前の活躍は残念ながら知らないんですよね。。今CDは買いにくくなっていますが、来年も少しずつ追ってみたいと思います。

藍川由美さんは東京芸大声楽科の出身ですが、西洋音楽よりは日本の伝統に根差した歌曲などを中心に取り上げられている方です。
といっても、普段のご活躍の様子はそれほどくわしくないのですが、この2枚は25年ほど前、雑誌などで取り上げられてちょっとした話題になりました。
当時図書館にCDがあったので、借りてきてMDに落として、繰り返し聞いてました。

明治以後、西洋から様々な技術や思想が入り込む中、人々の心の中には様々な葛藤があったものと思いますが、音楽の世界でも西洋風の楽典、音階やリズムで構成された世界と、日本古来の伝統に基づく世界観をどう結び付けるか、当時の人たちは相当悩んだものと思われます。

「ゴンドラの唄」冒頭の『カチューシャの唄』、うちには別に鮫島由美子さんのCDがあるのですが、二人の歌い方は全然違います。藍川さんの方が日本の伝統に根差した歌い方、とかいう単純なことでもありません。『兎のダンス』では附点音符を極めて厳格に表現した歌い方をしていますが、当時の日本の楽典に対する捉え方は、もしかしたらこのように非常に厳密な解釈法だったのかもしれません。

木下忠治作品集はもっと新しい時代の、テレビドラマの主題歌なども取り上げているのですが、頭の中には少し前の日本の家庭とか浮かんできます。蛍光灯が揺れる居間と、ブラウン管テレビから聞こえてくる主題歌、薄暗い廊下とその先の人気のない台所、窓の外から時折聞こえてくるバイクの音、みたいな。

考えてみると自分たちは、昔の薄暗くて寂しい宵闇を、ほんの少しであれ体感できた最後の世代なのかもしれない、とふと思ったりします。


さいごは近況です。
年賀状はじぶんで絵をかいてますが、以前は水彩、そのあと色鉛筆、そして昨年からはiPadを使って描いています。iPadはどうも使いこなせなくて、買ってから実際に使うまで数年かかってしまいました。年末しか使わないから、いざ出してみたらペンシルが故障してたりとか、いろいろありましたね。

写真は去年のイラストが出ています。

この時期になるとプリンタのインクを買ってきます。
いちおう買っておかないと、まとめて印刷するときに困るとおもって買うのですが、今年はプリントかけてインジケーター見たら、どの色も八分方残量がある。ので、いちおう買いはしたけど、封も開けなくて済みました。
インクも高いからね。これ6色で8千円ちかくですよ。。

前のプリンタは背面から給紙して前に流すタイプでしたが、今のは手前から給紙して手前に出てきます。給紙トレイは一度にたくさんのハガキを置けないようになってます。また、印刷開始されると、給紙トレイの上に排紙トレイが出てきて、給紙トレイを隠してしまう。用紙がなくなったらいちいち排紙トレイをしまって給紙トレイを引き出す必要があり、これが結構めんどくさかった。

印刷って時々失敗するので、ちょっと緊張します。紙づまりとか、印刷方向間違えたとか。宛名間違ってたとかいろいろ。
とりあえず無事終わったので、ほっとしているところです。

2年前に買ったシクラメンですが、通年で水をあげて枯れないようにしてました。去年は割とすぐに花をつけたのですが、今年は養分が足りないのか、時間がかかってます。今日ようやく赤いのが見えてきました。
がんばれ・・。

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みんなでうたおう

2023年12月23日 | 音楽


だんだん治ってきて日常生活はもんだいなくなってきましたが、いちどテンション抜けると少し嫌なことも頑張ってやろうという気持ちが失せて、社会復帰できなくて困っています。

しかしそうこうするうちにもう今年もあと残すところ10日を切ってしまいました。

うさぎ年もあとわずかです。

なので、みんなでうさぎの歌をうたいましょう。

メロディはスーパーでよく流れている『よびこみくん』(上掲)です。
それでは、歌詞を掲げます。

うさぎだよね うさぎだよね

もふもふしているよ

うさぎだよ うさぎだよ

もふもふした う☆さ☆ぎ☆だ*

*2~3回繰り返す

うさぎだよね うさぎさんだよ

とってもかんたんで、すぐ覚えられますね。

きょうお買い物に行ったとき、売り場で流れていたら 心の中で歌ってみてください。

もう少し勇気がある人は小声で歌っても良いですよ。
帰り道で大声でうたうと、楽しいかもしれません。

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ジャニス・イアン The Light at the End of the Line

2023年11月26日 | 音楽

「17歳の頃」、「Love is Blind」や「Will You Dance」などで知られるジャニス・イアンが2022年に15年ぶりにリリースしたアルバム。本作を集大成としてレコーディングからは引退を表明しているという。

紙ジャケットの輸入盤にジャケット全体を包むようなタスキ?をつけて、そこに上柴とおる氏の詳細な解説を添えている。
輸入盤を基に店頭で分かりやすいように日本語のタイトルを添える手法は、クラシックCDに時折見られる。
この種の洋楽CDはもはや国内プレスするほどの需要はないのだろう。

ジャケットのポートレートはなんだかおばあちゃんぽいが、確かに"Aftertones"などでブルージィな曲を披露していた頃を思うと声のトーンは落ち着いた感じはするものの、今自分ができる手法であれこれ手段を変えながら曲作りをしている、という様子が感じられる。中にはResistのように強い主張が感じられるものもある。Dark Side of theSun, Summer in New Yorkなども往年を思わせる、味のある歌いぶりだ。

繊細な少女の心情を歌っていたジャニスが、齢を重ねてたどり着いた境地がこのアルバムであるとすると、なんとも興味深い。

ジャニスさんのFBアカウントをフォローしているけど、おもしろい画像とかを取り上げたり、あと日本についても一方ならぬ興味を持っておられるようで、なんか人柄がにじみ出ているようなアカウントになっています。



さいきん映画が見られなくなった。

たしか最後に観た映画はダウントンアビー(映画2作目)だったかな。今年は見ていない。

気になる映画はあるのだけど、どうもその気になれない。
ただ、何度も見た古い映画は時折ビデオにかけて観る。

「ジュリア」は、前にいちど紹介したと思うけど、ちょうど今頃の季節にぴったりの映画だ。晩秋のヨーロッパの、パリやベルリンの枯葉の舞う通り、小春日和の公園、慌ただしい夕刻の駅などを舞台としている。
この描写が大好きで、繰り返し見ている。


ジェーン・フォンダ演ずるリリアン・ヘルマンは、作品が認められて多少自信を持つようになった劇作家。同居人のダッシュには作家として頭が上がらないところもあるが、時にけんか腰になることもある。少女時代からの親友ジュリアには、恋愛に近い感情を抱いている。

このジェーン・フォンダがとってもかわいい。
大人の女性として、一定の自信と社交性も身に着けているし、ふだんは強気で押していくけど、大戦を目前に控えた欧州社会の重苦しさ、自らに降りかかる過酷な運命に戸惑い、苦しむ。
リリアンの原作の設定はわかりませんが、ジェーンは当時40代ですね。
前から同じようなこといってますけど、こういう可愛さって、日本のロリコン文化ではなかなか受け入れられないというか、出てこないですね。

もうひとつ、時折世間で聞く、(今の世の中が)まるで戦前のようだという言葉を、この映画見ながら思い出します。昔初めて観たときよりも、確かにこの映画の世界に近づいているかもしれませんね、今は。

なんか、上と下がつながらなくなってますけど。
あれです。大人の女性、かっこいいです。ってことで。
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CD

2023年05月23日 | 音楽
5月初旬から続々と、これだけ買ってしまいました。。
サブスクサービスがすっかり定着して、CD、DVDあたりはもう買うものではなくなりつつあるみたいですね。。

何度も同じこと書いてますが、うちは配信(ダウンロード)時代にデータ飛ばししてしまったので、形のないものに根強い不信感があるのです。。そのくせ本とかは電子で買いますけど。本棚がね。

むかしは図書館でCDの貸し出しもしていました。都区内にいたころ、クラシックなんかは知らない曲とかたくさんあって、重宝しました。借りてきてカセットや後にはMDとかにダビングするのです。

和洋のポップス系もそれなりにありました。写真下のシェリル・クロウやフランソワーズ・アルディは図書館から借りてMDに落とし、よく聞いていました。アルディは多分日本編集のベスト盤で、曲の組み合わせが良いのですよね。当時物のLPをCD化した5枚組セットも持ってますが、この方が良い。
シェリル・クロウは昔からごひいきです。

竹内まりあの、このアルバムはLPでも持ってます。たしか誕生日の前後に買った気がする。その年の6月だったと思うけど、学校の近くの教会で従姉が結婚式挙げたりして・もうはるか昔の、前世の記憶みたいな感じですけどね。

左上のジョー・コッカーは1曲目のLook What You've Doneが聴きたくて買いました。これも19の頃に、FMエアチェックしてテープをなんども聴いた記憶があります。
「愛と青春の旅立ち」で有名なジョー・コッカーですが、ウェブの寸評を見てたら暑苦しい白人ソウルシンガー、とか書いてありました。立つんだジョー!みたいな世界でしょうか。。ドラムセット詳しくないのですが、冒頭からシンプルなドラム(スネアですかね)がぱんっ、ぱんっと鳴るのが好きです。
これ、Amazon Musicだと検索しても出てこないんです。そういうのがあるから、サブスクだけにできないんですよね。倍賞千恵子「ふるさと」も出てこないです。

昔のひとはアルバム単位で、今の子は曲単位で聴くと言いますが、これからの子たちはもうネットや配信の形でしか聞かないでしょうね。レコードは流行ってるらしいけど、CDは・。だいたい初期デジモノって、世間の目が冷たいんですよね。DATってレトロで素敵、ってことにはならない。

昔ジャズ雑誌で活躍された加藤総夫さんがCD出始めのころの著書で
「う~、やっぱり90年代アヴァンギャルドはCDでないと気分が出んのう」
「やだ~、おじいちゃんったら古いんだから!」
という寸劇?を書かれていたのが、30数年たった今もまだ印象に残ってます。

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ラ・フォル・ジュルネ2日目 ほか

2023年05月05日 | 音楽
朝から用務、家用であちこち出歩き、午後遅く都内に出ました。

例年今頃開催される、先生の個展へ。
また新しいアプローチをされているようで、ちょっと刺激を受けました。

このあと公演までちょっと時間があります。
少しその辺を歩いてみます。
話には聞いていましたが、三愛のビルも解体なのですね。
リコーのショールームがあって、行ったことあったな。


昔マンションかなにかのCMで、新庄監督(その頃は現役だったかな)が「銀座は僕のクロゼット!」と叫んでいた(勝どきだか晴海だかのマンションで、銀座が便利という意味。たしか築地は冷蔵庫みたいなことも言っていた)のを、ふと思い出しました。あの人らしい豪快なCMだったな。

僕にとって銀座というと天賞堂で鉄道模型とか、ソニープラザで新製品見たり1階のトヨタでカタログもらったり、山野楽器とINSにあったHMVでCD漁って、たまにイエナ書店で洋書眺めたり、あと数寄屋橋阪急の奥の方にも本屋があったな。

国際フォーラムのあたりは混んでいるので、東京駅までいったん戻って、むかし良く行ったクアアイナでハンバーガーとか食べてしまった。

ちょっとサービスが変わった。セルフレジになったし、各テーブルに置いてあったおおきなケチャップとマスタードはカウンターからとることになってるらしかった。ふつうはドリンクもらって各席で待つので、席に行く前にケチャップとるんだろうな。もらいそびれた。


さて、長い前置きの後でいよいよ公演です。
井上道義指揮、新日本交響楽団 ベートーヴェン交響曲第5番 作品67です。
『ミチヨシはかくベートーヴェン「運命」の扉を叩く』
演奏前にマエストロと和太鼓奏者林英哲さんとのトークショーがあります。

井上さんが林さんに向かって作品解説をしてくれるのですが、わりと井上さんの発想が飛んでいて、林さんが「・・・、(笑)」となっていました。
ソミファレド、と最小限の音を使って構成された、無色の音楽、という感じだそうです。


ホールで音を聴くとき、最初はどうしてもしばらく「場慣れ」しないと、どうも音楽が伝わってこないような気がします。

人間の脳はホールのアコースティックとか、音の伝わり具合を補正しているみたいです。雑踏で会話しているとき、耳を澄ませば相手の話す音域だけ選び取り、雑音に惑わされずに話に集中できます。レコーダーで録音したのを聞くと、周りが相当ざあざあしていますが、その場ではそんな感じはしない。
たぶん音楽の演奏もそうして脳内補正してるのではないか。

クラシック公演のよくあるパターンは①序曲など、演奏時間数分の小作品、②ソリストが登場して、協奏曲、③盛り上がってきたところで、交響曲、というものです。②、③は別として、最初に①があるのは、この間に聴衆が脳内補正して慣らす意味もあるのかな、とふと思いました。

第五って、普通の演奏だと30分ぐらいで終わっちゃうのですが、冒頭数分はちょっとごちゃっとして聞こえました。次第にクリアになってきて、最後はすっかりいい気分でしたが、LFJは一つ一つの公演が短いので、その辺観客側も考えてチケット買わないとな、と思ったりしました。

余談ですが生の演奏の音の切れ具合、スピード感は、オーディオではけっして味わえないですね(自分たちが入手できる機材では)。特に低音やティンパニなど、違いが顕著。たまにこうして生演奏を聴くのは大切です。
この記憶を持って、家でCD聴くときに脳内補正するためにも。

ホールAは5千人もはいる、クラシック演奏では破格の大ホールですが、終演後ブラボーが出て、あちこちでスタンディングオベーションしている人がいました。
コロナ後ブラボーはご法度でしたが、これでいよいよ昔に戻ったな、という感じがします。LFJらしいエンディングでした。


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ラ・フォル・ジュルネ2023 1日目

2023年05月04日 | 音楽
コロナ渦で'20年以来中止になっていたラ・フォル・ジュルネが帰ってきました。

この時期にこれがないのは何とも寂しかったのですが、戻ってきて本当に良かった。

観客の賑わいは昔のままという感じですが、細かいところを見ると少しずつ以前とは違うところがあります。

一つは休憩スペース。以前は地下2階の大ホールを丸ごと借り切って、休憩したり物販、ステージを設けてのイベントをやっていました。今回はそれがなくなり、座って休めるのはコンコース、地上中庭の野外ベンチ/テーブルだけになりました。LFJは公演を小分けにして好きなものを少しずつ聴くスタイルなので、待ち時間を過ごす人がたくさんいるのです。わずかしかないベンチは常に満杯でした。

供食体制も不足で夜7時過ぎになると弁当などが売り切れになる店(屋台)が続出、酒の提供は逆に多く、少ししかないテーブル席は腰が上がらなくなったのん兵衛に占拠されている状態。

近隣のレストランも閉店したところが多いんですよね。レバンテやロイヤルレストランも今はなく、サラダバーはあるけどちょっとお高くて気軽に入れない。TOKIAとKITTEの地下街も閉店した店が増えたな。寿司屋とか、どいちゃんとか。。

僕も7時ごろから1時間半時間が空いた(本当は職場に一瞬行って仕事する予定もあった。が、出かける前に解決して回避)ので、屋台で弁当買ったのですが、人でひしめくベンチに腰掛けてなんとか食べました。
こんな具合だったので弁当の写真は撮れなかった。

もうひとつは、奏者の変化。
プログラムを見て気が付いたのは、外国のオケが来てないらしい、ということです。’20年以後、コロナ渦のなかでは海外からの渡航が制限されました。仕事で数人出張にくるならいざ知らず、数十人のオケの招聘を、それこそ1年ぐらい前から企画しないといけないこの種のイベントにとって、今回のようなパンデミックは非常に厳しかったと思います。

前にタタルスタンのオーケストラが来てましたが、昨年来そういう問題も新たに加わりました。ウクライナはクラシック音楽、バレエなどの大国ですが、現下色々制約も多いことでしょうし、ロシア系のオーケストラもまた難しい。芸術と政治は関係ないと思うのですが、そう簡単な問題でもないのです。

変わって日本のオケ、奏者が活躍しています。
それも、若手の元気な奏者たちが頑張っている様子を知ることができて、これはこれでよかったです。


今回ピアノと管弦楽のためのロンド(Wo106)、トリプルコンチェルト(op.56)と、ピアノ協奏曲第3番(op.37)、交響曲第7番(op.92)の2公演を聞いたのですが、いずれもオーケストラは東京シティ・フィルハーモニック交響楽団、指揮は松本宗利音でした。

松本宗利音さんは93年生まれ、昨年札幌交響楽団の指揮者としてデビューしたという若手です。今ちょっと調べて驚いたのですが、この少し変わった名前は「しゅうりひと」と読むのだそうです。
クラシックに詳しい方はすぐ気が付くと思いますが、この名前はカール・シューリヒトという、戦前から戦後にかけて活躍した指揮者の名前から来ているのだそうです。

交響曲第7番は色々な演奏を聞いたことがありますが、ひところ流行した速いテンポであっさりと流すようなスタイルではなく、各ソリストの演奏をひきたてるような丁寧な指揮ぶりが印象的でした。

協奏曲の加盟聖矢は昨年ロン=ティボー国際コンクール1位の新鋭です。弾きぶりがすごくて、全身を使って演奏するので飽きないで?見ていられます。
若い子の活躍を見るのは、とても楽しいです。

トリプルコンチェルトの事にあまり触れる時間が無くなりましたが、ピアノとヴァイオリンとチェロの演奏というのは、なんか焦点が定まらない感じで不思議なのですよね。ピアニストさんはピアノの反射を見ながら演奏してるのかもしれませんが、ヴァイオリンとチェロはお互いに目を交わして演奏してました。なんか、三角関係とか、余計な事考えちゃいます。。

明日も1公演聴きに行きます。
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バートン・カミングス

2023年04月28日 | 音楽

きゃりーぱみゅぱみゅさんに続いて、しょこたんも結婚されるんですね。

いやあ、よかったですね。

きゃりーさんの音楽をしょっちゅう聴いているわけでもないし、中川翔子さんのアニソン番組を聞いても何言ってるのかよくわからないのですが、なんとなく好きなんですよね。

萌え~とかそういうんじゃなくて、好きなことを素直にやってるというか、オタク感を横溢させながら、悪い感じにならないところがいいです。
中川さんは前にストーカー被害とか、いろいろ困ってたみたいだけど、そういう意味でも少し落ち着かれて、芸に精進できそうで良かったです。

昔福山雅治ショックとかあったけど、お二人結婚してもぜんぜんショックとかないな。さすがにもうあれだからな。。

でも、ポイント使って写真集とか買っちゃったんだよな・しょこたん。あんまりついったで宣伝してたもんだから。。


いつまでも本題に入らないのもなんなんですが、話はバートン・カミングスです。

知ってる人はほとんどいないと思います。昔、ゲス・フーというカナダのロックバンドがあって、そこでボーカルをやっていました。代表曲はNo Time, American Woman辺りかもしれませんが、偶々知ってるのがそれくらいなので、詳しい人は別の曲を挙げるかもしれません。

American Womanとは、文字通りアメリカの女性ですが、英語が聞き取れなくてもなんかdisってるような歌詞だとピンときます。American woman, get away from meなんてのはさすがにわかりますし、I don't wanna see your face no moreとか、I said get awayどっか行けっつってんだろ!とか、言いたいほうだいです。
空耳でAmerican woman, listen what I sayというのが、「みずぼらし~」と聞こえるし、Bye-Bye~と叫んでるのもばばぁ、と言っているように聞こえます。

高校生の頃、山本さゆりさんが水曜に出ていた「軽音楽をあなたに」でかけていたのを、偶々録音して聞いてました。なんか強烈な印象でしたが、未だにどういうつもりで歌ってたのか、よくわかりません。


時代は下って大学生の頃、これもテープにとって繰り返し聞いてたのは、ソロに転向したバートン・カミングスが歌う’You saved my soul'です。
これは一時期本当によく繰り返し聞いてました。なんか、前向きなバラード?というか、男性が女性に生真面目に思いを伝えてるような印象があって(勝手に想像して)、いろいろ自分の青春ぽい思いにかけ合わせてじ~んとしていたのです。

それで、この歌が聴きたかったので、CDを探してみたのでした。
配信でも検索できましたが、オリジナルバージョンはなかったので。

CD取り寄せて聞いてみたら、配信と同じライブ・バージョンでした。配信も音源はCDが多いので、CDの方で絶版だと配信でも出てこないんですよね。
それは残念でしたが、このライブはなかなか聴きごたえがあって、かなり気に入りました。バートン・カミングスという人は、若い頃よりも年を経て声に張りが出てきたようで、見事なハイ・バリトンで切々と歌い上げます。

勝手なことばかり書いて、アルバム自体の事をあまり書かないのは良くないのですが、もとから知っていた曲は'You Saved my soul'と、'Ferry Cross the Mersay'の2曲だけでした。
でも、何回も聴いていられますよ。。


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