うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

もおか号 SL列車

2015年08月09日 | 鉄道、車、のりもの

よくのんびり汽車の旅、などというが、実は汽車(蒸気機関車のひく列車)には乗ったことがないのだ。 保存列車などは、子供の頃はなかったし、大人になってからも・・なんとなくお祭り騒ぎが好きじゃないし。

戦後70年の記録映像などを見ていると、当時の汽車旅が大変だったという証言も出てくる。それに、夏など、釜を焚く機関車などは相当に暑かった(熱かった)のではないか。そんなことを体感したくて(ほかにも理由があるけど)、真岡鉄道を訪ねてみた。

 

真岡鉄道は下館から茂木までを結ぶ、40キロあまりの鉄道。下館は水戸線、関東鉄道が集まる交通の要衛。

真岡の駅はかなり立派なもので、市の施設も併設されているようだ。建物はごらんのとおり、SLを模したもの。整備予定の保存車両もたくさん置いてある。

もおか号(SL列車)には2両の機関車が使われている。今回はC11 325。昭和21年生まれの69歳。

ミニ鉄道博物館のような施設があり(無料)、機関車と客車が展示されている。機関車は施設内の線路(100mくらいかな)を移動でき、お客を乗せた貨車を引っ張るといったアトラクションもある。

沿線の風景はとても美しく、カメラマンがおおぜい訪れる。このときも、この前後数百mに10人くらいはいたかな。いい撮影場所はたくさんあり、奥が深そうだ。

真岡から、終点茂木まで移動。ここも集会所のような施設があり、親子で体験する機関車見学会、らしきイベントをやっていた。

焼き魚とか、軽食も売っていたけど・・。間食禁止なのでまたかき氷を・・。

ちょっと、てんこ盛り過ぎてたべるのにくろうした・。

ようやく列車が来た。

ホームでもそうだったが、沿線でたくさんの人がカメラを構え、手を振ってくれるのには驚いた。

わかりにくいけど、窓を開けていると機関車のすすがたくさん入り込んでくる。

時々石炭の焼ける、香ばしいにおいがしてくる。 

 

実は「窓の開く車両」マニアなので、これはとてもうれしい。

田んぼから吹く風は時にかなり強く、森の中を抜けると涼しい風が入ってくる。駅に止まっているときだけ、ちょっと暑いけど、それ以外は快適だ。

それに、五感を通じて汽車の旅を楽しめる。冷房付きでは蒸機でも何でも同じにしか思えないものね。

 

下館に到着。1時間半ほどの旅でした。

行きはJR(宇都宮線、水戸線)を利用したが、帰りは常総線とつくばエクスプレスを使ってみた。

常総線は田園風景の中を延々と走り続ける。それはいいが、運賃が高いなあ・・。

最後はつくばエクスプレス。今までとは打って変わって、怖く思えるくらい早い・・。

そんなわけでした・。

コメント (2)
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